1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 21:38:31 ID:f3R4dC8o0
男「またお前かよ…」

幼馴染「男のクラスメイト、心配してるよ…?」

男「どうせ、口だけだって…」

幼馴染「そんな事ないよ…」

男「あるんだって!」

幼馴染「そ、そんな風に捻くれてるから学校で馴染めないんじゃないの!?」

男「お前に何が分かるんだよ……」

男「もういい…でてけよ……」

幼馴染「男が学校行くならでてく…」

男「いいからでてけよ!!」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 21:43:29 ID:f3R4dC8o0
_____________

幼馴染「…………」

男「…………」

男「いつまで俺の部屋にいる気だよ」

幼馴染「男が学校行くまで」

男「…………」

男「勝手にしてろよ」

幼馴染「うん、勝手にしてる…」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 21:45:48 ID:f3R4dC8o0
男「もう20時だぞ…腹減らないのかよ」

幼馴染「すごく減ってる」

男「じゃあ食ってこいよ」

幼馴染「…………」

幼馴染「学校行ってくれる?」

男「…………」

男「だったらいいよ…一生そうしてろよ…」

幼馴染「…うん」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 21:49:34 ID:f3R4dC8o0
男「モグモグモグ」

幼馴染「………」ジー

男「モグモグモグ」

幼馴染「………」ジー

男「なんだよ…」

幼馴染「別にっ」プイッ

男「そうかよ…モグモグモグ」

幼馴染「…………グウウウウウ」

男「………」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 21:52:54 ID:f3R4dC8o0
男「………」ガタッ スタスタスタ

幼馴染「……男どこいくの」

男「別にいいだろ…」

バタン

男「ったく…アイツ…」



ガチャ

男「ほら、食えよ…ろくなオカズ残ってないけど無いよりマシだろ…」

幼馴染「くれるの?」

男「ああ…」

男「食ったらでてけよ…」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 21:56:25 ID:f3R4dC8o0
幼馴染「…モグモグモグモグモグモグ…ハフッ…モグモグモグ」

男(よっぽど腹減ってたんだな…コイツ)

幼馴染「モグモグモグ…モグ…ゴホ…ゴホ…」

幼馴染「男…水……」

男「はいはい…くんでくるから待ってろ…」


男「ほら、水」コトッ

幼馴染「ありがと…ゴクゴクゴクゴク」

幼馴染「モグモグモグ…ゴクッ…モグモグモグ」

男「………」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:00:41 ID:f3R4dC8o0
幼馴染「お…おとこぉ……」

男「なんだよ」

幼馴染「と…といれ……」

男「場所知ってるだろ、行って来い」

幼馴染「やだ…がっこういくならいってあげる……」

男「はぁぁ!?それ、こまるのお前だろ!」

幼馴染「……ん…んぅ………」

男「わ…分かったよ!…い、行くから!ちょこっとだけ行くから!」

男「いってこいよ!トイレ!!」

幼馴染「や…やくそくする?」

男「する!するから早く行って来い!!」

幼馴染「分かった…」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:05:03 ID:f3R4dC8o0
男「ああ…約束しちまった……」

男「くっそ……」

バタン

幼馴染「男、お風呂はいろうよ」

男「ああ…」

男「入って来いよ、待ってるから」

幼馴染「男逃げるでしょ!」

男「部屋から1歩もでられねー奴がどっか逃げる訳ねえだろ!!」

幼馴染「……証拠がないもん…」

男「明日学校行くっていったじゃん」

幼馴染「信じれない…」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:07:31 ID:f3R4dC8o0
男「じゃあどうしたら信じてくれるんだよ」

幼馴染「一緒にお風呂入るなら……」

男「え…?」

幼馴染「一緒にお風呂……」

男「じゃないと入らないの?」

幼馴染「…うん……」

男「分かったよ…」

男「そのかわり!タオル巻けよ!絶対だからな!」

幼馴染「分かった」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:15:05 ID:f3R4dC8o0
男「ふぅ……」

幼馴染「せまい……」

男「仕方ないだろ…1人用なんだから…」

幼馴染「昔は2人で入れたのにね」

男「まぁ…俺もお前も成長したからな」

幼馴染「男は全然成長してないじゃん」

男「したよ!失礼だな!」

幼馴染「むしろ退化してるじゃん」

男「なんで」

幼馴染「昔は学校行ってた」

男「………」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:18:39 ID:f3R4dC8o0
男「いいだろ…その話は…」

幼馴染「よくないよ」

男「ああ…!体洗うわ…」

幼馴染「分かった」

男「幼馴染」ゴシゴシ

幼馴染「何」

男「お前も成長してないじゃん」ゴシゴシ

幼馴染「なんで」

男「俺から卒業してない、昔と一緒じゃん」ゴシゴシ

幼馴染「そうかもね…」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:22:44 ID:f3R4dC8o0
男「頭も洗ったし…俺あがるわ」

幼馴染「分かった」

男「そういやさ」

幼馴染「何?」

男「お前、下着とかどうすんの」

幼馴染「着替え2着下着2着持ってきたから大丈夫」

男「長期戦争対応済みかよ……」

幼馴染「うん」

男「ああ…なんでこんなめんどくさい奴が幼馴染なんだ…」

幼馴染「それ言ったら男もめんどくさいよ」

男「じゃあ似たもの同士だな」

幼馴染「そうだね」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:25:22 ID:f3R4dC8o0
男「俺は寝る…お前どうすんの」

