1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/06 20:46:55 ID:lRvB9k5C0
京太郎「自然におっぱいの感触も得られるし、可愛い女の子を背負うっていうのはやってみたい」

002

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/06 21:02:12 ID:31jKweFW0
咲「なにそれ、私に対しての嫌味?」

京太郎「いーえ別に?」

咲「……」

ギュー

京太郎「いだだだだだっ!!」

咲「京ちゃんの耳、よく伸びるねー」ギュー

京太郎「すまんすまんすまん! 咲をおんぶできて幸せの限りだから止めろホント痛い痛い痛い!」

咲「……ふんっ」

ギュッ

京太郎「んっ」

咲「ほら……ちゃんと支えてよ…………落ちちゃうでしょ……」

京太郎「……へいへい……」


京太郎「仰せの通りに、ワガママなお姫様」ギュッ

咲「……//」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/06 21:46:27 ID:lRvB9k5C0
ヒュー.......   ドォーン!

咲「あ、花火始まったよ」

京太郎「綺麗だなー」

咲「だね」

京太郎「けど、これがインターハイに行かなかったから見れた、っていうのも皮肉な話だよな」

咲「……うん」

京太郎「……」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/06 21:47:00 ID:lRvB9k5C0
ヒュー ドォーン

咲「……ねえ、京ちゃん」

京太郎「ん、なんだ?」

咲「インターハイ、連れていけなくてごめんね」

咲「最後の年、だったのにさ」

京太郎「そんなん、咲が謝ることじゃねえだろ」

京太郎「俺だってこの三年間で何もできなくて、今年も個人戦突破できなかったし」

京太郎「こっちこそ、ごめんな」

咲「……じゃあ、リンゴ飴おごってくれたら許してあげる」

京太郎「なら俺は焼き鳥な」

咲「ふふっ」

京太郎「ははっ」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/06 21:48:27 ID:lRvB9k5C0
京太郎「そろそろ帰るか」

咲「うん!」

京太郎「んじゃ、お手をどうぞ、お姫様」

咲「もう、恥ずかしいんだよ、それ」

京太郎「わぁーってるよ」

ブチッ

咲「……鼻緒切れちゃった」

京太郎「うわ、マジかよ」

咲「あ、だけど片足だけでも大丈夫だよ、ほら」ピョンピョン

京太郎「そーゆーのいーから、ほい」シャガミ

京太郎「お姫様には立派な馬が必要だろ?」

咲「またそう言って……」

京太郎「よいしょ……っと。ま、白馬ってよりは犬だけどな」

咲「優希ちゃんじゃないんだからそんなこと言わないよ」

咲「京ちゃんは京ちゃんだよ、それに……」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/06 21:49:10 ID:lRvB9k5C0
ヒュゥッー

ドォーッン!

咲「馬っていうなら地面に這いつくばってよ」

京太郎「それこの雰囲気で言う台詞か!?」

咲「だったらどんな言葉が良かったの?」

京太郎「いや、希望とかは別にねえけど」

咲「うーん、じゃあ……」

ヒュゥー



咲「……好き」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/06 21:49:42 ID:lRvB9k5C0
ドォーン


京太郎「……え?」

咲「とかの方が良かったかな?」ニコッ

京太郎「…………くっ」

京太郎「くそぉーっ!」

京太郎「男子高校生の純粋な心を弄びやがってー!」

京太郎「咲なんて市中引き回し、いや、夏休み中連れまわしの刑だぁーっ!」ドドドドド

咲「ちょっ、京ちゃん!止まってよ!」

京太郎「ウオオオオオオオオオ!ウオオオオオオオ!ニャンミー!」ドドドドド

咲「誰その人!?」



咲(……結局、残りの夏休みの間はずっと、京ちゃんと遊びました)



カン!

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/06 22:21:13 ID:Urs9jHDm0
京太郎「軽い」

咲「えへへ」

京太郎「軽すぎて心配になる」

優希「なにぉーっ!?」

京太郎「普通」

まこ「おうなんかコメントせえ」

京太郎「……ち、近すぎる」

久「密着しちゃうと落ちちゃうじゃない? ふふふ」





京太郎「でかい」

和「何を言ってるんですか貴方は」

カン

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/06 22:39:39 ID:Urs9jHDm0
京太郎「……意外とある!?」

怜「にへへー」

京太郎「ない(断言)」

泉「はっ倒すぞ」

京太郎「……意外とでけえ!」

セーラ「叫ぶなや!」

京太郎「コメントしづらい」

船Q「愛宕姉妹のある方ぐらい欲しいんやけどなぁ」





京太郎「俺もう死んでもいいや。死ぬには、いい日だ……」

竜華「死んだらあかんよー?」




カン

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/06 22:43:46 ID:31jKweFW0
京太郎「……ッ……ッッ」

ゆみ「須賀。 どうしたんだその格好は」

京太郎「あ……加治木さん……どうも……ッ」

ゆみ「……腰でも痛めたのか? どうも辛そうだが……」

京太郎「……み……見えないんですか?」

ゆみ「?」

京太郎「……いえ……なんでもないです……ッ」


モモ「~~ッ!」スリスリ

京太郎(東横さん……加治木さんの前ですけど……!!)ボソッ

モモ(須賀くん須賀くん須賀くん須賀くん!!)スリスリスリスリ

ムニュウウウウ

京太郎「うごぉ……ッ」

京太郎(片や背中に柔らかいものが当たり、片や首が猛烈に締まってるこの状況……)

京太郎「まさに、天国と地獄……」

ゆみ「?」

カン

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/06 22:56:56 ID:31jKweFW0
京太郎『お、おんぶですか……』

京太郎『まぁ抱っこよか楽でしょうけど……』

姉帯『わあい!』

姉帯『(京太郎くんの背中におぶさる夢、やっと叶うよー!!)』

姉帯『わくわく!』

京太郎『…………』

京太郎『(短い人生だったなぁ……)』

京太郎『スゥ…………、…………南無三ッ!!』 グッ!!

スッ

京太郎『あれ、意外と軽い』

姉帯『!!』ガーンッ
―――
――


京太郎「とまぁそんなことで……」

塞「あーあーあー……」

姉帯「……」グスン

カン

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/06 23:10:19 ID:31jKweFW0
竜華「ん……うぅ……」

京太郎「あ、気づきました?」

竜華「……須賀……」

竜華「え、須賀?」

京太郎「俺ですが」

竜華「な、なな、何してんねん! お、おま! おま!!」

京太郎「この歳で俺なんかにおんぶされるのは屈辱でしょうけど、せめて部室までは我慢してください」

竜華「や、なに言っ……!」

フラッ

竜華「きゃっ!」

京太郎「っとと。 病み上がりなんですから無茶しちゃだめですよ」

竜華「な、なんでこないなことに……」

京太郎「覚えてませんか?」

竜華「……だってウチはさっきまで……皆と……」

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/06 23:17:20 ID:31jKweFW0
京太郎「軽い脱水症です。 ちゃんと水分補給してなかったでしょう?」

竜華「あぅ……」

京太郎「怜さんじゃなくて竜華さんが倒れるとは、一瞬驚きましたよ」

竜華「……だ、だって」

京太郎「わかってます。 なんだかんだで竜華さんが一番部の為に頑張ってることは」

竜華「えっ……」

京太郎「皆さん怜さんのことばかり気にかけて……そりゃあ病弱な怜さんのことを気にかけるのは当然ですけど」

京太郎「でも、竜華さんだって一人の女の子なんですから」

竜華「な……」

京太郎「無理させてすいませんでした」

竜華「…………」

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/06 23:22:21 ID:31jKweFW0
ポフッ

京太郎「んっ」

竜華「……」

京太郎「……竜華さん?」

竜華「……うっさい……。今ダルいんや……」

竜華「……ちょっと肩貸し……」

京太郎「……はいっ」


竜華「ん? というか、なんで部室で倒れたのに今部室に向かっとるんや?」

京太郎「あぁ、実はその後怜さんが貰い泣きならぬ貰い倒れしちゃいまして」

竜華「え、ええっ!?」

京太郎「ですので一度二人を保健室に運んだんです」

竜華「と、怜は!? 怜は大丈夫なんやろなぁ!?」

京太郎「大丈夫です。 俺がちゃんと看護してたんで」

竜華「そ、そか……」

竜華「…………ん?」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/06 23:28:52 ID:31jKweFW0
竜華「い……今なんて?」

京太郎「はい?」

竜華「と、怜を……看護……?」

京太郎「ええ。 それが?」

竜華「……須賀……お前まさか……」


竜華「怜の服、着せ替えたんか……?」

京太郎「あっ」


竜華「おまっ!その反応はやったなぁああああ!!?」

京太郎「いいいやでも大丈夫です!上着だけですから!!ホントに!!」

竜華「信用できるか! どうせドの付くド変態の須賀のことや……怜の身体の隅々まで……」

竜華「……というか……まさかウチも……!!?」

京太郎「………、………ハハッ」

竜華「須賀ァあああああああ!!!!!」


この後、大声の出し過ぎでまた竜華が倒れたとか。 おわり。

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/06 23:35:44 ID:Urs9jHDm0

京太郎「論外」

照「 」

京太郎「論外」

誠子「 」

京太郎「論外」

淡「 」

京太郎「髪とかさらっさらですね」

菫「うん? そうか?」

京太郎「貴方が白糸台の、最後の希望だ」

尭深「そ、そうかな?」





京太郎「あ、すみません調子に乗りすぎましたすみませんごめんなさい爪と指の間にリー棒は入らないです許して下s」

カン

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/06 23:35:21 ID://V/nFuc0
京太郎「おんぶですか・・・」

詠「そそ。それをすればいいんじゃね? 知らんけど」

京太郎「つっこみはひとまず置いときますね」

詠「冷てー」

京太郎「放っておいて下さい」

京太郎「まぁ麻雀の指導のお礼なんで詠さんが納得出来るなら構わないんですけど・・・」

詠「なら問題ないだろー? ほれほれ、さっさとしゃがみな」ワクワク

京太郎「いや、無理ですって」

詠「うん? さっきいいって言ったじゃんかー」

京太郎「俺的にはやってもいいんですけど・・・」

詠「けど?」

京太郎「詠さんの着てる着物、その・・・足が開けないですよね?」

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/06 23:38:35 ID://V/nFuc0
詠「・・・」

京太郎「・・・」

詠 ガバッ

京太郎「ちょ!! いきなり帯緩めないで!! 脱ぎ始めないで!!」ガシッ

詠「うるせー!! 私が脱げば問題ないだろうがっ」ジタバタジタバタ

京太郎「何言ってんのか理解してます!?」

詠「いいからおんぶしろ須賀ァ!!」

カン

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/06 23:56:31 ID:63HZGGBaO
春「こ、く……と…ぉ」カタカタ

京太郎「おいしっかりしろ!後ちょっとでスーパーだから!」

春「一度で良いから……和三盆のかりん糖が、食べたかった…」

京太郎「それ黒糖じゃないからな?色はどちらかと言うと黄色っぽいからな?!」

春「こまかいこと……今はいい」カタカタカタ

京太郎「やばい…重症だ」

春「………きいろ……目の前に……」カタカタ

京太郎「何言ってんのかな春さん?目が虚ろなんだけど」

90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 00:05:57 ID:7Ux7AlQqO
春「いただきます」パクッ

京太郎「食うな!それ俺の髪の毛だから!」

春「……あむあむ」カタカタカタ

京太郎「なんで黒糖が切れただけでこんなポンコツになるんだよコイツは…」

春「まずい…」ペッ

京太郎「そりゃそうだろ。食い物じゃねぇんだし」

春「でも無いよりはマシ」カタカタカタ

京太郎「いや、その理論はおかしいから」

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 00:09:48 ID:7Ux7AlQqO
春「いただきます」パクリ

京太郎「ぎゃあーーっ!?!首!首に噛み付いてるから!痛ぇよ!」ジタバタ

春「あむあむ」カミカミ

京太郎「痛こそばゆい!なんだこの新感覚は!ってノリツッコミしてる場合じゃねぇよ!」

京太郎「春さん!?もうスーパー見えてきたから止めてくれない?!」

春「あむあむ…ガリッ」

京太郎「み゛ゃ゛ーーー!!!?」

春「ちょっと塩味っぽくなった。ここのはクオリティが高い」カミカミ

京太郎「それ俺の血ぃ!!」


部室に戻った時、京ちゃんの首周りがベッタベタなのを追求されたりされなかったりの未来が待ってたり

カンッ!

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 00:00:34 ID:sthJTGGw0
衣「zzz....」

京太郎「……」

一「なにそれ、コアラ?」

京太郎「知りませんよ……こっちが聞きたいくらいです」

純「すげえな、衣の奴、寝ながら須賀の肩にしがみついてるぜ」

京太郎「動くに動けないし……どうしましょう?」

一「普通に起こせばいいじゃん。 衣、衣。 ホラッ」ユサユサ

衣「んぅぅぅっ……やぁだぁ……」

純「やだじゃねえ、起きろって」ユサユサ

衣「や~!」スススッ

京太郎「うおおっ」

純「こ、今度は腹のほうに……器用だなおい」

衣「……えへへへ……きょーたろぉ……」ギュウウウウ

京太郎「……どうしましょう?」

一「なんかもう、いいや」

カン

91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 00:06:12 ID:O97Z6q8u0
はやり「京太郎くん、おんぶして☆」

京太郎「なんですかいきなり……って酒くさ!!」

はやり「今日は仕事終わりにいっぱい呑んできたからね」ムハー

はやり「さぁ、おんぶして私を部屋まで連れていきなさい☆」

京太郎「そんくらい自分で歩いてくださいよ」

はやり「問答無用!!」ダキッ

京太郎「ちょっ、飛び乗らないでください!!」

はやり「良いから良いから」ギュッ

京太郎「(ヤバい。おもちが背中に……)」

はやり「……………………あ、ヤバい。吐きそう」

京太郎「へ」






京太郎「…………何か言うことは?」

はやり「すいませんでしたもう二度とこんなに呑んだりしません許してください」

97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 00:11:01 ID:bZxWeg9h0
煌「あいたたた……すいませんね買い物付き合ってもらったのにこんなことになってしまって」

京太郎「いえ、構いませんよ。それに先輩軽いですし、こんくらいラクショーっすよ」

煌「そ、そうですか。それは、その、そういってもらえると助かります。あと……ありがとう。
  しかし張り切って買出しに来たはいいけれど、運ぶのにも苦労するわ挙句に足を挫くわと情けない限りで」

京太郎「そんなこと、困ってる時はお互い様ですよ。それに元々部の買出しの役目は俺だったのに、こちらこそありがとうって言わせてください」

煌「京太郎さんが遅れてくるという話でしたから。でも買出しの量が多いからって追いかけてきてくれたんですよね?」

京太郎「量がこの通り……多いですからねっと」

煌「すばらっ! 私をおんぶしながら、両脇にそれだけ荷物袋持てるなんて力持ちなんですねえ」

京太郎「普段から雑用で力仕事は多いですし、俺もこう見えても男ですからね」

煌「そうですね。立派な、男の人、なんですよね……」

京太郎「えっ?」

煌「え? あ、いやこれはそういう意味ではなく!」

京太郎「え、ええと、そういう意味?」

煌「いやその、やだ私ったら!」

京太郎「だ、大丈夫ですよ、気にしてませんから! いや気にはなりますけど、そんなそのアレってことでは!!」

二人(気まずい……)

107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 00:31:22 ID:D9kZ6qdF0
豊音「わくわくっ」ワクワク

塞「わー・・・期待度が半端じゃないっぽいね」

京太郎「・・・ですね」

豊音「じゃ、じゃあいっちゃうよー!」ムギュッ

塞「私たちの話も聞こえてないし」

京太郎「・・・ですね」

塞「・・・1+1は?」

京太郎「・・・ですね」

108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 00:33:51 ID:D9kZ6qdF0
塞(何となく邪念を感じる・・・)

京太郎(うぉぉ!!)

京太郎(背中に感じる程良いおもちの感触!!)ウーン、チョットイワカンガアルヨー

京太郎(ちょ、そんなにむにむにサービスとは)ヨイショ、ヨイショ

京太郎(え、まじで。まさかそんな・・・)エヘヘ、コレデピッタリダネー

京太郎(後頭部!!!圧倒的新感触!!)マダタッテクレナイノカナー

京太郎(まさか身長差がこんな素晴らしいマジックを生み出すとは・・・)エイッエイッ

京太郎(そして悪戯に頭を抱き締める豊音さんまじイタズラっ子)ハヤクオンブシテクレナイトモットヤッチャウヨー?

京太郎(実際問題上背のある豊音さんは・・・結構来るけどっ)ワワワワッ

京太郎(ここで立たないのは男じゃねぇ!!)スゴイ!!チョースゴイヨー!!

京太郎(我が生涯に一片の悔いn)アレ?キョウタロウクn

京太郎 べしゃっ

110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 00:36:31 ID:D9kZ6qdF0
塞(うーん、可哀想だけどざまぁみろとかちょっとチャンスかもって思っちゃうんだよね)キョータロークーン!?

塞(ま、私だけのチャンスじゃないんだけど・・・)シンジャダメダヨー!!

塞(とりあえず豊音を諌めてからたっぷり世話でもしてあげるよ、京太郎くん)ウワーン!!

