1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 15:02:06 ID:rt9zV6OOO
咲「おはよう、お姉ちゃん」
照「……おはよ」
咲「昨晩はお楽しみだったね♪」
照「……うるさい」
照「……おはよ」
咲「昨晩はお楽しみだったね♪」
照「……うるさい」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 15:06:15 ID:rt9zV6OOO
照「…春だね」
咲「そうだね」
照「……この季節に縁側で飲むお茶が最高だね」
咲「…そうなの?」
照「尭深が熱弁してた」
咲「そうだね」
照「……この季節に縁側で飲むお茶が最高だね」
咲「…そうなの?」
照「尭深が熱弁してた」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 15:09:24 ID:rt9zV6OOO
散歩中。
咲「桜が満開だね、お姉ちゃん」
照「あまり走ると危ないよ」
咲「もうそんな子供じゃっ…痛っ」
照「だから言ったのに。大丈夫?」
咲「…痛い。足捻ったかも」
咲「桜が満開だね、お姉ちゃん」
照「あまり走ると危ないよ」
咲「もうそんな子供じゃっ…痛っ」
照「だから言ったのに。大丈夫?」
咲「…痛い。足捻ったかも」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 15:11:39 ID:rt9zV6OOO
照「久しぶりだね、咲をこんな風におんぶするの…」
咲「…うん。何年振りくらいかな」
照「…何年振りくらいだろうね」
咲「でもお姉ちゃんの背中……あったかくて好き…」
咲「…うん。何年振りくらいかな」
照「…何年振りくらいだろうね」
咲「でもお姉ちゃんの背中……あったかくて好き…」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 15:16:04 ID:rt9zV6OOO
帰宅。
照「着いたよ。咲、足を見せて」
咲「……うん。分かったよ」
咲(…な、なんかお姉ちゃんは気付いてないみたいだけど、この態勢スカートの中が見えそうで恥ずかしい…)
照「……湿布。あとは包帯。それから…」
照「着いたよ。咲、足を見せて」
咲「……うん。分かったよ」
咲(…な、なんかお姉ちゃんは気付いてないみたいだけど、この態勢スカートの中が見えそうで恥ずかしい…)
照「……湿布。あとは包帯。それから…」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 15:18:48 ID:rt9zV6OOO
照「…咲。アイスが二つある。どっち食べる?」
咲「この時期にアイス……」
照「…食べないの?」
咲「食べるよ」
咲「この時期にアイス……」
照「…食べないの?」
咲「食べるよ」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 15:21:36 ID:rt9zV6OOO
照「スイカバーとソフトクリーム。どっちが良い?」
咲(…何でその組み合わせを買ってきたんだろ)
咲「うーん、両方食べたいから半分っこしよ」
照「分かった」
咲(…何でその組み合わせを買ってきたんだろ)
咲「うーん、両方食べたいから半分っこしよ」
照「分かった」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 15:27:14 ID:rt9zV6OOO
咲「はい、お姉ちゃん。スイカバーを半分食べたよ」
照「こっちもソフトクリームを半分食べた。はい、残りをあげる…」
咲「ありがと、お姉ちゃん」
照「礼を言う必要はない」
咲(だってお姉ちゃん。私が好きなコーンの部分を残す為、先にソフトクリームを食べたんだよね…)
照「こっちもソフトクリームを半分食べた。はい、残りをあげる…」
咲「ありがと、お姉ちゃん」
照「礼を言う必要はない」
咲(だってお姉ちゃん。私が好きなコーンの部分を残す為、先にソフトクリームを食べたんだよね…)
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 15:29:27 ID:rt9zV6OOO
照「スイカバー美味しい…」
咲「うん、こっちのソフトクリームも美味しいよ」
咲(というか今になって思ったんだけど、これって…)
照「…間接キスだね」
咲「…っ////」
咲「うん、こっちのソフトクリームも美味しいよ」
咲(というか今になって思ったんだけど、これって…)
照「…間接キスだね」
咲「…っ////」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 15:35:11 ID:rt9zV6OOO
照「咲、そろそろ二年生だよね」
咲「うん、二年生」
照「…咲にも大勢の後輩が出来るだろうね」
咲「…うん?」
咲「うん、二年生」
照「…咲にも大勢の後輩が出来るだろうね」
