1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/13 23:20:24 ID:1/yKEQ4v0
P「ははは、そうかそうか。ありがとな」

凜「ちなみに」

P「ん?」

凜「もしプロデューサーが私と子作りしたいって言うなら、今すぐにでもするよ?」

P「この事務所でか?」

凜「うん」

P「そうか」

凜「……」

P「……」

凜「……ん?言わないの?」

P「言わないなぁ」

凜「別に言ってもいいのに」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 00:08:43 ID:cjlkxQEFO
P「…」

凛「…」

凛「…言ってもいいよ?」

P「言いたいけどだめ」

凛「言いたいんだ」

P「うん」

凛「そっか」

P「…」

凛「…」

P「もう聞かないの?」

凛「うん」

P「なんで?」

凛「満足したから」ニコッ

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 00:17:30 ID:cjlkxQEFO
次の日

凛「プロデューサーは私のこと好き?」

P「うん」

凛「キスしたくならない?」

P「いきなりどうしたの?」

凛「物足りなくなっちゃった」

P「そうか」

凛「したくない?」

P「ううん」

凛「言ってもいいよ?」

P「言わない」

凛「じゃあ私がしていい?」

P「だめ」

凛「けち」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 00:31:02 ID:cjlkxQEFO
次の日

凛「キスがダメでも、嗅ぐのはいいよね」クンクン

P「汗臭いだろ」

凛「平気だよ?だから履くのもいいよね」

P「だめ」

凛「なんで」

P「俺が凛のパンツはいてもいいのか?」

凛「いいよ」

P「えっ」

凛「プロデューサーがいいなら用意するよ」ヌギヌギ

P「ごめん今の無し、だから脱がないで」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 00:40:02 ID:cjlkxQEFO
次の日

P「…」ガチャ

P「…」

P「…」キョロキョロ

P「…」タタタタタ

P「…」

P「…」ジー

P「…」

P「…」クンクン

凛「言ってくれれば用意するって言ったのに」ヌギヌギ

P「ごめん魔が差した。お願いだから脱がないで」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 00:49:58 ID:cjlkxQEFO
次の日

凛「プロデューサー、はい」ホカホカ

P「えっ」

凛「プロデューサーのは私がもらうね」

P「えっえっ」ズルッ

凛「ありがと、じゃあ履くね」

P「えっえっえっ」

凛「着替え終わったから、仕事に行ってくるよ」




P「…」

P「ちくしょおぉぉおい!」スーハースーハー

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 01:07:01 ID:cjlkxQEFO
凛「プロデューサー」

P「なに?」

凛「なんでノーパンなの?」

P「家のパンツが全部女物になったからだよ」

凛「もうっ、言い訳しちゃだめだよ?」

P「え、あ……ごめん」

凛「常時チンポロリンじゃ恥ずかしいでしょ」

P「凛はどうなんだ?」

凛「見せて?」

P「そりゃみせ――」ハッ

P「て欲しくないです」

凛「」チッ

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 01:24:21 ID:cjlkxQEFO
次の日

凛「見てよ、プロデューサーのパンツ」

P「そろそろ返してもらっていい?」

凛「いいけど、明日から私が常時チンポロリンだからね」

P「凛のパンツなら家から持って来るからさ」

凛「嫌」

P「どうして?」

凛「プロデューサーのモノを感じないなら、常時チンポロリンの方がマシだよ」

P「スルーしてたけど、言葉選ぼうよ」

凛「…あ、ごめんね」

P「もういいけど」

凛「女の子だとマンチラリン?」

P「もういいや」

158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 08:41:16 ID:cjlkxQEFO
P「ほらパンツ返すから、ちゃんと履きなさい」ホカホカ

凛「わかった、プロデューサーのも返したげるね」ホカホカ

P「うんしょ」

凛「…」クンクン

P「どうかしたの?」

凛「オカズにしたでしょ」

P「し、してねーし!」

凛「ありがとう」

P「してねー――えっ、えぇえ?」

凛「私もシたよ」

P「ありがとう」

凛「どういたしまして」

161: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 08:54:27 ID:cjlkxQEFO
次の日

凛「ねぇ」

P「なに」

凛「プロデューサーから牝猫の臭いがするんだけど」

P「し、しらねーし」

凛「ホントならズボン脱げるよね」

P「ああ」ズルッ

凛「…あ、プロデューサーの臭いだ」クンクン

P「言っただろ?」

凛「…」

P「……!?そ、そこは駄目っ!」ヌギヌギ

凛「……やっぱり」




凛「プロデューサーったら、もうっ」

凛「言えばブラジャーくらい貸したげるのに」

163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 09:06:15 ID:cjlkxQEFO
次の日

凛「ブラの着心地はどう?」

P「新しい扉開けちゃった」

凛「それはよかった」

P「でも、ちょっと凛のはキツいかな」

凛「小さくてごめんね」

P「凛の胸は好きだぞ」

凛「大丈夫だから、でもありがと」

P「話は戻るけどさ――」




P「これの男物ってないかな」

凛「無いよ」

P「そっか」

169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 09:34:21 ID:cjlkxQEFO
次の日

凛「そろそろいいんじゃない?」

P「なにが?」

凛「プロデューサーが結婚したいって話」

P「駄目に決まってるだろ、お前はアイドルだぞ」

凛「ふーん、そんなこと言っていいんだ」

P「脅しなら通じんよ」

凛「ブラ欲しくないのかなぁ」

P「……ひ、卑怯だぞ!じゃあパンツ交換も無しだ!」

凛「…」グスッ

凛「ごめんねプロデューサー、私が間違ってた」

P「…俺もだ、もうパンツ交換は無しなんて言わない」

171: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 09:50:41 ID:cjlkxQEFO
P「胸が無いの気にしてる凛かわいいよ!」シコシコ

P「みくのブラで嫉妬する凛かわいいよ!」シコシコシコシコ

P「りんっ!りんっ!イク……イクッ!」ドピュ

P「……ふぅ」

凛「プロデューサー」

P「なんだ?」

凛「私が慰め……」パチン

凛「プロデュー……サー?」ヒリヒリ

P「それで愛してくれたファンの皆の気持ちはどうなる!」

P「お前をそんなアイドルに育てた覚えはないっ!」

凛「……ごめんね、私間違ってた」ポロポロ

175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 10:01:03 ID:cjlkxQEFO
P「はぁあああ!みくにゃんかわいいよ!」
凛(な……浮気?)

P「みくにゃん……イクッ」グスッ

凛(なんでプロデューサーが泣いて……ハッ!?)

P「あ~……みくイクッ、みくにゃん……イクッ!」ポロポロピュッピュッ

凛(違う……本当は抜きたくないんだ)

凛(私で抜きたいのに、その気持ちを抑えてまで……)グスッ

凛(ごめんねプロデューサー、色々間違ってた)ボロボロ

178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 10:16:02 ID:cjlkxQEFO
P「えへへ、りーん」

凛「なに?」

P「逆立ちしてぇ」

凛「わかった……よっと」スッ

P「やったぁ!パンチラだぁ」

凛「な!?プロデューサーのスケベ!」

P「スケベじゃないよ、凛の逆立ち見てるだけだもん」

凛「もう!屁理屈」

P「アハハ」

凛「ウフフ」




――

P「…く、うぅ……り…ん……」

凛「……プロデューサー?今、呼んだよね!?私ならここだよ!」

180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 10:30:55 ID:cjlkxQEFO
P「凛、か」

凛「プロデューサー、私だよ分かる」

P「ああ分かるぞ」

凛「よかった…本当によかった……」


――

医者「テクノブレイク寸前でした」

凛「イク時にっ……本当に逝ってどうすんの……」グスッ

P「迷惑掛けたな」ギュ

凛「本当に心配したんだから」ギュウウウ

P「悪かった、だからさ、事務所の皆の凛にその償いをするために――」

P「これからは凛でオナニーするよ!」

凛「……うんっ!」ニコッ

186: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 10:40:42 ID:cjlkxQEFO
P「俺がお前を抱き締めたいって言ったら?」

凛「いいよ」ギュッ

P「俺がお前のパンツ欲しいって言ったら」ヌギヌギ

凛「はいはい、交換ね」ヌギヌギ

P「俺がお前とキスしたいって言ったら?」

凛「もちろん、んっ」チュ

凛「するよ?」

P「じゃあさ、この箱開けてみて?」

凛「…いいけど、えっ、こ、これって……」カパッ

P「俺がお前と結婚したいって言ったら?」

凛「……」ホロリ

凛「~ッ」ゴシゴシ

凛「するよ」ニコッ

187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 10:43:16 ID:cjlkxQEFO
おわり感謝

87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 02:09:51 ID:8uwhFoIg0
P「…」カタカタ

P「うーん」カタカタ

P「ふぅ」ッターン!

まゆ「Pさんお疲れ様です、お茶が入りましたよ」コトッ

P「おっ、気が利くな、ありがとう」

まゆ「うふふ、喜んで貰えたなら嬉しいです」

P「ズズズッ、いやー美味かった、おかげでもう一頑張りできそうだ」

まゆ「頑張ってくださいね、まゆも見守ってますから」ニコニコ

P「はは、俺のデスクワークなんか見てても面白くないだろ」カタカタ

まゆ(ああ、お仕事をしているPさんもとっても素敵です)

まゆ(…パソコンのモニターじゃなくてまゆのことを見つめて欲しいな…なんて)

P「…」カタカタ

まゆ(そういえば、今日はちひろさんは外出って…ということは)

まゆ(Pさんと…事務所に二人きり…)

P「むむむ」カタカタ

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 02:24:41 ID:8uwhFoIg0
まゆ「ねぇ、Pさん」

P「んー?」カタカタ

まゆ「うふ、今は事務所に二人きりなんですよねぇ?」

P「そうだなあ、二人しかいないっていうのは珍しいかもなー」カタカタ

まゆ「今なら…誰にも邪魔されずに、Pさんがまゆに望む事、色々とできますよ?」

P「色々って…さっきお茶いれてくれただろ、それだけで十分ありがたいよ」

まゆ「Pさん…まゆの心も身体も…Pさんのものなんですよ」

まゆ「Pさんの為なら…まゆ、何だってしちゃいますよ?」

P「はあ」クルッ

P(今までそれとなく躱してきたけど、はっきり言った方がいいか)

P「あのなあまゆ、あんまりそういう事を軽々しく言っちゃダメだ」

P「まゆはアイドルだし、それにまだ未成年だろう」

まゆ「…」

P「今は身近にいる異性として俺に興味を持っているだけだ、まゆには将来があるんだから、自分を安売りする様な事をするのはやめなさい」

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 02:37:42 ID:8uwhFoIg0
P(まあ、まゆみたいな可愛い女の子にアプローチを受けて、悪い気はしないけどな、口には出さないけど)

まゆ「…Pさんは…まゆのこと、全然分かってくれませんね」

P「…」

まゆ「まゆは…こんなにもPさんの事を想っているのに…まゆはPさんの事ならなんでも分かるのに…」

P(うーん、ここまで重かったとはなあ)

P(今はまゆの好意が俺に向いてるから良いけど、他の男に移ったら不味いかもな)

まゆ「Pさん…どうすれば、まゆの事を見てくれるんですか?」

P(荒療治になるけど、仕掛けてみるか)

P「まゆ、俺の事、なんでも分かるって言ったな?」

まゆ「はい(餃子が好物だとか、犬も猫も好きだとか、きのこもたけのこも食べるって事とか)」

P「俺の望む事ならなんでも出来るんだよな?」

まゆ「Pさんが言うことなら…なんでも聞きますよ?」

97: 遅くてごめんね 2013/04/14 02:48:24 ID:8uwhFoIg0
P「じゃあ、着てるもの全部脱いで、そこでオ○ニーしてみせてくれ」

まゆ「…えっ」

P「今すぐ生まれたままの姿になって、自慰行為を見せてくれと言ったんだ」

まゆ「」

まゆ(えっ?なんでもとは言ったけど…普通はキスとか、せいぜい身体を触るとか、そういうところからはいるものじゃないんですか?)

まゆ(いきなり、オ、オ○ニーを見せろだなんて…そんなの…)

P「どうした?あの口ぶりだと、いつも俺のことを想像しながらシてるんじゃないのか? その通りにして見せてくれればいいんだ」

まゆ(確かに、Pさんを想いながらすることはありますけど…見られながらなんて)カアァ

P「出来ないか、まあしょうがないな」

まゆ「…」フルフル

P「幻滅させたなら悪いけど、俺はこういう男なんだ、わかったら今度からは、軽々しくなんでもするとか言わないようにな」クルッ

99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 02:58:47 ID:8uwhFoIg0
まゆ「分かり…ました」ボソッ

P(わかってくれたか…しかし我ながら酷い演技だった、セクハラ過ぎるし)カタカタ

ヌギッ

P(傍から見たら完全に変態じゃねーか、二人だけで良かった)

スルスル…

P(いや、そもそもまゆと二人だけになったからこんなことになってしまったんだな、ちひろさんなんで居ないんだよ!)

パサッ

まゆ「Pさん…脱ぎましたよ…」

P「えっ」

P(脱いだって言った!?なんで?もしかして本気で見せる気でいるの!?)

P(まあ待て落ち着け、視線を床に落としてゆっくり振り向くんだ…)クルッ

まゆ「まゆの生まれたままの姿…Pさんになら…」

P(アカン、下着やら何やらが脱ぎ散らかされてる)

P「あー、まゆ、俺が悪かった、俺が悪かったからとりあえず服を「ただいま戻りましたー!」」

105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 03:09:52 ID:8uwhFoIg0
ちひろ「お疲れ様です、これ、差し入れの…スタドリ…!!?」

Pまゆ「」

ちひろ「な…Pさん…何を…」

P「ちょっ…ちひろさん待って!早苗さんはアカン!」

ちひろ「さ、早苗さん!早苗さん出番です!」

早苗「んー?誰かお姉さんの事を呼んだかな?」ヒョコッ

P「 \(^0^)/」

----------------------------------------

109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 03:31:03 ID:8uwhFoIg0
----------------------------------------

まゆ「うぅ…グスッ」

ちひろ「まゆちゃん…落ち着いた?」

まゆ「…ヒック…Pさんは…どうしました?」

ちひろ「早苗さんにシメられ…もとい、事情聴取を受けてますよ」

まゆ「Pさんは…悪くないんです」

まゆ「まゆが、迫ったんです…事務所に誰も居ないのをいいことに」

ちひろ「…」

まゆ「Pさんは、まゆの事諭してくれたんです…けど、相手にされて無いってわかって…悔しくて」

ちひろ「脱いだのもPさんの意思じゃなくて、まゆちゃんが自分でってこと?」

まゆ「それは…Pさんに言われて…」

ちひろ「ダメじゃん!」

まゆ「それでも、Pさんは本気じゃなかったみたいで…グスッ…まゆだけ空回りして、馬鹿みたいですよね」

ちひろ(うーん、悪い子ではないんだけど、表現が歪んじゃってるのよね…どうしたものやら)

113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 03:41:43 ID:8uwhFoIg0
ちひろ「今回はちょっと、間が悪かっただけですよ、きっとまゆちゃんの気持ちは、Pさんに伝わってるはずですよ」

ちひろ「あまり急ぎすぎないで、まゆちゃんはまだ若いんだし、男の人との付き合い方も少しずつ学んでいけば大丈夫です」

まゆ「でも…それじゃあ…Pさんに置いて行かれちゃいます…」

ちひろ「Pさんが担当アイドルを放ってどこかに行くなんて事は無いですよ、Pさんの事なんでも知ってるまゆちゃんならわかるでしょう?」

まゆ「そう…ですね…まゆのPさんなら…きっと振り向いてくれるはずです、今は難しくてもいつかは」

ちひろ「それじゃあ、Pさんを呼んでみましょうか、まゆちゃんを襲おうとしてたのは誤解だったみたいですし」

ガチャ

早苗「連れてきたよ」

P「」ボロッ

まゆ「Pさん!こんなにボロボロになって…早苗さん、やりすぎですよぉ?」

早苗「いやー、『俺が脱ぐように言いました』なんてはっきり言うもんだからつい…」テヘッ

早苗「まあ、誤解だったみたいだし?P君に襲われそうになって泣いたまゆちゃんは居なかったのよね、良かったわー」

116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 03:55:51 ID:8uwhFoIg0
P「あー、まゆ、変なこと言ってすまなかったな、お前のためを想ってのことだったんだが、逆に追いつめてしまった」

まゆ「そんな…まゆが…まゆの方こそ、Pさんに迷惑をかけて…ごめんなさい…」

P「俺もさ、そこまでまゆが俺の事を想ってくれてるとは分からなくてな…」

P「こんな事になったから言うけど、社会的な立場もあるから誤魔化してたけど、まゆからアピールされるの、実は嬉しかったんだ」

まゆ「えっ」

P「今はまだ…色々と難しいけど、いずれ必ずまゆの気持ちには応えるようにするから…それまで待っていて欲しい」

まゆ「Pさん…Pさんっ!」ダキッ

P「うおっ、今は良いけど、人前では抱き着かないでくれよ」ハハハ

ちひろ「…一件落着?ですかね」

早苗「まゆちゃんは前々からちょっと危うかったからね、これで落ち着いてくれるといいけど」

ちひろ「はあ、なんか疲れちゃいました、後は若い二人に任せて、飲みにでも行きませんか?」

早苗「あれー?まだ就業時間だよ?…まあ、P君取られちゃったしね、今日ぐらいは早引けして、飲んで騒いでっていうのもいいかなー」アハハ






まゆ「Pさん、これからは…まゆしか見ちゃダメです、約束ですよ…」

118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 04:00:32 ID:8uwhFoIg0
終わりです
Pが変態要求してそれに応えるアイドルっていう流れにしたかったはずなのに

>>110
ごめんね、お花見のせいで早苗さん株下がったとか言われてるけど俺は好きです

136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 05:14:00 ID:8uwhFoIg0
P「俺がお前と結婚したいっていったら?」