カン

128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 01:13:46 ID:JYVINZM50
穏乃「あたたたた……」

京太郎「高鴨はしゃぎすぎ」

穏乃「いやははは。テンション上がっちゃって、つい」

京太郎「そら、乗れ乗れ」ひょい

穏乃「わ、なになに!?」

京太郎「その足でホテルまで帰れるのか?」

穏乃「だ、大丈夫だよ! こう見えても山育ちだし!
お、おろせー! おろせー!」

京太郎「はいはい。山育ちなら、金狼でも一撃ですねと。うお、軽っ!」

穏乃「わ、高い!」

京太郎「よーし、行くぞ。さっさと帰らないとそっちの監督さんに怒られる」

130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 01:17:43 ID:JYVINZM50
穏乃「うぅ……はずかし……」

京太郎「お子様が何言ってんだ?」

穏乃「お、お子様じゃないよ! お子様じゃないもん……お、女の子だもん……」

京太郎「女の子は二十四時間ジャージでいません」

穏乃「い、今はちゃんと制服着てるでしょ! ふんだ! きょーたろー
なんか大っ嫌いっ!」

京太郎「……」

穏乃「最初に会ったときから、ずっとずっとずっと子供扱いして、
本当にもうっ、もうっ……」

京太郎「俺はお前のこと好きだけどな?」

穏乃「え?」

穏乃「え、あ、いや? あの? え? あ、えええええええええええ!?」

131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 01:21:38 ID:JYVINZM50
穏乃「きょ、きょきょきょきょきょーたろーー!? 今、今何言ってっ。
あ、うん、わ、私も好きだけどっ、好きだけどでもっ、何もこんなときに――」

京太郎「……ん~? どうしたのかな、穏乃ちゃん?」ニヤニヤ

穏乃「……」

穏乃「あーっ! またからかったなー! 京太郎のバカ、バカ、バカ!」

京太郎「あっはっはっはっは! やーい引っ掛かった-!」

穏乃「おとめ心を踏みにじってーっ! 許さないんだからねっ!」ポカポカポカ

京太郎「あっはっは……いたいいたいいたいっ! マジで殴んな!」

穏乃「フカーッ!」

京太郎「猫かお前は! ……インターハイが終わったらさ、お前は奈良
に帰るんだよな」

穏乃「え? うん……そりゃそうだけど」

京太郎「俺は長野。ちょっとばかり遠いな」

133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 01:24:29 ID:JYVINZM50
 
穏乃「メールがあるし、電話もあるよ。ケー番交換したでしょ?」

京太郎「……こうして、お前を間近に感じられなくなるのはちょっと辛い」

穏乃「え? い、いきなり何――」

京太郎「冬休み。……そっちに遊びに行っていいか?」

穏乃「……あ、うん。いいよ、京太郎なら大歓迎……!」

京太郎「次の夏休み、インターハイ。どうなるか分からないけど、
また会おうぜ」

穏乃「うん……」

京太郎「次の冬休みも、次の次の夏休みも。……お前は、大学に
行くのか?」

穏乃「まだ、分かんない……」

京太郎「俺は大学に行くつもりだ。だから、もし大学に行く気になったら
教えてくれ。お前と一緒の大学に行きたい」

穏乃「……え……あ……」

京太郎「要するにだ。これから先、できるだけお前と一緒にいたい。
……迷惑か?」

穏乃「……ううん、全然。全然、迷惑なんかじゃない」

134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 01:26:19 ID:JYVINZM50
京太郎「そっか」

穏乃「そうだよ!」

京太郎「高鴨! じゃない、穏乃!」

穏乃「うん!」

京太郎「好きです! 付き合って下さい!」

穏乃「よろしくお願いします、大好きです!」

…………

穏乃「ただいま! 憧、みんな! 恋人ができちゃった!」

全員「ブフゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!?」

カン!
 

137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 01:28:41 ID:2Ol1fHZy0
咲「優希ちゃーん、部活終わったよー……ってあれ?」

優希「くかー……」

久「あら、優希寝ちゃってるわね」

京太郎「そういえば昨日寝不足だったらしいですよ……どうしましょうか」

優希「むにゃむにゃ、もっとタコス食べるじぇー……」

まこ「ここまでぐっすり眠っとると起こすんも悪い気がするのう」

和「ですがこのままというわけにもいかないのでは?」

咲「そうだよね……」

久「うーん……よし、須賀君」

京太郎「……だいたい想像つきますけどなんでしょうか?」

久「優希をおんぶして家に送ってあげてくれないかしら」ニコッ

京太郎「ですよねー……」ガクッ

139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 01:30:00 ID:2Ol1fHZy0
――

咲「じゃあ京ちゃん、また明日ね」

和「また明日」

京太郎「おう、また明日な……さてとじゃあタコスの国のお姫様をお送りいたしますか……」

優希「すうすう……」

京太郎「全く気持ちよさそうに寝やがって……あーあ、どうせならもうちょっと背中に色々当たるのを堪能出来る子をおんぶしたかったぜ」

優希「んう……」

優希(んっ、私寝ちゃってたのか……あれ、なんかあったかいじぇ……)

京太郎「……」スタスタ

優希(……えっ!?)ビクッ

京太郎「んっ?優希、起きたのか?」

優希「……す、すー」

京太郎「ってわけじゃないのか……まあ、起きて騒がれるよりはこのまま寝ててくれた方がいいか」スタスタ

140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 01:31:15 ID:2Ol1fHZy0
優希(あ、焦ったじぇ……で、でもなんで京太郎が私をおんぶしてるんだ?)

京太郎「全く部長もいくら俺が一番優希と家が近いからって……」ブツブツ

優希(なるほど……)

京太郎「にしても軽いな優希の奴……あんだけタコス食ってるからもうちょい重いと思ってたんだけど」

優希(失礼な奴だな……私だって女の子なんだからそこは気をつかってるんだじょ!は、始めたのは最近だけど……)

京太郎「……」

優希「……」

優希(……京太郎の背中大きいな。自分が小さい方なのは自覚してるけど、それを抜いても男の子なんだな……)

141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 01:33:01 ID:2Ol1fHZy0
京太郎「んしょ……」サワッ

優希「……!」

優希(ううー、そういえばおんぶされてるから太ももとか触られてるのか……な、なんだか恥ずかしくなってきたじぇ)ドキドキ

京太郎「……」スタスタ

優希「……」ドキドキ

優希(いつか、起きてる時にもこうしてほしいな……うん)

京太郎(寝息はなくなってるし、心臓ドキドキしてるし……寝たふりなのバレバレだっつうのタコス娘)

優希(でも今はこうして京太郎の背中を堪能するじぇ……えへへ)スリスリ

京太郎(くすぐったいんだが……まあ、いいか。こういうのも、なんだかんだで別に嫌じゃないしな)


カン!

152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 01:42:13 ID:D9kZ6qdF0
尭深「・・・」

京太郎「・・・」

尭深「・・・あの」

京太郎「は、はい!!」

尭深「わざわざ、ありがとうございます」

京太郎「いえ、男としては当然と言いますか・・・ははは」

尭深「あ、そこは右で・・・」

京太郎「はいっ」

153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 01:44:33 ID:D9kZ6qdF0
京太郎(偶々足を挫いている場面に出くわして)

京太郎(確か白糸台だったなーなんて思って話かけ)

京太郎(試しにおんぶを提案してみたら、まさか本当にすることになるとは・・・)

京太郎(いやっ、ひにじょーっに役得ではあるけども!!)

京太郎(体全体なんか柔らかくてさっ、スカート越しの太腿も素晴らしい!!)

京太郎(特に背中の お も ち の感触なんてもう!!)

京太郎(・・・でもこの人、なんか邪気が少なすぎて罪悪感がひしひしと・・・)モヤモヤ

154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 01:47:04 ID:D9kZ6qdF0
尭深(・・・ちょっと、はしたない、かな)

尭深(会って間もない男の人におんぶして貰ってるなんて・・・)カァ

尭深(でも・・・話し掛けられたことは凄く嬉しかったし)

尭深(この人になら大丈夫って思っちゃったんだもん)

尭深(・・・お父さんとは違う背中)

尭深(私よりずっと広くて、頼もしい)

尭深(髪の毛も淡ちゃんと同じ色なのにかっこよく見える・・・)ナンデダロ

尭深(匂いも、ちょっと汗の匂いが混じってるけど、嫌いじゃない)クンクン

尭深(もしかして)

尭深(一目惚れって、やつかな)ギュッ

尭深(だったら―――)

尭深(もっと大胆にならなきゃ、ダメだよね)クス、スリスリ

155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 01:49:08 ID:D9kZ6qdF0
京太郎(え、ちょ、なんなんだこれ!?)

京太郎(なんだこれっ、もぉぉぉ!!!)

カン

157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 01:53:17 ID:JYVINZM50
 
香菜「きょーたろーには、この香菜ちゃんをおんぶする権利を
あげるんだし!」ビシッ

京太郎「へいへい、ありがとうごぜえます」

香菜「コラ、京太郎! 感謝の気持ちが足りないんだし!」ペチペチ

京太郎「あいたたた、殴るな殴るな!」

香菜「フン。全く京太郎は仕方ないんだし! 麻雀もよわよわだし、
頭もキンキンだし、不良っぽいんだし!」

京太郎「うっせー、こいつは地毛だ。香菜こそ、天然の猫耳みたいな
髪してるじゃねえか」

香菜「香菜ちゃんは可愛いからいいんだし!」

京太郎「はいはい、香菜ちゃんは世界一可愛いですねー」

159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 01:53:58 ID:JYVINZM50
 
香菜「そうだろう、そうだろう。だから京太郎は、香菜ちゃんと結婚
するんだし!」

京太郎「あっはっは、まだ早いっつーの!」

香菜「香菜ちゃんが嫁に行ってあげるっていうのに、何の不満があるんだし!」

京太郎「そうだな、無い……と言えば無いのかなあ。
よーし、香菜。それじゃあ、結婚するか!」

香菜「やったー! これで京太郎は香菜のものだし!」

香菜「むにゃ……うにゅ……にゅぅ……」

京太郎「ははは、はしゃぎすぎたか。
よっと、ただいまー」

華菜「あら、あなた。おかえりなさい、香菜は寝ちゃった?」

京太郎「ああ、おんぶしてたのに大はしゃぎで大変だったよ」

華菜「ふふ、こうしていると昔の私にそっくり」

香菜「むにゃ……」

京太郎「にしても、昔の華菜の口癖なんかどこで覚えてきたんだ」

華菜「血は争えないのかしらねぇ……」クスクス

カン

161: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 01:57:44 ID:7Ux7AlQqO
京太郎「………」テクテク

穏乃「あ、きょーたろーじゃん!おーい」フリフリ

京太郎「ん、穏乃か?………ちょい待て。なんで距離を取る」

穏乃「行っくよ~!!?」イチニツイテ

京太郎「いやな予感しかしねぇ!」ヨーイ

穏乃「どんっ!!」バッ

京太郎「でりゃあ!!」ダッ

穏乃「まて~!」ダダダダダ

京太郎「誰が待つかよ!」ドドドドド

穏乃「ひっどぉーい!宥さんに言い付けてやる」

京太郎「ヤメテ!俺のハートが壊れちゃう!」

…。

……。

162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 01:59:08 ID:7Ux7AlQqO
…………。

……………………。


京太郎「なん…とか巻いた、か…」ゼーハーゼーハー

穏乃「あれー?きょーたろーどこー?」

京太郎「なんつー体力してんだよアイツ。山育ちで片付くレベルじゃねぇよ」

京太郎「ま、このまま5分も隠れてりゃなんとかなるか」

穏乃「むむ…山で私に勝負を挑むとは良い度胸だね」ニヤリ

京太郎(なーに言ってんだかあのジャージ娘は)

穏乃「そこだぁ」ガバッ

京太郎「へ?」

穏乃「へへっ♪きょーたろー発見!」ギュー

京太郎「な、なんでここが分かったんだよ」

穏乃「勘!」ニパーッ

京太郎「はぁ…。聞いた俺が間違ってたよ」

163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 02:00:22 ID:7Ux7AlQqO
穏乃「まあ良いじゃん。勝負は私の勝ちなんだし」

京太郎「なんの勝負だ。なんの」

穏乃「なんだっけ?」

京太郎「なんだそれ」ガクッ

穏乃「てな訳で負けたきょーたろーに罰ゲーム!学校まで私を運んでって」

京太郎「ちょっ!散々ここまで走ったってのに本気かよ!?」

穏乃「逃げたのはきょーたろーの勝手じゃん。良いから場合ゲーム!」

京太郎「トホホ……どうせなら玄先輩が良かったぜ」

穏乃「文句は聞きませ~ん」ギューッ

京太郎「ぐぇ。ちょっ穏乃、首絞まってるから」ペチペチ

カンッ!

167: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 02:07:18 ID:sthJTGGw0
ガチャッ !!

洋榎「うなぁー! 外あっついわー!!!」バタンッ!!

恭子「あちゃぁ……来ちゃったよ……」

京太郎「うわぁ……来ちゃいましたね……」

洋榎「おー恭子! なんや死にそうな顔してババみとぉなっとるなぁー!! アハハハハハッ!!!」

恭子「……」

洋榎「おっす京太郎! お前もお前でシケた顔しとんなぁ! 気合出せ気合ー!!アハハハハハッ!!!」

京太郎「……」

恭子「……須賀くん、頼むわ」

京太郎「御意」スッ


京太郎「……」

洋榎「お? どしたんどしたん? なんかくれんのか?」

京太郎「……失礼しますッ」 ガバッ

ギュッ

洋榎「ふぇっ」

171: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 02:09:57 ID:sthJTGGw0
洋榎「……あっ……?」

洋榎「なっ、やっ、ええっ!? ちょ、ちょちょちょちょおおおお!!? 須賀、おま、なにしとん……」

京太郎「よっと」

グッ

洋榎「ひゃっ」

京太郎「よいしょーっ」

グルンッ

洋榎「きゃっ」

京太郎「どっこいっ」

キュッ

ポフンッ

京太郎「あ、洋榎さんむっちゃ軽いっすね」


恭子「お見事っ。流石やね」

京太郎「いえいえ」

洋榎「な、ななななな……!」

172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 02:12:39 ID:sthJTGGw0
洋榎「……なんでウチが須賀におぶさって……」

恭子「どうや主将?」

洋榎「どどど、どうっておま、これ、やっ、あかんて、ほんまっ」

恭子「もっと喜びーや。 夢に見た須賀くんの背中やろ?」

洋榎「す、須賀の…………須賀の……」

洋榎(……須賀の背中……めっちゃ広くて……あったかくて…………)

洋榎「ぁ、アカンよ………こんなん……アカンて…………」

洋榎「……うぅ……//」


京太郎「静まりましたね」

恭子「グッジョブやで、須賀くん。これからも頼むわ」

京太郎「ええ、喜んで」

恭子「後でウチにも頼むわ」

京太郎「えっ」



洋榎「……アカン……アカンよこんなん……//」 ギュッ

カン

175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 02:26:29 ID:4xM0zjXe0
豊音「あれ?京太郎君、足どうしたの?」

京太郎「いえ…さっきの山道を下りる時に挫いちまったみたいで…」イテテ

豊音「だいじょうぶ?ちゃんと歩ける?」

京太郎「ええ、ゆっくり歩けば何とか…つっ!」

豊音「もうすぐ日も暮れちゃうし…ど、どうしよう…」オロオロ

豊音「あっ、そうだっ!」

―――
――


京太郎「あの…重くないすか?」

豊音「へーきへーき!重いものは持ち慣れてるんだよー」

京太郎「なんかすいません…姉帯さんに迷惑かけちゃって…」

豊音「め、迷惑なんてちーっとも思ってないよー?」アセアセ

京太郎「…」

豊音「…」

177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 02:28:01 ID:4xM0zjXe0
豊音「ご、ごめんね?」

京太郎「ちょ、どうして姉帯さんが謝るんですか!?」

豊音「だって私が山菜採りに行こうなんて言ったから…」ショボン

京太郎「そんな!この足は俺の不注意で…それに山菜採り楽しかったっすよ!」

豊音「ほ、本当に…?」

京太郎「ええ!だって姉帯さんと一緒なんですから!」

豊音「えっ///」

京太郎「あっ…」

豊音「////」

京太郎「////」

京太郎(き、気まずい…)

178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 02:29:16 ID:4xM0zjXe0
京太郎(何か話をしないと、間が持たない…)

京太郎(…しかし…あれだよな…)

京太郎(姉帯さん…大きい体がコンプレックスって言ってたけど…)

京太郎「体つきは女性らしいよな…柔らかいし、いい匂いがするし…」

京太郎「髪もすごく艶っぽいし…うなじも白くてキレイだし…」

京太郎「こうやっておんぶされてると…やっぱり恥ずかしいけど…」

京太郎「でも、あったかくて、なんかすごく落ち着く…」



京太郎「おんぶっていいよな…」

179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 02:31:08 ID:4xM0zjXe0
豊音「~~~~ッ////」プルプル

京太郎「ど、どうしたんですか姉帯さん!?」

豊音「なんでもない!なんでもないんだよーーっ!!////」ブンブン

豊音(京太郎君の独り言、聞こえてるよーーっ!ちょーはずかしいよー…//////)プルプル

―――
――


京太郎「あのー…姉帯さん?そろそろ降ろしてもらっても…」

豊音「/////」

マァ クスクス ナニアレー

京太郎「えーと、もう町中ですし…その、さすがに人の目が…」

豊音「/////」

ママーアノオニイチャンコドモミタイー

京太郎「」


カン!

182: 166 2013/08/07 02:52:08 ID:D9kZ6qdF0
京太郎「さぁ、菫さん、どうぞ」ニヨニヨ

菫「・・・」

京太郎「菫さーん?」

菫「・・・顔が緩んでるぞ」

京太郎「そんなことありませんよ」キリッ

淡「すみれー、早くしてよー」ニヤニヤ

照「その通り」ニヤニヤ

誠子「王様の言うことは絶対ですよ、先輩」ニヤニヤ

尭深「・・・」ニヤニヤ

菫「うるさいっ、お前ら絶対にグルだろう!?」

照「これは酷い言い掛かり」

淡「証拠出せしょうこー」

菫「ぐ・・・」

京太郎(実は俺は全く関係ないんだけどな)ヤクトクヤクトク

183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 02:54:57 ID:D9kZ6qdF0
菫(いきなりの王様ゲームがまず不自然)

菫(そしてあからさまなアイコンタクトとおかしなボディーランゲージ)

菫(事前に打ち合わせがあったと考えるのが自然)

菫(・・・というか打ち合わせをしたならもっと上手くやれないのか)

菫(こんなことに乗ってしまった私もどうかと思うが)

菫(そして何より)

菫(理由を付けてお、お、おんぶして貰えるのが嬉しいと感じている私に腹が立つ)カァァ

184: 166 2013/08/07 02:57:47 ID:D9kZ6qdF0
淡「お ん ぶー」

菫「!?」

照「お ん ぶ」

誠子「お ん ぶー」

尭深「お ん ぶ・・・」

四人「お ん ぶ!! お ん ぶ!!」

菫「・・・っ」プルプル

四人「お ん ぶ!! お ん ぶ!!」ニヤニヤ

菫「」プツン

菫(もう、いい・・・疲れた、私は、あそこで休む)フラフラ

185: 166 2013/08/07 03:00:16 ID:D9kZ6qdF0
京太郎(流石に気の毒な気がしてきた・・・)

京太郎(お? 菫先輩の目が虚ろに)

菫「京太郎くん」ポソ

京太郎「は、いぃぃ!?」

菫「疲れた、私は。どこか遠く行きたい」ムギュムニュニュ

京太郎「で、では、屋上なんてどうでしょうか!!」

菫「いいな・・・頼む、そこに」ムギュ

京太郎「了解です!!」スタスタスタッ

菫「君は・・・意外に逞しいんだな」サワサワ

京太郎「うえっ!? ま、まぁ鍛えてますからねっ」




ソウカ・・・タクマシイノハイイコトダ、ワタシハスキダゾ

チョ、ホントウニダイジョウブデスカ!?

アア、ワタシハダメダ。ダカラマモッテクレ。

ウッ。コリャホケンシツカ?