咲「…うん?」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 15:41:35 ID:rt9zV6OOO
照「……去年の準優勝校。王者白糸台を追い詰め、個人戦二位の宮永咲。そのひとが所属する清澄高校。多分、麻雀部に入りたいという一年生で溢れ返るんじゃない?」
咲「……個人戦。はぁー…」
照「…まだ神代小蒔に負けたのを悔やんでるの?」
咲「あの時、勝っていれば…」
照「咲は私にも負けてた」
咲「……」
咲「……個人戦。はぁー…」
照「…まだ神代小蒔に負けたのを悔やんでるの?」
咲「あの時、勝っていれば…」
照「咲は私にも負けてた」
咲「……」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 15:44:55 ID:rt9zV6OOO
咲「そういえば、お姉ちゃん。大学には行かないの?」
照「……うん」
咲「…なんで?」
照「…大学は怖いイメージがある」
咲「ああ」
照「……うん」
咲「…なんで?」
照「…大学は怖いイメージがある」
咲「ああ」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 15:49:40 ID:rt9zV6OOO
数日後。始業式の日。
咲「お姉ちゃん、そろそろ私は行くね」
照「咲、忘れ物はない?」
咲「うん、大丈夫だよ」
照「靴下片方色が違うけど本当に大丈夫?」
咲「あっ…」
咲「お姉ちゃん、そろそろ私は行くね」
照「咲、忘れ物はない?」
咲「うん、大丈夫だよ」
照「靴下片方色が違うけど本当に大丈夫?」
咲「あっ…」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 15:53:13 ID:rt9zV6OOO
咲「お、お姉ちゃん。行ってくるね」
照「本当に忘れ物ない?」
咲「うん、ないよ」
照「きちんと下着は着けてる? 大丈夫?」
咲「も、もう! それを忘れたりはしないよ!? 今日から高校二年生なんだよ! そんな心配は不要だよ!」
照「本当に忘れ物ない?」
咲「うん、ないよ」
照「きちんと下着は着けてる? 大丈夫?」
咲「も、もう! それを忘れたりはしないよ!? 今日から高校二年生なんだよ! そんな心配は不要だよ!」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 15:57:28 ID:rt9zV6OOO
咲「お姉ちゃん、行ってきまーす!」
照「行ってらっしゃい」
咲「……あうッ…」ドサッ
照(何もないところで転んで… 本当に大丈夫かな)
照「行ってらっしゃい」
咲「……あうッ…」ドサッ
照(何もないところで転んで… 本当に大丈夫かな)
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 15:59:50 ID:rt9zV6OOO
清澄高校。
咲「おはよう、和ちゃん」
和「おはようございます、咲さん」
咲「クラス分けの表はもう見た?」
和「はい♪」
咲「おはよう、和ちゃん」
和「おはようございます、咲さん」
咲「クラス分けの表はもう見た?」
和「はい♪」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 16:01:56 ID:rt9zV6OOO
咲「私と和ちゃんは同じクラスだね」
和「そうですね。ですが…」
優希「わたしだけが違うクラスだじぇ」
咲「…優希ちゃん」
和「そうですね。ですが…」
優希「わたしだけが違うクラスだじぇ」
咲「…優希ちゃん」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 16:04:03 ID:rt9zV6OOO
京太郎「おいおい、なーに俺のことを忘れてんだ」
咲「あっ、京ちゃん」
和「須賀くん、おはようございます。」
京太郎「おはよう、和!!」
咲「あっ、京ちゃん」
和「須賀くん、おはようございます。」
京太郎「おはよう、和!!」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 16:07:48 ID:rt9zV6OOO
京太郎「おい、優希。喜べ! お前は俺と同じクラスだ」
優希「…微妙だじぇ」
京太郎「なにを!」
優希「まぁ、仕方ないじぇ。決まったものは決まったもの。この片岡優希、そこの駄犬を立派に飼い馴らしてみせるじぇ!」
京太郎「俺は犬じゃねぇ!」
優希「…微妙だじぇ」
京太郎「なにを!」
優希「まぁ、仕方ないじぇ。決まったものは決まったもの。この片岡優希、そこの駄犬を立派に飼い馴らしてみせるじぇ!」
京太郎「俺は犬じゃねぇ!」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 16:15:21 ID:rt9zV6OOO
ワイワイギャーギャー
咲「和ちゃん。先に行こっか」
和「…そうですね。先に行きましょう」