桃華「あら、Pちゃま、ようやくその気になって下さいましたのね!」ズイッ

P「おおう!?」

桃華「もしもし、桃華です、披露宴の手配をお願いします・・・ええ、よろしく」

P「ちょっ、ちょっと待った、俺は質問しただけであって実際に結婚するとは─」

桃華「あら、Pちゃまったら可愛い!照れてらっしゃるのね」

桃華「何も心配はいりませんわ、Pちゃまはわたくしの夫となる者として、毅然とした態度で居てくだされば」

P「おち、落ち着いて、そもそも年齢的に桃華とは結婚出来ないからな!」

桃華「女性は、16歳以上にならなければ、婚姻する事が出来ない・・・ですか?」

P「そうだ、法律で定められているんだから、従わないわけにはいかない」

桃華「でしたら、その法律を変えてしまえば宜しいのでは?」

P「!?」

137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 05:26:31 ID:8uwhFoIg0
──────────────────────

桃華の血縁の偉い人「おいすー」

政治家「これはこれは櫻井先生、本日はどういった御用向きで?」

偉い人「日本の女性が12歳から結婚できるように、法律の改正よろ」

政治家「おk」

──────────────────────

桃華「! Pちゃま、ちょっと失礼します」

P「あ、ああ」

桃華「桃華です・・・はい・・・ッ!?・・・はい!ありがとうございました!」

P(なんかよくわからんうちに話が大きくなってないか・・・)

桃華「Pちゃま、喜ばしい報告です」

桃華「法が改正されて、女性の12歳からの結婚が認められましたわ!」

P「」

141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 05:33:07 ID:8uwhFoIg0
桃華「これで、Pちゃまとの結婚に障害は無くなりましたわ・・・ウフフ」

桃華「多少の不安はあるかも知れませんけれど、きっと後悔はさせませんから」

P(どうしてこうなった)

桃華「そうですわ、Pちゃまは子供は何人欲しくて?」

桃華「跡取りとして息子は一人欲しいですわね、わたくしは一人っ子で寂しい思いをしたので、姉か妹がいると良いかしら」ウフフ

P(何か桃華の親戚筋とかにも話広げちゃってるみたいだし、今更冗談だとか言ったら神戸の港に沈められるなあ)

桃華「名前はーPちゃまとわたくしの名前から取って、P華とか?どうですか?」ウフフ

P(ああ、ちょっとした冗談が・・・後悔先に立たずってヤツか・・・)

桃華「ちょっと!Pちゃま!聞いてらっしゃいますの?シャキッとして下さいまし」

───────────────

────────

───

144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 05:49:30 ID:8uwhFoIg0
───数年後───

桃華「あなた、ボーっとして、何を考えてらしたの?」

P「ああ、桃華と結婚する直前の事をな、少し思い出してた」

桃華「・・・当時のあなたは、気が乗らない様子でしたわね・・・やはり、強引でしたか?」

P「あの時は、あまり深く考えずに聞いたんだ、結婚して欲しいっていったらどうするかって」

P「そしたら、お前、やたらやる気出して・・・法律まで変えてしまうんだもんな、あれには驚いたよ」

桃華「・・・」

桃華「あの時はわたくしも、少しおかしかったのかもしれません」

桃華「ずっとお慕いしていたあなたから、あのような事を聞かれて、勘違いして舞い上がってしまって・・・」

P「・・・」

桃華「あなたは・・・後悔していませんか? わたくしと、一緒になった事を」

145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 05:55:16 ID:8uwhFoIg0
P「ふっ」ギュッ

桃華「あっ」

P「後悔なんかしてるわけないだろ、こんなに素敵な娘と結婚出来たんだからな」ナデナデ

桃華「Pちゃま・・・」ウットリ

P「おっ、その呼び方懐かしいなあ」

桃華「ハッ!?わ、忘れて下さいまし!」

P「今の凛とした桃華もいいけど、昔みたいに甘えてきてくれても良いんだぞ」ナデナデ

P「俺の前では、櫻井一族っていう肩書きも、関係ないんだからな」ナデナデ

桃華「Pちゃま・・・ありがとう、これからも・・・ずっと一緒に居て下さいね」

おわり

146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 05:58:12 ID:8uwhFoIg0
また変態っぽくできなかた
あとオチがつかなくてgdgdになった
6時起きなのに何やってんだろ

ちゃまと雪美と舞ちゃん小春ちゃんは将来超絶美人さんになると予想されます


202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 11:47:31 ID:IFDy5mFV0
P「俺がお前と結婚したいって言ったら?」

菜々「」

P「菜々さん?」

菜々「いやあの、ナナは」

P「あぁ、菜々はJKだったな。じゃあ無理か」

菜々「ねっ、えあっ」

P「すまん、今のは忘れてくれ」

菜々「し、しますっ! 結婚!」

P「しかし菜々には高校生活というものがあるだろう。まさか退学するわけにも」

菜々「それはっ、だ、大丈夫ですから!」

P「……」

菜々「……」

P「さっきのは無かったことにしてくれ」

菜々「ちょ、なんでですかぁっ!!」

207: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 12:10:50 ID:IFDy5mFV0
―――

菜々「結婚……かぁ」

ちひろ「菜々さん、元気無いですねー」

菜々「別に、何でもないですけど……」

ちひろ「難しい問題ですよね、売れっ子アイドルなのに」

菜々「話、聞いてたんじゃないですか……」

ちひろ「それで、高校は退学するんですか?」

菜々「……学校の事は考えないでいいです」

ちひろ「じゃあアイドルのお仕事は?」

菜々「分かんないですよぉっ……」

ちひろ「バレないようには、出来ませんからね。他の子達も黙ってはいません」

菜々「うぅ……」

ちひろ「諦めた方が良いと思いますよ、私は」

菜々「……」

211: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 12:19:53 ID:IFDy5mFV0
ちひろ「結局、菜々さんを混乱させただけじゃないですか」

P「すみません」

ちひろ「まったく……機械的に仕事をこなして頂ければ、それだけでいいんですよ?」

ちひろ「沢山の女の子と接するんですから……」

P「……無かったことにしますから」

ちひろ「はい。その方が幸せですよ、きっと」

ちひろ「菜々さんはもちろん、Pさん、他のアイドル達に、私も社長も」

P「菜々は……アイドルの仕事を楽しいと言っていましたからね」

ちひろ「せっかくCDデビューも決まったのに、それが失敗してしまうのは辛いですよね」

ちひろ「菜々さんの夢……」

P「壊せませんね、それは」

213: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 12:27:23 ID:IFDy5mFV0
―――

菜々「あ、Pさん……」

P「おはよう」

菜々「昨日一日、考えたんです」

P「何を?」

菜々「Pさんは無かったことに、って言ってましたけど、結婚のことです」

菜々「Pさんからもしプロポーズされたらナナは……多分」

P「……さっきから何の話をしてるんだ?」

菜々「で、ですから……!」

P「?」

菜々「……」

菜々「ちょっと、寝ぼけてるかもしれません。顔洗ってきますねっ」

P「菜々っ!」

226: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 15:03:33 ID:6ndL7lbz0
保守がてらユッキ投げます

228: 短いよ 2013/04/14 15:05:36 ID:6ndL7lbz0
P「俺がお前と結婚したいって言ったら?」

友紀「結婚?いいよー」 ケラケラ

P「軽いな!?」

P「さてはお前、相当酔ってるだろ……?」

友紀「むぅ、酔ってないよっ!」

友紀「……プロデューサーのこと、好きだから」

友紀「プロデューサーが望むんなら、いつでもお嫁に行ってあげるのっ!」

P「……」

P「やっぱり酔ってるんじゃないのか?」

P「顔、真っ赤だぞ、友紀」

友紀「プロデューサーこそ、カープのヘルメットみたいな顔色しちゃって!」

P「……」

友紀「……」

P「……ははっ」

友紀「へへへっ」

230: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 15:07:46 ID:6ndL7lbz0
P「じゃあ、俺がお前とキスしたいって言ったら?」

友紀「え」

友紀「そ、それはだめっ!」

P「結婚はOKなのに!?」

友紀「だって……」

友紀「ファーストキスがビールの味なんて、嫌でしょ?」

P「……なんだそのかわいい理由!」

友紀「!」

友紀「かわいいって……もうっ!」

233: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 15:09:33 ID:6ndL7lbz0
P「お前と結婚したい」

友紀「……うん」

友紀「幸せにしてね、プロデューサー!」

234: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 15:10:08 ID:6ndL7lbz0
終わり。きの子だれかオナシャス!

236: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 15:14:04 ID:Soau2ZL60
P「なぁ李衣菜」

李衣菜「~~♪~~~♪」シャカシャカ

P「……聞こえてない、よな? 李衣菜、俺がお前と結婚したいって言ったらどうする?」

李衣菜「ふふんふ~ん♪」シャカシャカ

P「……なに言ってんのかな、俺。ほら李衣菜、仕事行くぞ!」スポッ

李衣菜「わっ! あー、ヘッドホン返してくださいよっ」

237: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 15:15:01 ID:Soau2ZL60
P「時間見ろ時間!」

李衣菜「へ? ってもうこんな時間!? 急ぎましょうPさん!」タタタッ

P「ったくもう……」

李衣菜「あ、そうそう!」クルッ

P「なんだ?」

李衣菜「私がもっともっとロックですごいアイドルになったら……」



李衣菜「さっきのセリフ、また聞かせてください! ちゃんと答えますから! へへっ♪」



おわり

258: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 17:29:31 ID:HbEKpJOQ0
奈緒「ごめんね~♪素直じゃなくって♪」

奈緒「夢の中な~ら言~え~る♪」

P「なぁ、奈緒」

奈緒「P……Pさん!? 」

P「楽しそうに歌ってたな」

奈緒「こ、これは……その……そう!みりあちゃんや薫ちゃんとちょっと……」

P「まぁ、それはいいとして一つ聞きたいんだけど」

奈緒「あ……うん、なに? 」

P「俺がお前と結婚したいって言ったらどうする? 」

259: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 17:31:03 ID:HbEKpJOQ0
P「だから、俺がお前と結婚したいって言ったら……」

奈緒「ななななな……」

P「菜々はいないぞ? 」

奈緒「な……なに言ってんだよ!?け、結婚って……」

P「嫌か? 」

奈緒「嫌……じゃないけど……。こういうのはさ……その……段階をさ……」

260: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 17:31:53 ID:HbEKpJOQ0
P「…………」

奈緒「ぅ……。そんなに見ないで……」

P「……可愛いな」

奈緒「ばっ!?ばばばバカ言ってんじゃねぇよ! 」

P「……よし。じゃあ仕事いくか。今の感じ忘れるなよ? 」

奈緒「ふぇ? 」

P「今日の仕事は『急な告白への返事』をイメージした撮影だからな」

奈緒「…………」

P「……どうした?奈緒」

奈緒「なんでもねぇ!バカ!!」


おわり

296: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 19:56:21 ID:3dJmve7E0
留美「………」

P「………」

P(最近の和久井さん、よく料理本を呼んでるな…)

P(試作とか言われて何度か弁当も食べさせてもらったけど、上達していってるのが解る)

P(……作ってあげたい人でもできたのかな。羨ましいなぁそいつ)

P(会った時から仕事一筋みたいな人だったけど、こうやって家庭的な面を見せられると何と言うか…)

P「結婚したい」

留美「……!?」

299: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 20:02:24 ID:3dJmve7E0
留美「Pさん……今何て……」

P「え…ひょっとして口に出てました?」

留美「ええ。はっきりと」

P「う、お恥ずかしい……」

留美「そんなことはいいの。それより本当なの?」

P「な、何がですか?」

留美「結婚したいってこと」

302: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 20:11:21 ID:3dJmve7E0
P「いや、それはまあ……俺も男ですし……」

留美「……今付き合ってる人は居ないって聞いたけど」

P「ああ、そういう意味では無くて……」

留美「………?」

P「……和久井さんみたいな人と結婚したいな、と」

留美「……え」

305: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 20:17:23 ID:3dJmve7E0
P「あ、勿論アイドルに手を出したりはしませんよ?」

P「最近和久井さんが料理頑張ってるのを見て『いいなぁ』って思っただけですから」

P「誰か振る舞いたい相手が居るんですよね?」

留美「……え、えぇ」

P「正直羨ましいです。俺も食べさせて貰ってますがどんどん美味しくなってます」

P「もう自信持っていいと思いますよ?」

307: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 20:22:29 ID:3dJmve7E0
留美「……はぁ」

P「どうしたんですか?溜息ついて」

留美「……まさか単に試食係に選ばれただけって思われてたなんて」

P「……違うんですか?」

留美「そうね。そろそろ家で振る舞うのもいいかもしれないわね」

310: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 20:27:14 ID:3dJmve7E0
留美「それじゃあPさん。今日家に来てね」

P「……へ?」

留美「やっぱり家庭的な料理も大事よね」

P「あ、あの……いったい何が……」

留美「大丈夫よ。味噌汁とかも好みは聞いているし」

留美「これから毎日作ってあげるから」



   - おわり -

340: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 21:52:17 ID:qPMv6XGq0
早苗さんいく

342: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 21:55:08 ID:qPMv6XGq0
早苗「はぁ?」

P「ですから、俺が早苗さんと結婚したいって言ったらどうします?」

早苗「ごめん。ぜんッぜん話が見えないんだけど」

P「ほら、うちの事務所ってちょっと・・・アレじゃないですか」

早苗「アレ?」

P「アレ」

早苗「・・・あー」チラッ

346: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 22:04:20 ID:qPMv6XGq0
菜々「プロデューサーさん!今日のお仕事、私と一緒にどうですか?」

まゆ「ダメですよぉ。今日はPさん、私と一緒に行くんですから」

凛「あれ、おかしいな。私の記憶が正しければまゆは昨日もプロデューサーと一緒だったよね」

まゆ「そうでしたっけぇ?私、最近物忘れが激しいんです」

凛「・・・へぇ」

幸子「ちょっと皆さん!プロデューサーさんが困ってるじゃないですか!ここは間をとってボクと行きましょう、プロデューサーさん!」

留美「全く、若い子はせっかちでいけないわ。ここは大人の落ち着きが必要。そう思うでしょう?」


早苗「とりあえず、君が彼女達に何を言ってこうなったのかを聞きたいんだけど」

P「色々あったんですよ・・・できれば聞かないで下さい」

350: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 22:11:06 ID:qPMv6XGq0
早苗「愛されてる証なんだから、微笑ましい光景に見えない事もないけど」

P「いやまぁ、その、俺も正直最近身の危険を感じると言うか、印鑑を持ち歩く日々が続いてる感じと言うか」

早苗「・・・君は一遍痛い目見といた方がいいんじゃない?」

P「婚約って『痛い目』のレベルで済みますかねぇ」

早苗「ん~、ちょっとそれは済まないと思うかなぁ」

P「ですよね」

早苗「で、君はあたしにどうしろって言うのよ」

P「はい。早苗さんが嫌でなければ、で構わないんですが・・・恋人のフリをして欲しいな、と」

早苗「はぁっ?」

352: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 22:21:02 ID:qPMv6XGq0
早苗「じょ、冗談キツイわよP君?そんな事してみなさいよ、あたし事務所のみんなから袋にされるじゃない」

P「そうですね。そう思います」

早苗「あ?」イラッ

P「あっ、あっ、ごめんなさいごめんなさい謝るからシメるのは勘弁してください」

早苗「冗談はともかく・・・何それP君、本気なワケ?」

P「本気も本気ですよ。ほら、早苗さんなら、皆に囲まれても大丈夫かなぁ、って」

早苗「うちの事務所、結構武闘派多いんだけど」

P「大丈夫です。そういう人達は精神も健全なので、早まった事はしないはずです」

早苗「って言ってもねぇ・・・そんなお願い、聞いてあげる義理もないしなー」

P「お願いしますよ!市民を守るのが警察の務めでしょう!?」

早苗「犯罪者予備軍を助けてあげるのは業務外だと思うんだけど・・・まぁいっか。今回だけ、付き合ってあげるよ」

P「マジですか!!ひゃっほう!これで胃の痛い生活ともオサラバだ!」

早苗(ったく、人の気も知らないで・・・)

356: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 22:27:27 ID:qPMv6XGq0
P「じゃあ早速、ちひろさんに電話を入れましょう」

早苗「もう?ちょっと気が早すぎるんじゃない?」

P「情報が回るのは早い方がいいんです。じゃあ、今日は早苗さん帰ってくれてもいいですよ」プルル

早苗「えー。ヤダヤダ、早苗夜道怖ーい。ダーリンと一緒じゃなきゃ帰れなーい」

P「何馬鹿な事言ってんですか・・・っと、ちひろさんですか?Pです」

早苗(ちょっとボケてみただけなのに・・・)

359: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 22:33:40 ID:qPMv6XGq0
ちひろ「ククク・・・エナドリが飛ぶように売れてますねぇ・・・これだからフェスは止められな・・・ん?」プルル

ちひろ「あれ、プロデューサーさんからだ。今日はもう上がりって言ってたのに」

ちひろ「はい、千川です。どうかしました?何か忘れ物でも?」

ちひろ「えっ?な、何ですって?早苗さんと?結婚を前提にお付き合いィ!?」

ちひろ「事務所のみんなに伝えてって、え、それ私がやるんですか!?」

ちひろ「冗談じゃないですよ!そんなの私絶対嫌ですからね!!」

ちひろ「あっ、コラ!勝手に切らない・・・もしもし!プロデューサーさん!!」

ちひろ「・・・切れ、ちゃった。ええぇ!?確かに、よくじゃれ合ってるなとは思ってましたけど、まさかそんな・・・」

まゆ「失礼しまぁす」ギィッ

ちひろ「」ビクゥッ

まゆ「あら、ちひろさんだけですかぁ?話し声がしたから、てっきり・・・」

366: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 22:39:55 ID:qPMv6XGq0
ちひろ「あの・・・」

まゆ「あぁ、私ったら気が付かなくて済みません。お茶淹れますからぁ。それともコーヒーがいいですか?」

ちひろ「じゃ、じゃあコーヒーで・・・じゃなくて!鍵、閉まってましたよね!?」

まゆ「これですかぁ?・・・ふふっ。Pさんって、本当に面白い人なんですよぉ」ニコリ

ちひろ(ヤンデレスマイル頂きましたァ!さっさとこの空間から逃げ出したい!!)