186: 166 2013/08/07 03:02:29 ID:D9kZ6qdF0
誠子「少し追い詰め過ぎましたかね」

照「大丈夫、菫は強い子だから」

淡「だいじょぶだいじょぶー」

誠子「無責任な・・・」

尭深「・・・それに、もう先輩の不器用なアプローチを見るのは沢山」

誠子「それは、まぁ・・・」

尭深「むしろ、感謝されてもおかしくない・・・」

誠子「そ、そうかな?」

尭深「きっとそう」

誠子(尭深、結構鬱憤が溜まってたんだね・・・)

カン

193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 03:37:34 ID:JYVINZM50
 
(俺の彼女は見た目と違って大層子供っぽい。だがそれがいい)

豊音「ねーねー、おんぶ、おんぶ。京太郎くん、おんぶおんぶ」

京太郎「わーかーりーまーしーた」

豊音「えへへ、やったー!」

京太郎「ちぇいさぁっ!」ヒョイ

豊音「わわっ、やったっ!」

京太郎「……うん、これなら何とかなるか」

豊音「えへへー、京太郎くん。ちからもちー」

京太郎「伊達に豊音さんの彼氏じゃないっすよー」

豊音「か、彼氏って。やだなあ、恥ずかしいっ!」

京太郎「じゃ、歩きますねー」

豊音「うんっ!」

194: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 03:38:05 ID:JYVINZM50
 
京太郎「……」テクテク

豊音「……ねえねえ、京太郎くん」

京太郎「はいはい?」

豊音「本当に私で良かったの?」

京太郎「……」

豊音「だって私でっかいし、ぼっちだし、世間とか知らないし。
……京太郎くんの幼馴染みの、咲ちゃんみたいに小さくないし。
それでも、いいの?」

京太郎「…………初めて会ったときさ」

豊音「うん」
 

195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 03:40:47 ID:JYVINZM50
京太郎「あ、守ってあげようって思った。豊音さんが辛い想いを
するなら、それから守ろうって。笑えるなら、一緒に笑おうって。
――君を、一人にしたくなかった」

京太郎「村の掟なんか、糞食らえだ。俺は豊音さんと生きる。
一目で惚れて、二目でそう決めた」

京太郎「だから豊音さん。……困ったときは、頼ってくれ。
俺は、豊音さんだけの英雄になるから」

豊音「……うんっ!」

カ――

豊音「ところでさ、京太郎くん」ヒソヒソ

京太郎「わ、耳くすぐったいっ!」

豊音「えへへ。今日なんだけどさ。
……泊まっていっても、いい?」

京太郎「え、あ、う……」

豊音「……だめかな?」

京太郎「オールオッケー! 今夜は寝かさないぞぅ!」

豊音「きゃーっ! もー、京太郎くんのえっちー!」

カン!

198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 03:55:39 ID:GTyPrKLe0
衣「きょーたろー、衣をおんぶしてくれ。」

京太郎「はい? なんでまた……?」

衣「以前きょーたろーに負ぶさった時非常に乗り心地がよかったのでな。」

京太郎「あれ? そのとき衣さん寝てましたよね?」

衣「衣は途中で起きたぞ、夢寐にも忘れぬ心地だった。」

京太郎「そうなんですか。」

衣「兎にも角にもおんぶしろー!」

京太郎「はいはい、わかりましたよ衣お嬢様。」

衣「うむ! それでいい! それでは全速前進だ!」

ハギヨシ「須賀君が来てから衣様が明るくなられましたね、おんぶのおかげでしょうか。」

透華「あら……ならこちらもしてもらおうかしら……ハギヨシ。」

ハギヨシ「はい、透華お嬢様。」

透華「こちらは安全運転でお願いしますわ。」

ハギヨシ「かしこまりました。」

透華「……たまにはこういうのも良いかもしれませんわね。」

カン

200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 04:07:07 ID:GTyPrKLe0
「……すっかり秋ですね。」

「うん。」


バイクでゆっくり走りながら私たちは町並みを眺める。

京ちゃんが運転して側車には私が乗っている。

木々が色付く季節になり、町の並木にも風情が感じられる。

若しくは京ちゃんと一緒にいるからかもしれないけど。

家まで辿り着いてバイクが止まった。

ただ、まだ少し京ちゃんと一緒に居たいから駄々をこねる。


「京ちゃん、もうちょっと町を回らない?」

「良いですけど、バイクは置いていっていいですか?」

「うん、散歩しよっか。」

「いえいえ、今度は側車じゃなくて俺の背中に乗ってください。」

「……いいの?」

「ええ、照さんおんぶするくらい、軽いものですよ。」

203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 04:18:13 ID:GTyPrKLe0
京ちゃんが私を負ぶって散歩をする。

大きくて落ち着く背中が肌寒い木枯らしから私を護ってくれる。

バイクを走らせてきて冷たくなった肌が少しずつ暖まる。

京ちゃんの足が止まる、目線を辿ると自販機があった。


「照さん、身体冷えたでしょ? 何か温かい物でも飲みますか?」

「ううん、別に良いよ。」

「あー……じゃあ、俺の分買っても良いですか?」

「うん。」


京ちゃんが器用に自販機から暖かいお茶を買っていた。

それを私に寄越して言う。


「俺今手が塞がってるんで持っててください。」

「わかった。」

温かいお茶を持って私の手が暖かくなる、私の手が冷たくなっていたのに気付いて気を使ってくれたのだろう。

そういう心遣いが憎いと思うけどそんなことよりも京ちゃんの背中は病みつきになるな……

カン

222: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 07:52:18 ID:1iIBe27V0
玉子「進むのだ馬よ!」

京太郎「暑い…」

花子「おー玉子、いい乗りモン乗ってんじゃねーか」

玉子「花子、いつもの原付はどうしたのだ」

花子「いやーとうとう史織と2ケツで登校してるのバレてさー」

史織「花子ちゃんがぁ無茶して大通り通るから~…」

玉子「それは不運だったな、明日からこの馬を貸してやろう」

京太郎「マジっすか…」

花子「そりゃいいな」

史織「おんぶとか久しぶり~」

京太郎「…」

史織「?」ボイン

京太郎「…アリですね」

史織「キモーイ」

京太郎「ヒドーイ」

224: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 08:10:20 ID:1iIBe27V0
京太郎「…」ホッコリ

花子「幸せそうな顔だなあ」

玉子「下心満載であるな」

史織「私も花子ちゃんに肩車してもらいた~い」

花子「えー、史織はおっぱいの分重いからなあ」

玉子「何気に余をバカにしておるだろう」

京太郎「なーに言ってるんですか浅見さん、おっぱいには夢が詰まってるんですよ、即ちおっぱいが重いということは抱いた夢の重さが云々」

史織「本格的にキモいんですけどぉ」

花子「ブレないなあ…どれ、ちょっと私にも乗らせろよ」

史織「えっ…」

花子「え?ダメ?」

史織「い、いや…どうぞぉ」

花子「あぁ…冗談冗談乗ってけ乗ってけ、史織も女の子だなー」ニヤ

史織「~~~!」ゲシッ

京太郎「何故蹴った!?」
                     おわり 越谷流行れ

227: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 09:13:50 ID:7Ux7AlQqO
憧「……ぅ…」ボーッ

「お、気が付いたか?いきなり倒れたからびっくりしたぜ」

憧(この声は、須賀?ああそっか私部活中に倒れたんだっけ)

京太郎「先生の話だと体調不良と軽い熱中症が重なっただけみたいだからしばらく休んどけってさ」

憧(まさか部室で熱中症になるなんてね。いや、結構多いらしいけど)

憧(………カッコ悪いとこ見せちゃったなぁ)シュン

京太郎「みんなも心配してたんだぞ?特に穏乃なんかはテンパり過ぎてさ――」

憧(……………ん?なんか可笑しいわね)

京太郎「赤土さんなんて冷静装ってたけど冷や汗がヤバくってさ。宥さんに注意されてたんだぜ?」

憧「……んぅ…」パチクリ

京太郎「どうかしたか?」on his back

憧「………ヒッ…」サァーッ

京太郎「まさかまた気分悪くなったとか?ならすぐに家まで送ってってやるからな!」オロオロ

憧「………ふきゅぅぅ…」クラクラ ポスン

カンッ!

278: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 17:35:57 ID:i/rLlVtu0
賢姉様:おんぶなう

俺:いちいちそういうの拡散しなくていいから

とー子:ちょっと淡さん!?どういうことですの!?

賢姉様:んー?どういうことって、そういうことだよー

賢姉様:今、愚弟の背中におんぶされてるのー

アコ丸:またアホ姉弟がベタベタしてると聞いて

シ ズ:仲良いよね。京太郎と淡

のどか:けど正直16にもなってこれはどうかと思います

巨従士:あやしい…

とー子:ハギヨシ!今すぐ白糸台に向かいますわよ!

執事:かしこまりました。お嬢様

片目:ハギヨシ様、私もお供いたします

執事:ありがとうございます。美穂子さん

賢姉様:トーカ、うちに来るの?じゃあお土産よろしくね!

てるる:お菓子が良いと判断できます。――以上

282: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 18:03:47 ID:sthJTGGw0
シロ「あ゛ー……」

京太郎「……」

シロ「……ダッル……」グデー

京太郎「なら離れてくださいよ……暑いんスよいい加減……」

シロ「離れるのもダルい……」

京太郎「こちとら暑いわ重いわでそろそろ倒れそうなんスけど」

シロ「……」

ギュウウウウ

京太郎「ぎゃあ」

シロ「女子に向かって重いだなんて失礼……」

京太郎「重くしてるのはシロさんでしょうが……うわ、足絡ませてきたっ」

ペロッ

京太郎「おわぁ!」

シロ「ふふっ……しょっぱい……」

京太郎「……人に勝手におぶさったり足絡ませたり首筋舐めたり……もうヤダこの人……」

カン

291: 転載1/2 2013/08/07 19:15:04 ID:Kw3yg5ne0
高一最強が足首捻ったそうです

京太郎「文化系の部活で足首捻って転ぶやつなんて初めて見たぞ」

泉「うぅ……ありえへん、こんなん何かの間違いやて」

京太郎「残念ながら現実だ……あー、なんか長野に置いてきた幼馴染み思い出してきた」

泉「ん?京太郎って幼馴染みとかいたん?」

京太郎「ああ、これがまたどんくさいやつでさ……なんかほっとけないやつなんだよなー」

泉「そう、なんや……」ズキッ

京太郎「いっつも本ばっかり読んでてさ、京ちゃん京ちゃん言いながら世話やいてくるんだよ……そういえば、あんな事もあってさ!」ペラペラ

泉(……その幼馴染みの子、ずっと須賀くんと一緒にいてたんやろな、だから気兼ね無く隣にいれてたんや)

泉(……なんか、うらやましいな)ギュッ

京太郎「でもまぁ、こっちに引っ越してから寂しくなるんだろうな……って思ってたけど、そんな事無かったんだよな」

京太郎「今は泉がいるし、退屈になることなんか全然ないからな」

泉「……え?」ドキッ

292: 転載2/2 2013/08/07 19:15:36 ID:Kw3yg5ne0
泉(それって……長野の幼馴染みと同じくらいに見られてるってことなんかな?)

泉(あ、いやでも私ってけっこー自意識過剰っぽいみたいやし!船久保先輩とかにも釘刺されてるし!!勘違いに決まってる……)

泉(あ、いやでも万が一……そういう風に見られてるってことも……あーもう、なんなんやろこの感じ……!)ドキドキ

京太郎「……泉、心臓の鼓動早くなってんな」

泉「ふへっ!?」ドキッ

泉(あ、せや……体くっつけてたからモロバレやないですか……は、恥ずかしくなってきた///)カァァ

京太郎「泉、おまえ……」

泉「……!///」ゴクリッ

293: 転載3/2 2013/08/07 19:16:20 ID:Kw3yg5ne0
京太郎「胸無いから余計に分かりやすいのな」

泉「」ドスッ

京太郎「……はっ!?、その理屈で言ったら清水谷先輩の胸の鼓動は感じられないって事か!?」

京太郎「クソッ!!なんてこった!妄想は結局妄想でしかありえないって事なのか!!」

泉「……」ガシッ

京太郎「おい泉、首に腕回してどうしふぐぅぅっ!!?」ギュゥゥゥ

泉「さぁどうしてですかねぇぇぇ?」ギリギリギリ

京太郎「あぎぎ!ちょ、ちょーくすりーぱーはなばいって、しぬって、あぶないって!!!」ギギギギ

泉「落とされたくなかったらはよ保健室に連れてってくださいね、須賀くん?」ニコッ

京太郎「ぐぅおぉぉぉぉァァ!!!!?」ギリギリギリ

カンッ






まさかの行数オーバーだったテヘッ

298: 某避難所より転載 2013/08/07 19:51:47 ID:b3qd6ohX0
ひろえ「おかんおんぶしてやー!」ピョン

きぬえ「じゃあおとんはうちをおんぶして?」

雅枝「こら!急に飛びつくやない!」ゴン

ひろえ「うえーん!おかんがぶった!このぼうりょくま!」

京太郎「そんなこといわないの…ひろえは言葉使いと行動を女の子なんだから考えるんだよ?」メッ

きぬえ「そうやでおねえちゃん!おんなのこはおしとやかにするっていわれとるやろ?」

雅枝「そうや…言われたことは守らないと悪い子になってまうで?」

ひろえ「…ごめんなさい」グスッ

雅枝「よし!ちゃんとごめんなさいできたな…ええ子やな…」

京太郎「じゃあそろそろ帰りますか…ほらきぬえこっちにおいで、おんぶしてあげるから」

雅枝「ひろえもごめんなさいできたからおんぶしたるで?」

きぬえ&ひろえ「はーい!」

299: 某避難所より転載 2013/08/07 19:52:19 ID:b3qd6ohX0
雅枝「でも荷物もあってこの子達おんぶするのはちょっと重いな…」

京太郎「でもそれが幸せの重さですかね…」

雅枝「そうやなぁ…京太郎と結婚して子供もできて…幸せやなぁ…」

京太郎「久しぶりに手でもつないで帰りますか?」スッ

雅枝「まるで新婚みたいやな?」ギュッ

京太郎「俺の気分はいつでも新婚ですよ…なんなら今夜証明しましょうか?」

雅枝「あら…夜が楽しみやな?」

ひろえ「おかんもおとんもなかよしやな!」

きぬえ「うちらはかぞくやもん!とうぜんやで!」

雅枝「せやね…これからも家族みんなで仲良くがんばっていくでっ!」

みんな『おーっ!』


カン!

304: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 20:04:24 ID:2Ol1fHZy0
京太郎「あれ?」

和「つうっ……」

京太郎「お、おいどうしたんだよ和!」

和「あっ、須賀君……足をくじいてしまいまして。立とうとしてるんですけど痛みが走ってなかなか……」

京太郎「無理はしない方がいいって!親御さんに迎えに来てもらうとか出来ないのか?」

和「父も母も今日は深夜まで帰らないんです……」

京太郎「うーん、そうか……そりゃ困ったな。よし、それなら……」

和「須賀君?」

京太郎「家まで送ってく。ほら、背中に乗った乗った」

305: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 20:05:06 ID:2Ol1fHZy0
和「いえ、そんな、そこまでしてもらうわけには……」

京太郎「いいっていいって。それとも暗くなるまでここでうずくまってるつもりなのか?」

和「それは……」

京太郎「こんな時くらい頼ってくれよ、な?」

和「そ、それじゃあ……失礼しますね」ギュッ

京太郎「ちゃんと掴まったな?よし、行くぞ!」

和「きゃっ!?」

京太郎「あっ、悪い、痛かったか!?」

和「ち、違います。少し驚いてしまっただけなので……」

京太郎「ふぅ、それならよかった。じゃあ改めて行くとしますか」

306: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 20:06:10 ID:2Ol1fHZy0
――

京太郎「……」

和「……」

和(誰かにこうして背負われるなんていつ以来でしょうか……幼い頃父に背負われて帰った日を思い出します……)ギュッ

京太郎「和?」

和「えっ?」

京太郎「いや、なんか抱きつく力が強くなったからさ。どうかしたのかなって……」

和「す、すいません。昔の事を思い出したらつい父に背負われているような気がしてしまって……」

京太郎「お父さんか……なあ、やっぱり寂しかったりするのか?」

307: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 20:08:09 ID:2Ol1fHZy0
和「そう、ですね……全く寂しさを感じないと言えば嘘になります」

京太郎「……」

和「あっ、けど、今は寂しさより楽しさを感じる事の方が多いんですよ?ゆーきや咲さん、部長や染谷先輩、麻雀部のみんながいますから」

京太郎(そこに俺はいないのね……いや、わかってたけどさ。元々俺は雑用くらいしかできない麻雀部にとってもいくらでも換えがきく存在だし……)

和「もちろん須賀君もその一人ですよ?」

京太郎「……」

和「須賀君?」

京太郎「和って実はエスパーだろ?」

和「な、なんですかいきなり、そんなオカルトありえません!」

311: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 20:12:34 ID:2Ol1fHZy0
――

京太郎「本当にここでいいのか?」

和「えぇ、ここまで来たら後は一人でも大丈夫なので。さすがにこれ以上須賀君が帰るのを遅くするわけにもいきませんし……」

京太郎「ははっ、気遣ってくれてサンキュー」

和「須賀君」

京太郎「んっ?」

和「今日はありがとうございました」

京太郎「おいおい、お礼ならさっきも言われたぜ?」

京太郎(それにお礼なら正直色々堪能させてもらった俺の方が言いたいし……いや、途中から話に集中してなんかうやむやになっちまったけど)

和「いえ、それだけではなくて……久しぶりに背負われて、少しあの頃の気持ちを思い出せましたから」

和(それに須賀君の背中が意外に大きい事もわかりましたし……って私は何を考えてるんですか!?)

京太郎「なんかよくわかんないけど……」

京太郎(まあ、和が嬉しそうだからいっか)

カン!