咲「…そういえば麻雀部の部長は染谷先輩になったんだよね。これからは染谷部長と呼ぶことに何か違和感があるよ」
和「まぁ、確かにそうですね。ですが、その内、慣れるのでは?」
咲「…そうだね」
咲「和ちゃん。先に行こっか」
和「…そうですね。先に行きましょう」
咲「…そういえば麻雀部の部長は染谷先輩になったんだよね。これからは染谷部長と呼ぶことに何か違和感があるよ」
和「まぁ、確かにそうですね。ですが、その内、慣れるのでは?」
咲「…そうだね」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 16:20:40 ID:rt9zV6OOO
咲「………」
和「どうしました?」
咲「ううん、大したことはないんだけど。今頃、お姉ちゃん何してるかなと思って…」
和「……」
和(シスコンですね…)
和「どうしました?」
咲「ううん、大したことはないんだけど。今頃、お姉ちゃん何してるかなと思って…」
和「……」
和(シスコンですね…)
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 16:22:25 ID:rt9zV6OOO
時を同じくして宮永家。
照「………」ゴロゴロ
照「………」パタパタ
照「………」ジタバタ
照「……暇」
照「………」ゴロゴロ
照「………」パタパタ
照「………」ジタバタ
照「……暇」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 16:23:53 ID:rt9zV6OOO
照「………」
照(……麻雀のプロを目指そうかな)
照(………)
照「うん、そうしよう」
照(……麻雀のプロを目指そうかな)
照(………)
照「うん、そうしよう」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 16:28:57 ID:rt9zV6OOO
照「ああ、もしもし。宮永照です。そちらに三尋木プロは…」
照「ああ、はい。そうです。本物です」
照「いえ、はい。そうですね。考えておきます」
照「…それでは失礼します」
ガチャ
照「……どこの団体が良いのか聞こうと思ったのに」
照「ああ、はい。そうです。本物です」
照「いえ、はい。そうですね。考えておきます」
照「…それでは失礼します」
ガチャ
照「……どこの団体が良いのか聞こうと思ったのに」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 16:33:28 ID:rt9zV6OOO
照「……咲は学校。菫は大学の講義中。淡たちも学校。小鍛治プロはどこの団体か分からない」
照「………」
照「あれ、これは所謂ニートというやつなのか…?」
照「……………」
照(どうしよう…)
照「………」
照「あれ、これは所謂ニートというやつなのか…?」
照「……………」
照(どうしよう…)
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 16:36:34 ID:rt9zV6OOO
夕方。
咲「ただいまー」
照「……おかえり」ズーン
咲「ど、どうしたのお姉ちゃん!?」
照「咲、どうしよう。このままだとニート街道まっしぐら…」
咲「ただいまー」
照「……おかえり」ズーン
咲「ど、どうしたのお姉ちゃん!?」
照「咲、どうしよう。このままだとニート街道まっしぐら…」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 16:38:00 ID:rt9zV6OOO
咲「大丈夫だよ、お姉ちゃん!」
照「??」
咲「その時は私が養ってあげる」
照「………」
照「??」
咲「その時は私が養ってあげる」
照「………」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 16:44:29 ID:rt9zV6OOO
その頃。白糸台高校では…
淡「亦野ぶちょー!」
誠子「どうしたの、淡」
淡「今だにテルに対するプロ勧誘の手紙がこんなにきてるんですけど…」ドッサリ
誠子「…尭深。宮永先輩の郵便番号は知らない? 今まで白糸台に来た勧誘の手紙を配送したいんだけど」
尭深「……知らない」
淡「亦野ぶちょー!」
誠子「どうしたの、淡」
淡「今だにテルに対するプロ勧誘の手紙がこんなにきてるんですけど…」ドッサリ
誠子「…尭深。宮永先輩の郵便番号は知らない? 今まで白糸台に来た勧誘の手紙を配送したいんだけど」
尭深「……知らない」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 16:48:24 ID:rt9zV6OOO
淡「菫先輩だったら知ってるんじゃないですかー?」
誠子「…連絡先は知ってるけど郵便番号までは知らないらしい」
尭深「……
尭深(……普通に連絡して宮永先輩に勧誘の手紙の事を伝えればいいだけなんじゃ…)ズズズ
尭深「……はふぅ」