幼馴染「床で寝る」

男「………」

幼馴染「…………」

男「お前がベッドで寝ろよ…俺が床で寝るから」

幼馴染「じゃあ私も床で寝る」

男「………」

男「分かったよ!一緒にベッドで寝よう!!」

男「これで満足か!?」

幼馴染「せまい事を除けば100点」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:29:10 ID:f3R4dC8o0
幼馴染「あのね、男」

男「なんだよ」

幼馴染「さっき男は退化してるって言ったけど」

男「うん」

幼馴染「優しさだけは昔からずっとのこってるね、優しいまま」

男「………」

男「それだけか?」

幼馴染「うん」

男「………」

男「俺もお前に言いたい事がある…」

幼馴染「何?」

男「胸だけは成長してるな」

男「めっちゃあたってる…」

幼馴染「………男の馬鹿…」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:36:37 ID:f3R4dC8o0
男「あのさ…幼馴染」

幼馴染「何?」

男「お前好きな人とかいないの?」

幼馴染「どうして?」

男「いや、いるんじゃないかなーと思って」

幼馴染「男はどうなの…」

男「俺…?」

幼馴染「うん…小学校の頃からいないんでしょ?」

男「………」

男「いないと思ってたけど…実はいたんだよな…これが」

幼馴染「え…それ本当?」

男「ああ…できなかったんじゃなくて、実はできてたんだよな…好きな子」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:39:12 ID:f3R4dC8o0
幼馴染「そっか……」

男「ああ……」

幼馴染「………」

男「…………」

幼馴染「ちなみに……」

幼馴染「誰が好きなの…?」

男「………」

男「それ本気で聞いてんの?」

幼馴染「うん…」

男「……いっていいのか?」

幼馴染「いいよ…言っても…」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:41:28 ID:f3R4dC8o0
男「本当に?」

幼馴染「うん」

男「本当の本当に?」

幼馴染「うん…」



男「お前」

幼馴染「え?」

幼馴染「…………」

幼馴染「ええ!??」

男「お前がずっと昔っから好きだった」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:45:36 ID:f3R4dC8o0
男「いっつも俺の事心配してくれて…文句一つ言わなかったお前がずっと好きだった」

男「今日一日で余計分かった」

男「俺にはお前しかいないよ」

男「お前がいいなら……」

幼馴染「私も…」

幼馴染「私もずっと男が好きだったよ、口では文句ばっかり言うけど…本当は優しい男が」

幼馴染「子供の頃からずっと好きだったよ…」

幼馴染「その…私でいいなら……付き合うよ…」

男「そっか」

幼馴染「うん」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:47:38 ID:f3R4dC8o0
_______
_____
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__
_



「おい、起きろ」

「早く起きろよ!おい!!」

幼馴染「う…うぅ……眩しいよ…」

男「つべこべいわず起きる!」

少女「おきる!」

幼馴染「今…何時…」

男「7時20分…さっさと起きろ、馬鹿!」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:50:33 ID:f3R4dC8o0
幼馴染「あ…ご飯は?」

男「作っといた」

幼馴染「そ…そっか」

男「ああ、この子も食べたから後はお前だけだな、いそげ」

少女「いそげー!」

幼馴染「分かった…」

男「よし…少女はテレビでもみてきなさい」

少女「はーい!」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:55:40 ID:f3R4dC8o0
幼馴染「男」

男「ん?」

幼馴染「昔はずっと私が支えてきたのに、今は男に支えられるとはね」

幼馴染「神様もびっくりだよ…」モグモグ

男「そんな事言ったって、それが夫婦だろ?」

男「お前に支えられた分、支えかえさないとな」

幼馴染「………」

男「なんだよ…俺、おかしいこと言ったか?」

幼馴染「ううん…成長したなーっと思ってね」

男「まぁ俺は晩成型だからな!後半からが本番だわ!」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:59:53 ID:f3R4dC8o0
男「でも、お前がいなかったら俺は今も…親のスネかじっていきてたと思う…」

男「ろくに働かずな…」

幼馴染「でも、今はちゃんと働いてるし、私とあの子を支えられるくらい大きくなったじゃん」

男「そうだけど…」

幼馴染「昔の事は気にしなくていいんだよ…今を生きようよ、今を」

男「………」

男「そうだな」

幼馴染「うん!人生前向きが一番だよ!!前向きが!!」

「おかーさん!!まだー?」

幼馴染「ん!もうちょっと待ってねー!!」

「はーい!」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 23:11:37 ID:f3R4dC8o0
男「幼馴染…そういや、お腹の子はどうなんだ?」

幼馴染「うん…順調に大きくなってきてるよ…」

幼馴染「お医者さんの話だと…男の子だって…」

男「そっか、賑やかになるな…」

幼馴染「また男の時みたいに引きこもっちゃうかもねー!」

男「はは、そん時は思いっきりぶつかって学校に行かせてやるよ!」

幼馴染「ふふ、期待してるわよ!」

男「まかせとけって!!」

「ねー!」

「お父さん!そろそろ遊園地いこうよ!」

「おう、行くか!」

「あ、ちょっと待ってよー!」



幼馴染「男、そろそろ学校行こうよ!」
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