317: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 20:15:04 ID:O97Z6q8u0
京太郎「何やってんだか」

憧「あははは……」

京太郎「穏乃と遊ぶならカラオケとかにでも行けよ。アイツの山(テリトリー)に入ってねんざするとか」

憧「面目無い」

京太郎「ほら、背負ってやるから乗れよ」

憧「う、うん」ギュッ

京太郎「うわっ、軽っ!!ちゃんとしメシ食ってんのか」ヒョイ

憧「うるさい!!女の体重について触れんな!!」ポコン

京太郎「いってえ!!『軽い』って言ってんのに駄目なのかよ!!」

憧「まったく……そんなんだから女の子にモテないのよ」ギュ

京太郎「うるせぇ」

憧「(京太郎の背中、意外と大きい……ヘタレだと思ってたけどやっぱり男の子なんだなぁ)ドキドキ」

カン

324: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 21:01:45 ID:1iIBe27V0
友香「脚が痛いで~」

京太郎「一日歩くつってんのに和服に草履なんかで来るから…」

友香「和服は日本の良き文化でぇ~」

京太郎「はいはい」

友香「面目ないで~」

京太郎「まーいいんだけどさ、役得だし」

友香「スケベだ!太ももばっか触られるで~」

京太郎「うっせ!うっせ!どこ持ちゃいいんだよ、触らせろ!」

友香「で~~」

梢「何でお尻丸出しなんでしょうか」

澄子「和服なんで手繰り上げないとおぶされないそうです」

莉子「友香ちゃんが露出狂になっていく…」

美幸「外で何やってるのもー!」

カン

337: 2013/08/07 21:53:40 ID:abvWLkyA0
緋菜「たかいし!」

菜沙「そろそろおりるし!」

城菜「菜沙はさっき乗ったからつぎはあたしだし!」

華菜「お前らいい加減しろ須賀が死にかけてるし!」

菜沙「まだまだ乗るし!」

城菜「乗り足りないし!」

華菜「昼寝しない子にはおやつあげないぞ」

緋菜・菜沙・城菜「おやすみだし!」

華菜「はーーやっと寝た。大丈夫か須賀?」

京太郎「子供だと思って油断してました。まさか3時間も乗り続けられるとは……」

華菜「あれくらいの子供は一回やると次々来てとまらないからねー」

京太郎「ずっと中腰でいたから膝と腰が痛い……」

華菜「お茶入れてくるから少し横になってろ」

京太郎「ありがとうございます……」

341: 2 2013/08/07 21:55:42 ID:abvWLkyA0
華菜「お茶入れてきたぞって……寝てるし」

京太郎「寝てませんよ」

華菜「ならついでに持ってきたアイスも食べて休んでろ」

京太郎「池田さんはどうするんですか?」

華菜「あいつらが寝てる間に家事済ませちゃうし」

京太郎「手伝いますよ」

華菜「良いから寝て早く回復させてろ」

京太郎「何が目的ですか?」

華菜「べ、別にチビ達が羨ましかったなんてことは無いし!回復してもらえば華菜ちゃんも1回くらいやってもらえるかもとか思ってないし!」

京太郎「……」

華菜「早く回復するのは別に悪いことじゃないからな!だから須賀は休んでるし!」

京太郎「……」

華菜「おい……須賀?どうした?」

京太郎「……zzz……」

華菜「……疲れてるのはわかるけど話の途中で寝られると予想以上に腹立つな」

カン

338: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 21:53:43 ID:b3qd6ohX0
初美「きょうたろー!さっさと走るのですよー!」

京太郎「はいはい、やればいいんでしょ、やれば」

初美「境内一周してくるのですよー!」

京太郎「あーもう面倒くせえ!」タッタッ

京太郎「霞さんならまだしもなんではっちゃんなんだよ……」

初美「何か言いましたかー?」グイッ

京太郎「痛っ!背中つねんなよ!」タッタッ

タッタッタ......

344: 338 2013/08/07 21:59:08 ID:b3qd6ohX0
......コソコソ

小蒔「」ジーッ

春「」ジーッ

巴「あー、あの二人まだやってるんですねー」

小蒔「巴ちゃん!はっちゃんはどうして須賀さんにおんぶしてもらっているんですか!」

春「」コクコク

春「羨ましい」

巴(ああ、二人とも正直だなー)

巴「須賀くんがはっちゃんのお菓子をつまみ食いしちゃったのでその罰、らしいですよ」

小蒔・春「「」」ピクッ

小蒔「お菓子……」

春「……つまみ食い」

小蒔・春「「!!」」ピコーン

小蒔・春「「ふっふっふっ……」」コソコソ

巴(なんか面白そうだから見守ろう)

345: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 21:59:47 ID:b3qd6ohX0
<コラー、マダオシオキハオワッテナイノデスヨー!

京太郎「ふぃー、小っちゃい先輩の世話は疲れるなー……っと、お?」

黒糖「」

ぽたぽた焼き「」

京太郎「なんで小蒔さんと春の好物がこんなところに置いてあるんだ?」

346: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 22:00:20 ID:b3qd6ohX0
黒糖―【春】

ぽたぽた焼き―【私のです!】

京太郎(思いっきり二人の字だし……)

小蒔「」ジーッ

春「」ジーッ

京太郎(視線も感じるし……)

京太郎(何やってんだあの二人)

<キョウタロー!

京太郎「今行きますよー、カルピスと麦茶どっちがいいですかー?」

<カルピスー!

京太郎(放っておこう)トタトタ

小蒔「」ウルウル

春「」ウルウル

347: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 22:01:00 ID:b3qd6ohX0
巴「あのー……二人とも?」

小蒔「須賀さんがおせんべいを食べてくれないです……」シュン

春「黒糖、おいしいのに……」シュン

小蒔「須賀さんがおせんべいを食べたところで突撃しておしおきとしておんぶをしてもらおうと思ったのに……」

春「……」コクッ

巴(予想はできてましたよ、はい)

349: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 22:01:33 ID:b3qd6ohX0
巴「姫様、春ちゃん、いいですか?」

小蒔「何ですか……?」

巴「そんな回りくどいやり方をしなくても、須賀くんはおんぶをしてくれますよ」

巴「正直に、正面から言えばいいんですよ」

小蒔「でも、そんなのはしたないです……」

巴「そうかもしれないですね、ですけど、たまにはそんな姫様でもいいんじゃないでしょうか」

巴「「おんぶをしてください」って頼めば大丈夫ですよ」

小蒔「巴ちゃん……」キラキラ

小蒔「巴ちゃんの言うとおりです、頑張りましょうね、春ちゃん!」

ポツーン

小蒔「……あれ?」

350: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 22:02:06 ID:b3qd6ohX0
京太郎「えー、今度は春かよ」

春「……だめ?」

京太郎「いや、いいよ。ほれ」

春「ん……」ギュッ

春「……」スリスリ

京太郎「んじゃ、京太郎号出発だー!」

タッタッタ......



小蒔「先を越されましたー!」ウェェン

巴「よしよし」ナデナデ



カン!

355: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 22:21:12 ID:GLL0oz180
優希「おい犬!」

京太郎「あん?」

優希「私をおんぶしろ!タコスパワーが切れて歩けなくなったのだ」

京太郎「は?何甘えてんだ、自分で歩け自分で――ってか、さっきタコス食ってただろお前」

優希「えーい、だまれだまれだまれ!早く私を食堂までつれてけー!」

優希「おりゃ!」ピョン

京太郎「ぐはっ!」

京太郎「おい、頭を掴むんじゃねえ!」

優希「おんぶして運んでくれるまでこのままだじぇ」

京太郎「わ、わかったから!おんぶするから、せめて肩につかまってくれ!」

優希「ふふん、最初から私に従えばいいんだじぇ」

京太郎(とほほ……)

359: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 22:25:48 ID:GLL0oz180
京太郎「……」

優希「おりゃ!」

京太郎「…………」

優希「うりゃりゃりゃりゃ!」

京太郎「……………………」

優希「これでもか!これでもか!」

京太郎「……あのさぁ」

優希「なんだ」

京太郎「さっきから何やってんのお前?暴れられるとおんぶしづらいんだけど」

優希「当ててやってんのよ!」

京太郎「は?」

優希「漫画でよくある胸を押しつけるあれをやってるんだじぇ。京太郎も私のダイナマイトボディにメロメロだな!」

京太郎「あの……」

優希「ん?」

京太郎「まったくその感触が背中に伝わらないんですが」

361: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 22:30:37 ID:GLL0oz180
優希「な、何っ……!」

京太郎「それ以上しょーもないことやったら本気で降ろすぞ?」

優希「うるさいバカ犬!それがレディーに対する言葉か!死ね死ね死ね死ね!」ジタバタ

京太郎「お、おい!今階段降りてるんだぞ!そんなに暴れると――」

ズルッ

京太郎「うわっ!」

優希「きゃっ!」

二人「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

ズッテンコロリンドンガラガッシャーン!

…………………………

……………

……

363: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 22:36:40 ID:GLL0oz180
優希「いたたたた……」

優希「こら、犬!足を踏み外すでない!もう少しで大怪我するところだったじぇ!」

京太郎「」

優希「……京太郎?」

京太郎「」

優希「お、おい!しっかりするじょ!だ、誰か、誰かああああああああああ!!」



咲「……優希ちゃん?」



優希「さ、咲ちゃん!京太郎が、京太郎が返事をしないんだじぇ!」

咲「う、嘘!?とりあえず誰か呼ばないと……!!」アワアワ

優希「きょうたろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

―――
――

365: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 22:49:11 ID:GLL0oz180
病院


ドアハアアアアア゙ンッ!

咲「京ちゃん!」

優希「大丈夫か京太郎!?」

憩「……須賀さんのお知り合いの方ですか?」

咲「は、はい!それで京ちゃんは!!京ちゃんはどうなったんですか!?」

優希「――えっ」

そこには顔に白い布をかけられた京太郎の姿があった

憩「…残念ですが、須賀さんは先程息を引き取りました……」

咲「そ、そんな……」ヘナヘナ

優希「う、嘘だじぇ……だって、京太郎はさっきまで私としゃべって――」

憩「……」ハァ

優希「私が……私が、京太郎を……?」

368: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 22:51:02 ID:GLL0oz180
優希「いやあああああああああああああああああああああああああ
    あああああああああああああああああああああああああああ
    あああああああああああああああああああああああああああ
    あああああああああああああああああああああああああああ
    あああああああああああああああああああああああああああ
    あああああああああああああああああああああああああああ
    あああああああああああああああああああああああああああ
    あああああああああああああああああああああああああああ
    あああああああああああああああああああああああああああ」


カン

381: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 23:26:23 ID:GLL0oz180
清澄部室

咲「ツモ、四暗刻です!」

優希「ぎゃー!また咲ちゃんに飛ばされたじょ!!」

咲「えへへ、麻雀って楽しいよね、一緒に楽しもうよ!」

優希「咲ちゃんばっかり和了るからちっとも楽しくないじぇ!」

久「はいはい、今日の部活はこれまでー。各自忘れ物しないよう気をつけるように」

和「もうこんな時間ですか。あっという間でしたね」

京太郎「俺、今日焼きとりばっかだったんですけど……」

咲「あれ、染谷先輩の姿が見当たらないよ。どこにいったんだろう……」

久「ああ、まこなら仮眠室で一日中寝てたわよ」

咲「え?」

久「どうやらメイド雀荘のお手伝いでお疲れみたい」

まこ「ぐごおおおおおおおおおおおお……ふんがああああああああああ」

優希(ひどいいびきだじぇ……)

382: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 23:31:43 ID:GLL0oz180
久「まこー、起きなさい。今日の部活は終了よー」

まこ「んん……わしはまだまだ寝足りんのじゃ……んごごごご」zzz

久「あらあら」

和「……起きませんね」

久「んー、仕方ない。須賀君!」

京太郎「はい」

久「まこをおぶって家まで送ってもらえないかしら?」

京太郎「……はい?」

久「"はい"って言ったわね?じゃあ、お願いね!」

京太郎「ちょ、待って下さい!今のは違いますよ!」

久「あら、男に二言はないわよ!ほら、かついだかついだ!」

京太郎(とほほ……) (泣)

咲「頑張ってね、京ちゃん!」

和「まさかとは思いますが、女子高生をおんぶできることにうれし泣きしてるんじゃないですよね?」

京太郎「違う!!」

385: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 23:40:10 ID:GLL0oz180
京太郎「ってか、俺染谷先輩の家知りませんよ?」

久「大丈夫、私が一緒についてあげるわ」

京太郎(あ、部長と一緒に帰れるしそれならしいいかも……)デローン

優希「むっ、貴様なに鼻の下を伸ばしてるんだじぇ!」

優希「まさか染谷先輩でいやらしいことを考えたな!?」

和「須賀君、最低ですね」

咲「見損なったよ、京ちゃん……」

京太郎「だああああああっ!違うわ!ほら、染谷先輩をおんぶするんで早く帰りましょう!!」

久「須賀君もこういってることだし、みんな部室から出た出た!」

優希「はーい」

386: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 23:46:58 ID:GLL0oz180
久「じゃあ須賀君、まこをお願いね」

京太郎「あ、はい……よっこらしょ」

まこ「ん」

京太郎(うわっ、女の子ってこんなに軽いんだな)

京太郎(染谷先輩、いつも早弁したり、部活中ワカメラーメンとか食べてるからそれなりに重いと思ってたけど……意外だな)

久「どう?女の子をおんぶした感想は」

京太郎「いや、染谷先輩もなんだかんだ女の子なんだなぁって」

久「それまこが聞いてたら殴られるわよ」

京太郎「え」

京太郎「じゃ、じゃあフローラルな香りがします……」

久「……ふーん」ニヤニヤ

優希「早く帰ろうじぇー!私はもうお腹ぺこぺこで待ちきれないのだ」

久「今行くわー!」

387: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/07 23:54:45 ID:GLL0oz180
帰り道

久「私と須賀君はまこを送り届けるから3人とはここでお別れね」

和「そうですね」

優希「タッコス~♪タッコス~♪タッコスが私を呼んでいる~」

咲「お疲れさまでした。京ちゃん、また明日ね」

京太郎「おう!」


タコスダーッシュダジェ! ユーキ、ソンナニイソグトコロビマスヨ!

ギャアアアアアアア!   ホラ、イワンコッチャナイ……    アハハハハ……



久「あの子たちは部活が終わっても元気ねぇ……それじゃ、私達も行きましょうか」

京太郎「了解でっす」

389: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 00:05:55 ID:Sf00uGTQ0
京太郎「……」

久「……」

京太郎「…………」

久「…………」

京太郎(うわっ、なんか急に咲達がいなくなったから気まずくなったぞ……!)

まこ「すぅすぅ……」

京太郎(しかもこんな時だけ染谷先輩いびきかかねえし……)

久「……ねえ、須賀君」

京太郎「は、はい」

久「須賀君って中学時代に運動系の部活でもやってたの?」

京太郎「え?」

久「だって長時間女の子をおんぶするのって疲れない?私だったら5分でギブアップするわ」

京太郎「えっ、いや、別に大丈夫っすよ?染谷先輩すっげー軽いんで」

391: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 00:11:56 ID:Sf00uGTQ0
久「ふーん、そうなんだ……」

京太郎「まあ、男子高校生ならこれくらい余裕のよっちゃんですよ」

久「………………」

京太郎(やべっ、完全に滑った!めっちゃ恥ずかしい!!)

久「……えいっ」

京太郎「へ?」

久「へー、男の子の体ってやっぱりゴツゴツしてるのね」モミモミ

京太郎「ちょ、いきなりどこ触ってるんですか部長!」

久「あら、いいじゃないちょっとくらい。えいえいえいっ!」ツンツン

京太郎「それ以上腕を刺激すると染谷先輩落っこちちゃいますよ!」

久「んふふ、頑張りなさい。ほれほれほれ!」サワサワ

京太郎「んほっ……あっ///」

久「あ」

395: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 00:17:34 ID:Sf00uGTQ0
まこ「むにゃむにゃ……ん?」

ズッテンコロリンドンガラガッシャーン!!

まこ「ぎゃーす!!」

京太郎「うわっ」

久「やば」

京太郎(染谷先輩、尻から落下していったぞ……!)

久(ちょ、ちょっと須賀君!男の子ならもうちょっと耐えなさいよ!)コソコソ

京太郎(部長に何度もやめてくださいって言ったでしょ!)ボソボソ

まこ「いたたたた……おい!何してくれるんじゃ、アンタら!」ギロリッ

京太郎「す、すんません染谷先輩!」

久「逃げるわよ、須賀君!」

京太郎「えっ、えっ?」

久「ほら、急いで!」スタコラサッサ

まこ「待たんかいお前らあああああああああああああああああああ!!」ドドド

396: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 00:18:08 ID:Sf00uGTQ0
――――――――



――――



――

401: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 00:25:54 ID:Sf00uGTQ0
久「はぁはぁ……どうやら逃げ切れたみたいね」

京太郎「染谷先輩、鬼の形相でしたよ……明日雷くらいますよ、俺達」

久「ま、まあその時はその時よ。アハハハハ」

京太郎「この人はまったくもう……」



久「ねえ、須賀君」

京太郎「何ですか、もうこういうお役は御免ですよ」

久「私、疲れちゃった。おんぶしてよ」

京太郎「へ?」

久「ほら、男の子ならまだまだ体力持つでしょ?だからおんぶして!」

京太郎「いや、流石にさっき全速力で染谷先輩から逃げたからキツイっすよ」

久「大丈夫、大丈夫!それ、捕まえた!」ガシッ

京太郎「ちょ、捕まえたじゃないですよ!肩を?まえないでください」

久「だーめ。だって私もう歩けないもん。はやく私をおんぶしないと帰れないわよ~?」ニヤニヤ

403: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 00:32:05 ID:Sf00uGTQ0
京太郎「はぁ、ほんとにこの人は自由人なんだから……」ヨイショ

久「じゃあ私の家までお願いね、レッツゴー須賀君!」

京太郎「はいはい」

―――
――


それから俺は無事部長を家まで送り届け帰宅した

部長の方が染谷先輩より軽かったから比較的楽に感じたのはいうまでもない

まったく、この人にはかなわないぜ










美穂子「こんなこと起きていいわけがない、こんなこと起きていいわけがない……!!」

池田「キャプテン、はやくベッドで眠りにつくし!!」

おわり

394: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 00:16:13 ID:LDn4jTysO
エイスリン「キバセン!」フンス

つ【足軽】

京太郎「違いますって。ただのおんぶですから。それに絵も間違ってます」

エイスリン「ソナノ?」

京太郎「騎馬戦ってのはだいたい四人一組でやるもんですよ」

京太郎「やるなら小瀬川先輩は除外するとして、ウィッシュアート先輩、臼沢先輩、姉帯先輩、鹿倉先輩の四人でやらないと」

エイスリン「デモソレダト上ニナレナイヨ?」

京太郎「……鹿倉先輩が聞いたら怒るだろうなぁ」

エイスリン「折角ダカラ“ブショー”ニナリタイナ」

京太郎「武将って、なんとまあ外国の人らしい呼び方を」

エイスリン「ポニーデ我慢スルカラコノママデモ良イ?」

京太郎「トホホ……俺ってポニー扱いなのか…」

397: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 00:21:08 ID:LDn4jTysO
エイスリン「ポニー可愛イヨ?キョウタロ嫌ダッタ?」

京太郎「俺だってこれでも男なんですから可愛い扱いはちょっと、ね」

エイスリン「ゴメンナサイ」シュン

京太郎「いや、あのですね。そりゃ姉帯先輩と比べたら小さいですよ?うん。そうだ俺ちっちぇっす!」

京太郎「そう考えたらポニーって呼ばれるのも当然ですよ。俺が間違ってましたごめんなさい」

エイスリン「ウウン。ワタシモゴメンナサイ」ペッコリン

ムニュン

京太郎(いゃっふぅ~いっ!!頭を下げた拍子に形を変えるおもち頂きましたぁ!おっし頂きました!)

エイスリン「ドシタノ?」キョトン

京太郎「………」

エイスリン「What's happened??」

京太郎「汚れた心で……ごめんなさい……」ゴフッ


カンッ!

405: 166 2013/08/08 00:35:02 ID:3fwlNRoR0
良子「~♫」フフーン

京太郎(すげぇ・・・体温高くて、柔らかくて、えろい)ゴクリ

咏「」ウギギ

はやり「」ゴゴゴ

健夜「」オロオロ

理沙「」プン・・・プン・・・

京太郎「・・・」

京太郎「あ、あのー、次はカラオケ・・・でいいんですよね?」

良子「えぇ、いぐざくとりー、ですよ。京太郎」ムギュ

京太郎(柔けぇぇぇ!!!)