まゆ「だってPさんたら、家の鍵を事務所の鍵と同じ・・・」

カチャリ

ちひろ「!?」

ガチャガチャガチャガチャガチャ

ちひろ「!!!!!?????」

まゆ「・・・凛ちゃん、ですねぇ」

カチャリ

キィッ

凛「あ、開いた。もう、ダメじゃんちひろさん。鍵くらいちゃんとかけないと」

369: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 22:47:40 ID:qPMv6XGq0
ちひろ「え、な、なん、鍵、開い、閉まっ、凛ちゃ、あっ、あぁっ?」

凛「あれ、まゆもいるし。そっか、だから鍵が開いてたんだね」

まゆ「そうだけど。でもダメよぉ、凛ちゃん。こんばんはが先でしょう?」

凛「・・・こんばんは」

まゆ「よろしい♪」

ちひろ(これは先輩が後輩に礼儀を教えてあげているだけだ何もおかしい事はない無問題だ只のアットホームな職場だ・・・)ブツブツ

凛「ちょっと、ちひろさん?」

ちひろ「ハイィ!きょ、今日のログインボーナスは30000マニーですぅ!ごめんなさい、ガチャチケじゃなくてごめんなさい!!」

凛「・・・ちひろさん?」

まゆ「ちひろさん、疲れてるみたいなの。そっとしてあげましょう?それに・・・」

371: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 22:49:49 ID:qPMv6XGq0
>>368

・Pは家の鍵を事務所の鍵と同じ鍵にした
・まゆと凛は事務所の鍵(=Pの家の鍵)を持っている
・事務所の鍵を持っているのはPと社長とちひろのみの筈

という設定。ごめんね、カーチャンの設定回りくどくってごめんね・・・

373: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 22:51:53 ID:qPMv6XGq0
まゆ「さっき、面白い話も聞いたから」ニッコオォ











凛「・・・今日は一緒に帰ろうか、まゆ」

まゆ「えぇ、勿論♪」

ちひろ「」ガタガタガタガタガタ

ちひろ(プロデューサーさん・・・これはもうダメかも分かりませんよ・・・)

375: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 22:59:21 ID:qPMv6XGq0
~翌日~

P「早苗さん、遅いな~・・・」

早苗「だーれだっ!」ドグ゙シッ

P「おごうっふぅ!?」

早苗「アラヤダー。アタシッタラマチガッテメニユビヲイレチャッタワー」

P「こ、こんな危険な『だーれだっ』がありますか!」

早苗「P君のバカに付き合ってあげるんだし、これくらいはいいでしょ」

P「ぐ・・・それを言われると」

P「・・・ん?」

早苗「ん?どったの、P君?」

P「・・・なんですか、その恰好」

早苗「に、似合う?///」ボディコーン

P「頭がおかしくなっちゃったんですか」

早苗「えっ!?」

378: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 23:02:43 ID:qPMv6XGq0
早苗「え?え?これそんなに駄目?」

P「駄目って言うか、正気を疑いますね。こんなの菜々でも世代に触れるか怪しい所ですよ」

早苗「嘘っ!?お母さんに聞いたら、これ着てけばバッチリだって・・・」

P「完全に担がれましたね」

早苗「むきー!あの・・・くっ、むぅ、んん・・・お母さんめ!」

P(咄嗟にお母さんを罵れない早苗さん可愛い)

384: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 23:08:17 ID:qPMv6XGq0
早苗「こ、これ、着替えるとかは・・・」

P「駄目です。もう時間がありません。早苗さんがこんなに遅れて来るからですよ?」

早苗「だって、こんなの着た事なかったんだもん!そんなスッと着れるわけないじゃない!」

P「駄目なものは駄目ですから。大体、早苗さんが『恋人っぽさを出そう』とか言わなければ、こうして同時出勤する事もなかったわけですし・・・」クドクド

早苗「分かった、分かったわよ!お説教なら事務所で聞くから、ね?」

P「はいはい・・・じゃあ行きましょうか」

早苗「あ、ちょっと待って。どうせだから歩いて行かない?」

P「はい?」

早苗「街中を歩きながら出社ってのも、いいもんでしょ?」

P「いやだから時間がないし、て言うか俺の車が・・・」

早苗「細かい事はいいから!ほら、急いだ急いだ!」

P「あたたっ、腕を引っ張らないで下さいよ!」

386: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 23:11:43 ID:qPMv6XGq0
早苗「んー。やっぱ春ってのはいいわねぇ。どう?今度花でも見ながら」クイッ

P「ついこないだ花見したばっかりじゃないですか」

早苗「あれはお仕事だもん。別よ、別。・・・あっ、そうだ」

P「はい?どうかしま」

早苗「ぎゅーっ」

P「おぉう!?」ムニッ

早苗「んん~?どうしたどうした、顔が赤いぞP君や?」

P「あの、さ、早苗さん、あ、当たって・・・」ムニッムニッ

早苗「あててるのよん♪」

391: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 23:18:25 ID:qPMv6XGq0
P(ま、まさかこのセリフを生で聞ける日が来ようとは)

P「・・・でも、これはやっぱダメかなぁ」

早苗「えっ・・・な、何言ってんのよP君?こんなおっぱい押し付けられて、健全な男性がダメって事は・・・」ハッ

早苗「もしかしてP君、ロリコンのケが・・・!?」

P「・・・周りをよくご覧になって下さい、早苗姫」

早苗「はい?周りったって、何も・・・」

通行人「おいおい、マジかよ・・・」

通行人「なんかの撮影?」

通行人「あれ、今度ミキも試してみるのー!」

早苗「」

P「ボディコン来た女性が、男性に押し当てながら練り歩く姿はどう見ても・・・」

俺「ブヒヒヒwwww紛う事なき痴女ですなwwwwwwww」

早苗「・・・・・・・・・うわあああああああああああっ!!!」

俺「ブヒョッ!?」バキィ

397: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 23:24:02 ID:qPMv6XGq0
P「そろそろ泣き止みました?」

早苗「うるさいなぁ!なっ、泣いてなんかないわよぉ!!」グスッ

P「・・・ハンカチ、どうぞ」

早苗「あー!そう言えば今日はなんだか熱いわねぇ!目のあたりに汗かいちゃったわ!ハンカチ、ありがたく使わせてもらうわね!」

P「はい、ちーん」

早苗「ん」ズビズバー

早苗「・・・あー!P君には言ってなかったっけねぇ!あたし、実は花粉症なのよ!ティッシュありがとね!」

P「はいはい。ほら、もう事務所ですよ」

早苗「ちょっと!今絶対適当に流したでしょ!全く、ホントP君は乙女心って・・・やつ・・・が・・・?」

400: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 23:31:26 ID:qPMv6XGq0
智絵里「・・・」

早苗「ち、智絵里ちゃん?こんなところでどうしたの?中、入ったら?」

智絵里「・・・・・・・・・・・・・・・」フラッ

P「あっ・・・お、おい、智絵里!?」

早苗「・・・あんな智絵里ちゃん、初めて見たわ。てか、帰っちゃったけどお仕事は大丈夫なの?」

P「そもそも今日は智絵里は休みの筈なんですが・・・ん?」

早苗「なになに、今度は何よ」

P「・・・俺の下駄箱に、四葉のクローバーが入ってました」

早苗「え?」

P「これ、前に俺と智絵里で見つけたやつです」

早苗「・・・・・・」

P「・・・・・・」

402: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 23:34:29 ID:qPMv6XGq0
早苗「知り合いに一報入れとくわ」

P「いや、俺が行った方が」

早苗「こういうのは第三者の方がいいのよ。お姉さんに任せない」

P「・・・はい」

早苗「なんか、アレね。今気付いたけど、なんか事務所全体に黒い霧がかかってるって言うか」

P「俺にはよく分かりませんが・・・」

早苗「うん。あのね、こういう事言いたくないんだけど、警察官時代に何回か味わった感触がね・・・」

P「・・・・・・」

早苗「・・・・・・」

405: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 23:38:09 ID:qPMv6XGq0
P「とりあえず、中、入りましょうか」

早苗「あたしやっぱ帰ってもいい?」

P「何言ってんですか!ここまで来たんです、死なば諸共ですよ!」

早苗「勝手に死なないでよ!そして勝手に道連れにしないでよ!」

P「お願いしますよおおお!俺の命とか人生とかがかかってるんです!」

早苗「現役売れっ子アイドルと、いちプロデューサーの命ってどっちが重いと思う?」

P「・・・・・・」

早苗「じゃあ、そういう事で」

P「待って待ってホントお願いお願いします俺まだ死にたくないんです」

409: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 23:44:39 ID:qPMv6XGq0
早苗「はぁ・・・仕方ないわね、じゃあせーので行くわよ、せーので」

P「うぅ・・・あの階段を上り切ったら事務所のドアが・・・あぁ、胃薬もってくりゃ良かった・・・」

早苗「こらこら、100人からの子達を抱えるプロデューサーがそんなんじゃ情けないぞ!」

P「はは・・・ありがとうございます。早苗さんのおかげで、ちょっと元気になりました」

早苗「ばっ、馬鹿!何言ってんのよ・・・ほら、せーの!」

P「はい!せー・・・・・・・の?」




「えぇ、あの時の事は・・・ふふ。忘れたくっても忘れられません」

「信じられます?紙じゃないんですよ、金属のドアがですよ?」

「・・・ぐしゃぐしゃに、ひしゃげてたんです」

―――――片桐早苗、当時の事を回想して―――――

415: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/14 23:54:47 ID:qPMv6XGq0
美優「」どよーん

留美「」ずーん

美嘉「」がくーん

P「あ、えっと・・・お、おはようみんな。で、この空気は一体・・・」

一同「!!!!!」グルン

P「ひっ」

卯月「あ!プロデューサーさんに早苗さん!ご結婚、おめでとうございます!」

拓海「こらこら、まだ交際って事なんだろーが。ったくどいつもこいつも、気が早ぇんだよな・・・」

蘭子「偽りの暴徒よ、汝の偽らざる本性を晒すが良い(そんな事言って、一番嬉しそうにしてたのは拓海さんじゃないですか)」

拓海「んなっ!てめぇ、蘭子!余計な事言ってんなよ!!」

早苗(何?この事務所何なの?この空気の違いは何?)

418: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 00:03:33 ID:/SBH+xef0
P「て言うか、これ、ドアとか・・・」

卯月「あはは・・・それはまぁ、色々とあったので・・・」

留美「そんな事より」ズイッ

P「うおっ!?」

留美「二人がお付き合いしているというのは本当なの?それはいつ決まったの?告白した場所はどこ?
   もう手料理とかは振る舞ってあげたのかしら?どうせ早苗さんの事だからスルメイカを焼いて
   『焼き物です』とか言ってだしたんじゃないの?営みなんかはもうしたのかしら?
   ねぇどうなの?その辺りの詳しい所を教えてちょうだ」

真奈美「ふっ!」

留美「あぅっ」ドサッ

P「!?」

真奈美「じゃあ、後は頼んだよ」

あい「承知しました。全く、留美さんも冷静になって欲しいものですね」

留美「うぅ・・・Pざぁん・・・」

あい「はいはい、続きは別室でね」

423: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 00:10:28 ID:/SBH+xef0
P「あ、あの、これは・・・」オロオロ

早苗「何となく分かるような気はするけどねー」

P「え、まさか、皆さん今回の件で・・・?」

真奈美「君の鈍さにはいっそ感動すら覚えるが・・・あぁ、その通りだよ」

P「・・・冗談でしょう?」

真奈美「冗談だったらどんなに良かったか・・・」

<ニョワー・・・Pチャンノコエガスルニィ・・・

真奈美「! 晶葉くん!!」

晶葉「問題ない!あれが破られる筈はない、と言うかあってはならない事だ」

杏「経験から言わせてもらうけどさー。きらりを甘く見ない方がいいと思うよー」

ほたる「あの・・・あんまり不吉な事は言わない方が・・・」

P「え、なに?何の騒ぎですか?」オロオロ

早苗「P君落ち着いて」

426: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 00:15:59 ID:/SBH+xef0
ドンッ

<アキハチャーン!ココ!アーケーテー!

ドンッ

昌葉「断る」

ドンッ

<ナンデー?

昌葉「今の君を解き放つのは危険だ。五歳児が核兵器のスイッチを持っているくらいにな」

ミシッ

<ムェー・・・ジャアイイヨ、ジブンデデルカラ☆

P「なぁ昌葉、今すごく不穏な音が・・・」

昌葉「・・・幻聴だ。ありえない」

430: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 00:19:09 ID:/SBH+xef0
バキッ

<ヨイショッ

P「なぁ昌葉、今何か決定的な音が・・・」

昌葉「あー・・・その、何だ、我が助手よ」

ガキンッ

<ア、アイタニィ☆

P「なんだ」

昌葉「残念ながら、墓は作った事がなくてな。うまく出来なかったらごめんな」

P「俺死ぬ事前提かよ!」

きらり「P-----------ちゃーーーーーーーーーん!!!」

432: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 00:23:25 ID:/SBH+xef0
P「くっ・・・!来るか!いいだろう、毎日のきらりん☆パワー(物理)で鍛えられた俺の鋼の肉体を」

きらり「結婚!おーーーーーめーーーーーでーーーーーとぉーーーーーーーっ!!!」ダキッ

P「あぎゃああああああああああああ」ミキバシベキボキッ

早苗「鋼がどうしたって?」

昌葉「チタン合金の壁を破ってきた時点で、鋼なんてとんだ今更だよ」

きらり「うきゃー☆早苗さんもおめでとぉーーーーー!!」

早苗「ひぃっ!?今度はあたしにキタッ!?」

434: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 00:28:14 ID:/SBH+xef0
早苗「ちょ、誰か!見てないで助けてぇ!!」

真奈美「そうそう、あそこは良い酒を出すんだよ」

あい「へぇ。それは一度行ってみたいですね」

早苗「我関せず!?」

きらり「つーかまーえたーっ☆」

早苗「ぎゃああああああ!まだ死にたくないいいいいいっ!!」

杏「嵐は過ぎ去るの待ってるのが一番だと思うよ」

きらり「にはははははは☆早苗さんかるぅーい!」

早苗「にははははははは(白目)」


※しばらくの間、早苗ゴーランドをお楽しみください

438: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 00:33:53 ID:/SBH+xef0
P「さなえさん・・・いきてますか・・・」

さなえ「しんでんじゃないの・・・」

凛「大丈夫、生きてるよ」

P「その声は・・・凛か・・・ごめんな、俺もう、目が見えなくて・・・」

凛「馬鹿な事言ってないで。ほら、手」

P「悪いな・・・」

凛「じゃあ、医務室行こうか。肩貸して」

早苗「あの、あたしは」

凛「骨折れてなきゃいいけど」

早苗(え?スルー?)

440: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 00:39:50 ID:/SBH+xef0
ガラッ

早苗「つ、着いた・・・」

P「あれ、早苗さん。どこ行ってたんですか?」

早苗「動けなかったとは言え、置いてきぼりにした人間にかける言葉がそれかぁ~!?」

P「ひぃ!ま、待って!腿の辺りヒビ入ってるって言われたから!乗っちゃヤバ、あぁう!!」

美優「あの・・・容体はどうで・・・す・・・」

P「あ・・・」

早苗「ち、違うのよ?これはね、そういうんじゃなくて」

美優「げ、元気みたい、ですね。お邪魔しました・・・」

早苗「待ってえぇぇぇぇぇ!違う!違うのよおおおおおお!」

444: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 00:47:00 ID:/SBH+xef0
美優「はぁ、そういう事でしたか・・・」

早苗「ホント、この男にも困ったものよねぇ」

P「返す言葉もございません」

美優「まぁ・・・お気持ちは分からないでもありませんけど、もうちょっと周囲への影響を考えてもよかったんじゃないでしょうか・・・」

P「全くその通りでございます」

美優「・・・早いうちに、誤解を解いた方がいんじゃないですか・・・?」

P「そうですね・・・正直、もうこんなのは懲りました。さすがにちょっと悪質でしたかね」

美優「分かってるなら・・・いいんです」スッ

P「へ?」ナデナデ

美優「・・・正解したから、ご褒美、です」

P「は、はぁ。あの、嫌じゃないですか?俺の頭なんか」

美優「そんな・・・嫌なんて事・・・ない、です・・・///」

早苗(P君、やっぱりなーんにも分かっちゃいないわね)

450: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 00:56:22 ID:/SBH+xef0
P「う・・・やっぱ階段キツイ・・・」

早苗「ご、ごめんね?さっきあたしが乗っかったから」

P「まぁ、自分への罰みたいなもんなんで。それより、早く誤解を解かないと」

早苗「そうね。さっさとこんな茶番、終わらせないと」

P「まぁ、全治3か月くらいで済めばいいなぁって事で。よし、心を決めて・・・」

P「みんなっ!大事な話があ」

まゆ「あら・・・お待ちしてましたよ、Pさん♪」ニコニコ

凛「おかえり。もう具合はいいの?」ニコニコ

P「みんな・・・みんな?みんなは?」

まゆ「お仕事に行ったみたいです。最初は行きたがらない子も多かったけど、美優さんからのメールを見て急に元気になってましたねぇ」ニコニコ

P「メール?」

凛「うん。色々書いてあったけど、まぁ、つまりはこういう事だったね」ニコニコ

まゆ・凛「「下らない嘘で、私達を騙した、と」」ニコニコ

P(あっはは、何で笑顔がこんなに怖いんでしょう?)ヒソヒソ

早苗(今度こそあたし帰っていい?)ヒソヒソ

453: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 01:00:58 ID:/SBH+xef0
P「あ、あのな、良く聞いて欲しい。そもそもは、最近はお前らの態度が」

