1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/18 22:22:06 ID:z4EYbjIV0
伊織「何? やよい」

やよい「えへへぇ。呼んでみただけ~」

伊織「もう。そういうのはやめなさいって言ったでしょ」コツッ

やよい「あうっ」

伊織「…………」ナデナデ

やよい「……えへへぇ」

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/18 22:25:16 ID:z4EYbjIV0
やよい「伊織ちゃーん」

伊織「何? やよい」

やよい「えへへ……。あのね、この漢字の読み方教えてほしいかなーって!」

伊織「んー? これは……『ちどりあし』ね」

やよい「ちどりあし、って読むんだー! 伊織ちゃんすごーい!」

伊織「……いや、これくらい小学生でも読め……」

やよい「伊織ちゃんすごーい!」

伊織「…………」

やよい「…………」

伊織「…………」ナデナデ

やよい「……えへへぇ」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/18 22:27:44 ID:z4EYbjIV0
やよい「伊織ちゃーん」

伊織「何? やよい」

やよい「えへへ……。あのね、だっこしてほしいかなーって!」

伊織「…………」

やよい「…………」

伊織「……本気?」

やよい「ううん、冗談!」

伊織「…………」

やよい「…………」

伊織「…………」ムギュー

やよい「いひゃひゃ、いひゃひよういほりひゃん」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/18 22:29:49 ID:z4EYbjIV0
やよい「伊織ちゃーん」

伊織「何? やよい」

やよい「えへへ……。あのね、膝枕してほしいかなーって!」

伊織「えぇ~……」

やよい「だめ?」

伊織「いや、だめっていうか……」

やよい「だめ?」

伊織「……その、事務所だと他の皆も来るし……」

やよい「だめ?」

伊織「…………わかったわよ、もう」

やよい「えへへ……伊織ちゃんだーいすき!」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/18 22:33:45 ID:z4EYbjIV0
やよい「伊織ちゃーん」

伊織「な……何? やよい」

やよい「えへへ……。伊織ちゃんの膝枕、とーっても気持ち良いかも!」スリスリ

伊織「そ、そう……」

やよい「なんていうか、もうこのまま朝までぐっすり眠れそうかも!」

伊織「そんなことしたら私の太ももパンパンになっちゃうわよ……」

やよい「ちぇーっ」

伊織「…………もう」ナデナデ

やよい「……えへへぇ」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/18 22:36:59 ID:z4EYbjIV0
やよい「……伊織ちゃーん……」

伊織「……何? やよい」

やよい「私……なんだか、本当に眠くなってきちゃったかも……ふぁあ」

伊織「えぇっ。ちょ、ちょっとそれは困るわよ……」

やよい「お願い……伊織ちゃん……ちょっと、だけ……」

伊織「で、でも直に他の皆も来ちゃうし……」

やよい「………すぅ……すぅ……」

伊織「Oh...」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/18 22:41:08 ID:z4EYbjIV0
亜美「やほやほ→」

真美「いおりん元気……ん?」

伊織(しーっ)

やよい「………すぅ……すぅ……」

亜美「……ありゃりゃ」

真美「……これはまた」

伊織「……もう。まさかこんなことになるなんて思わなかったわよ……」

亜美「……ふーん……」ニヤニヤ

真美「……へーえ……」ニヤニヤ

伊織「二人ともその生暖かい目線を今すぐやめなさいええ怒らないから」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/18 22:47:10 ID:z4EYbjIV0
やよい「………すぅ……すぅ……」

亜美「でもやよいっち、本当によく寝てるねー」

真美「うんうん。いおりんを信頼している証ですなぁ」

伊織「そ、そんな大げさな……」

亜美「いやいやー。だって実際、やよいっちがここまで甘えるのっていおりんに対してだけっしょ→」

真美「そうそう。真美達に対しては結構お姉ちゃんぶるしねーやよいっちは」

伊織「え? そうなの?」

亜美「そだよ→ この前のタコ焼きパーティーのときだって、『亜美! 真美! 食べ物で遊んじゃいけません!』ってチョー怒ってたし」

真美「ねー」

伊織「いやあれはあんたらが悪いでしょどう考えても……」

亜美・真美「てへぺろ☆」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/18 22:51:08 ID:z4EYbjIV0
亜美「まあでもあれですな、やよいっちは家でもお姉ちゃんやってるから」