406: 166 2013/08/08 00:36:33 ID:3fwlNRoR0
咏「・・・!!」ピコーン

はやり「・・・」

咏「それよりさー京太郎」

京太郎「はい?」

咏「流石にこの時間連れ回すのも気が引けるしそろそろ帰っt」

はやり「そうだねー☆ どうせだし今夜はオールナイトでフィーバーしちゃおっか☆」ガシッ

咏「!?」モゴモゴ

はやり「迂闊だよ、咏ちゃんっ。」ヒソ

咏「・・・どういうことっすか」ヒソ

407: 166 2013/08/08 00:37:59 ID:3fwlNRoR0
はやり「今帰らせようとなんてしたら、良子ちゃんも帰るとか言い出しちゃうに決まってるんだよ☆」ヒソ

咏「まじっすか」ヒソ

はやり「それで人のいい京太郎くんは良子ちゃんを送って言って・・・」ヒソソ

咏「・・・」ゴクリ

はやり「なんやかんやで○○になって△△しちゃってから□□でゴールインしちゃうんだから☆」ヒソッ

咏「ゴールイン(結婚)!?」ヒソォ

はやて「そうだよ★」ギリッ

健夜「・・・」チラ

理沙「・・・」チラプン

409: 166 2013/08/08 00:39:46 ID:3fwlNRoR0
良子「京太郎京太郎」

京太郎「・・・何ですか?」

良子「当ててるんですよ」ムニニ

京太郎「ちょ、止め、ぐぉぉ・・・」

良子「これでもスタイルはいい方だと思うのですが?」フゥ

京太郎(あ、やべ)ムクムク

良子「ねぇ、京太郎・・・?」ギュッ

すこはやりさうた「・・・」ゴゴゴゴゴッ

京太郎(oh・・・これは死んだわ)

カン

433: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 03:50:41 ID:WHslw2M80
玄「ふんふーん♪」

京太郎「ずいぶんご機嫌ですね」

玄「おや、京太郎君。私の下でなにをしているですか?」

京太郎「なにしてんでしょーね」

京太郎「はしゃいでずっこけるって、アホですかあなたは」

玄「えへへ」ギュゥ

京太郎「あの、当たってますよ」

玄「当ててるんですのだ!」

京太郎「ちょ、なにやってんすか!」

玄「京太郎君は志を同じくする者だけど……」

玄「あんまり他の娘のおもちに見とれてちゃイヤだよ」ボソッ

京太郎「っ…………!///」

京太郎「とっくに」

玄「ん?」

京太郎「とっくに玄さんのことしか見えてませんよ」

434: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 03:51:12 ID:WHslw2M80
玄「ほうほう、ほほう~」ニマニマ

京太郎「なんですかその顔は、鬱陶しい」

玄「いやいや。そんなことないですよ」

京太郎「じゃあ松実先輩は元気そうなのでここらへんで降りてもらって……」

玄「あれ~なんだか親愛度レベル2くらい下がってない?」

玄「あ、京太郎君あっち! あっちから帰ろう!」

京太郎「ええ、そっち遠回り……まぁ良いか」

玄「えへへ、もうちょっとだけこのままでも良いよね」ギュウ

京太郎「はいはい、お任せあれ」

玄「もーそれ私のセリフーっ!」



カン

456: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 10:42:46 ID:TKcOV99W0
史織「須賀君…重ぉい…」ブルブル

花子「だははは、生まれたての小鹿みたいになってるぞー」

玉子「乗り心地はどうなのだ」

京太郎「めっちゃいい匂いします!」

史織「ちょっとぉ何嗅いでるのぉ…」ブルブル

花子「引くわードン引きだわー」

玉子「京太郎!余が許すぞー!」

京太郎「あいさー!」モミモミ

史織「きゃっ…」グシャッ

花子「あーやっちまった」

京太郎「す、すまん」

史織「痛ぁい立てなぁい、部室までおぶってぇ」

京太郎「おう…悪いな、怪我ないか?」

史織「全身骨折よぉ、死ねばかぁ、ぼけぇ」ゲシゲシ

京太郎「痛い痛い」

カン

472: 某避難所より転載 2013/08/08 12:42:31 ID:vMXISY120
カピー「キュー」ネエネエ

京太郎「んっ?どうしたカピー?」

カピー「キュキュ?」コノマエオンナノコオンブシテタヨネ?

京太郎「あー、和のやつが転んで足くじいちゃったから仕方なく…」

カピー「キュー!キューキュキュ!」ズルイ!ボクモオンブシテホシイ!

京太郎「でもお前60kgくらいあるし重いんだよな…」

カピー「キュー!キュー!キュー!」オンブシテクレナイトコンヤモフモフサセテアゲナイ!

京太郎「なんだって!お前をもふもふしできなきゃ疲れも取れないし安眠できないんだぞ!」

カピー「キュ!キュー!」ナラチョットサービスシテヨゴシュジン!

京太郎「仕方ないな…ほらこいよ…」

カピー「キュー!キュ…」アリガトウ!ヨイショ…

473: 某避難所より転載 2013/08/08 12:43:03 ID:vMXISY120
京太郎「どんな感じだ?」

カピー「キュー…キュキュ…」オオ…タカイタカイ…

京太郎「気に入ったか?」

カピー「キュ!キューキュー!」モチロン!コノママオソトニイキタイ!

京太郎「仕方ないなぁ…じゃあ公園まで散歩するか」

カピー「キュー!」オウ!

京太郎「だけど帰りは歩いて帰るんだぞ…運動しないとな?」

カピー「キューッ…」エーッ…

京太郎「今日はちょっといいご飯だから運動しないと食べさせないぞ?」

カピー「キュ!キューキュー!」ホントニ!ゴシュジンダイスキ!


カン

485: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 15:18:56 ID:vMXISY120
智葉「……すぅ」

ネリー「あー!サトハが寝てるよー!」

メガン「サトハは昨日深夜3時までワタシとラーメン談義をしていましたカラネ」

京太郎「談義じゃなくて一方的なスピーチじゃないっすか……やめてあげましょうよ」

慧宇「それで、どう部長を帰しましょうか?」

明華「起こすのは忍びないですよね……」ウーン

ネリー「鼻をクワガタに噛ませて起こすっていうのはどうかな!」

メガン「斬られマスネ」

明華「血が出ますね」

慧宇「痛いですね」

京太郎「殺されるな」

ネリー「だよねー……」

486: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 15:20:10 ID:vMXISY120
京太郎「よいしょ、っと」

京太郎「どうしてこんなことになるんですか……」

智葉「すぅ……」

メガン「キョウタローは家が近いからネ」

明華「それに、重いものを持つのは得意そうですものね」

京太郎「部長に聞かれたら斬られますよ?」

慧宇「サラシが無いから男の子的にも損は無いと思うけど」

京太郎「そりゃあ確かにそうなんだが」

ネリー「私も乗る!」ピョン

京太郎「危ないから乗るなバカ!」ヒョイ

ネリー「あべしっ」コケッ

487: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 15:21:04 ID:vMXISY120
ネリー「うぅぅ……痛ぁーい!」

ネリー「痛いよー!これはおんぶをしてもらわないと治まらないタイプの痛みだよー!」

ネリー「誰か背が高い人におんぶしてもらわないと痛すぎて痛いよー!」

京太郎「うぜぇ……」

メガン「ジャアネリーは私の背中に乗ってクダサイ」

ネリー「やったー!」

488: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 15:22:22 ID:vMXISY120
京太郎「んじゃ、俺たちこっちの方なんで」

明華「お疲れ様でした」

慧宇「また明日ね」

ネリー「バイバーイ!」ブンブン

メガン「あまり背中で暴れないでクダサイ」

京太郎「慧宇、後で宿題のこととか聞くからよろしくな」

慧宇「うん、待ってるよ」

ネリー「ねー、ネリーは?」

京太郎「授業すら聞いてないやつに何を聞くというんだ」

ネリー「寝てるんじゃないよ、マンガ読んでるんだよ!」

京太郎「それも悪いわ!」

ネリー「じゃあ明日からは寝る!」

京太郎「だからダメだ!」

489: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 15:23:03 ID:vMXISY120
智葉(…………)

京太郎(また部長の家に行くのか……親戚のおじさん?とかたくさんいて恐いんだよな、ドスも置いてあるし)

京太郎(ひょっとして俺が部長を連れて行ったらボコボコにされるんじゃないか……)タラー

京太郎(やべーよこえーよどうしよう)

京太郎(……まあ、こうやって部長の胸を堪能できるんだから役得だな)プイッ

智葉「……」

京太郎(やっぱり綺麗だなぁ……)

智葉(はぁ……)

智葉(つくづく自分が嫌になるな)

智葉(こんな演技でもしなければ甘えられない、なんて)

智葉(なんだかんだで私が男の背中に乗るのは初めて、か)

智葉(案外に心地がいいものなんだな……)ギュッ

京太郎「?」

京太郎(なんか力がかかった気がする?)

490: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 15:23:43 ID:vMXISY120
京太郎「んしょ、っと」トンッ

京太郎「あとちょっとなんで我慢しててくださいねー」

京太郎「ま、聞こえてないだろうけど」

智葉「……聞こえてるよ」

京太郎「のわっ!?」ビクッ

智葉「すまないな、わざわざこんなことをさせてしまって」

京太郎「いいっすよ、むしろこんな帰り道もアリかなって思ってました」

智葉「うむ……そうか」

491: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 15:24:53 ID:vMXISY120
京太郎「あっ!あそこの駄菓子屋でアイス買っていきましょうか!」

智葉「いや、私はいいよ」

智葉(待てよ、確かあそこは……)

京太郎「俺が奢りますよ!ハーゲンダッツでもなんでも!」

京太郎「すっみませーん!」タッタッ

京太郎「アイスくっださーい!」ガララ

京太郎「……あ」

顔に傷のついた人「あ゙あ゙ん?」ゴゴゴゴ

小指が無い人「……テメエ、お嬢に何してやがる」ズゥゥン

髪が無い人「覚悟はできてんだろうなぁ?」ボキコキ

京太郎「えっ、あ、あー……」

智葉「はぁ……」

京太郎「に、逃げろー!」

「「「待てゴラァー!!!」」」

492: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 15:25:41 ID:vMXISY120
―――翌日

ネリー「キョウタロー、大丈夫?」

京太郎「ああ、大丈夫だよ……ははっ」ボロボロ

慧宇「どうしてもそうは思えないんだけど……」



カン!

514: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 18:06:56 ID:TKcOV99W0
美幸「自分で歩けるってもー!」

京太郎「思いっきりくじいてましたから」トコトコ

美幸「行けるって…重くない?」

京太郎「めっちゃ軽いッス、麻雀牌ぐらい軽いっス」

美幸「ふざけないでよもー」

アハハハ モー モー

友香「…」

梢「…」

友梢「ドナドナドーナードーナー」♪

美幸「牛じゃないわよもー!」プンプン

京太郎「うわっこれは暴れ牛だ!」

美幸「ちょっと!」

京太郎「はいはい暴れない暴れない、怪我が悪化しますよ」

美幸「…もー」

カン

537: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 20:05:11 ID:DhSZey010
京太郎「まさか、こんな日が来るとはなぁ…」

ハギヨシ「………」

京太郎「やっぱ重てぇな、男だもんなぁ」

京太郎「にしても…ハギヨシさんが熱中症で倒れるとはな………」

ハギヨシ「………」

京太郎「しかし、夜だからあまり目立たないとはいえ………」

京太郎「少々、いやかなりキツいもんがあるな、これ………」

540: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 20:08:50 ID:DhSZey010
-約1時間前、インハイ会場付近-

純「悪りぃな、須賀。こんな忙しい時に」

京太郎「全然大丈夫っす!それよりハギヨシさんは?」

純「日陰で寝かせてる」

ハギヨシ「」

京太郎「マジかよ…」

純「ああ、俺も信じられねぇよ…」

京太郎「というか他の方々は?救急車とか…」

純「ああ、それはだなぁ………」

ハナシナサイ、ハジメ トーカキモチハワカルケド ビェエエエンハギヨシー フタリトモオチツイテ

純「あの調子でな、レスキュー隊どころか自衛隊呼びそうな勢いでさ。」

京太郎「ああ…」

542: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 20:16:04 ID:DhSZey010
純「という訳でさ、ヨッシーおぶってホテルまで頼むわ」

京太郎「はいぃ?!」

京太郎「いや、普通に救急車呼びましょうよ?」

純「大袈裟にしたく無ぇんだよ、ウチも色々あってさ…それにヨッシーの為にもさ」

京太郎「え、いや、それなら純さんが…」

純「すまん無理、そろそろあの二人じゃ透華達押さえ切れなくなる頃だから」

純「という訳で後は頼んだぞー!」

ハナシナサイハナシテハギヨシー アアモウダメ… ビエーン マタセタナフタリトモ! イケメンキタコレデカツル オトコジャネェー!

京太郎「」

544: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 20:21:58 ID:DhSZey010
京太郎「と、いう訳なんだけど………って誰に説明してんだか」

ハギヨシ「本当にご迷惑をお掛けしてしまいましたね」

京太郎「ハ、ハギヨシさん、起きてたんですか?!」

ハギヨシ「ええ、今しがたですが」

京太郎「ああ~良かったぁ、本当びっくりしたんすから」

ハギヨシ「実に申し訳ない、このハギヨシ一生の不覚です…というか降ろしていただいてm「それは駄目です!」

京太郎「ついさっきまでぶッ倒れてた人が何言ってんですか!それに純さんにも頼まれてますから」

ハギヨシ「そうですか………」

京太郎「そうです、ハギヨシさんは俺とは違うんっすから…色んなモンしょって立ってる人なんすから!」

ハギヨシ「須賀くん?」

549: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 20:52:43 ID:DhSZey010
京太郎「と、兎に角早く良くなって貰わないと。俺も、龍紋淵の皆さんも心配したんっすから」

ハギヨシ「須賀くん、何か悩みでも?」

京太郎「何言ってるんですか、今はハギヨシさんの話で……」

ハギヨシ「そうですか、ならば少し眠らせてください。そしてこれからするのは只の寝言」

京太郎「え、えぇ~?」

ハギヨシ「確かに今の君に背負える物は無いのかもしれません。しかし共に歩む仲間はいるではありませんか、まずそれを自覚なさい。」

京太郎「は、はい!」

ハギヨシ「そして現状を憂うならまずより努力をなさい、いささか君は移り気が多すぎます…色々と」

京太郎「うぐっ、ぞ、存じております……」

ハギヨシ「ですが、物事を広く受け止める姿勢は大変よろしい、もしかしたら私よりも多くの物を背負えるかもしれませんね」

京太郎「も~どっちなんすか~」

ハギヨシ「んっふ」

554: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 21:08:07 ID:DhSZey010
ハギヨシ「よろしければ、個人的に教授して差し上げたいところですが…」

京太郎「え?!」

ハギヨシ「いささか人目に付き過ぎたようですね。」

ナニアレーウワーナイワーイヤアリダヨーダル…

京太郎「あ…」

ハギヨシ「また日を改めてということで…」シュバ

京太郎「き、消えた………やっぱ執事ってすごい、改めてそう思った」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

HGYS(危ない、実に危ない…)

HGYS(あのような若い情熱を見せられてはまた悪い虫が起きてしまう)

HGYS(久しぶりの東京…二丁目でハッスルしすぎて倒れたばかりだというのに、いけないいけない)

HGYS(しかし…)

HGYS「おんぶというものもいいものですね」

HGYS「次は私が須賀くんを…んっふ」

カン

583: >>582乙 2013/08/08 22:48:56 ID:TKcOV99W0
花子「あっぢぃぃぃぃ」

京太郎「じゃあ降りましょうよ…」

花子「やーだよ歩くのめんどいんだよ」

京太郎「ノーヘルなんかで原付乗るから」

花子「このクソ暑いのにヘルメットなんか被ったら死ぬ死ぬ」

京太郎「どう見てもそのニット帽の方が暑そうです」

花子「こーれはオシャレなの!お前もカワイー女の子を堪能できてまんざらでもないんだろー?」

京太郎「確かに、それは言えますねー」ハハハ

花子「正直者め、ごほーびにこうもうちょっと密着して」ギュッ

京太郎「あ、やわらけぇ」

ミーンミンミンミン

花京「…」

花子「やっぱ密着すると暑いわ…」

京太郎「そですね…」

ミーンミンミン

カン

588: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 23:10:08 ID:OIXSTnOeO
京太郎「また咲が迷子になったので皆で手分けして探していたら、会場外のベンチで寝ている咲を見つけた」


京太郎「こんなとこに居たのか……おい、咲ッ!」

咲「…zzz」

京太郎「起きろよ咲!風邪引くぞ!」ユサユサ

咲「……zzz」

京太郎「全く起きねぇ…しょうがない、おぶって連れてくか」ヨッコイセッ

咲「…zz…ウ~ン、固い」ムムム

京太郎「文句言うな!我慢しろ!」

589: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 23:13:04 ID:OIXSTnOeO
咲「…スー…スー…スー」

京太郎(寝息がくすぐったい…///)

咲「…スー…スー…スー」

京太郎(こいつこんなに軽かったのか。最近たくましい姿しか見てなかったから忘れてたけど…)

咲「…スー…スー…スー」

京太郎(こういうとこは変わって無くてちょっと安心)

咲「…スー…ンン…スー」

京太郎(でも、胸はもう少し大きくなって欲し……あっ、尻は見た目よりあるかも!)

ゴッ!

京太郎「痛っ!!……頭突きされたし。」

咲「…フンッ」

590: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 23:16:01 ID:OIXSTnOeO
なんだかんだで控え室近く

京太郎「お姫様ー。もうすぐ部屋着きますよー。」

咲「ウーン」

京太郎「恥ずかしいから、そろそろ起きろー。」

咲「ウウッ」

京太郎「おーい、咲さーん?」

咲「………お姉ちゃん」グスッ

京太郎「咲?」

咲「……お姉ちゃん…私強くなるから……また一緒に…麻雀……」

京太郎「咲……」

京太郎(そういや照さんもこの会場にいるんだよな…清澄の最大の敵として)

591: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/08 23:20:22 ID:OIXSTnOeO
京太郎(咲…お前が努力してるのは俺達みんなが知ってる。きっとお姉さんもお前の活躍を見てる。)

京太郎(麻雀を楽しむお前を見てると俺も楽しいから。お前達の見る世界を俺も見たいから。)

京太郎「だから……頑張れ、咲。」

咲(ありがとう京ちゃん)ギュッ


カン!