凛「ふぅん。やっぱり理由はあるよね、そうだよね。プロデューサーは理由もなしに嘘は吐かないもんね」ニコニコ

まゆ「それで?事務所のみんなを騙すくらいに立派な理由って、いったい何なんですかぁ?」ニコニコ

P「えっと、まぁその・・・」

凛「何?口ごもってちゃわかんない」ニコニコ

まゆ「凛ちゃん、焦っちゃだめよぉ。Pさんにも都合があるもの」ニコニコ

凛「ん、そうだね。プロデューサー、ごめんね?続けていいよ」ニコニコ

P「う、うん」

早苗(・・・・・・)

459: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 01:09:31 ID:/SBH+xef0
P「だからさ、最近のお前らの態度はどうにも異常だと思うわけだよ」

凛「異常・・・?」ピクッ

P「この説明も何度目か分かったもんじゃないが。まず、お前たちはアイドルで、俺はプロデューサーだ」

まゆ「そうですねぇ。Pさんにスカウトされたんですから」

P「それなのに、お前らの俺に対する態度は・・・こう、若干行き過ぎてる部分があると思う」

凛「・・・・・・」

まゆ「・・・・・・」

P「だから、こういう機会に一度適切な距離感ってのを自覚して欲しかったって言うか・・・」

バンッ

P「ひっ」

凛「適切な距離感・・・って何さ」

461: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 01:13:39 ID:/SBH+xef0
凛「そっちからはどんどん私の心に入ってきたくせに。いざ自分がその立場になったら、『異常』?」

凛「そんなのってないじゃん」

凛「それなら・・・それなら最初から、私の事なって放っておけばよかったのに」

凛「自分の行動に責任持とうよ、プロデューサー」

P「う・・・それは・・・」

早苗「まゆちゃんは?」

まゆ「はい?」

早苗「まゆちゃんは何か言いたい事ないの?いい機会だしさ」

P「ちょっ、早苗さん・・・」

早苗「P君は黙ってな」

P「はい」

463: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 01:17:52 ID:/SBH+xef0
まゆ「私は、別に」

まゆ「最終的にまゆをPさんのものにしてくれるつもりなら」

まゆ「今回の事についても、目をつぶってあげてもいいですよぉ」

まゆ「ねぇ、Pさん?」

P「う・・・ぐ・・・」

早苗「なるほど!二人の言い分は良く分かった!」

P「さ、早苗さん?」

早苗「・・・歯ァ食いしばりな、P君」

P「えっ」バキィッ

凛・まゆ「「!!」」

465: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 01:25:41 ID:/SBH+xef0
P「ぐぉっ・・・」

凛「プッ、プロデューサー!?」

まゆ「・・・何してるんですか!」

早苗「P君!」

P「は、はいっ」

早苗「君ねぇ・・・仮にもプロデューサーでしょ?何で担当アイドルの不安くらい何とかしてあげないの?」

P「・・・・・・」

早苗「全く、二人共構って欲しいなら普段からそう言えばいいのに」

凛「べ、べつにそういうわけじゃ・・・」

まゆ「・・・早苗さんこそ、私達を怒ればいいじゃないですか」

早苗「怒らないよ。まぁ、特にまゆちゃん辺りは結構過激な部分とかあったけど、全部が全部まゆちゃんのせいでもなさそうだし」

早苗「でもまゆちゃんがそう言うなら、それもアリだけど・・・どうすr、P君?」

P「・・・まゆ、凛、こっちに来てくれ」

凛・まゆ「「・・・・・・」」トコトコ

469: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 01:32:03 ID:/SBH+xef0
P「ごめんな、悪いのはお前らじゃない。俺が中途半端だったのが悪かったんだ」

凛「・・・プロデューサーは良くやってるよ」

P「ははは。そう言ってくれるとありがたいが、実際こんな有様だし」

P「凛。お前とは一番長い付き合いだから、却ってどこかぞんざいにしてたのかも知れない。ごめんな」

凛「私こそ。ごめん、プロデューサー」

P「まゆも・・・まぁ、お前をもらってやるかどうかは別として、俺ももうちょっとハッキリしとくべきだったよな」

P「俺はお前の気持ちには応えてやれないけど、そんな俺でも良ければ」

P「これからもプロデュース、させてくれるか?」

まゆ「・・・勿論です。私も、もうちょっと素直になれるよう頑張りますから。こちらからもよろしくお願いします」

早苗「ん!良き哉良き哉!」

早苗「んじゃ・・・最後はあたしだぁね」

三人「「「?」」」

470: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 01:34:39 ID:/SBH+xef0
早苗「P君、グー作って」

P「はい?あ、はい」

早苗「もうちょっと力入れてくれる?て言うかもう本気で握っちゃってよ」

P「? あの、何を?」

早苗「まぁまぁ。あ、腕の力は抜いといて」

早苗「うん、そんな感じ。・・・フーッ。よし、やるか!」

P「あの、何を」

早苗「フンッ!」ガツッ

P「!?」

472: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 01:41:11 ID:/SBH+xef0
早苗「あたた・・・P君、結構こぶし固いんだね」

P「な、何やってるんですか!アイドルが顔にケガなんて・・・」

早苗「んー、あたしだって何だかんだ言ってPくんの演技に付き合ったわけだしね」

P「だからって、何もそこまでする事ないでしょう!」

早苗「まぁまぁ。あたしなりのケジメだよ」

早苗「・・・さて、とにかくこれで一件落着かな!四人でさ、何か美味しいものでも食べに行こうよ!」

P「あの・・・」

早苗「なに?て言うかP君、いつまで床に座ってんの?早く起きなよ」

P「あの、さっき早苗さんに殴り飛ばされた時、腿が完全に折れたみたいで」

早苗「・・・マジで?」

P「マジで」

凛「早苗さん?」

まゆ「ちょっとお話があるんですけどぉ」

早苗「え?ウソ、これさ、いい感じに話纏まったじゃん。そんなさぁ二人とも、怖い顔しないで・・・」

早苗「い・・・嫌あああああああああああああ!!」

476: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 01:43:35 ID:/SBH+xef0
終わった
早苗さんの手錠は僕の専用です(宣言)

「晶」葉ちゃんには本当に申し訳ないことをしたと思う

478: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 01:55:14 ID:N1fxutP90
おつ
智絵里もな

加蓮ぶん投げるで

479: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 01:59:08 ID:N1fxutP90
加蓮「ありがとうございましたーっ」

P「長丁場の収録お疲れさま、加蓮」

加蓮「あ、Pさん。ふふ、私まだまだ頑張れるよ!」

P「休みをしっかり取るのも仕事の内だぞ? ただでさえ最近は忙しくなってきたんだから」

加蓮「えへ、分かってる分かってる。でももし体調崩しても、Pさんがいれば心配要らないよ」

481: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 02:02:49 ID:N1fxutP90
P「体調を崩さないようにしろって言
ってるんだけどなぁ」

加蓮「そんなこと言わないでさ。頼りにしてます♪」

P「へいへい……」ナデナデ

加蓮「ふふ……ずーっと一緒、ね? そしたら私、安心できるから」

P「そうだなぁ……一緒にいられたらいいな」

加蓮「うんっ。なんなら、私とゴールインしちゃう? なんてねっ」

485: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 02:06:21 ID:N1fxutP90
P「ゴールインねぇ」

加蓮「えへへ。やっぱりまずいよね、アイドルがこんなこと言っちゃ」

P「当たり前だろ。ファンに聞かれてみろ、アイドル出来なくなっちゃうぞ?」

加蓮「えー、いやー」

P「いやならお口チャック!」

加蓮「ん!」

P「よしよし」ポンポン

加蓮「んふふ」

486: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 02:09:30 ID:N1fxutP90
帰路、車内―――

ブロロン ブロロン

P「……あのさ」

加蓮「んー?」

P「さっきの話だけど……俺がお前と結婚したいって言ったら、どうするよ?」

加蓮「なにそれ、人にはお口チャックとか言うくせに」

P「ま、まぁまぁ。話の種だよ、種」

加蓮「むぅ。……うーん、そうだなー。とりあえず今はダメ、かな」

487: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 02:12:35 ID:N1fxutP90
P「今は?」

加蓮「うん。だって私、なんにもご飯作れないし。毎日カップラーメンとかいやでしょ?」

P「そりゃそうだ」

加蓮「だからもっと練習して……お掃除とかも出来るようになってからね」

P「わりと考えてるんだな、加蓮って」

加蓮「……ちょっと失礼じゃない?」

P「はは、ごめんごめん」

489: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 02:15:27 ID:N1fxutP90
加蓮「まぁそんなわけで、のんびり待っててよ、Pさん」

P「あいよ」

P「…………待て、なんでお前と結婚するのが確定してんだ」

加蓮「あれ、違うの?」

P「話の種って言ったろ! 本気にするな人気アイドル!」

加蓮「そんな! 私Pさんに振られちゃったの!?」

P「違うから!」

490: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 02:19:17 ID:N1fxutP90
加蓮「私、Pさんに振られた……っと」メルメル

P「ちょっとちょっと! なにメールしてんの!?」

加蓮「報告しとかないと」

P「誰に!?」

加蓮「凛に奈緒に卯月に未央でしょ、あと藍子と唯とまゆと智絵里と……」

P「多すぎィ!」

加蓮「うーんめんどー、アドレス知ってる子全員に送っちゃお」

P「やめてくれえええ!!」



加蓮(メールは嘘だけど、結婚は……ね。えへへ、待っててPさん!)



おわり



494: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 02:23:40 ID:GN4/zIC30
瑞樹「その……もし、例えばの話なんだけど」「私がPくんと結婚したい、って言ったらどうする?」

P「」キョトン

瑞樹「あ、いや、何でもないわ。冗談、ほんの冗談よ?」

P「……ぷっ」「っはははははは! 何すか川島さん! 何言っちゃってるんですか!」

瑞樹「えっ」

P「僕ら、アイドルとプロデューサーですよ? ダメでしょ結婚だなんて。ムリムリ!」

P「もういい大人なんですから、もっと落ち着いた考え持ちましょうよ(笑)」ヘラヘラ

瑞樹「な、なによぉ……そんなに笑うことないのに」

P「これが笑わずにいられますか。ありえないありえない!」

P「正気の沙汰じゃありませんって! 超ウケるんですけど!」

瑞樹「もう……Pくんの意地悪!」ムスッ

497: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 02:26:18 ID:GN4/zIC30
――――1週間後

P「聞いてくださいよちひろさん。こないだね、川島さんがですね……」ヒソヒソ

ちひろ「あちゃー」

瑞樹「あっ、こらPくん、言いふらすことないじゃない!」


――――1か月後

P「それでさー、その時の川島さんと来たらさぁ」ペラペラ

卯月「あらら……」

未央「やってしまいましたなぁ」

瑞樹「ちょっとぉ、その話 引っ張りすぎよ!」


――――3か月後

P「いやぁ、今思い出しても傑作。川島さんにも困ったもんだ!」ニヤニヤ

幸子「うわぁ」

まゆ「ちょっと笑えませんねぇ」

瑞樹「い、いい加減忘れてよぉ……」

499: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 02:28:08 ID:GN4/zIC30
――――10年後

P「………とまぁ そんな馬鹿げたこと抜かしたそのアイドルが、お前のお母さんなの」

息子「ないわー」

瑞樹「もう! 子供にそんなこと教えなくてよろしい!」ムキー

P「なんでだよ、いいじゃんこれくらい。今となってはいい思い出だろ」

瑞樹「あんな昔のことをネチネチと……Pくん、今日こそは許さないわよ……!」

P「いじられるようなこと言わなきゃいいのに、なぁ?」

息子「わかるよ」

瑞樹「わかっちゃいけません! この話は今日を持って忘れること!」

P「あーはいはい、忘れる忘れる」



P「あ、そうだ。例えばの話なんだけどさ」

瑞樹「? なぁに?」

P「『本当はあの話が嬉しくて、照れ隠しに笑い飛ばしてた』って言ったらどうする?」

瑞樹「………Pくんの意地悪」

501: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 02:32:16 ID:GN4/zIC30
終わり。ちょっと責めすぎた感がしないでもないけど、川島さんが大好きです


563: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 14:35:44 ID:FHOHSSFoO
P「俺が三船さんと結婚したいって言ったらどうします?」

三船「…えっ」

P「……あ、すみません忘れてください」

三船(え、ええっ!?ま、まさかPさんと両思い……い、いやいや冗談半分で言ってる気もするし、あ!でも即答でいいって言えば、しこり無くPさんの気持ちが聞けたのにああああああ)

P「み、三船さん!?大丈夫ですか?」

三船「……だめですよ」ぷしゅー

P「すみません!」

三船「ほ、本気にしちゃいますから」トロン

P「」キュン

577: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 16:26:55 ID:FHOHSSFoO
次の日

P「三船さーん」

三船「はい、どうかし――」

三船(俺が三船さんと結婚したいって言ったらどうします?)ポワポワ

三船「……//」ササササッ

P「み、三船さん!?」

578: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 16:30:12 ID:FHOHSSFoO
次の日

P「三船さん、仕事いきますよ」

三船「わかりま――」

三船(……三船さん、俺と結婚してくれませんか?)ポワポワ

三船「……//」タタタタタタ

P「どこ行くんですか!?三船さん!三船さーん!」

582: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 16:41:26 ID:FHOHSSFoO
次の日

P「三船さん、グラビアの仕事ですよ」

三船「うぅ…見たいですか?こんなおばさんの水着……」

P「需要は間違いなくあります。それに私も見たいです、すごく」

三船「ええっ!?」

三船(P「ほら……見てください、こんなに大きくなったのは三船さんのせいですよ?」)ポワポワ

三船「嫌です」

P「えっ」

三船「あ、あの!そうじゃなくて……」

P「よかった、仕事が嫌なのかと思いましたよ」

三船「Pさんは見ちゃ駄目です」

P「えっ」

585: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 17:02:56 ID:FHOHSSFoO
次の日

P「三船さん、ウェディングドレスのモデルの仕事ですよ」

三船「ふふ、婚期遅れちゃいますね」

P「え…あ、はは………」

三船(P「だったら俺が貰ってやるよ、美優」)ポワポワ

P「じゃあ俺が先予約しましょうか?なんて……」

三船「喜んで」ニコ

P「えっ」

三船「はっ」

P「…」

三船「…」

P「…」

三船「~ッ!」タタタタタ

P「ま、待ってください、三船さん!三船さーん!」

586: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 17:05:41 ID:FHOHSSFoO
おわり感謝


619: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 19:52:18 ID:N1fxutP90
>>618
早苗さんがやってくる

ちゃんみお投げるで

623: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 19:56:56 ID:N1fxutP90
未央「ね~プロデューサー、お仕事まだ終わんないのー?」

P「終わんないの。もうちょい待っててな」カタカタ

未央「お腹空いたよー……ひもじいよぉ……」

P「俺なんか待たないで、すぐ帰ればよかったのに」

未央「プロデューサーとご飯食べたかったんだもん……」

P「はいはい、嬉しい嬉しい」

未央「ぶーぶー! 全然嬉しそうじゃなーい!」



625: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 20:01:13 ID:N1fxutP90
P「あのなぁ、大体アイドルが男と飯なんてダメなの。スキャンダルなの。分かる?」

未央「プロデューサーなら大丈夫でしょー? ほら、もし見つかっても『お兄ちゃんです!』とか!」

P「そううまくいくかなぁ……」

未央「ふっ、愛さえあればきっと乗り越えられるさ……!」

P「なーに言ってんだ」

未央「ノリ悪いー! 私はこんなにプロデューサーのこと愛してるのにっ」

627: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 20:04:36 ID:N1fxutP90
P「わーい俺も未央のことアイシテルヨー」

未央「適当すぎー! ひどいよっ!」

P「じゃあ未央、仮に俺がお前と結婚したいって言ったら、どうするんだ?」

未央「………………ほぇ?」

P「結婚だよ結婚。お互いに愛し合ってるならそうなるだろ?」

未央「け、け、結婚ってあの!?」

P「他にどんな結婚があるんだ……未央が俺のお嫁さんになるってことだよ」

未央「およ、お嫁しゃん……!」カァァ

628: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 20:08:20 ID:N1fxutP90
P「顔真っ赤にしちゃって。普段は押せ押せのくせに、こういうとこは可愛いんだから」ワシャワシャ

未央「あぅっ、うぅ……ずるいよぉ」

P「うし、仕事も終わったし……ほら、ご飯食べに行くんだろ? 行くぞ」

未央「あ、ま、待ってよプロデューサー! お嫁さんにしてくれるの!?」

P「さぁなー。未央はアイドルだしなー」スタスタ

未央「ち、ちょっとぉー!」テテテッ



おわり

639: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 20:41:04 ID:eNO+y3Bv0
短いけど美玲ちゃん



641: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 20:45:52 ID:eNO+y3Bv0
P「美玲、結婚しよう」

美玲「ふあ!?」

美玲「な、な、いきなり何言ってるんだオマエッ!」

P「えーっと、プロポーズ?」

美玲「う、うるさーいッ!」

美玲「それ以上こっちに来るなッ! 引っかくぞ、ウウーッ!」

P「……」

P「うーむ、まさかここまで引かれるとは思わなかった」

P「でもこのツンツンされる感触、久々でいいかも」ゾクゾクッ

643: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 20:52:01 ID:eNO+y3Bv0
ちひろ「ダメですよ、プロデューサーさん」

ちひろ「大抵の子はプロデューサーさんにそう言われると喜ぶでしょうけど」

ちひろ「美玲ちゃんはまだ事務所に入って日が浅いんですから、ただのセクハラです」

P「確かに迂闊でしたね。これじゃあ怖がられてるだけですし」

美玲「ガルルーッ!」

P「おおぅ」ゾクゾクッ

ちひろ「もう、気をつけてくださいよ。早苗さんにしめられるだけならまだいいですけど」

ちひろ「本当に逮捕されると事務所が大変なことになりますから」

P「しめるのも勘弁していただきたい」

644: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 20:58:04 ID:eNO+y3Bv0
P「あー、驚かせて悪かったな、美玲」