誠子「…連絡先は知ってるけど郵便番号までは知らないらしい」
尭深「……
尭深(……普通に連絡して宮永先輩に勧誘の手紙の事を伝えればいいだけなんじゃ…)ズズズ
尭深「……はふぅ」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 16:56:37 ID:rt9zV6OOO
時は経ち、四月下旬の宮永家。
照「…咲。部活に後輩はどれくらい入ってきた?」
咲「……それなりに入ってきたけど私の相手をしてくれる後輩が室橋さんしかいない」
照「ああ、私の時も数人だったよ。二年生の時は尭深と誠子だけだった…」
咲「…なんでだろ」
照「…分からない」
照「…咲。部活に後輩はどれくらい入ってきた?」
咲「……それなりに入ってきたけど私の相手をしてくれる後輩が室橋さんしかいない」
照「ああ、私の時も数人だったよ。二年生の時は尭深と誠子だけだった…」
咲「…なんでだろ」
照「…分からない」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 16:59:57 ID:rt9zV6OOO
咲「そういえばお姉ちゃん。お姉ちゃんに大量の手紙が届いてたよ」
照「…ファンレター?」
咲「それは分からないけど、配送元は白糸台高校。お姉ちゃんの母校だね」
照「…なんだろ」
照「…ファンレター?」
咲「それは分からないけど、配送元は白糸台高校。お姉ちゃんの母校だね」
照「…なんだろ」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 17:02:47 ID:rt9zV6OOO
照「……咲」
咲「?」
照「私は咲に養ってもらう必要がなくなったかもしれない」
咲「え」
照「プロ勧誘の手紙がこんなに来ている」
咲「?」
照「私は咲に養ってもらう必要がなくなったかもしれない」
咲「え」
照「プロ勧誘の手紙がこんなに来ている」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 17:05:45 ID:rt9zV6OOO
咲「良かったね、お姉ちゃん」
照「うん」
咲「それで所属する場所は決めたの?」
照「それはまだだけど三尋木プロか小鍛治プロのところが良い」
照「うん」
咲「それで所属する場所は決めたの?」
照「それはまだだけど三尋木プロか小鍛治プロのところが良い」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 17:07:41 ID:rt9zV6OOO
数日後。
咲「そろそろGWだね」
照「……そうだね」
咲「…お姉ちゃんは何か予定ある?」
照「ないよ」
咲「そろそろGWだね」
照「……そうだね」
咲「…お姉ちゃんは何か予定ある?」
照「ないよ」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 17:10:41 ID:rt9zV6OOO
咲「一緒にどこかに出掛けようよ」
照「…別に良いけど咲は予定ないの?」
咲「うん、ないよ!」
照「……分かった」
照「…別に良いけど咲は予定ないの?」
咲「うん、ないよ!」
照「……分かった」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 17:15:10 ID:rt9zV6OOO
GW。
咲「遊園地だね、お姉ちゃん!」
照「……最初は何に乗る?」
咲「ジェットコースター!」
照「……分かった」
照(……目を閉じてれば大丈夫。目を閉じてれば怖くない…)
咲「遊園地だね、お姉ちゃん!」
照「……最初は何に乗る?」
咲「ジェットコースター!」
照「……分かった」
照(……目を閉じてれば大丈夫。目を閉じてれば怖くない…)
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 17:18:36 ID:rt9zV6OOO
照「うぷっ……気持ち悪い」
咲「お姉ちゃん、大丈夫? 絶叫系は苦手なの?」
照「別に、そういうわけではない。単に朝食の揚げ物が…」
咲「朝は目玉焼きだったよね、お姉ちゃん」
咲「お姉ちゃん、大丈夫? 絶叫系は苦手なの?」
照「別に、そういうわけではない。単に朝食の揚げ物が…」
咲「朝は目玉焼きだったよね、お姉ちゃん」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 17:20:44 ID:rt9zV6OOO
照「昨日の夜に食べた揚げ物が…」
咲「昨日は鰈の煮付けだったよね」
照「………」
咲「絶叫系が苦手なんだね、お姉ちゃん」
照「……うん」
咲「昨日は鰈の煮付けだったよね」
照「………」
咲「絶叫系が苦手なんだね、お姉ちゃん」
照「……うん」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 17:25:44 ID:rt9zV6OOO
咲「お姉ちゃん、落ち着いた?」