608: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 00:18:10 ID:oLnjVji+0
昨日姉帯さんとケンカをしてしまった。

理由はほんの些細な事だったが、滅多に怒らない姉帯さんと本気の口論をしてしまい

未だに口を利くことはおろか顔も合わせてもくれない。

それからだ。

肩にずしりと、何かの重みを感じるようになったのは……

609: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 00:21:14 ID:qM7JQLJF0
神はふんふむに向かって言われた。

「お前は女の声に従い 取って食べるなと命じた木から食べた。お前のゆえに、土は呪われるものとなった。

お前は、生涯食べ物を得ようと苦しむ。お前に対して土は茨とあざみを生えいでさせる。野の草を食べようとするお前に。

お前は顔に汗を流してパンを得る。土に返るときまで。お前がそこから取られた土に。塵にすぎないお前は塵に返る。」

610: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 00:23:22 ID:oLnjVji+0
豊音「」ムスー

京太郎「……あの、姉帯さん。重いんでそろそろ降りてくれませんか」

豊音「」ギュウゥゥゥゥ

京太郎「いでででで!すいませんすいません!!重くないから絞めないで!」

豊音「京太郎君のばかー…」グスッ

京太郎「ですからオレが悪かったですって!!だからもうそろそろ……」

豊音「ヤー」ギュゥゥゥゥ

京太郎「ぎゃああああああああ」

胡桃「……なにやってんの、あれ」

白望「……じゃれてるんじゃない?ダル……」

カン!

611: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 00:23:55 ID:Y29ugMNm0
 ――目眩がする。
 ――欠けた夢を見ているようだ。

 幼い頃、母が死んだ。

 とても悲しいことで、泣いて泣いて、ただ泣いて。

 そうして、私は妹より先に泣き止んだ。

 いや、止まざるを得なかった。だって、妹はまだ泣いている。
甘えたかっただろうに、もう母はいなかった。

 だからだろう、父は人一倍妹に気を配った。

 父に背負われるのは、いつでも泣いている妹だった。

 私は大丈夫、泣き止んでいる。だから、えこひいきだったとか、
そんなことはちっとも思わない。

613: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 00:26:34 ID:Y29ugMNm0
 ただ――ふと気付いてしまった。
 私は、お父さんに、一度も背負われたことがない。

 もちろん、それが原因で仲違いする訳はない。

 父はいつでも優しく、厳しく、私たちのことを愛してくれていたし。

 妹だってそうだ。私のことを心から慕ってくれている。

 それは本当に嬉しいことだけど――。

 それでも、たまに思うのだ。

 ほんの少し、ほんの少し――姉であることを忘れて、泣き続けていれば。

 あの人は私を背負ってくれたのだろうか、と。

 ああ、何て我が侭。
 何もかもが充足しているくせに、私は未だそんな他愛もないことを
引き摺っている――。

615: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 00:38:43 ID:Y29ugMNm0
 ――瞼を開く。
 ――薄い橙色の日差しが、目に眩しい。

 景色が動く。
 私は無意識に足を動かそうとして、それがろくに動かないことに
気付いた。

「ん……」

「ああ、起きた起きた。おはようございます、宥さん」

 目を開いて、私は大層驚いた。
 私は、須賀京太郎君に背負われていた。

「あれ、私――どうして?」

「温室で眠っていたので、玄さんに頼まれて家まで送っているところ
です」

「そっかぁ。………………ご、ご、ごめん! あの、今」

 今すぐ離れる、と言い掛けて私の言葉は止まってしまう。
 長年仄かに思い続けていた夢が、違った形で叶えられていることに気付く。

616: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 00:39:17 ID:Y29ugMNm0
 
「…………あぅ」
「どうしました?」
「あの……もう、もう少しだけ、このままでいい?」

 私の体はすっかり成長してしまって。

 背負われるなど、夢のまた夢だったけれど。

 そうか、こういう形もあるのか。

「いいっすよ」
「ごめんね、重いよね?」
「いやいや、軽いものです。女の子っていうのは、そういうものでしょう」

 離れよう、と思ったけど思い直して顔を首筋に近付ける。
 男の人の匂いだ、と私は思った。
 この匂いをかいだだけで、私はひどく落ち着いてしまう。
 回した両腕が、ごつごつとした体の固さを伝えてくる。私がその身を
預けても、平気で突き進む――力強い体だ。

617: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 00:39:49 ID:Y29ugMNm0
 
「ねえ、京太郎くん」

「はい」

「私ね、たまに凄く泣きたいときがあるの」

「……そうですか」

「でね。もしそうなったときに、お願いしたいことがあるの」

「何ですか?」

 ――あなたの背中を、貸して下さい。

「……はあ。俺なんかの背中でよければ」
「うん、ありがとう」

 瞼を閉じる。
 彼に背負われているだけで、私はこんなにも幸福で――。

「……しあわせ」

 そう呟いて、首に回した腕の力を少しだけ強くした。
 
 
カン!

622: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 00:42:10 ID:k5R7Suqe0
マホ「うーんうーん……」

京太郎「うーむ……」

マホ「ダ、ダメです、もう頭がパンクしちゃいそうです……」

京太郎「全くだな……」

優希「咲ちゃん、マホと京太郎は何をしてるんだ?」

咲「和ちゃんから麻雀の問題集を貰ったんだって。1日五ページをノルマにしてるらしいんだけど……」

優希「要するに勉強に苦しんでるわけか、気持ちはよくわかるじぇ……」

和「あら、問題集ならゆーきにも用意してますよ?こちらは数学ですが」

優希「じょ!?」

和「今度こそ赤点を取らないようにしてあげますからね……さあ、行きましょうか」

優希「いやああああ!さ、咲ちゃん助けてー!」

咲「が、頑張ってね優希ちゃん!」

優希「そんなああああ……!」

623: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 00:43:26 ID:k5R7Suqe0
――

京太郎「お、終わったー!」

咲「お疲れ様京ちゃん。はい、お茶」

京太郎「おう、ありがとうな咲……ん?」

優希「」チーン

京太郎「どうしたんだ、優希は……」

咲「和ちゃんとテスト勉強してたから……」

京太郎「ああ、なるほどね……」

マホ「すう、すう……」

咲「あっ、マホちゃん、寝ちゃったんだ?」

京太郎「休ませないとオーバーヒートしちゃいそうだったからな。本人はまだ出来ますとか言ってたけど無理やり休ませた」ナデナデ

マホ「ふにゅ……」

626: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 00:44:23 ID:k5R7Suqe0
咲「なんか京ちゃん、マホちゃんと仲いいよね……」

京太郎「いやあ、初心者仲間がいるってこんなに素晴らしい事だったんだな!」

咲「京ちゃん……」

京太郎「さてと、そろそろ帰るか……よいしょっと」

咲「えっ」

京太郎「ほら、優希起きろ。そろそろ帰るぞ」

優希「お、おう……ってんなっ!?」

京太郎「なんだよ、マホが起きちまうから大声出すなよ」

和「あれ須賀君、なんでマホをおんぶしてるんですか?」

京太郎「ほら、せっかく寝てるから起こすのも可哀想だろ?それにいつもの事だしな」

咲「いつもの……」

優希「事ぉ?」

627: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 00:45:12 ID:k5R7Suqe0
京太郎「あれ、言わなかったっけ?最近俺達麻雀の勉強のために休みとか一緒なんだぜ?マホは時々寝ちゃうからそういう時はこうしておんぶして送るんだよ」

咲「」

優希「」

和「そうだったんですか。勉強熱心なのはいい事です」

京太郎「期待には応えたいからな。じゃあ帰ろうぜ」

咲「……ま、まさかこんな」

優希「予想外のライバルがいたとは……」

マホ「むにゃ……京太郎先輩大好きです……」


カン!

633: 某避難所より転載 2013/08/09 00:49:03 ID:wXAKorOW0
哩「んあっ!…ふぁぁ…っっ!」クチュ

哩(外で…人気のない公園でこげなこと…これ興奮してやめれんけん…)

哩「やぁあっ…気持ちよかっ…」ヌチャ

男「よぉ…一人でお盛んだな?」

哩「なっ!」

男「俺もちょっと溜まっててな…ちょっと相手してくれよ…」

哩「いっ…いやっ!」

男「そんなこと言わないでさ…期待してたんだろ?」ズルッ

哩「~~ッッ!」

男「へへっ…大きさには自信あるんだぜ?」

634: 某避難所より転載 2013/08/09 00:49:35 ID:wXAKorOW0
哩「来んで!」

男「ほら…まず口で…「哩さん!」がっ!」ドゴッ

京太郎「ほら!今のうちに逃げますよ!」

哩「きょっ…京太郎…けんど腰ば抜けて…」

京太郎「なら背中に捕まって!急いで!」

哩「わっ…わかった!」ギュッ

男「てっ…てめぇ…」

京太郎「逃げるが勝ちってな!」ダッ

男「待ちやがれ!」

京太郎「誰が待つかよっ!」

635: 某避難所より転載 2013/08/09 00:50:07 ID:wXAKorOW0
京太郎「はぁ…どうやら逃げ切ったみたいですね…」

哩「京太郎…怖かったけん…」ギュ

京太郎「もう!ああいう人通りのないところに女の子一人は危ないんですから!」

哩「ごめんなさい…」

京太郎「今回はたまたま俺が通りかかったから良いですけど…哩さんみたいなかわいい人は注意しないと!」

哩「かっ…かわいい…//」

京太郎「今日はこのまま家まで送っていきますから…」

哩「助かるちゃ…まだ歩けそーになかね…」

京太郎「哩さんみたいなかわいい人をおんぶできるならお安い御用ですよ」ハハッ

哩「うちも京太郎をこげん近くに感じられてうれしか…」

636: 某避難所より転載 2013/08/09 00:50:40 ID:wXAKorOW0
京太郎「何言ってるんですか?」

哩「京太郎の背中ば…大きくて…そいであたたかくて…」

京太郎「…哩さん?」

哩「普段は頼りなしゃそうで…ばってん、いざっち時は頼りになっち…」

京太郎「……」

哩「さっきもヒーローみたく助けてくれて…やけんうちは…京太郎ばすいとーよ」

京太郎「…そんなこといってると本気にしちゃいますよ?」

哩「うそじゃなか…本気ばい…」ギュッ

京太郎「……」

哩「京太郎ん返事聞かせて欲しかな…」

637: 某避難所より転載 2013/08/09 00:51:12 ID:wXAKorOW0
京太郎「哩さんはいつも凛々しくてかっこよくて…だけどかわいらしくて…」

哩「……」

京太郎「でもちょっと…いや、かなり変態で姫子さんと一緒にいつも回りに迷惑かけてたり…」

哩「大きなお世話たい…」プイ

京太郎「他にも色々ありますけど…そういうところもひっくるめて…哩さんのこと好きですよ…」

哩「京太郎…」

京太郎「なんかちょっとくさかったですね?」

哩「そげなことなかよ?」

京太郎「哩さんすごいドキドキしてますね…くっついているからよくわかります…」

哩「京太郎も同じやろ…」

京太郎「背中からでもわかるくらいドキドキしてます?」

哩「なんっちなくばい…」

638: 某避難所より転載 2013/08/09 00:51:44 ID:wXAKorOW0
京太郎「……」

哩「……」

京太郎「…それじゃあ今から恋人同士ってことでいいんですかね?」

哩「もちろんたい…京太郎以外は考えられんけん…」

京太郎「なんか顔がにやけちゃいますね…」

哩「おんぶだと顔見えんのが残念やけん…」

京太郎「こんなだらしなく緩んだ顔見られなくて助かりました…」

哩「うちもこげな顔見られなくてよかった…」

京太郎「あらら…残念…見たかったのに」

639: 某避難所より転載 2013/08/09 00:52:16 ID:wXAKorOW0
京太郎「もうそろそろ着きますね…」

哩「京太郎…今日ば両親帰っち来んのやけど…」

京太郎「いきなり誘ってるんですか?」

哩「ばってん…うちは変態やし…」プン

京太郎「開き直りましたね…なら遠慮せず泊めてもらいますよ?」

哩「期待しちょるよ?」

京太郎「がんばります…」

哩「なあ京太郎…」

京太郎「んっ?」

哩「大好きったい!」


カン!

641: 某避難所より転載 2013/08/09 00:53:04 ID:wXAKorOW0
ヤ1「大変です!花山組のやつらが攻めて来やした!」

智葉「なんだと!状況はどうなってる!」

ヤ1「いま入り口で…がっっっ!」

花山組の若いの「死ねえぇ! 辻垣内智葉ああぁっ!」パン

智葉「ぐうぅっ!」

京太郎「おじょー!こいつめ!」パン

花山組の若いの「がああぁぁあぁっっ!」ドタ

智葉「くそっ…へましちまった…」

京太郎「まずいな…足打たれてやがるぞ…」

ヤ2「しかもこの出血量…太い血管が傷ついてやがる…早く病院に行かないとまずいな…」

ヤ3「だが…おそらく囲まれて逃げ場はないぞ…」

ヤ4「どうやら腹くくるしかないようだな…須賀…よく聞け…」

642: 某避難所より転載 2013/08/09 00:53:36 ID:wXAKorOW0
ヤ4「この通りおじょーは足を打たれ動けない…俺たちが特攻して何とか逃げ道を作る…だからおじょーを担いで逃げろ…」

京太郎「なっ!」

ヤ3「お前とおじょーには指一本触れさせやしねぇさ…だから頼んだぜ?」

京太郎「なんでですか!こういうことは新入りの俺が…」

ヤ2「うるせぇ!」ガッ

京太郎「ぐっ!」

ヤ2「新入りなんだから上の言うことは黙って聞いてろ!」

ヤ3「それによ…やつら前にして逃げ出したとあっちゃ…先代や頭に顔向けできねぇんだよ…」

京太郎「兄貴いっっ!」

智葉「おまえら…わかった…背中は任せたぞ…」

ヤ4「いくぞおめぇら!最後に花山組に俺たちの男気見せてやるぞおおぉぉおぉっっ!!」

『うおおぉぉぉおぉぉおぉ!!』

智葉「須賀っ!走れっ!」

京太郎「くっ…うおぉおぉぉっ!」ダッ

644: 某避難所より転載 2013/08/09 00:54:08 ID:wXAKorOW0
京太郎「はぁ…はぁ…何とか逃げてこれたか…おじょー…すぐに病院に…」

智葉「ああ…須賀の背中は…広くて…暖かいな…」

京太郎「おじょー…何言ってるんですか?」

智葉「お前の…背で…死ねるな…ら…しあわ…せ…だ…」

京太郎「弱音はいてどうしたんですか!いつものおじょーらしくないですよ!」

智葉「なあ…最後に…名前…を…」

京太郎「もうすぐ病院です!あきらめないであと少し…」

智葉「須賀…私は…お前のこ…と…」

京太郎「さと…は…?」

智葉「……」

京太郎「智葉ああぁああぁぁぁあぁっっっ!!」

647: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 00:56:00 ID:EU8px++B0
もこ「……」ジトーッ

京太郎「あん?」

京太郎(なんだこいつ。もしかして俺の方見てる?)

もこ「……」ジトーッ

京太郎(なんか気味悪いな。はやくここから逃げよう……ん?)

もこ「……」サッサッサ

京太郎(今のはサイン?)

もこ「……」サッサッサ

京太郎(えーと……お・ん・ぶ……何!?俺におんぶしてほしいのか!?)

京太郎(そういえばあいつ腕に包帯巻いてるし、怪我でもしてるのか!)

京太郎(こうしちゃいられねえ!男京太郎、怪我人を無視するほど人間腐っていねーぜ!)

京太郎「おい!頭にへんてこなリボンつけた女!」

もこ「……」

京太郎「歩けないんだろ?ほら、おんぶしてやるから俺につかまれ!」

649: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 00:58:52 ID:EU8px++B0
もこ「……」

京太郎「はやくしろ!俺だって暇じゃねえんだ!」

もこ「……」コクリ

ガシッ

京太郎「よし、つかまったな!行くぞ、うおおおおおおおおお!」ドドド

もこ「……」

京太郎「とりあえず病院いけばいいのか!?」

もこ「……」

京太郎(くそっ、喋れないほどの激痛なんだな!)

京太郎「しっかりしろ!俺が絶対にお前を助けてやるからな!!」

もこ「……」

651: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 01:04:43 ID:EU8px++B0
病院

京太郎「はぁはぁ……やっと着いた」

京太郎「おいナース!急患だ急患!こいつの手当てをしてやってくれ!」

憩「はーい、ちょっと待ってなー」

憩「ってあれ、もこちゃん。どこか怪我でもしたん?」

もこ「……」フルフル

京太郎「は!?」

もこ「……」ボソボソ

憩「え、なんかいきなりおんぶしたいって変な男に連れまわされたって?」

京太郎「なにいいいいいいいいいいいいいいいいいい!?」

憩「……あの、警察に一応通報しておくから」

もこ「……」コクリ

京太郎「ちょ、待てよ!誤解だ誤解!」

憩「あ、もしもし。なんか痴漢みたいな事件があったんですけど――」

654: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 01:10:24 ID:EU8px++B0
京太郎(くそっ!こうなったらとことん逃げるしかねえ!!)

京太郎「うおおおおおおおおお!スタコラサッサだあああああああああああ!!」ダッ

ガシッ!!

京太郎「!?」

もこ「……」

京太郎(な、何だこいつの握力!まったく身動きがとれねえ……!)