美玲「うぅ……?」ピクッ

P「ちょっと悪ふざけが過ぎたようだ。反省する」

美玲「……もう、変なこと言うなよな」

P「ああ、これからは真面目にプロデュースするよ」

美玲「ふんっ。……そ、それなら、許してやる」

P「ははっ、ありがとう」ポムポム

美玲「気安く触るなよ! なんなんだよ、もう!」

ちひろ(と言いつつ満更でもなさそうな美玲ちゃん)

ちひろ(ふふっ、美玲ちゃんが落ちる日も近そうですね)



おわり

663: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 22:19:44 ID:dk6G/lgs0
じゃあ杏ちゃん投げてみる

666: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 22:24:22 ID:dk6G/lgs0
杏「プロデューサー、何読んでんの?」

P「ん?アイドルの情報誌。定期的に読んでるんだよ」

杏「へえ。そういうの見てるんだ」

P「そりゃあな。記者が掴んだネタ流してくれるとは思えないし、こういうのは自分の目で確認しないとな」

杏「ただでさえウチはネタに事欠かさない事務所だしね」

P「自覚してるから、そういう言い方はやめて」

668: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 22:32:00 ID:dk6G/lgs0
P「ほら、ウチの事務所の特集だってあるぞ」

杏「どれどれ……結婚したいアイドルアンケート?」

P「響子とか法子とか家庭的なアイドル達は順当な感じだなぁ……まゆも上位に食い込んでるな」

杏「きらりも意外と上位だね。結婚したら色んな意味で毎日飽きないだろうけどさ」

P「失礼だなお前。あいつは結構乙女だぞ」

杏「ちなみに杏は……」

P「おめでとう。貫禄のワーストだ」

杏「わぁい」

672: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 22:40:43 ID:dk6G/lgs0
P「全然悔しくなさそうだな」

杏「そりゃあね。家族以外の他人と一緒に暮らすなんて息が詰まるよ」

P「結婚してんなら他人じゃないだろ」

杏「でも生活に口出しとかしてくるんでしょ?面倒じゃん」

P「……これならこのアンケも妥当か」

杏「世間の人は杏をよく見てるね」

P「駄目な女として見られてるんだぞお前」

674: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 22:47:17 ID:dk6G/lgs0
杏「いいよ。それでもウケてんだから」

P「まあ確かにそうだけどさぁ……」

杏「私は印税稼ぐまでアイドル引退する訳にはいかないからね」

P「……この流行がいつまで続くかなぁ」

杏「人間一人が生きていく為のお金ならすぐ溜まるよ。たぶん」

P「………」

676: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 22:53:16 ID:dk6G/lgs0
P「そういえばさ」

杏「ん?」

P「お前さっきのアンケートでビリだったわけだけど」

杏「掘り返すね。別に気にしないけど」

P「そうじゃなくてさ、票数は貼られて無かったけどお前に投票した人がいるかもしれないじゃん」

杏「流石に杏自身ゼロ票だったとは思いたくないよ」

P「そういう奴がお前を一生養ってやるって言ったらどうする?」

杏「……え?」

677: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 22:57:50 ID:dk6G/lgs0
P「お前の性格知ってるから文句も言わないだろうし」

杏「……プロデューサーは杏に引退して欲しいの?」

P「え、いや、そういう訳じゃなくてさ……」

杏「……ファンが見てるのは所詮今の杏。こんなちんちくりんが老けたらすぐにポイだよ」

P「……杏」

杏「それに私だって一生の相手ぐらいは選びたいしね」

P「…へえ」

杏「……何さその顔」

P「いや、お前もそういう乙女な面があったのかと思ってな」

杏「プロデューサー、杏を女と思ってないでしょ?」

P「うん、ごめんなさい」

679: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 23:03:51 ID:dk6G/lgs0
P「……じゃあお前も好みのタイプとか結婚したい理想の男性像とかあるんだ?」

杏「そりゃあね。まず財力でしょ」

P「うわっ」

杏「あ、そんなに引かないでよ。財力って言っても何もしない妻を養える程度の収入でいいんだよ」

P「何もしないってお前……」

杏「後は家事全般スキル。そして杏の至らない点にも目を瞑る甲斐性かな」

P「今ハッキリと分かった、お前結婚できないわ。あと乙女って評価も撤回するわ」

681: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 23:11:58 ID:dk6G/lgs0
杏「何でさ。顔は重要視してないよ?大事なのは優しくて広いハートだよ?」

P「金>心にしか聞こえなかったんだけど」

P「ていうか何もしない妻って、専業主婦すらするつもり無しかよ」

杏「夫が仕事に出てる間、自分の食事だけは用意するよ」

P「居候以下じゃねえか!」

杏「ニートアイドルがアイドル辞めたら、残るのは?」

P「……ニート」

杏「正解」

686: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 23:19:15 ID:dk6G/lgs0
P「……つまりだ。お前は結婚するつもりは無いってわけだな」

杏「無いわけじゃないって。相手が居ないんだよ」

P「一応結婚できる歳のアイドルなのに……酷過ぎるぞ……」

杏「だから今稼いでるんじゃん。むしろ自立出来てる杏を褒めてほしいね」

P「はいはい、お前は凄いよ。そうやって自分の短所を解った上で敢えて貫く点もな」

杏「………」

688: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 23:23:32 ID:dk6G/lgs0
杏「……そういえばさ」

P「ん?」

杏「プロデューサーもこのアンケートに投票したの?」

P「いや、俺は厳密にはファンじゃないし……」

P「それにプロデューサーが『アイドルの○○ちゃんと結婚したい』とか間違っても言えないだろ」

杏「…じゃあ、もし投票するとしたら誰にする?」

P「!?」

691: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 23:37:46 ID:dk6G/lgs0
P「いや、だから、俺はお前たちのプロデューサーでな……」

杏「そういうの抜きにしてさ、単純に男の視点での評価」

P「……うーん、でも……」

杏「やっぱり響子とか?それともかな子とか藍子辺り?…まさかまゆみたいなのが好み?」

P「……家事スキルとかだけで見たらそうなるけど、そう単純にだな……」

杏「………」

697: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 23:42:43 ID:dk6G/lgs0
杏「……でもやっぱり杏はナシ?」

P「……まあ、さっき挙げた皆と比べると……」

杏「ふーん……」

P「………」

P(空気が重い)

699: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 23:45:36 ID:dk6G/lgs0
杏「…じゃあさ」

P「ん?」

杏「もしさ、杏がさっき挙げたアイドルと同じくらい家事に意欲的だったら」

杏「プロデューサーは投票してくれる?」

P「……え」

P「あ、ああ!俺だけじゃなくファンの皆も感動するだろうよ!」

杏「………………」

700: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 23:48:22 ID:dk6G/lgs0
杏「……やっぱ柄じゃないのかな」

P「何が?」

杏「杏は杏らしくぐうたらしてたほうがいいやって改めて分かったって事」

P「え?どうしてそういう結論に?」

杏「誰かさんが鈍いからかな」

P「…???」

杏(『俺だけじゃなく』か……)



永久就職の為にも少しは頑張ってみようかなと思った杏でした


  - おわり -

703: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/15 23:49:58 ID:dk6G/lgs0
Pに結婚したいって言わせる趣旨だったのが
杏の片想いっぽくなってしまった

ゴメン杏ちゃん

714: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 00:16:20 ID:dyGNjZVsO
P「…結婚…かぁ」

雪美「……したい」

P「お、雪美はしたいか?」

雪美「……Pと…いっしょに……」キラキラ

P「はは、なら花嫁修行でもするか」

雪美「……する」ワクワク

P「じゃあまず始めに雪美がお嫁さんなったらまず何がしたい?」

雪美「……キス」

P「キスはちょっと早いかな」

雪美「…指輪、はめて……キス……」

P「そっちじゃないよ」

雪美「…指輪…はめて……ちゅー……」

P「そっちでもないよ」

718: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 00:29:42 ID:dyGNjZVsO
雪美「…思い出した……」

P「そうそう、キスの前にやることがあるようぉお――」バタッ

雪美「……」ギュッ

P「いきなり押し倒してどうしたの?」




雪美「……初夜、忘れてた」ニコッ

P「それも後だ」

725: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 00:40:58 ID:dyGNjZVsO
雪美「……P、しよう?」

P「まずいから、捕まっちゃうから」

雪美「…私なら…大丈夫…」ギュッ

P「俺はダメだから、雪美もダメだから」ブンブン

雪美「…信じて」ギュウウウ

P「いや、そう言う問題じゃないから」

雪美「?」

P「というかもっとお嫁さんの仕事があるだろ?お掃除したりお料理作ったり」

雪美「…子供…作ったり……」ニコ

P「雪美も俺ももうダメだな」

732: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 00:59:21 ID:dyGNjZVsO
雪美「…P……」ギュッ

P「だからさ、これ以外の方法を――」

雪美「…」パッ

P「ようやく通じてくれたか、雪美は頑固だな」

雪美「…」タタタ

雪美「…」じー

雪美「…」ソワソワ

雪美「…」

雪美「…P」グスッ

P「えっ、ご、ごめんな」




雪美「……コウノトリさん……来ない…」ボロボロ

P「」キュン

736: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 01:10:04 ID:dyGNjZVsO
雪美「……P、こんなに……好きなのに……」ギュッ

P「俺も大好きだぞー」ゆっさゆっさ

雪美「……大好き、なのに…」グスン

P「…よしよし」ポンポン

雪美「…おかしい……」

P「そうだなー、両思いなのになー」

雪美「…」

P「コウノトリさんはきっとおやすみしてるんだよ」

雪美「……はやく、起きて…」グスッ

P「…」ポンポン

741: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 01:19:27 ID:dyGNjZVsO
次の日

雪美「……間違えてた」

P「何を間違えたんだ?」

雪美「……子供の…作り方……」ニヤ

P「!?」ビクッ

雪美「…それは……」

P「それは?………ムグッ」

雪美「……」ちゅー



雪美「…キスが…先……P……知ってた……?」ドヤ

P「そうかぁ、しらなかったよー」キュンキュン

745: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 01:31:28 ID:dyGNjZVsO
P「…今日もお休みしてたんだな、残念だなぁ」ゆっさゆっさ

雪美「…なんで」グスッ

P「寝坊助なのかなー」ポンポン

雪美「…私も、私も……早く起きる……コウノトリさんも……起きて……」ボロボロ

P「よしよし、俺からも言っておくよ」

雪美「……うん」ゴシゴシ

P「泣き止んだかぁ、えらいぞー」なでなで

雪美「……」ブワッ

P「…いいんだぞ?無理しなくて」ポンポン

750: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 01:41:55 ID:dyGNjZVsO
次の日

雪美「……今日は……コウノトリさん……起きてた……探した……」フンス

P「よかったなぁ」キュン

雪美「……今度こそ…作り方……分かった……」キラキラ

P「そうかー、出来るといいなー」キュンキュン

雪美「……ちひろが、教えてくれた……」

P「なんだと?」

756: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 01:49:19 ID:dyGNjZVsO
雪美「……少しだけ……目、瞑って?」

P「わ、分かった」パチ

雪美「…」ゴキュゴキュ

P「…」ドキドキ

雪美「…」ちゅー

P(な……口移しでなにか流れ込んでくる!これは――)ちゅー




P(スタドリか……!)

760: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 02:00:19 ID:dyGNjZVsO
P(ちひろさんめ……子供になんてこと教えやがる!)

雪美「…」ちゅっちゅっ

P(んくっ、そろそろ全部か、じゃあ飲む――)ゴク

雪美「」スゥゥゥウウ

P(な……!?口移ししたスタドリがまた吸い込まれて……)

雪美「…」ゴクゴク

P(ちひろさん…そこまでやるのか……)ちゅっちゅっ

雪美「…これで…だいじょうぶ」ぶいっ

762: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 02:11:01 ID:dyGNjZVsO
雪美「…コウノトリさんの……うそつき……」グスッ

P(……やっぱりこうなるよな、仕方ない)

雪美「……」ボロボロ

P「こらこら、コウノトリさんはちゃんとやったよ?雪美には今、そのおまじないが掛かっているんだ」

雪美「おまじない?」ギュッ

P「あぁ、コウノトリさんのお話には続きがあってね」

P「16歳になるまで、その人のことをずっと好きでいたら子供を運んでくれるんだ」

766: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 02:23:40 ID:dyGNjZVsO
P「それを約束しないと出来ない、おまじないなんだ」

P「でも6年後っていったら、俺は男が好きになるかもしれないし、痴漢で捕まるかもしれないし、もしかしたら禿げているのかもしれない」

雪美「……」

P「それでも雪美は好きで居られるか?」

雪美「うん」

P「即答だなぁ、考えてもいいんだぞ」

雪美「……Pは、私……嫌いに、なる?…」

P「…ならないよ」

雪美「……それなら……だいじょうぶいっ……」

770: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 02:37:48 ID:dyGNjZVsO
P「雪美」ギュッ

雪美「……ずっといっしょ、やくそく…だから…」ギュッ

P「約束だ」ギュウウウ

雪美「……私と、P……ずっと……繋がってるから」ちゅー

P「ずっと繋がってるぞ」ちゅー

雪美「……P」ポンポン

P「あ、ちょっと強いか?悪かったな――」




雪美「………おまたに……突起物?」

CoP「……えっ?」

771: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 02:39:49 ID:dyGNjZVsO
おわり感謝

774: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 02:47:31 ID:rJ6gWgQ/P
おつ
次いくか

775: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 02:48:43 ID:rJ6gWgQ/P
P「結婚しよう」

芽衣子「えっ…?」

P「結婚しよう」

芽衣子「私に言ってるの?」

P「うん」

芽衣子「えっと…あっ、そうだ!」

P「うん?」

芽衣子「私、用事ができたから帰るね!それじゃ、お疲れ様!」ピューン

P「…うん?」

776: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 02:51:30 ID:rJ6gWgQ/P
翌日

P「遅い…」

P「…間違いない、引かれた」

タッタッタッタ

ガチャ

芽衣子「おはよう!プロデューサー!遅くなってごめんね!」ドカドカ

P「あ、いや来てくれてよかったよ」

芽衣子「よいしょ……っと!」

バササササササ

P「…チラシ?」

777: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 02:56:09 ID:rJ6gWgQ/P
芽衣子「やっぱり定番は海外だよね!でも国内も悪くないと思うんだ!」

P「えー」

芽衣子「海外行くとしたら宿はホテル一択だけど部屋はツインでいいよね?」

P「あのー」

芽衣子「あっ、でもプロデューサーがどうしてもって言うなら私は別にダブルでも…ああでもそういうのは
    まだちょっと早いっていうかしっかり段階踏んでからのほうがいいかなって――」

P「ちょっと」

芽衣子「国内だったら絶対旅館がいいって思うの!やっぱり畳のある和室が一番落ち着くしね!
    露天風呂付きの客室とかもいいよね!誰にも邪魔されずにゆっくり二人っきりで…きゃー!」

P「芽衣子さん?」

芽衣子「そういえば私の地元にも温泉ってあるんだけど海が見えるところにあってすごいきれいなんだよ!
    今度うちに挨拶行くついでに行ってみない?」

P「待たんかい」ガシッ

芽衣子「やっぱり一生に一度のイベントだから思い出に残る旅行にしたいよね――って何?」

778: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 02:58:53 ID:rJ6gWgQ/P
P「このチラシの山は一体…」

芽衣子「これ?新婚旅行のパンフレット!集めてたら結構時間かかっちゃって」

P「遅刻したのはそういうわけか…」

芽衣子「ごめんねぇ、プロデューサーが昨日いきなりあんなこと言い出すから…」

P「そうだな…ごめんな…」

芽衣子「いいっていいって!集めるのも楽しかったし!」

780: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 03:01:02 ID:rJ6gWgQ/P
P「いや…そういうことじゃなくてな…」

芽衣子「どういうこと?」

P「まあ…なんだ…昨日のあれは…ただ言ってみたかっただけっていうか…」

芽衣子「冗談ってこと?」

P「いや…まるっきし冗談ってわけでもないけど…反応がみたかったっていうか…」

P「だから集めてもらったところ悪いんだけど…今すぐ結婚しようってわけじゃ…」

芽衣子「ふーん?」

P「本当にすいませんでした…」

芽衣子「うん…それでさ…」

P「はい?」

芽衣子「プロデューサーはまず海外と国内だったらどっちがいいかな?」

P「え?」

781: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 03:02:47 ID:rJ6gWgQ/P
芽衣子「まあ、これだけいっぱいあるからとりあえずどっちがいいかでわけみよう!」

P「えー」

芽衣子「あっ、でもそれだとあとからいいのがあったりしたら困るよね…そうだ!手分けして良さげなの探そっか?はい!これプロデューサーの分!」

P「あのー」

芽衣子「それでいくつか良い感じのとこ見つけてさ、その後二人で決めてこ!」

P「芽衣子さん?」

芽衣子「そういえばプロデューサー、パスポートもってる?あっ、LIVEツアーとか行ってたし、それ大丈夫か…
   ああ、でもでも有効期限とかちゃんと調べといて!直前になってギリギリとか全然洒落になんないからさ!」

P「待たんかい」

芽衣子「やっぱ楽しいけど、そういうとこはきちっとしてかないとね――って、何?」

784: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 03:07:48 ID:rJ6gWgQ/P
P「さっきの話、聞いてた?」

芽衣子「えっと…結婚しようってのは言ってみたかっただけ、って話?」

P「なんで平然と話続けてるんだ?」

芽衣子「うーん…別に新婚旅行じゃなくても私は構わないし…」

P「あのなぁ…」

芽衣子「それにせっかくこんだけパンフレット集めたんだから付き合ってよ!冗談言ってからかうよりはいい仕事になるからさ!」

P「えー…」

芽衣子「ほらほら!ここなんてどうかな?昨日ちょこっとみた中じゃおすすめなんだけど…」




結局その日の業務日報には「書類整理」とだけ書いておくことにしました。

おわり

786: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 03:11:44 ID:eITcnK1F0
めいこぅめいこぅかわいいよめいこぅ
おっつおつ

なんかメンテでお仕事進まなかったから投げる

788: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 03:13:50 ID:eITcnK1F0
P「なぁ、もし俺が結婚したいって言ったらどうする?」