真美「たまにこうして『お姉ちゃん』に対して思う存分甘えたくなるってことですな」

伊織「お、お姉ちゃんって……」

亜美「あれあれー? いおりん照れてるのー?」

伊織「て、照れてなんかないわよ!」

真美「コラコラ、あんまり大きな声出すと可愛い『妹』ちゃんが起きちゃうよ? 伊織『お姉ちゃん』?」

伊織「ぐっ……。あ、後で覚えときなさいよあんた達……」

亜美「ニヤニヤ」

真美「ニヤニヤ」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/18 22:57:25 ID:z4EYbjIV0
亜美「……ところでふと思ったんだけど」

真美「? どったの?」

亜美「亜美も一応『妹』なのに、こういう風に『お姉ちゃん』に膝枕とかしてもらったことってない気がする」

真美「えっ!? ま、真美達はほら、双子なんだしそういうのは違うっしょ?」

亜美「…………」ジーッ

真美「あ、あれ? ……亜美?」

亜美「……亜美も、膝枕してほしいな。……お姉ちゃん」

真美「お、おねっ……!」

亜美「……だめ?」

真美「……い……いいけどっ!」

亜美「えへへ……お姉ちゃん大好き!」

真美「だ、だいすっ……!」

伊織「……姉妹でいちゃつくんなら家でやりなさいよ……もう」ナデナデ

やよい「……うぅん……むにゃ……えへへぇ……」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/18 23:02:52 ID:z4EYbjIV0
やよい「……いおりちゃーん……」

伊織「あ、起きた? やよい」

やよい「…………」モゾモゾ

伊織「!? ちょっ、や、やよっ……!」

やよい「……いおりちゃんのおなか、いいにおい…… 」

伊織「っ……!」

やよい「………すぅ……すぅ……」

伊織「あ、また……」

真美「クックックッ……いおりんよ、まだまだ天使の呪縛からは逃れられそうにないようだな……」

伊織「そういうあんたもね……」

真美「……うん……」ナデナデ

亜美「……むにゃ……むにゃ……」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/18 23:07:52 ID:z4EYbjIV0
やよい「……いおりちゃーん……」

伊織「あ、今度こそ起きた? やよい」

やよい「うっうー……なんかすっごくよく寝たかも……」

伊織「でしょうね……。(あ、やばい太ももプルプルしてる)」

やよい「……伊織ちゃん……」

伊織「何? やよい」

やよい「…………」

伊織「?」

やよい「……もうちょっとだけ、あたまなでなでしてほしいかなーって……」

伊織「えぇ~……」

やよい「……だめ?」

伊織「……わかったわよ、もう……」ナデナデ

やよい「えへへぇ」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/18 23:11:13 ID:z4EYbjIV0
真美「やれやれ、いおりんの前では本当に甘えんぼさんだねぇ、やよいっちは……」ナデナデ

亜美「……むにゃ……むにゃ……」

真美「…………」ピタッ

亜美「……むにゃ……む……」

真美「…………」

亜美「…………」

真美「…………」

亜美「……お姉ちゃんのイジワル」

真美「はいはい、ごめんねマイシスター」ナデナデ

亜美「……えへへっ」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/18 23:17:35 ID:z4EYbjIV0
やよい「伊織ちゃーん」

伊織「何? やよい」

やよい「えへへ……。あのね……」

伊織「?」

やよい「これからも……その、ときどき……」

伊織「…………」

やよい「……えっと……」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/18 23:19:21 ID:z4EYbjIV0
伊織「…………」

やよい「…………」

伊織「……こんなんで良ければ、いくらでもやってあげるわよ」

やよい「! 伊織ちゃん……」

伊織「ったく、もう……世話の焼ける妹ね」ナデナデ

やよい「えへへ……伊織ちゃんだーいすき!」









やよい「伊織ちゃーん」
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1368883326/)