もこ「……」

ピーポーパーポー

池田「おい!痴漢はどこだし!」

憩「あ、警察さん。こっちですぅー」

池田「お、こいつが噂の金髪痴漢やろうか!見るからに女の尻を追っかけまわしてる顔してるしwwwww」

一「さあ、署まできてもうらうよ!パトカーに乗りな」

京太郎「そ、そんな!違うんです、話を聞いてください!」

一「はいはい、署で話を聞くから大人しくしててね」

京太郎「うわあああああああああああああああああ」

655: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 01:10:59 ID:EU8px++B0
京太郎「はっ!」












京太郎「……夢か」

おわり

670: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 03:29:48 ID:wXAKorOW0
郁乃「は~いド~ン!」ガシッ

京太郎「のおっ!?」

郁乃「須賀くんの背中、ええなぁ~」ニコニコ

京太郎「何すかいきなり!」

郁乃「そら街で偶然背中を持て余してる須賀くんがおったら抱き着きたくなるやろ~?」

京太郎「全く理解できねえ……」

郁乃「それで~須賀くんは何してるん~?」

京太郎「見ればわかるでしょう、部活の買い出しですよ……ってぇ!」

京太郎「なんで監督のアンタがここにいるんですか!」

郁乃「え~?なんでやろな~」

京太郎「アリさんマークですか、ったく」キュッ

郁乃「え」

671: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 03:30:41 ID:wXAKorOW0
京太郎「落ちないでくださいよ、っと」

郁乃「す、須賀く~ん?」

京太郎「何、っすか、両手買い物袋で後ろにあなたでキツいんですけど」

郁乃「そないにエグいんやったら降ろせばええやろ~?」

京太郎「ダメです、絶対に部室まで連れて行くんですからね!」

郁乃「ほ、ほら、私って重いやろ?」

京太郎「ちょー軽いんで大丈夫です!」

京太郎「代行(を部室へ連れて行く使命)のためならこんなんへっちゃらですもんね!」

郁乃(私のためなら……)カァァ

郁乃「……」ウツムキ

672: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 03:31:25 ID:wXAKorOW0
京太郎「はぁ、代行も黙ってれば可愛いのに、ってか黙っててくださいずっと」

郁乃(かわいい、須賀くんが可愛いって言ってくれた……)

郁乃(い、今まで言われたことなかったのに……)ポシュー

京太郎(心臓バクバクしてるし、動揺してるのバレバレなんだよなぁ)

京太郎(ま、大人しけりゃ問題ナッシングだからいいんだけど)

京太郎(顔をうずめてるせいか背中が熱い……)

郁乃「///」ポシュー

京太郎(顔が見たいなぁ……)

京太郎(それはそうと、洋榎が見たら癇癪起こすよな、これ)

京太郎(部室に着く前に降ろして一緒に行けばいいか)

浩子(……あれは確か姫松の新監督と、洋姉の……)

浩子「フッ」ニヤリ

673: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 03:33:20 ID:wXAKorOW0
京太郎「ただいま戻りましたー!」

恭子「主将、帰ってきましたよ」

洋榎「もうええ……どうせウチは捨てられたんや……」

絹恵「……須賀くん、ちょっとええか?」

京太郎「洋榎、どうしたんですか?」

絹恵「この写真を見てもしらばっくれる気なん?」スッ

|手ぶらの京太郎が郁乃をおぶっている写真|

京太郎「……は?」

絹恵「なんで須賀くんは買い出しもせんと、代行とイチャイチャしとるんや?」ニコニコ

京太郎「いや待ってくださいって、俺こうやって買い物袋持ってるじゃないっすか。代行と会ったのも買い物の後ですし」

洋榎「どーせっ、代行と会う約束してデートしてたんやろ、ぐすっ」シクシク

京太郎「だから誤解だってば!」

674: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 03:33:54 ID:wXAKorOW0
絹恵「でも見てみぃ須賀くん、代行の顔」

京太郎「代行の顔がどうしたんすか」

郁乃「ほへぇ~///」ニマニマ

絹恵「表情めっちゃほころんどる」

京太郎「いつもの顔じゃないっすか!」クワッ

京太郎(何だよこの写真、誰が撮ったんだよ、加工したんだよ!)

洋榎「京太郎、ぐすっ、えぐっぅ、はぁ、もうウチのこと、げほっ、どうでもええんやろ?ぐすっ」

京太郎「泣き止めよいい加減!」

京太郎「俺はいつでも洋榎一筋なんだから、信用しろよ!」

洋榎「いつっ、も、オカンとっ、絹の胸、ぐすっ、見てへんやつなん、ぅっ、って信じられ、へん」

京太郎「そ、そんなことは…………」チラッ

洋榎「……」ジーッ

京太郎「バレてたか……」

絹恵「バレバレや」

675: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 03:34:30 ID:wXAKorOW0
京太郎「なあ、許してくれよ」

洋榎「うっさいわ、あほ!」

恭子「何しとるんや、あのアホップルは」

漫「須賀くんが代行とイチャイチャしとったらしいですよ」

由子「洋榎も須賀くんも大変なのよー」

絹恵「須賀くんの自業自得ですから、私らはあっちで打ちましょう」

恭子「せやな、半荘後には終わってるやろ」

676: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 03:36:57 ID:wXAKorOW0
―――半荘終了後


京太郎「洋榎、俺の背中はどうだ?」

洋榎「あったかくて、デカくて、筋肉質で、京太郎の臭いもして……最高やで」

京太郎「ん、そっか」

洋榎「京太郎?」

京太郎「どうした?」

洋榎「あんな……ウチ、やっぱり……」

京太郎「やっぱり?」

洋榎「めっちゃ、めっちゃ、めぇーちゃっ!好きやで!京太郎!」ギュッ

京太郎「おう、俺だって滅茶苦茶好きだぜ、愛してるぜ!洋榎!」

アハハ アハハ アハハハハ

一同(リア充爆発しろ)

郁乃(須賀くんの背中、気持ち良かったなぁ~)ポケー



カン!

684: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 04:56:23 ID:nwRWxJUyO
初美「京太郎~もっと早く走るですよー」ケラケラ

京太郎「これが限界でぇぇすっ!!」

初美「言い訳なら聞きたくないですー」

京太郎「ちょっとは聞いて!お願いだからはっちゃんさん!!」

初美「軽く境内を3周するですよー」ゲシッゲシッ

京太郎「いでっ!ちょっ馬じゃないんだから蹴らないでってば」

霞(いやね、何も私もおんぶしろとは言わないわよ?)

霞(でもね、少しばかり目に付くと言うか意識しちゃうと言うか……)

春「楽」ポリポリ

京太郎「あの春さん?髪の毛に食べ零しが乗るんだけど」

春「女子みたいなこと言わないの」ポリポリ

京太郎「いや待てって。春が食べるの止めたら良いんだよ。明白にそう言ってんじゃん」

春「私に……死ねと?」ジワッ

京太郎「うん。なんか……ごめん。もうそのままで良いや」

春「やた」ニコッ

685: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 05:09:05 ID:nwRWxJUyO
霞(これはみんなの為、そうみんなの為に思ってのことなのよ)

霞(最近雰囲気が明るくなったのは良いことだけれど、それに比例して腑抜けちゃってるもの)

霞(ここで律することが出来るのは家系から考えても私くらいだし)

霞(嫌われ役……やってみせるわ)グッ


小蒔「これはすごく良いものですね」

京太郎「そうですか?まあ小蒔さんからしてみれば楽して動ける訳ですけど」

小蒔「それもあるとは思いますけど………うーん。なんと言えば良いのでしょう」ムムムッ

京太郎「ハハ…そんな深く考えなくても…」

小蒔「………お父様」ポソッ

京太郎「はい?」

小蒔「そうですお父様です!京太郎さんにこうされていると昔お父様にして頂いた時のことを思い出しました!」

京太郎「……俺、小蒔さんより年下ですけど……」

小蒔「………あれ?ではどう言えば良いのでしょう」ハテ?

686: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 05:10:13 ID:nwRWxJUyO
霞(そうと決まれば心を鬼にして挑まなくちゃね)

霞(私はここの規律の為みんなの為、鬼になります)

巴「ちょっと!私は良いってば!」

初美「良いから黙っておんぶされてろですー」

春「快適だからオススメ」ポリポリ

小蒔「とても不思議な心持ちになれますよ巴ちゃん!」

京太郎「だそうなのでやってみました」

巴「君のそのノリの良さがたまに怖くなるよ」

京太郎「だって……断れる空気じゃないんですもん」

初美「いやー。これで永水制覇ですよー」

春「この達成感はなかなか」ポリポリ

小蒔「次、また私でも良いですか?」ウズウズ

霞「……………」



霞「……………くすん」シュン

691: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 05:23:27 ID:tCMHnRb10
京太郎「ん、と……この場合は」カチカチ

淡「ねぇ~」ドシーン

京太郎「のわぁっ!?」

淡「キョータローあーそーんでー。ひまひまー!」

京太郎「ちょなぁ今、牌譜整理しながら勉強してるんだからさぁ。1人で遊んでてくれよ」

淡「やーだー、1人やだー。ちょっとでいいからー」

京太郎「ったくもう。少しは落ち着けよせわしねーな」

淡「むー」

京太郎「なんスか?」

淡「ねぇキョータロー。私って邪魔? 本当にウザくて真剣に嫌い?」ウルウル

京太郎「そんなこと一言も言ってないだろ。ちょっとやかましいけどお前といると面白いし楽しいよ」

692: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 05:23:58 ID:tCMHnRb10
淡「…………プ、ククク……あはははっ! 引っかかったー!」

京太郎「な!? おま、この野郎!」

淡「お前といると楽しいよキリッ!」

京太郎「もういい。お前キライ」ノソノソ

淡「やーだーもう、キョータローってば冗談通じないんだもん!」ガバッ

京太郎「あ、コラ! 背中に乗っかるな!」

淡「わーいおんぶおんぶ! 行けキョータロー全速前進!」

京太郎「なにが全速前進だ! ってか降りなさい、そろそろ……」

ガチャ

咲「京ちゃーん、玄関の開いてたから勝手に上がっちゃった、よ……」

淡「あ! サキー! いらっしゃーい」ヨッス

京太郎「oh……」

693: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 05:24:30 ID:tCMHnRb10
咲「で、どうして淡ちゃんが京ちゃんにおんぶさってるのかな」ピクピク

京太郎「いや、あの……淡が勝手に……」←なぜか正座気味

淡「ふふーん。私とキョータローは恋人同士なんだからこれくらいのスキンシップ普通だもん!」フフン

咲「こ、恋び、……~~本当なの京ちゃん!」バンバン

京太郎「いえ、一切身に覚えがないんですが……」

京太郎(後、机をバンバン叩かないでください)

咲「……!」キッ

淡「将来的にそうなるんだから今から明言しても一緒だもん!」

咲「というか、淡ちゃんはいつまで京ちゃんにおぶさってるの!」バンバン

淡「むふー、キョータローの背中って大きくて温かくてなんだか落ち着くんだー」フニャー

咲「むー! 京ちゃん脚崩して!」

京太郎「え?」

咲「早く!」

京太郎「は、はい!」

694: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 05:25:10 ID:tCMHnRb10
咲「じゃ、じゃあ私はこっちでいいよね?///」ノソ

咲「///」ギュゥゥ

淡「~♪」ギュゥゥ

京太郎(ちょっと待て。まず状況を整理しよう。え~、背中に淡がおぶさってて、膝の上で咲を抱っこしている。――以上)

京太郎「え、なにこの状況っ!?」ガタッ

淡「あ、もう……キョータローあんまり動かないでよ。落ちちゃう」

京太郎「あっと、わりぃ」

京太郎「…………じゃねぇよ! 降りろよ! 咲もそこ退きなさい」

淡「やーだ」ギュッ

咲「ん///」ギュッ

695: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 05:25:54 ID:tCMHnRb10
京太郎「ってか君らアレですよ。言っときますがそこは恋人専用の場所ですよぉー」

淡「乙女か」

咲「夢見がちか」

京太郎「なんでしょうね、この扱い。えー、お前らさっきと言ってること違くない?」

淡「サキー後で場所交代して!」

咲「いいけど、じゃあ私にも背中譲ってね」

淡「うん!」

咲「じゃあいいよ♪」

京太郎「もう少し僕の意見も大事にしよう」

咲「京ちゃんは黙って座ってればいいの!」

淡「そーだそーだ! キョータローのクセに生意気だ!」

京太郎「あーもう、……へいへいわかりましたよお姫様方」


カン!

698: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 05:35:00 ID:VNbNSA2v0
京太郎「おんぶっていいよなぁ」

京太郎「女の子の重さとか柔らかさとか全部同時に味わえるし」

京太郎「スタイルのいい子なら胸とか尻とかを十二分に堪能出来る」

京太郎「逆にちっちゃい子だとしたら保護欲を刺激されてこれまた素晴らしい」


和「…………」

京太郎「はぁ……おんぶしてえなぁ……おんぶ……」

和「そう言いながら近づくの止めてください」

京太郎「べ、別に俺は和をおんぶしたいだなんて一言も」

和「白々しい……というか隠す気もありませんね」

京太郎「おんぶさせてください!!」

和「正直なのは良いですけど、嫌です」

京太郎「じゃあどうすりゃいいんだよ!!」

和「知りませんよ何キレてんですか」

京太郎「どうすりゃいいんだよぉ……俺はぁ……ウッ……」

和「そんな、泣かれても……」

699: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 05:43:54 ID:VNbNSA2v0
京太郎「よぉーっしわかった。和、俺におんぶさせてくれたら俺のことおんぶさせてやるよ」

和「デメリットしか無いじゃないですかお断りします」

京太郎「んなら俺のことおんぶしてくれたらおんぶしてやんなくもないぜ?」

和「なんで上から目線なんですか嫌ですよ勿論」

京太郎「んじゃあ俺と麻雀をして、勝ったほうが相手をおぶる。負けたほうは相手をおぶる。これでどうだ!?」

和「勝っても負けてもどっちも変わらないじゃないですか」

京太郎「そう。だからこの際勝ち負けなんて関係ないんだよ」

和「何がしたいんですかアナタ」

京太郎「和をおんぶしたいの!!」

和「嫌です」

京太郎「おーんーぶ!おーんーぶー!!」

和「駄々こねても嫌です」

京太郎「おっんーぶっ! おっんーぶっ!!」パンッ パンッ

和「アンコールみたいに言われても嫌です」

700: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 05:51:00 ID:VNbNSA2v0
京太郎「なぁ和……。どうしてこの世から紛争が無くならないんだろうな」

和「え、なんですか急に」

京太郎「地球は広大……それでいて宇宙は膨大、未だに広がり続けている……」

和「はぁ」

京太郎「そう考えたらさ、和が俺のおんぶを拒否するのってとても小さなことに思えてくるだろ?」

和「まぁ」

京太郎「よし、こい!」バッ

和「しませんよ」


京太郎「我思う故に我あり。これはデカルトの言葉だ」

和「そうですね」

京太郎「おんぶする故に我あり。これは俺の言葉だ」

和「聞いたことないです」

京太郎「ところでいい加減俺におんぶされる気になってきた?」

和「須賀くんこそいい加減諦める気になってきませんか?」

701: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 06:01:45 ID:VNbNSA2v0
京太郎「和ってさ、俺以外におんぶされたことある?」

和「息を吐くように嘘つかないでくださいよ、ビックリしましたよ一瞬」

京太郎「あ、親とか女性とかは無しだぜ! そういうのはおんぶとは言わない言わない」

和「アナタおんぶというものを勘違いしてません?」

京太郎「で、どーなのよ!」

和「…………。 親を含めないんでしたらまぁ……」

和「ありませんけど?」

京太郎「…………」

和「なんでそんなんで泣くんですか……」

京太郎「良かった……まだ和のおんヴァージンは残ってたんだ……」

和「おんヴァージン……」

京太郎「ところで和。調度良く俺の背中が一人分空いてるんだけど……」

和「そんなこと言われて乗る人いませんよ」

京太郎「今ならお安くしとくぜ?」

和「金取るんですか。 おんぶで」

702: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 06:09:23 ID:VNbNSA2v0
京太郎「おはよう和! 今日もいいおんびゅよりだな!」

和「え?」


京太郎「……」

和「今、なんていいました?」

京太郎「今日もいいおんぶ日和だな」

和「かみましたよね?」

京太郎「おんぶ日和だなー!」

和「今ゼッタイかみ」

京太郎「おんぶ日和だなーー!!」

和「ごまかさ」

京太郎「おんぶ日和!!!」

和「……」


和「……クスッ」

京太郎「!!!」

704: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 06:15:59 ID:VNbNSA2v0
京太郎「和ぁ! 怪我したんだって!!?」

和「なんでそんな嬉しそうな顔なんですか……腹立つ……」

京太郎「準備できてるぜ」スッ

和「あの、怪我したの指なんですけど」

京太郎「遠慮するな。 さぁこい」ススッ

和「おんぶする必要皆無なんですけど」

京太郎「照れてるのか? 大丈夫、周りに誰もいないよ」

和「帰れ」


和「昨日、B組の○○くんにおんぶしてもらいました」

京太郎「 」

和「……須賀くん?」

京太郎「   」

和「……い、息をしてない!!」

京太郎「     」

和「冗談ですから!! おんぶしてもらってないですから!! こんな下らない理由で死なないで須賀くん!!!」

705: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 06:16:44 ID:VNbNSA2v0
 
 
 
和「須賀くーーん!!!」
 
 
 
 
京太郎「       」





―カンッ

710: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 07:35:23 ID:f9yPynJ60
煌「皆さんお揃いのようで…すばらですっ!」ガラッ

哩「どうや姫子ー」

姫子「高いとですぶちょー!」

哩「そらよかばい」

美子「あんたらほんと仲えーね」

仁美「ばってん姫子ケツ丸出しやと」

煌「なーにやってんですかね」

仁美「おお花田、物理的リザベーションをすることで二人の絆がどーとか」

煌「ああ…それは…まあすばらですね」

美子「無理せんでよか、誰が見てもアホばい」

哩「何を」

姫子「バカにしてー」ドドド

美子「合体したままこっちくんな」スタタタ


煌「と、言うことがありまして」

京太郎「はぁ」

711: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 07:36:02 ID:f9yPynJ60
煌「それでですね!私も!」ピョンピョン

京太郎「成程、やりたいわけですね」スッ

煌「では失礼して」ガシッ

京太郎「軽っ!普段何食ってんすか」

煌「それはすばらくない質問ですねぇ、乙女の秘密って奴ですよ京太郎さん」

京太郎「乙女は謎だらけだ…それで乗り心地はどうです?」

煌「そぉれはもう!すばら!超すばらですよ!高いです」キャッキャ

京太郎「それはよかった」

煌「では早速このまま部室に行きましょー」

京太郎「マジっすか!?」

煌「さあ走るのです!」

712: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 07:36:41 ID:f9yPynJ60
京太郎「誰もいませんね」オンブ

煌「はて」オンブ

哩「おー花田…」ガラッ

姫子「すばらやっと…」

京太郎「…」

煌「…」

姫子「…」

哩「…」

姫子「…ふっふっふ花田、とうとうどっちのおんぶが最強か決める時が来たようやね」

煌「今日の日は負けないよ姫子ぉ」シャドーボクシング

京太郎「白水さん、今日は手加減できませんよ」

哩「誰に口ば聞いとるんね須賀ぁ。姫子乗るんや」スッ

姫子「合点!」

713: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 07:37:26 ID:f9yPynJ60
仁美「今年の代表の自由が丘は強いんやろうか」

美子「まー一昨年選抜に出て2回戦まで行っとったし」

仁美「言うても夏は初めてやけん」

美子「相手は宮崎の代表や言うとったよ」

ワーワー

仁美「何か部室が騒がしか」

美子「まーた部長らが騒いどるんやろ…」ガラッ

京太郎「うおー」ドタドタ

哩「やるな須賀ー」ドタドタ

煌「すばらー!」

姫子「まてー花田ー」

美子「今日は帰ろか」

仁美「賛成、ラーメンば食いにいくばい」

カン

718: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 09:37:26 ID:uXEQO+tJ0
胡桃「ぐ、ぐぎぎぎ…」プルプル…

京太郎「あの、先輩…俺一応男子ですしそんな無理しない方が…」

豊音「そうだよー、いくらなんでも無茶だってー」

胡桃「う、うるさい!京太郎をおんぶするぐらい私だってできるよ!!」グググ…

塞「胡桃…さっきからかった事は謝るからさ、もうやめなって」

白望「傍から見ても無理してるのが分かる…」

エイスリン「クルミ、カオマッカ!」

胡桃「そ、そんなことない…うおりゃぁぁぁぁ!!!」グォォォォ!!