照「うん、だいぶ楽になった。次は何に乗る?」
咲「もう大丈夫なの?」
照「…大丈夫」
咲「それなら良いけどあまり無理をしないでね、お姉ちゃん」
照「うん、だいぶ楽になった。次は何に乗る?」
咲「もう大丈夫なの?」
照「…大丈夫」
咲「それなら良いけどあまり無理をしないでね、お姉ちゃん」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 17:28:05 ID:rt9zV6OOO
照「それで次は何に乗る?」
咲「あれがいい」
照「……コーヒーカップ」
照(回るものなら大丈夫のはず。いつもツモる時に腕を回している。だから回るものなら…)
咲「あれがいい」
照「……コーヒーカップ」
照(回るものなら大丈夫のはず。いつもツモる時に腕を回している。だから回るものなら…)
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 17:31:21 ID:rt9zV6OOO
照「……」ぐったり
咲「ご、ごめんね、お姉ちゃん。ちょっと回りすぎちゃったみたい」
照「…平気。大丈夫。私は回るものが得意…」
咲「…お姉ちゃん」
咲(弱さを見せまいと強がってるお姉ちゃん可愛い…////)
咲「ご、ごめんね、お姉ちゃん。ちょっと回りすぎちゃったみたい」
照「…平気。大丈夫。私は回るものが得意…」
咲「…お姉ちゃん」
咲(弱さを見せまいと強がってるお姉ちゃん可愛い…////)
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 17:44:18 ID:rt9zV6OOO
>>54
大量に量産してるからあまり覚えてないけど…
照「友達が欲しい…」
照「菫に犯された…」
照「トリック・オア・トリート」
照「ハッピーニューイヤー」
咲「好き好きお姉ちゃん」
この辺が過去作
大量に量産してるからあまり覚えてないけど…
照「友達が欲しい…」
照「菫に犯された…」
照「トリック・オア・トリート」
照「ハッピーニューイヤー」
咲「好き好きお姉ちゃん」
この辺が過去作
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 17:49:01 ID:rt9zV6OOO
咲「次はアレにしようよ、お姉ちゃん」
照「………お化け屋敷?」
咲「ここのお化け屋敷は怖いことで有名なんだよ」
照「………」
照(お化けなんていない。お化けは単なる心理的錯覚。そう、お化けなんて……)
照「………お化け屋敷?」
咲「ここのお化け屋敷は怖いことで有名なんだよ」
照「………」
照(お化けなんていない。お化けは単なる心理的錯覚。そう、お化けなんて……)
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 17:52:27 ID:rt9zV6OOO
照「………あう。そんなオカルトありえません…」ぐったり
咲「お姉ちゃん、大丈夫?」
照「へ、平気。心配しないで…」
咲「ねぇねぇ、お姉ちゃん」
咲「お姉ちゃん、大丈夫?」
照「へ、平気。心配しないで…」
咲「ねぇねぇ、お姉ちゃん」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 17:54:17 ID:rt9zV6OOO
咲「最後はアレに乗ろうよ」
照「……観覧車?」
咲「お姉ちゃん、高い場所は平気だよね?」
照「うん、平気」
照「……観覧車?」
咲「お姉ちゃん、高い場所は平気だよね?」
照「うん、平気」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 17:58:41 ID:rt9zV6OOO
咲「ほらほらお姉ちゃん。絶景だね♪」
照「…うん。街中の光がイルミネーションみたいで綺麗…」
咲「……お姉ちゃん。今日はありがとね。苦手なものにまで付き合ってくれて…」
照「…別に良い。私は咲のお姉ちゃんだから…」
咲「……」
照「…うん。街中の光がイルミネーションみたいで綺麗…」
咲「……お姉ちゃん。今日はありがとね。苦手なものにまで付き合ってくれて…」
照「…別に良い。私は咲のお姉ちゃんだから…」
咲「……」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/18 18:01:40 ID:rt9zV6OOO
咲「頂上だね、お姉ちゃん」
照「…うん」
咲「……お姉ちゃん」
照「なに?」
咲「また来ようね」
照「……えっ||||」サァアア
咲「お姉ちゃん♪」ニコッ
照「……うん」
春編おわり
照「…うん」
咲「……お姉ちゃん」
照「なに?」
咲「また来ようね」
照「……えっ||||」サァアア
咲「お姉ちゃん♪」ニコッ
照「……うん」
春編おわり
次→照「四季日和」咲「夏だね、お姉ちゃん」
照「四季日和」
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1366264926/)