響子「!」ガタッ

ゆかり「!」ガタッ

智絵里「!」ガタッ

まゆ「!」ガタッ

P(あ、これは死んだな)

789: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 03:17:42 ID:eITcnK1F0
響子「家事って知ってます? なんと、私の趣味なんですよ!」ドヤァ

まゆ「うふふ、お料理ならまゆの一人勝ちねぇ♪」

響子「ゆかりちゃんと智絵里ちゃん、残念ですね? えへへへ☆」

ゆかり「う……」

智絵里「あう……」

792: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 03:21:07 ID:eITcnK1F0
智絵里「ど、どうしよう……」

ゆかり「お料理なんて……」

智絵里「頑張らなきゃ……でも……」

ゆかり「今からでは、お二人にはとても敵いません……」

智絵里「……ぐす」ポロポロ

ゆかり「……ぅ」ウルウル

まゆきょこ「あ……」

793: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 03:24:52 ID:eITcnK1F0
響子「え、えっと……」

まゆ「ゆかりちゃん、智絵里ちゃん……泣かないで?」

智絵里「ぅぅ……まゆ、ちゃん」

響子「お料理、練習しましょ? 私たちで良ければ、教えますから。ね?」

ゆかり「ほんとです、か……?」

795: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 03:28:49 ID:eITcnK1F0
まゆ「えぇ♪ 四人でとびきり美味しいご馳走、Pさんに作ってあげましょう?」

ゆかり「Pさんに……」

智絵里「喜んで、くれるかなぁ……?」

響子「ぜーったい、喜んでくれますよっ! キューティーカルテットの底力、見せてあげましょー☆」

智絵里「う、うんっ」

ゆかり「はい!」

きゃっきゃ うふふ

P(イイハナシダナー)

798: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 03:32:20 ID:eITcnK1F0
智絵里「えへへ……」

ゆかり「楽しみですねっ」

まゆ「頑張りましょうねぇ」

響子「あ、そうだ! それで成功したら、Pさんに……」



響子「四人ともお嫁さんにしてもらっちゃったりして!」



P(イイハナシダッタノニナー)

800: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 03:36:12 ID:eITcnK1F0
まゆ「あら、素敵ね♪」

ゆかり「それ知ってます! はーれむ、って言うんですよねっ」

智絵里「えへ、みんな一緒なら頼もしいかも……」

響子「ね、ねっ! いいアイデアですよね!」

まゆ「うふふ、それじゃあ早速……」

くるっ

P「うおっ!?」

801: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 03:39:39 ID:eITcnK1F0
まゆ「Pさぁん♪」

響子「ふつつか者ですが♪」

ゆかり「私たちのこと♪」

智絵里「よろしくお願いします……♪」

にこぉ……

P「は、はひ……」



おわり

802: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 03:41:05 ID:eITcnK1F0
寝る(AAry

807: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 04:23:47 ID:MnlauU210
ちひろ「プロデューサーさん、エナドリはいりますか? 今ならお買い得で5本セットで300モバコインとお得にですよ!」

ちひろ「プロデューサーさん、お疲れみたいですね。そんな時はスタドリです、今ならエナドリとセットで100モバコイン!」

ちひろ「プロデューサーさん、フェスもいよいよ終盤ですね。はい、エナドリチャージです! 頑張りましょうね、プロデューサーさん」


P「……もう限界だ」

P「ドリンクを買うことを必要以上に迫られ、フェスでは疲れを誤魔化すかのようなドリンク漬けの日々で働かされ」

P「いや、まぁいらないのに買う俺も俺だし、確かにフェス中に休んでもいられないんだけど」

P「だがしかし、ちひろさんのいい様に扱われる日々、彼女の手のひらで働かされる、これでいいはずがない!」

P「別に大それたことをしようってわけじゃない、ただ彼女をギャフンと言わせてやりたい!」

P(しかし決意してみたけど、ちひろさんをギャフンと言わせるってどうすればいいんだろう)

P(悔しがらせる、騙す? と言ってもあの人は常に笑顔でなんか底知れないからなぁ……)

P(……そう言えばこの前飲みに言った時――)


・  ・  ・


ちひろ「――プロデューサーさんって彼女は居ないんですか?」

P「はははっ、居たら良かったんですけどね。仕事も忙しいし、周りの女性って言っても所属アイドルばっかりですしねー、作ろうにも難しいですよ」

808: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 04:47:10 ID:MnlauU210
ちひろ「え~、そんなこと言いつつ、まゆちゃんとか色んな人にアピールされてるじゃないですかー」

P「まゆは年上の男に少し夢見てるだけなんじゃないですか? 言動も夢見る乙女って感じですしね。少しすれば落ち着くでしょう」

ちひろ(絶対そんなレベルじゃないと思うんですけど……まぁ黙っておこう……)

P「そんなこと言ってちひろさんは彼氏とか居ないんですか? 俺みたいな冴えない男と比べて美人ですし、引く手数多でしょう?」

ちひろ「ふぇっ!? い、いきなり何言ってるんですかもう! 美人なんて言われたらビックリするじゃないですか……」

P「いやいや、実際に俺が入社した時も可愛い事務員さんが居るなーって喜んだもんですよ」

P(まぁ少し経ったら色々と絞られる日々で、最初の好印象はどこへやら、って感じですけどね)

ちひろ「も、もうそんなことばっかり言って! ……まぁその、私も良い人は居ないですよ」

P「へぇー意外ですね、可愛いしちひろさんは彼氏居そうなイメージだったんですけど」

P(主に搾取的な意味で)

ちひろ「私もこの仕事就く前も居ませんでしたし、就いてからは営業するプロデューサーさん以上に出会いなんてありませんからね」

P「まぁウチはアイドル事務所ですからねー。彼氏って言っても俺くらいしか候補が……おっと、すいません俺なんかじゃ候補にもなりませんよね」

ちひろ「そ、そんなこと無いですって! ぷ、プロデューサーさんならその、十分に、魅力的といいますか……」

P「いやいやそんな社交辞令はいいですって、それよりもちひろさん顔が赤いですけど、酔っちゃいました?
  いつもはそんなに酔わないと思うんですけど、もしかして体調が悪かったりします?」

ちひろ「い、いえいえ! あ、いやそうです! ちょっと酔っちゃったかなー、なんて……。あは、あはははは」

809: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 04:59:56 ID:MnlauU210
・  ・  ・

P(――あの時のちひろさん、明らかに酔ってないけど顔を真っ赤にして動揺してたっけ)

P(あの反応から見るにちひろさんは男性経験が無いのか、免疫が無いんだろうな。恋愛方面には疎い人なのかも……)

P「……って、そうか! これを使えばよかったのか!」

P(ついに見つけたぞ、ちひろさんの弱点を!)

P「見てろよ、千川ちひろ。今までの鬱憤を晴らさせてもらうぞ!」


・  ・  ・

――某日 事務所内

ちひろ「あ、プロデューサーさん。お帰りなさい、営業どうでした?」

P「ええ、先鋒は企画にOK出してくれましたよ。幸子はバラエティ受けいいですから、体当たり企画は好評ですね」

ちひろ「あはは、でも幸子ちゃんにあんまり無理させちゃ駄目ですよ? スカイダイビングといい、14歳の女の子にやらせるにはハードなもの多いですし」

P「まぁその辺は気をつけますよ、ああ、それよりもちひろさん、ちょっといいですか?」

ちひろ「はい? 何ですか?」

P(事務所には二人っきり、仕事に行ってるアイドルは直帰だし、今から誰か事務所に来る予定も無い、仕掛けるなら今だ!)

811: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 05:13:19 ID:MnlauU210
P「ちひろさん、この前の飲み覚えてます?」

ちひろ「え、ええ。覚えてますけど……。ど、どうしたんですか? 真面目な顔して」

P「その時、ちひろさん、俺のこと魅力的って言ってくれましたよね?」

ちひろ「うっ……は、はい、確かに言いましたけど。もう、それがどうしたんですか?」

P「ちひろさんは、俺がもしちひろさんと結婚を前提に付き合いたいって言ったらどうします?」

ちひろ「ぅえ!? え、えっと、そそそれって、えっとあのその……」

ちひろ(え、なんで? どうして? いきなりなんで私Pさんから告白されてるの?
    確かにこれまで、元気になってほしかったから赤字覚悟でスタドリやエナドリを販売したり、プレゼントしたりアプローチはしてたけど!)

ちひろ(でも、でもでもでも、それだって別に直接何かしたわけじゃないし、結局商売というか、事務員とプロデューサーの枠内での気遣いみたいに取れるようなものだったし!)

P(おおっ、あのちひろさんが顔を赤くして恥ずかしがってる。やっぱり免疫無いんだなぁ)

P(あ、ヤバイ。なんか凄く新鮮でイジメたい)

P「ちひろさん」(ズイッ

ちひろ「ふわっ!? P……じゃなくてプロデューサーさん、ち、ちち近いですよっ……」

P(顔を近づけたら後ずさりつつも顔を手元の書類で真っ赤な顔を必死隠そうとするちひろさん……)

P(ちょっとからかうだけで終わるつもりだったのに、どんどんからかいたくなってきた)

812: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 05:24:02 ID:MnlauU210
P「俺は本気ですよ、あの日も言いましたよね。ちひろさん可愛いって」

ちひろ「い、言いましたけど……そうじゃなくて、あの、その、ちょっと一旦離れてぇ……」

P(書類の影から真っ赤な顔を覗かせてチラチラをこっちを見ては顔を隠すちひろさん可愛い)

ちひろ(なんで今日に限ってこんなにPさん積極的なの!? いつもまゆちゃんや和久井さんに迫られたりしてものらりくらりとかわすような人なのに!)

ちひろ(というか絶対私の顔赤いわよ! 書類じゃ絶対隠せてないし、Pさんにも見られてる……。そう考えるともっと恥ずかしくなってくるし、何これもうやだぁ……)

P(ここはもう一気に攻めるか)

P「……」(ギュッ

ちひろ「!!?!?!?!!??!?!!?」

ちひろ(抱き、抱きついて、P、Pさんが私に抱きついて……あ、Pさんの匂い、じゃなくって! じゃなくって!)

P「ちひろさん……」(ボソッ

ちひろ「ひゅい!! ぷ、プロデューサーさん、耳元はやめ……てぇ……」

P「俺本気です、ちひろさんと、結婚したいんです」

ちひろ「んっ……! 駄目です、Pさぁん、やめ、耳は、くすぐったいぃ……」

P「俺と……付き合ってください、ちひろさん」

ちひろ(好きな人に抱きつかれて……耳元で囁かれて……もう、もう何も考えられるわけないじゃない……!)

814: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 05:37:17 ID:MnlauU210
P「……ちひろさん?」

P(マズイ、やりすぎたか? そろそろ一旦離れてネタ晴らししたほうが……)

P「あの、ちひろさん。今のなんですけd」

――グイッ!

P(!? 離れようとしたら引っ張られて――)

ちひろ「……たしも」(ボソッ

P「え?」

ちひろ「私もぉ……Pさんのことが、好き……です……」(トロン

P(キュン)

P(あ、駄目だ。潤んだ、トロンとした目で、上目遣いで、頬を赤くして、こんなこと言われたら駄目だわ。これはもう無理だわ)





P(その後、俺とちひろさんは本当に付き合い始めましたとさ)

P(付き合ってから変わったことと言えば、ドリンクを売られる変わりに毎日弁当を作ってそっちでスタミナをつけてくれるようになったこと
  無理しようとすると怒られるようになったこと、あとは彼女から名前で呼ばれるようになったこと、彼女の苗字がそろそろ千川では無くなることくらいだろうか)

ちひろ「Pさん、こんな私ですけどこれからも一緒に居させてくださいね。今ならお買い得、Pさんの愛だけで一生ついていきますよ!」

815: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 05:39:56 ID:MnlauU210
即興でSSって書くもんじゃないな
保守変わりくらいにはなっただろうか

ちひろさんは女神
ヘイトを集める役になってくれるちひろさんが報われるSSはもっと増えてもいいと思うんだ

817: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 05:57:28 ID:HIUg7YBW0
おつおつ
眠れないんで、ちょろっと書いてきます

820: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 07:25:57 ID:HIUg7YBW0
みく「…」チラッ

P「…」カタカタ

みく「…」ジーッ

P「……」カタカタカタ

みく「……Pチャン」チョンチョン

P「…あー忙しいな~、すっごく忙しいわ~」カタカタカタ

みく「…Pチャン~」ユッサユッサ

P「ゆ、揺するな~」



P「全く…、どうしたってんだ?」

みく「にゃ」

みく「みくにも言うことあるにゃ?」

821: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 07:32:40 ID:HIUg7YBW0
P「…え?」

みく「ほら、みんなに言ってるあれにゃ!」


P「?」

P「…あー、はいはい」




P「おはようございます」

822: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 07:39:52 ID:HIUg7YBW0
みく「…おはようございます」


P「ふぅ(満足)」

P「じゃ、もう良いですよね」スタスタ

みくガシッ

みく「待つにゃ」

P「な、なんですか!?いい加減にしてくれないと、警察呼びますよ!?」

みく「…」

P「…みくにゃーん?目つき怖いぞー?」

みく「Pチャン」

P「は、はい」


みく「もっと他に言うことあるでしょ!」

824: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 07:46:53 ID:HIUg7YBW0
P「えー…」

みく「今日散々みんなに同じようなこと言ってたって聞いたにゃ」

みく「それにゃ、それ」



P「…本日はお日柄もよく?」

みく「滅多に使わないよね、それ」



P「…今日も可愛いな?」

みく「私言われたこと無いんだけど」



P「…スタドリください?」

みく「一人にしか言わないよね」




P「うーん、ギブアップ!!!!」

みく「あきらめ早いにゃ!」

825: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 07:55:55 ID:HIUg7YBW0
P「みく、口調口調」

みく「……にゃ」

P「よし。それでこそ、前川みくだ」ニコ


P「じゃ、仕事戻るか」

みく「…」ガシッ

P「…な、なんスか?」


みく「何も解決してにゃい」

P「…ふえぇ」

826: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 08:06:26 ID:HIUg7YBW0
P「一体なんだっていうんだ!」

みく「だから~、みんなに言ってるあれにゃ!」

P「あれと言われましても…!!」

みく「むぅ~!」


ガチャ

美嘉「おっはよーっ★」

P「おう、おはよう。美嘉」

みく「あ、美嘉ちゃん。おはようにゃ」

827: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 08:12:09 ID:HIUg7YBW0
美嘉「あれ?二人だけ~?……!」

みく⇒P 腕掴み

美嘉(むぅ…)

美嘉「な、仲良く腕なんか掴んじゃってどうしたの~?」

美嘉「もしかしてっ、お邪魔だったかな★」ニヤニヤ


P「…美嘉、助けてくれ。この猫反抗期っぽいんだわ」

美嘉「ふぇ?」

みく「…Pチャンが悪いにゃ」

828: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 08:17:11 ID:HIUg7YBW0
…………
………
……

P「…って言い出してな」

美嘉「へぇ~★」

みく「Pチャンが、ぱぱっと言ってくれれば済むにゃ!」

P「などと供述しており」

みく「フシャー!」ヒッカキ

P「!…あぶねえ!」

美嘉「まぁまぁ、落ち着いて。みく、ちょっとこっちに」

みく「にゃ」

P「ふぅ、やっと開放されたぜ」

829: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 08:24:52 ID:HIUg7YBW0
美嘉「何があったっての?」小声

みく「…Pチャンがね…」小声


P「…あー、そうそう。美嘉!」

美嘉「ん、ちょっと今話中なんだけどーっ」

美嘉「どしたの?プロデューサー★」

P「悪い悪い」

P「…大したことじゃないんだけどな」

美嘉「…? うんっ」



P「もし、俺がお前と結婚したいって言ったらどうする?」

みく「 」

美嘉「 」

885: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 14:09:23 ID:HIUg7YBW0

みく「……ふしゃー!」

P「うおっ」避け

みく「Pチャ~ン…!」

P「ど、どうしたってんだ?」



美嘉「け、結婚って…!? そ、そんな急に言われても…//」顔真っ赤

美嘉「べ、別に嫌ってわけじゃないからね…?//」

美嘉「でも今、私はアイドルなわけだし…。いや、でもでもっ//」

美嘉「……うん、決めたっ★」


美嘉「こんなアタシで良ければ、よろしくお願いします。Pさんっ//」

886: さるったらすまん 2013/04/16 14:15:36 ID:HIUg7YBW0
美嘉「と、とりあえず、莉嘉とパパママに報告しないと…!」



P「お、落ち着け!みく!」

みく「にゃーっ!!」

みく⇒P 追い駆け


ガチャ


ちひろ「ただいま戻りましたー」

P・みくバタバタバタ



美嘉「あ、アタシ、アタシー★ ちょっと急な話なんだけど~///」電話中



ちひろ「…なんですか、これ」

889: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 14:21:15 ID:HIUg7YBW0
ちひろ「みくちゃん、どぅどぅ」


みく「ゼェゼェ…」

P「ゼェゼェ…」



美嘉「いやいや、ホントなんだよね。これが~//」電話中



みく「…」ジーッ

ちひろ「ほらほら、何があったかわかりませんが、落ち着きましょう?」

P「天使!女神!ちひろ!」

ちひろ「知ってます♪」



美嘉「えっ、代われって~?」

891: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 14:28:32 ID:HIUg7YBW0
美嘉「ハイ★ プロデューサー♪」

美嘉⇒P 携帯渡し

P「ん?どなた?」スッ

P「はい、お電話かわりまs」

莉嘉『Pクンっ…! どういうことなのっ☆ …アタシというものがありながらっ…』グスッ

P「り、莉嘉か。何の話だ?」



莉嘉『っお、お姉…ちゃんと…結婚、するんでしょっ……?』泣声

P「え」

893: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 14:35:05 ID:HIUg7YBW0
………………
……………
…………

P「…どうしてこうなった」


ちひろ「美嘉ちゃんは、一度おうちに帰ってフォローいれておくそうです」

P「…後で親御さんのところにも、謝罪しに行かなければなぁ」

みく「自業自得にゃ」

P「…自業自得なんて言葉を知ってると思いませんでした。失望しました、みくにゃんのファンやめます」

みく「…Pチャン?」

P「ってちひろさんが言ってました!」

ちひろ「えぇ!?」

みく「そ、そんなこといっても、みくは賢いからダマされないにゃっ」フフン

P「わ、わかりました!俺のせいってことでいいですよっ!ちひろさんのためですもんね…」

みく「えっ」

894: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 14:42:20 ID:HIUg7YBW0
みく「ち、ちひろさん…?」ウルウル

ちひろ「違いますってーっ!」


P「ククク…ちょろいぜ」

みく「…Pチャンーっ!!」





ちひろ「…おわり」





みく「おわらないにゃ!!!」

897: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 14:49:46 ID:HIUg7YBW0
みく「みくのフォローは!?」

P「大丈夫だ。みくは強いからな…、フォローなんて要らないさっ!」

みく「…めんどくさいだけでしょ?」

P「うん」

みく「…」ガスッ

P「ぐっ…ナイスねこぱんち…ガクッ」

みく「もう、そういうの要らないにゃ~!」

みく「はやくするにゃっ!」



P「…言うの?」

みく「うん」

900: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 14:56:21 ID:HIUg7YBW0
P「………ハァ」

P「…も、もし俺がみくと結婚したいって言ったら?」




みく「…」プルプル


みく「え~、急にそんなこと言われても、みく困っちゃうにゃ~///」

みく「どうしても、みくが良いにゃ?」ウキウキ




P「あー、疲れた。ちひろさん、エナドリあります?」

ちひろ「苦労してますねぇ、サービスしておきます。どうぞ」

P「サンキューチッヒ」

904: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 15:07:27 ID:HIUg7YBW0
みく「…」プルプル

みく「Pチャンのバカーッ!!もう嫌いにゃーっ!!!」ダダッ

ガチャ バタン

P「あっ」

ちひろ「あーあっ」



ちひろ「…どうして、みくちゃんに言ってあげなかったんですか?」

P「…なんかみくって意地悪したくなりません?」

ちひろ「なります(断定)」

905: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 15:14:04 ID:HIUg7YBW0
P「それに…なんかみく相手だとこっぱずかしいんですよね…」

ちひろ「そ、そうなんですか」


ちひろ(…これは、まさかのみくちゃんが一歩リードのようですね)


ちひろ「というか…追わなくて良いんですか?」

P「…しょうがないなー」タタッ


ガチャ


わっ みく…扉の前にいたのかっ
み、みくは、なにもきいてないにゃ~//




ちひろ「おわり」

909: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 15:24:25 ID:HIUg7YBW0
くぅ~疲ry ぐだぐだ猿って申し訳ない
支援ありがとうございました!

みくにゃんって可愛いですよね            …にゃ

これを機会に、前川みくに投票お願いします!            …にゃ


838: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 09:23:27 ID:FaZVvjzN0
じゃあトレさんでも書くわ

840: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 09:29:11 ID:FaZVvjzN0
トレーナー「凛ちゃん!そこ、ちょっと遅れてる!」

凛「は、はいっ!」

トレーナー「はい、ワンツー、ワンツー」

凛「はっ、はっ、はぁ、はぁっ・・・!」

トレーナー「やっぱり動きが悪いなぁ。凛ちゃん、一旦休憩しようか」

凛「だ、大丈夫です。まだ、いけます」

トレーナー「無理したってダンスは良くならないから。ね?」

凛「・・・分かりました」

<シツレイシマース

トレーナー「あ、プロデューサーさんが来たみたい」

凛「!!」

トレーナー(今日イチ俊敏な動きで入口に目を向ける凛わんかわいい)

843: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 09:52:14 ID:FaZVvjzN0
P「こんにちはトレーナーさん。凛、しっかりやってるか」

凛「別に。いつも通りだよ」

トレーナー「強がってないで。はい、ドリンク。宜しければプロデューサーさんもどうぞ」

P「ありがとうございます。丁度外回りで喉が渇いてまして」

凛「・・・・・・」ゴクゴク

P「あ、こら凛だめじゃないか。この辺ちゃんと汗拭けてないぞ」ガシガシ

凛「!? ちょ、止めてよ!汚いじゃん!」

P「えっ・・・」

凛「あ、いやそうじゃなくて、私の汗がついたらプロデューサーも気持ち悪いでしょ」

P「なんだ、そんな事か・・・驚かせるなよ。凛の汗なんかいくらついたって平気さ」

凛「・・・・・・あっそう///」

トレーナー(顔真っ赤にしてそっぽ向く凛わんマジ忠犬。・・・じゃなくて)

トレーナー「今日はどうされたんですか?レッスンを見に来るだなんて珍しい」

844: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 09:59:01 ID:FaZVvjzN0
P「あぁ、そうでした。トレーナーさんに用事があったんですよ」

トレーナー「私にですか?」

P「はい。細かい事はこれに書いてあるので、後で確認して下さい」カサッ

トレーナー「? はぁ、分かりましたけど・・・」

P「じゃあそういう事で、俺は事務所に戻りますから。じゃあな凛。しっかりやれよ」

凛「プロデューサーこそ、しっかりね」

P「分かってるって。じゃあな」

凛「うん。また後でね」

トレーナー(何が書いてあるんだろう・・・ちょっと見ちゃおう)

トレーナー(・・・!?)

845: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 10:05:52 ID:FaZVvjzN0
P『日曜10時、駅前の公園で待ってます』

P『色々回りたいので、俺ので良ければ車を出しますから』

トレーナー(え?こ、これってでっでで、デートのお誘い!?)

凛「・・・よし。もう平気だから、レッスンの続きをしよう、トレーナーさん」

トレーナー(ないない!そんな、だってプロデューサーさんが、そんな)

凛「トレーナーさん?」

P『予定の都合が合えば、後でメールでれんら

トレーナー「うわあああああああああ!!ない!ない!絶対あり得ないいいいいいいい!」クシャクシャクシャッ

凛「」ビクッ

トレーナー「はー、はー・・・あ、メモ帳丸めちゃった・・・ん?」

凛「あの、私何か悪い事した・・・?」ビクビク

トレーナー「あ、ち、ちが、違います、違うんです、ホント大丈夫ですから!」

凛「そ、そう・・・」ビクビク

846: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 10:08:55 ID:FaZVvjzN0
トレーナー「はい、じゃあ今日のレッスンはこれで終わりです。お疲れ、凛ちゃん」

凛「お疲れ様でした・・・」

トレーナー「着替えとか持ってきてあげるから、しばらくそこで待ってて」

凛「はい。ありがとうございます」

凛「・・・」

凛「・・・」

凛「・・・?あれは・・・さっきのメモ帳?」

凛「見ちゃおうかな」

凛「・・・」

凛「いや、でも勝手に見ちゃいけないよね」

凛「・・・・・・・・・」

凛「ちょっとだけ、ちょっとだけならいいよね」

853: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 11:18:55 ID:FaZVvjzN0
凛「どれどれ」カサカサ

凛「・・・・・・」

凛「!?」

凛「公園で待ち合わせ、ってこれ、どう見てもデートの・・・!?」

トレーナー「凛ちゃん?どうかした?」

凛「!!!!!!!!」ビクゥッ

トレーナー「・・・まさか凛ちゃん、見たの?」

凛「え?見たって何の事ですか?私何も見てませんけど。それよりトレーナーさん、着替えありがとう」

トレーナー「あ、はい」

凛「・・・」

トレーナー「・・・」

凛「・・・あの」

トレーナー「はい?」

凛「着替えられないんだけど」

856: あ・・・・書き込めた 2013/04/16 11:22:07 ID:FaZVvjzN0
トレーナー「むうぅ。本当に見てないんでしょうね!」

凛「だから見てないって。信用してください」

トレーナー「・・・分かりました。ここは凛ちゃんを信じましょう」

凛「はいはい、分かったから出てった出てった」

トレーナー「ホントのホントに見てないんですよね!」

凛「しつこい!」

トレーナー「うぅ~、怪しいなぁ・・・」テクテク

凛「・・・・・・」

凛「日曜、10時ね」

857: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 11:30:27 ID:FaZVvjzN0
日曜

トレーナー「・・・きちゃった」

トレーナー(わ、やばいやばいどうしよう、なんか凄いドキドキしてきた)

トレーナー(て言うかまだ9時じゃん、一時間も早く着いちゃったよちょっとこれどうなの?)

トレーナー(張り切りすぎても、なんかがっついてるみたいに思われたらヤだな)

トレーナー(服とか髪とか大丈夫かな、変じゃないかな、家出る時みんなニヤニヤしてたけど、やっぱり変なのかな)

<あ、いたいた。トレーナーさーん

トレーナー(あうぅ・・・緊張する・・・お腹痛い・・・)

<トレーナーさん?

トレーナー(どうしよ、もしこのままお腹痛いままで、トイレとか行きたくなったら・・・うわぁ、絶対やだ!)

<もしもし?トレーナーさん?

トレーナー(今のうちに行っとこうかな、でももしトイレから出る所見られたら・・・)

P「トレーナーさん!」

トレーナー「わっひゅうぅ!!」ピョンッ

860: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 11:37:24 ID:FaZVvjzN0
P「なんかずっとブツブツ言ってましたけど、何かあったんですか」

トレーナー「な、何でもないです!平気です!お腹痛くないです!」

P「お腹?」

トレーナー「ハッ!?な、何でもありません!」

P「はぁ。それにしてもずいぶんと早かったですね」

トレーナー「あ、いえ、いっ、今来たとこなんで。それにプロデューサーさんだって十分早いじゃないですか」

P「ははは・・・実は今日、徹夜明けでして。事務所から直接来たんです。何分暇なもので」

トレーナー「えぇ!?寝てなくていいんですか!?」

P「なーに、慣れたもんです。それより車こっちに停めてますから、行きましょう」

トレーナー「は、はいっ」


凛(8時から張ってて正解だった・・・)

861: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 11:42:30 ID:FaZVvjzN0
P「じゃあ行きましょうか。行先はデパートでいいですか?」

トレーナー「お、お任せ、します」

P「あはは。なんか随分緊張してますね」

トレーナー「だって・・・こんなの、初めてなんです」

P「またまた。トレーナーさんくらいなら、引く手は数多でしょうに」

トレーナー「も、もう!おだてたって何も出ませんからね!」

P「本心なんだけどなぁ」

トレーナー「あぅ・・・///」


凛「タクシー!」

凛「運転手さん、前の車追って。そうあの車」

凛「お代はあるのかって?私の年収までなら出すよ」

862: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 11:47:58 ID:FaZVvjzN0
トレーナー「小物屋さんですか」

P「こういうのって良く分からなくて・・・一緒に見てもらっていいでしょうか」

トレーナー「えぇ、喜んで!」

P「よろしくお願いします。あ、これとかどうですか?」

トレーナー「・・・とりあえずプロデューサーさんのセンスが壊滅的だって事は分かりました」

P「えぇ!?」


凛「すいません。マスクとサングラスと・・・あっ」

凛「これ。この茶色の長いコートを下さい。探偵みたいなやつ」

866: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 11:57:03 ID:FaZVvjzN0
トレーナー「あとこれとか、こういうのも若い子には人気ですね」

P「ダメですかね、これ」

トレーナー「なんでメロン熊にそこまで惹かれてるんですか」

P「可愛いと思うんだけどなー・・・」

トレーナー「はいはい。で、何か買っていくんですか?」

P「いえ、今日は下見みたいなもんなので。それよりも色んな場所を回る方に専念したいかな、と」

トレーナー「分かりました。じゃあ一旦出ましょうか」


凛「くっ・・・すごい良い雰囲気じゃん・・・」

凛「・・・ちょっ、何すんの離してよ。え?警備員?警備員が私に何の用?」

凛「不審者がいるって?それは怖いね。私も気を付けなきゃ」

凛「え?私がその不審者?」

867: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 12:03:14 ID:FaZVvjzN0
トレーナー「今度はお洋服ですか」

P「女子目線で、プレゼントされて嬉しいものを見繕って欲しいんです」

トレーナー「・・・そういうのは自分で考えるべきでは?」

P「済みません、センスゼロなもので・・・」

トレーナー「それはプロデューサーとしてどうなんでしょう・・・まぁ、付き合ってあげましょう」

P「恩に着ます」

トレーナー「服だけに?」

P「・・・」

トレーナー「・・・」

P「・・・今のは忘れます」

トレーナー「はい・・・済みません・・・」


凛「やっと解放してもらえた」

凛「・・・メロン熊買っとこ」

868: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 12:07:56 ID:FaZVvjzN0
P「うわ、高っ」

トレーナー「ちゃんとした服ならこれくらいしますよ。あまり服は買われないんですか?」

P「ユニクロにはお世話になっております」

トレーナー「・・・今度プロデューサーさんのお買い物に行きましょうね」

P「ユ、ユニクロを馬鹿にするとお兄さん許しませんよ!」


凛「あ、今トレーナーさんが呆れた顔した」

凛「いいぞープロデューサー、そのままトレーナーさんの信愛度を下げるんだ」

871: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 12:12:38 ID:FaZVvjzN0
トレーナー「そろそろお食事にしましょうか」

P「そうですね。あそこのレストランでいいですか」

トレーナー「そうしましょうか」

P「じゃあ俺はオムライスで」

トレーナー「いくら何でも即決すぎやしませんか!?」

P「好きなんですよねー、オムライス」

トレーナー「あ、じゃあえっと、私はきのこスパゲッティで」

P「別にゆっくり考えてくれて構いませんよ?」

トレーナー「私が構うんです!」


凛「すいませーん、あそこの男性が注文したものと同じのを一つ」


907: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 15:21:58 ID:FaZVvjzN0

P「今日はいい日和で良かったですね」

トレーナー「そうですね。なんと言いますか、その・・・」

トレーナー「デート日和、って言うか・・・///」

P「で、デート?」

トレーナー「えっ?」

P「いやまぁ、そういう風に言えない事もないかもしれませんけど・・・俺なんかでいいんですか?」

トレーナー「え、だ、だってこれ、デートですよね?」


凛「オムライス美味しい」

凛「・・・あれ、なんか向こうの様子がおかしいな」

911: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 15:38:48 ID:FaZVvjzN0
P「いや、今度うちの事務所の解説記念パーティをやるんで、ゲームの景品とかを見て回りたいと・・・」

P「この前渡した紙にも書いた筈、ですが」

トレーナー「う、嘘っ!?」バッ

P『予定の都合が合えば、後でメールで連絡下さい』

P『本当はマストレさん達も誘いたかったんですが、断られてしまったので』

P『うちの職場は女の子ばっかりですから、感性の近い人に付いてきてもらえれば俺も安心です』

P『あと、パーティにはトレーナーさん達もご招待しますから』

トレーナー「あ・・・ホント、だ・・・」

P「済みません、俺の書き方が悪くて変な誤解を招いちゃいましたね」

P「でも、トレーナーさんも俺みたいな冴えないやつとデートは嫌だっ」

トレーナー「す、すみません!失礼します!!」ガタッ

P「たでしょうに・・・って、トレーナーさん!?」


凛「きゅ、急にどうしたんだろう」オロオロ

913: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 15:44:35 ID:FaZVvjzN0
トレーナー(何考えてんだろう・・・私・・・私・・・!)ダッ

凛「トレーナーさん、何があったの」

トレーナー「り、凛ちゃん!?どうしてここに!?」

凛「私の事はいいから。何があったか教えて」

トレーナー「・・・ごめん、今はそれどころじゃないの。しばらく一人にして!」ダダッ

凛「あっちょ、トレーナーさん!」

凛「まったく、一体何が・・・あれ、何か落としてった」

凛「これ・・・この前の紙じゃん」ペラッ

凛「・・・・・・」

凛「そういう事か」

915: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 15:51:18 ID:FaZVvjzN0
凛「ちょっと。プロデューサー」

P「あ・・・?凛?お前もいたのk」

凛「せいっ!」ケリッ

P「うっふ!?」メリッ

P「お、おま・・・何すんだ凛、アイドルがいきなり飛び蹴りとか・・・」

凛「追って」

P「な、なに?」

凛「トレーナーさん。今すぐ追って」

P「いやでも、怒ってるみたいだし、下手に俺が行ったりしたら・・・」

凛「怒らせたんなら尚更行って謝ってきなよ!この変態プロデューサー!」ゲシッゲシッ

P「痛ッ!?ま、待て!落ち着け、落ち着くんだ凛!いってぇ!」

凛「落ち着けるわけないでしょ!この!このっ!」

P「ここ、レストランの中だぞ!」

凛「あっ」

917: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 15:57:03 ID:FaZVvjzN0
ヒソヒソ

客「やぁねぇ、キレる若者ってやつかしら?」

客「二股だったんじゃないの?ホント最低の男ね」

ζ*'ヮ')ζ「うー・・・ケンカはよくないですよー!」

凛「」

P「・・・でも、確かにお前の言った事は正しいよ。やっぱりちゃんと謝らないとな」

P「ありがとう、凛!俺は行くから!」ダッ

凛「ちょっと待って!私も!私も一緒に行く!」

920: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 16:08:40 ID:FaZVvjzN0
公園


トレーナー「・・・ここは?」

トレーナー「朝来た公園・・・そっか、無意識に戻って来ちゃったんだ」

トレーナー「楽しかったなぁ。プロデューサーさんと一緒に小物を見たり、服を見たり・・・」

トレーナー「きのこスパゲッティ、そう言えば半分しか食べてな・・・あっ」

トレーナー「そうだ、自分のお代払ってないじゃん」

トレーナー「デートでもないのに、プロデューサーさんにおごらせちゃった」

トレーナー「・・・デートでもないのに」

トレーナー「うっ・・・グスッ、そうだよね、事務所には、あんなに一杯可愛い子がいるもんね」

トレーナー「わた、わたし、なんか、どっ、土台が・・・ちがうもん、ね・・・」

トレーナー「うっ・・・ううううううううううぅ・・・!」

927: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 16:22:54 ID:FaZVvjzN0
P「トレーナーさん!」

トレーナー「! プ、プロデューサーさん・・・?」

P「よかった、ここにいたんで」

トレーナー「来ないで下さい!」

P「っ!」

トレーナー「じゃないと、私・・・あはは、また勘違いしちゃいますよ」

P「・・・済みません、俺のせいですよね。お気持ちが分かる、なんて言えませんけど。それでも、俺が悪い事だけは分かります」

トレーナー「いいんです。悪いのは私です。私が浮かれちゃったから」

P「聞いて下さい」

トレーナー「・・・」


凛(私は空気を読んで物陰にいるよ)

928: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 16:27:12 ID:FaZVvjzN0
P「さっきも言いましたけど、正直な所、俺はトレーナーさんの怒っている理由は良く分かってません」

トレーナー「・・・そう、でしょうね。プロデューサーさんはそういう方ですから」

P「えぇ。俺はトレーナーさんの事を分かってあげられない、とんでもない男です」

P「ですから、もう一度俺にチャンスを下さい」

トレーナー「チャンス?」

P「えぇ。つまり・・・」

P「俺とデート、してくれませんか。トレーナーさん」

929: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 16:31:23 ID:FaZVvjzN0
トレーナー「・・・それ、本気で言ってるんですか?」

P「ほ、本気ですとも」

トレーナー「はぁ・・・プロデューサーさん、本気で私が帰ろうとした理由がお分かりじゃないんですね」

P「うぐ・・・やっぱりダメ、ですよね。こんな事。申し訳ないです。俺が馬鹿でした」

トレーナー「いいですよ」

P「えっ?」

トレーナー「そっ、そんな乙女心の分からないプロデューサーさんを助けると思って、ですけど!」

トレーナー「本当にしょうがなく、嫌で嫌で仕方ないですけど!」

トレーナー「デート、付き合ってあげますよ」

P「いや、そんな無理に付き合ってくれなくても・・・」

トレーナー「わ、私がいいって言ってるんです!早く行きますよ!」

P「は、はいっ!」


凛(爆発すればいいのに)

930: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 16:36:38 ID:FaZVvjzN0
トレーナー「ただいまーっ!」

ルキトレ「お姉ちゃん、お帰りー!って、そこに転がってる屍は?」

P「こんばんは・・・」ボロッ

ベテトレ「ずいぶんお疲れのようだな。・・・お楽しみだったか?」ニヤニヤ

トレーナー「~~~~~~~ッ///!?な、なに言ってるの!姉さんの馬鹿っ!!」

ベテトレ「はは。まぁまぁ、早く手でも洗って来い。荷物は持って行ってやるよ」

ルキトレ「あ、あたしも手伝うよ」

トレーナー「何よ、もう!二人してからかって!」スタスタ

P「ちょ、待って・・・」

932: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 16:41:48 ID:FaZVvjzN0
マストレ「やぁやぁ、今日はウチの三番目が世話になったね」

P「マストレさんですか。恨みますよ、本当に・・・」

マストレ「さて、何の事やら」

P「おかしいと思ったんですよ、自分で提案しといて来ないだなんて。こういう魂胆だったんですね」

マストレ「くく・・・そう睨むなよ。誰が100人以上ものアイドルを見てると思ってるんだ、うん?」

P「それを持ち出されちゃ、何も言えないじゃないですか!」

マストレ「だから持ち出したんだよ」

P「悪魔だ・・・」

マストレ「天使の間違いだろう?」ニコッ

934: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 16:48:17 ID:FaZVvjzN0
トレーナー「ちょっと、姉さん。何プロデューサーさんいじめてるの」

マストレ「ちっ。うるさいのが来たな」

マストレ「ところでどうだ、今日はもう遅い。ウチで食べて行ってはどうかな?」

トレーナー「ふぇっ!?姉さん、な、なに言ってんの!?」

P「そうですよ、何もそこまでしていただかなくても」

マストレ「遠慮は無用だ。こう言っては何だが、コレはなかなか美味い飯を作るぞ」

トレーナー「プ、プロデューサーさんに私の料理を・・・わーっ!無理!無理!そんなの無理ぃ!」

P「って言ってますけど」

マストレ「根性なしが・・・」

936: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 16:53:54 ID:FaZVvjzN0
マストレ「仕方ないな。ならせめて、茶でも飲んでいけ。それくらいいいだろう?」

P「はぁ、それくらいなら」

マストレ「だ、そうだ。ほらトレーナー、早くしろ」

トレーナー「え!?わ、私が淹れるの!?」

マストレ「他に誰がいる。早くしないと、彼が帰ってしまうぞ?」

トレーナー「うぅ・・・淹れりゃいいんでしょ、淹れりゃ!」バタバタ

マストレ「いやぁ、うるさい妹で済まないね」

P「半分以上あんたのせいだと思いますけどね」

マストレ「何を言うか、この大天使マストレに対して」

939: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 16:59:32 ID:FaZVvjzN0
トレーナー「そ、粗茶ですが」

マストレ「ん?・・・お、お前っ!それは私が京都から取り寄せた一級品の緑茶じゃないか!?」

トレーナー「使っちゃダメって言われてないもん」

マストレ「ほ、ほほぉう・・・?言うじゃないか」

P「あ、あの、喧嘩はやめて下さい」

トレーナー「そうですね。プロデューサーさんの言う通りです。あ、これお茶請けに。私が漬けたんですけど」

マストレ「お前、男性に初めて振る舞うものが漬物って」

トレーナー「うぅぅぅぅぅるぅぅぅぅさぁぁぁぁいなぁぁぁぁぁぁ!姉さんには関係ないでしょ!!」

マストレ「姉に向かってその口答え!随分とまぁ偉くなったものだな、うん!?」

P「あ、あはは・・・漬物、美味しいですよ、うん」

トレーナー「」ピクッ

941: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 17:04:47 ID:FaZVvjzN0
トレーナー「お、美味しいですか?」

P「はい。変にむにゅむにゅしてないと言うか、食感がちゃんと残ってる感じです」

トレーナー「わっ、分かってくれます!?もう、ウチの連中は何を聞いても『美味しい』ばっかりで・・・」

トレーナー「あのですね、これは近くで採れた野菜を使ってるからすっごく新鮮なんです!」

トレーナー「あと漬ける糠床もこだわってて、市販のじゃなくてちゃんとイチから作ったやつを・・・」

トレーナー「・・・はっ」

P「あー、えっと、漬物、お好きなんですね」

トレーナー「・・・すみません、つい熱くなって///」

マストレ(ふむ。いい雰囲気じゃないか)

マストレ「・・・・・・」

マストレ「・・・!」ティン

マストレ「なぁ、ちょっと」

P「はい?」

マストレ「これからする話はただの仮定だ。だから適当に答えてくれればいいんだが」

トレーナー「ちょ、姉さん、今度は一体何を」

944: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 17:09:23 ID:FaZVvjzN0
マストレ「トレーナーが君と結婚したいと言ったらどうする?」

P「!?」ブフッ

トレーナー「」

マストレ「あ、こら!高いお茶なのに、吹き出す奴があるか!」

P「す、すびばぜっ!でも、急に、変な事、言うからっ!ゲホッ!ケホッ!」

マストレ「あーあー。トレーナー、布巾を・・・トレーナー?」

トレーナー「」

マストレ「おい、トレーナー」

トレーナー「」

マストレ「・・・フリーズしたか。つくづく根性なしだな」

P「そりゃフリーズもすると思いますよ」

マストレ「やれやれ、世話の焼ける妹だ。どれ・・・」

948: ここでさる 2013/04/16 17:38:01 ID:FaZVvjzN0
マストレ(さっさと返事をしないと、お前が10歳までおねしょしてた事をばらすぞ)ヒソヒソ

P「? 一体何を・・・」

トレーナー「だめええええええええええええええっ!!!」

P「ヒッ」

マストレ「ん。おはよう、トレーナー」

トレーナー「おはよう、じゃないでしょ!何考えてんの、さっきから!?」

マストレ「私の事より今はお前の事だ。で?君の意見はどうなんだ」

P「こ、ここで俺に振りますか?」

トレーナー「・・・私も聞きたいです」

P「ファッ!?」

マストレ「さぁ、男の責任を果たしてもらおうか」ニヤニヤ

949: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 17:39:27 ID:eITcnK1F0
成人してもうんこ漏らす奴もいるから大丈夫だよ

950: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 17:41:21 ID:FaZVvjzN0
P「・・・」

トレーナー「・・・」

マストレ「・・・」

P「あっ!そ、そうだ!俺、ちょっと事務所に用事があるんです!それじゃ、失礼します!」シュダッ

マストレ「あ、こら!逃げるんじゃない!」

P「お茶、ごちそう様でしたー!」

マストレ「待たんかコラーッ!!」

953: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 17:46:21 ID:FaZVvjzN0
マストレ「逃げられたか・・・デスクワークでなまってるかと思いきや、意外に鍛えてるじゃないか」

トレーナー「それくらいじゃないと、あの事務所じゃやってけないでしょ」

マストレ「それもそうだが」

トレーナー「はーっ。今日は何だか疲れちゃった。晩御飯、出前でいいかな」

マストレ「・・・トレーナー、お前はこれでいいのか?」

トレーナー「たまには出前ってのもいいでしょ」

マストレ「そうじゃない。私が何を言いたいか、わざわざ言わなくても分かるだろ?」

トレーナー「・・・いいよ。別に減るもんじゃないし。それに」

トレーナー「プロデューサーさんは、そういう人だから」

955: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 17:49:33 ID:FaZVvjzN0
おまけ
~一方その頃凛ちゃんは~


凛「ただいま」

凛母「おかえり。どこ行ってたの?」

凛「ちょっとね」

凛「ねぇ、お母さん」

凛母「なぁに?」

凛「オムライスの作り方、教えて」

956: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 17:51:12 ID:FaZVvjzN0
終わり

なんかもう本当色々申し訳なかった

962: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 18:05:09 ID:0uG6oxql0
じゃあ短いけど周子書いてく

964: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 18:08:05 ID:0uG6oxql0
P「なあ周子」

周子「なにPさん」

P「俺がお前と結婚したいって言ったら?」

周子「・・・うん、別にいいよ」

P「え」

周子「別に年齢的にも問題ないし、っても親の許可はいるんだっけ」

周子「まあそれもPさんなら大丈夫でしょ♪」

P「いやちょまっ」

965: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 18:11:01 ID:0uG6oxql0
周子「学生でもないしね。あ、でもアイドルはやめなきゃダメかな?」

周子「というかPさんには婿に来てもらわないといけなかったりするのかな?」

周子「Pさんにプロデューサーやめてもらわないといけないかも・・・」

P「俺はプロデューサーやめないからな!てか周子、ちょっとまてって!」

周子「どしたのPさん、そんな慌てて」

P「いや、結婚したいって言ったの、冗談だからさ」

周子「・・・Pさんが女の子の純情を弄ぶような人だとは思わなかったな」

P「・・・いや、本当に済まなかった」

966: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 18:14:38 ID:0uG6oxql0
周子「・・・ふふっ。ま、そんなことだろうとは思ったけどねー」

P「へ、周子、お前まさか」

周子「普段のPさん見てたら、あれが冗談だってすぐわかるよ?」

P「からかうつもりが、からかわれてたのか・・・」

周子「でも、他の人にアレ言うのはやめたほうがいいよ?冗談じゃ済まなくなりそうだし」

P「俺だってそのくらいわかってるさ、だから周子に言ったわけだし」

周子「・・・冗談じゃなくてもよかったのにな」ボソ

P「ん?何か言ったか?」

周子「別に何も。さあ、お仕事といきますか!」

終わり 本当に短いなぁ

970: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 18:21:44 ID:eITcnK1F0
でもしまむらさん投げる

971: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 18:26:42 ID:eITcnK1F0
卯月「……えっ? 結婚、ですか?」

卯月「わ、私と!? あ、え? えええええっ!?」

卯月「ど、どどどどうして私なんですか? も、もっと可愛い子とかしっかりしてる人だっているのに!」

卯月「あぅ……笑顔が素敵だなんて……」カァッ

卯月「で、でも……料理だって美味しいわけでもないし、なんにも取り柄なんて……」

卯月「あ……!」

卯月「……えへへ、あったかいですね。私も、ぎゅっ♪」

973: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 18:30:48 ID:eITcnK1F0
卯月「こうして抱きしめてもらうと、とっても安心します」

卯月「……プロデューサーさんだけですよぅ。他の男の人なんて、考えられません」

卯月「えへ、私で良ければ……喜んで♪ ずっとずっと、大事にしてくださいね……」






卯月「……って夢を見ちゃったんですよー! えへへえへへぇ♪」

P「今午前二時なんだけど? 電話で伝えることなの?」



おわり

974: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 18:31:44 ID:eITcnK1F0
しまうーはアホの子かわいい
だりーなが待ってるので次の人はよー

980: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 19:03:03 ID:MnlauU210
>>979
すまん、キノ子で投下する


輝子「キノコーキノコーボッチノコーホシショウコー♪ フヒヒ……今日は久々にPと仕事、楽しみ……」

P「輝子ー、用意できたら行くぞー」

輝子「あ、うん。行く、行きます」(パタパタ

P「そう言えば輝子」

輝子「フヒ……? なに親友?」

P「俺がお前と結婚したいっていうならどうする?」

輝子「フヒッ!?」(ピタッ

P「お、おいおいフリーズするなよ。ちょっとした軽い質問だよ、質問」

P(男女に友情は成立しない、なんてことを聞いたから、親友親友慕ってくる輝子に質問してみたけど、やっぱ失敗だったか)

輝子「……フ、フハ、フハハハハハ!! エンダアアアアアアアアアアアアアアア!! イエァアアアアアアアアアアアア!!」

P「ぬおっ!? フリーズからいきなりシャウトすんなよ」

輝子「えあっ、はい……すいません……」

P「まぁ変な質問した俺も悪かったよ、忘れてくれ。ほら行くぞ」

981: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 19:05:00 ID:MnlauU210
輝子「あっ……P、ちょ、ちょっと……ま、待って欲しい……フヒヒ……」

P「ん? 輝子からも何かあるのか?」

輝子「その、えっと……わ、私はPとずっと一緒に……い、居たい……し、親友、大親友だから……フヒ」

P「……そっか、ありがとな。俺も輝子とは一緒に居たいぞ」

輝子「う、うん……。で、でもPが……その、の、望むなら……」(モジモジ

P「?」





輝子「し、しし親友……じゃなくて、ふ、フフ、夫婦として……ずっと一緒に居るのも、いいな……フヒッ……」

P(……やっぱり男女間に友情は成立しないのかも知れない)

982: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 19:07:48 ID:MnlauU210
短く書けてよかった
輝子は可愛いし書きやすい

次の人いたらどうぞ

983: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 19:15:44 ID:UQ9nCmuJ0
誰もいないなら幸子で



P「幸子、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」

幸子「はい? どうしたんですか、あらたまって」

P「もし、俺がお前と結婚したいっていったらどうする?」

幸子「……プロデューサーさん、中学生相手だと結婚できないんですよ?」

幸子「そんなことも知らなかったのですか」

P「え……」

P「いや、ちょっとした冗談だし、そんなに真面目に応えられても」

幸子「冗談? 冗談にしてはまったく笑えませんね!」ジロリ

P(あ、やばい。なんかメチャクチャ怒ってる)

幸子「どうせ他の人たちにも同じことを言うつもりだったんでしょう!」

P「うぐぅ……」

984: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 19:20:05 ID:UQ9nCmuJ0
幸子「まったくもう、相変わらずダメダメですね、プロデューサーさんは!」

幸子「だいたい、プロデューサーさんは結婚について真面目に考えているんですか?」

P「い、今は仕事が忙しくてそれどころじゃないだろうに」

幸子「そんな考えだから、その年になっても独身なんですよ!」

P「失礼な! 俺はまだお兄さんだから!」

幸子「ボクから見れば十分おじさんです!」

P「お、おう……」

P(ちょっと死にたくなってきた)

986: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 19:26:20 ID:UQ9nCmuJ0
幸子「いい機会ですから、今ここで考えてください」

P「え、でも今仕事中……」

幸子「終わったから詰まらない冗談を言い出したんでしょう?」

P「ちっ、お見通しか」

幸子「お仕事に関してだけは信用していますから」

P「妙に引っかかる言い方をされた気が」

幸子「そんなことよりもプロデューサーさんの今後のお話です!」

幸子「さあ、聞かせてもらいますよ! まずは――――」

987: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 19:32:38 ID:UQ9nCmuJ0
P(あの後一時間、結婚とは何かについてみっちり考えさせられました)

P(まさか子供の名前から老後の人生設計まで話が及ぶとは思わなかった)

P「いやもうマジすんませんでした。反省してます」ドゲザァ

幸子「……いいです、今日のところはこれぐらいで許してあげます」

幸子「これに懲りたら迂闊な言動は慎んでくださいね!」

P「はい!」

幸子「それでは、ボクは帰らせてもらいます。お疲れ様でした」

P「お疲れ様でした!」

P「……」

P「……」

P「……はぁ、ホント疲れたー」

P(しかし、どうしてあんなに怒ってたんだろう……?)

988: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/16 19:38:43 ID:UQ9nCmuJ0
幸子「……」ブツブツ

幸子「……」ブツブツ

通りすがりのOL(? あの子、どうしたんだろう。気分でも悪いのかな?)

幸子「あと2年あと2年あと2年あと2年あと2年あと2年あと2年あと2年あと2年あと2年」ブツブツ

OL「ひぃっ!?」

幸子「ボクが2年早く産まれていれば……」ギリギリ

幸子「でも、それだとプロデューサーさんに出会えなかったかもしれないし……」ギリギリ

幸子「神様、どうかお願いですから」

幸子「あと2年だけ、ボクに時間を下さい」

幸子「2年経ったら、その時は……」



おわり

説教パート書いてたらスレが終わりかけていたので省略
またどこかで使い回そう
お次の方どぞー


モバP「俺がお前と結婚したいって言ったら?」凜「するよ」
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1365862824/)