京太郎「うおっ!」

豊音「すごい、本当におんぶできたよー!!」

719: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 09:40:07 ID:uXEQO+tJ0
胡桃「どう、私だってこのぐらい…あっ」グラッ

塞「あっ」

白望「あっ」

豊音「あっ」

エイスリン「oh!」

京太郎「えっ、ってうわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

ドシーーーーン!!!

塞「胡桃―!!!」

エイスリン「クルミ、ツブレマンジュウ!!」

白望「エイスリン、何気に酷い…」

豊音「そんな事言ってないで2人を助けようよー!」

720: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 09:41:44 ID:uXEQO+tJ0
胡桃「うっ…京太郎のデブ、豚。もっと痩せろぉ…」グスッ

京太郎「はいはい、何とでも言っていいので大人しくしててくださいね」ヨイショット

豊音「けど、大事にならなくて良かったよー」

塞「といっても胡桃が少し足を捻挫しちゃったんだけどね」

白望「それで京太郎におんぶしてもらってるっていう…」

エイスリン「マサニ、ミイラトリガミイラ!!」

胡桃「う、うるさいそこぉ!」

京太郎「先輩、今の体勢で怒っても説得力がないです」

胡桃「うぅ…」

豊音「やっぱり胡桃はおんぶするよりされる方が似合ってるよー」

エイスリン「クルミ、マルデコアラ!!」

塞「はいはい2人ともこれ以上胡桃をいじらない。一応怪我人なんだしね」

白望「ダルっ…」

カン

765: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 12:57:58 ID:iASxKy2N0
京太郎(道で足を挫いてた巫女さんを送ってきたのはいいんだけど)

憧「どうしてお姉ちゃんが京太郎におんぶされてるのよ!」

望「道で困ってたらおんぶでここまで送ってもらったの」

憧「彼女のあたしですらしてもらったことはないのに!」

望「ちょっと落ち着きなさい、憧」
望「でも気持ちよかったからこのまま京太郎君もらっちゃおうかな~?」
望「京太郎君は年上に興味ない?」

憧「もう、お姉ちゃん!」

京太郎(なに、この修羅場)

768: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 13:12:22 ID:iASxKy2N0
霞「巫女なら私を忘れてもらっては困るわね」

京太郎(なんか増えたよ)

霞「京太郎君は私みたいなおもちの大きなこの方がいいもんね」ギュッ

京太郎(おぶさったときのおもちの感触がすばら!)デレー

望・憧「ぐぬぬ」

霞「永水に来たら毎日こうしてあげるわよ?」

京太郎「それはすばら!」

憧「京太郎の浮気者~!」

カン

807: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 18:17:34 ID:iASxKy2N0
霞「私が行き遅れるという風潮があるらしい」

京太郎「そうなんですか?」

霞「ほかにも加齢臭がするとかかすみさんじゅうよんさいだとか」イジイジ

京太郎「俺はそんなこと思わないんですがね」ギュッ
京太郎「俺がこうして背中から抱きしめてる限りは大丈夫でしょう?」

霞「あらあら大きな赤ちゃんね」クスッ
霞「でも本当の赤ちゃんも早くおんぶしたいわね」
霞「頑張ってね、あ・な・た」

京太郎「が、頑張ります…」

カン

819: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 19:54:15 ID:f9yPynJ60
京太郎「うっ…」

智美「どうしたんだー?」

京太郎「いえ…急に体が重く…」

智美「おー?少し雑用を任せすぎたかなー」ワッハッハ

京太郎「いやいやいやいや、これは結構マジで洒落にならない感じなんですけど」

智美(まーこの匂いはモモの奴だなー)

京太郎「な、なんか柔らかい…」

智美「ワハハ…不思議なこともあるもんだなー」

京太郎「そ、そうですね…具体的にはなんか黒髪の影の薄い巨乳娘に背後から覆いかぶさられてるような感触ですね…」

桃子「気付いてたッスか!?」ガーン

京太郎「ワハハ」

智美「ワハハ」

カン

823: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 20:17:46 ID:f9yPynJ60
京太郎「うあー気持ち悪い」

智美「水も飲まずに無茶するから熱中症なんかになるんだぞー」

京太郎「面目ない…」

智美「しっかし須賀君は重いなー」ワハハ

京太郎「大丈夫ですか?」

智美「何、おねーさんに任せときなさい」ワッハッハ

智美「そんかわり調子良くなったら今度はおぶってもらうぞー」

京太郎「あ、歩きでいいんじゃ…」

智美「バカだなー須賀君は」

京太郎「…先輩」

智美「なんだー?」

京太郎「シャンプー何使ってんすか?」

智美「な、なんか変か?」ワタワタ

京太郎「ちょーいい香りっす」

智美「いいだろー、秘密だけどなーワッハッハ」

カン

837: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 21:30:38 ID:iASxKy2N0
京太郎「野依プロどうですか?」

理沙「快適!」プンスコ

京太郎「このままホテルまでお送りしますね」

理沙「了解!」プンスコ
理沙(でもこのままお別れはやだ)ギュッ

京太郎「の、野依プロ、首絞まってますって」

理沙「名前!」プンスコ

京太郎「分かりましたから理沙さん、首絞めないで!」

理沙「このまま///」ギュッ


後日、京太郎に甘えるプロたちがいたとかいないとか

843: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 22:05:02 ID:iASxKy2N0
京太郎「弘瀬先輩て重そうですよね」

淡「あーそうかも」

照「特に一部が脅威」

京太郎(なんて会話を聞かれてたらしい)

菫「そんなに言うなら試してみればいいじゃないか!」

京太郎「ちょっと先輩、落ち着いてくださいよ」

菫「私は落ち着いている!」

京太郎「少なくとも落ち着いてる人は叫ばないと思いますよ」

菫「うるさい、お前なんかこうしてやる!」ギュ

京太郎「ちょ、いきなり来たら危ないですって」

菫「うるさい、お前なんか私に潰されてしまえばいいんだ!」

844: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 22:11:33 ID:iASxKy2N0
京太郎「先輩は重くないですよ?」

菫「じゃあ、あの会話はなんだったんだ?」

京太郎「あれは弘瀬先輩がアタックまでの尻が重いっていう話ですよ」

菫「え?」

京太郎「先輩、なかなか俺のアプローチに応じてくれないじゃないですか」

菫「あうあう」

京太郎「でもこれは俺に脈ありってことでいいんですよね?」

菫「わ、私と付き合うからにはちゃんと結婚のことまで考えて何歳でお互いの両親に挨拶にいくとか子供は何人欲しいとか私は3人は欲しいなとか庭付きの一戸建ての白い家で犬を飼いたいなとか色々決めることがあるだろう!」

京太郎「はいはい」

淡・照「やっぱり菫(の愛)は重い」

おわり

851: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 22:42:28 ID:wXAKorOW0
成香「うぅ、控室まで帰りたくないです……」カタカタ

成香「皆さんにどうお詫びすればいいのでしょうか……」ガクッ

成香「もう足がすくんで動けないです、ぐすっ」

京太郎「大丈夫?手、貸そうか?」スッ

成香「えっ、す、すみません……っ」プルプル

成香「あぅっ」コケッ

京太郎「おっと」ガシッ

成香「すみません……」プルプル

京太郎「歩けるか?」

成香「えっと……無理、です、すみません」プルプル

京太郎「ん……そうか」

852: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 22:43:01 ID:wXAKorOW0
京太郎(部長に頼まれた用事があるんだけど、このまま見放すわけにはいかないよな)

京太郎(結局先鋒戦見れなかったし、早く控室に戻んないと優希にどやされるだろうし……よし)

京太郎「じゃあ俺が運んでいくよ、乗って」

成香「乗る、って……そ、そんなの悪いですよ!」

京太郎「いーからいーから、早く乗れって」

成香「私、重いですから、大丈夫ですよ」プルプル

京太郎「脚をプルプル言わせてるやつが何言ってんだ、さっさと乗れって」

成香「す、すみません!」ギュッ

京太郎「んっ、道案内頼めるか?」

成香「はい……自信ないですけど」

京太郎「オッケー、出発だ!」

853: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 22:43:34 ID:wXAKorOW0
成香(おんぶ、なんてお父さんにしてもらって以来です)

京太郎「ここはどっちに行けばいいんだ?」

成香(でも、どうしてこの人のおんぶは……)

成香(どうして、こんなに落ち着くんでしょうか)

成香(ずっとこうしていたいです)

京太郎「おーい」

成香「は、はい!」

京太郎「どっちに曲がればいいんだー?」

成香「え、えっと、ここは左です!」

京太郎「あいよ」

854: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 22:44:18 ID:wXAKorOW0
京太郎「君、あんなとこで泣いてたけど、なんかあったの?」

成香「……仲間のみんなに迷惑をかけてしまったんです」

京太郎「迷惑?」

成香「はい……私のせいで半分以上削られてしまって、ぐすっ」

成香「私のせいで、みんなが……っ」

京太郎「……俺もさ、部活の中で弱くって、大会じゃ一回戦負けでさ」

京太郎「他の仲間はここまで進んで来れたのに、俺はあいつらの顔に泥塗るだけで、嫌だったんだ」

成香「そう、だったんですか」

京太郎「ああ、悔しくて悔しくてたまらなかったけど、こんな俺でも役に立ちたい、って思った」

855: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 22:44:50 ID:wXAKorOW0
京太郎「みんなのために働いて、誰にも見られなくて、誰にもほめられないけど、俺はそれで良かった」

京太郎「あいつらが麻雀に専念できるように、俺があいつらのためになれている、って思うとこんな裏方の仕事でも十分だった」

京太郎「そりゃ表に出たら戦犯だ何だって叩かれたりするかもしれないけど、よく頑張ったって褒めてくれる人もいる」

京太郎「俺とは違って、理解してくれる人がいるんだよ」

京太郎「君は、表に出て、負け続けて、それでも最後まで頑張ったんだろ?」

成香「……はい」

京太郎「なら、君は胸を張って居場所に戻るべきだ」

京太郎「それは恥ずかしいことじゃないんだよ、むしろ勲章さ」

京太郎「だからそんなとこで泣かないでくれ」

成香「……すみません」

京太郎「で、次はどっちだ?」

成香「右、だったと思います」

京太郎「うい、りょーかい」

856: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 22:45:46 ID:wXAKorOW0
成香「あ、ここまででいいです」

京太郎「もう歩けるのか?」

成香「はい、元気をもらえましたから」

京太郎「にしし、じゃあ大丈夫だな!」

成香「あ、あの、お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?」

京太郎「須賀京太郎だ、横須賀の須賀と京都の太郎だ、君は?」

成香「私は本内成香です、本の内と成り上がりの香りで、本内成香です」

京太郎「じゃあまた、どっかで会えるといいな」

成香「はい、ご迷惑をおかけしました」

京太郎「んー……本内さん、そういうときは謝るんじゃなくて「ありがとう」って言ってほしいな」

成香「すみま……はっ」

成香「ありがとうございました」ペコッ

京太郎「おう、どういたしまして」ニカッ

857: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 22:46:59 ID:wXAKorOW0
京太郎「俺は……あっちか」

成香「あ、あ、あ……」

成香(須賀さんに励ましてもらったのに、私は何もしてないじゃないですか!)

成香(何か、言わないと―――!)

成香「す、須賀さん!」

京太郎「ん?」

成香「これからも、須賀さんも!」

成香「頑張ってくだしゃぁっ!」

京太郎「…………」

成香「…………」

成香「うぅ、噛んでしまいましたぁ」ウルッ

京太郎(結婚しよ)

858: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 22:47:31 ID:wXAKorOW0
京太郎(本内成香ちゃんかぁ、lineのIDだけでも交換するべきだったかな)

京太郎(小っちゃくって可愛くって、あれが母性本能をくすぐるっていうのか?いや俺男じゃん)

京太郎(おっぱいは無いけどああいう子もいいなぁ)ダラー

京太郎(さーてと、控室に帰らないとな)



        /´〉,、     | ̄|rヘ
  l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/   ∧      /~7 /)
   二コ ,|     r三'_」    r--、 (/   /二~|/_/∠/
  /__」           _,,,ニコ〈  〈〉 / ̄ 」    /^ヽ、 /〉
  '´               (__,,,-ー''    ~~ ̄  ャー-、フ /´く//>
                                `ー-、__,|     ''



誓子「ねえ、君、なるかと一緒にいたよね?」

京太郎「え?」

誓子「肉塊とミンチ、どっちがいいー?」ニマァ

京太郎「」



カン!

865: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/09 23:04:53 ID:iASxKy2N0
紘「出かけたら転んでしまうなんて…」

京太郎「どうかしましたか?」

紘「ちょっと転んでしまいまして」
紘「でも大丈夫です」

京太郎「うわ、足腫れてるじゃないですか」
京太郎「病院に送りますから俺の背中に乗ってください」

紘「いえ、ご迷惑ですし…」

京太郎「俺のことは気にしないでください」

紘「あ、ありがとうございます」ニコッ

京太郎「やっぱりお姉さんは笑ってる方が可愛いですよ」イケメンスマイル

紘「は、はい///」

カン

884: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 00:13:01 ID:8qkIoiEm0
~中学生設定~


京太郎「帰り道にじゃんけんして負けた奴が勝った奴の荷物を背負っていくゲーム」

京太郎「ましてや今日は終業式。絶対に負けられない幾多の荷物を持ち帰らねばならない日……!」

京太郎「だと、いうのに!」

咲「あ、また勝った」

京太郎「咲さん強すぎじゃないですかね!」

咲「きっと『カン』が良いんだね、私。ふふふ」

京太郎(だがもう咲の荷物はない! 負けても俺が文字通り背負うリスクはない!)

京太郎(必勝の背水の陣、この勝負、ここか――)

咲「あ、次負けたら私を背負って帰ってね?」

京太郎「え゛」



宮永父「……うちの娘が、いつの間にかSM女王の才能を開花させてた件」

咲「ち、違うよ!?」

京太郎「ぜひゅー……ぜひゅー……な、何が違、ガ、ゴハッ、ゴッ、ハッ」

カン

890: 某避難所転載 2013/08/10 00:33:46 ID:F9oAPYJ+0
憩「あー東京は暑いなぁ…温暖化最悪やわー」

もこ「……」コクン

憩「こう暑いと熱中症の人が…あら?」クラッ

もこ「…?」

憩(まずったなぁ…これあかんやつや…)ドタッ

もこ「……!!」ビクッ

憩「もこ…ちゃ…」

もこ「……」オロオロ

京太郎「~~~♪」

もこ「……!」ピカーン

891: 某避難所転載 2013/08/10 00:34:09 ID:F9oAPYJ+0
憩(…んっ?)

京太郎「気が付きましたか?」

憩「…君は?」

京太郎「あの子に連れてこられました…あなたが倒れてたので…」

もこ「……」コクン

憩「あー迷惑かけてごめんなぁ?」

もこ「……」フルフル

憩「もうこんな時間やないか…阿知賀の試合始まってるやないか…」

もこ「……」コクリ

憩「うちのことはええからもこちゃんだけでも見に行ってええよ?」

もこ「……」オロオロ

京太郎「憩さんは俺が連れて行きますから先に行ってください」

もこ「……」コクリ

892: 某避難所転載 2013/08/10 00:34:45 ID:F9oAPYJ+0
憩「あぁ…うちも見たかったなぁ…」

京太郎「今から見に行きますよ?」

憩「でも…まだうち歩けそうにないんよ…」

京太郎「ならこうします!」グイッ

憩「わわっ!」

京太郎「おんぶされるのは恥ずかしいと思うけど我慢してくださいね?」

憩「ちょっとこれは恥ずかしすぎる…//」

京太郎「試合見れなくてもいいんですか?」

憩「うっ…背に腹は変えられんか…」

京太郎「今から行けば次峰戦が終わる前には着きますから」

憩「ほんま迷惑かけてごめんなぁ…」シュン

893: 某避難所転載 2013/08/10 00:35:09 ID:F9oAPYJ+0
~移動中~

京太郎「実家は病院なんですか!」

憩「うん…でもナースが熱中症で倒れるなんてダメダメやなぁ…」

京太郎「医者の不養生ってやつですか?」

憩「まったく持って反論できん…ところで聞きたいことあったんやけど?」

京太郎「なんですか?」

憩「さっき倒れたとき応急処置で…脇の下や股のところにも冷やしたタオルあったけど…まさか君が…?」

京太郎「医療行為ですから…」

憩「…えいっ!」グイ

京太郎「ちょっ…し…絞まって…」

憩「乙女の恥ずかしい部分を見た罰や…//」ググッ

京太郎「りっ…理不尽だ…」

894: 某避難所転載 2013/08/10 00:35:34 ID:F9oAPYJ+0
憩「あんなとこ見られたらもうお嫁に行けへんやん…」

京太郎「仕方ない状況でしたしそんな気にしなくても…」

憩「女の子ってのはそういうもんなんですぅ!」

京太郎「ならお詫びに俺の秘密の部分を…」カチャ

憩「もしもし!警察ですか!」ケイタイトリダシポパピプペ

京太郎「すいません!調子に乗りました!」デートシテクレマスカ?

憩「まったく…セクハラは犯罪やでー」

京太郎「暴力も犯罪やでー」

憩「んっ?なんか言ったぁ…」グググッ

京太郎「ぐへぇ…」

憩「京太郎くんおもしろいなぁ…」クスクス

895: 某避難所転載 2013/08/10 00:35:55 ID:F9oAPYJ+0
京太郎「面白いで首絞められたらたまったもんじゃないです…」

憩「まあ冗談やから…これでも感謝しとるんやで?」

京太郎「なら態度で示してくださいよ…」

憩「さっきからうちの太股撫で回してるやん…ご褒美やろ?」

京太郎「おんぶしてるから仕方ないじゃないですか!」

憩「これじゃあ不満か…ならば…えいっ!」ギューッ

京太郎「…何してるんですか?」

憩「こうやっておもいっきり抱きつけば背中で私の胸の感触が味わえるやろ?」

京太郎「…何言ってるんですか?」

憩「……」グググ

京太郎「ちょ…ごめんな…さ…絞まっ…て…」

896: 某避難所転載 2013/08/10 00:36:17 ID:F9oAPYJ+0
憩「女の子を傷つけること言ったらあかんでぇ…気にしてるんやから…」

京太郎「すいません…でも胸がなくても憩さんはかわいいですって…」

憩「お世辞でもうれしいでー」

京太郎「お世辞じゃないですよ?憩さんみたいなかわいい彼女できたら良いのになぁ…」

憩「でも京太郎くんは面白いしそれなりの顔やし彼女くらいすぐできるやろ?」

京太郎「現実ってのはそう甘くないんですよ…」

憩「私ならあいとるでー」

京太郎「ぜひ俺の彼女に!」

憩「お断りやでー」

京太郎「ですよねー」ガクッ

897: 某避難所転載 2013/08/10 00:36:44 ID:F9oAPYJ+0
京太郎「…着きましたね」

憩「ありがとなぁ…もう歩けそうやから大丈夫よ?」

京太郎「じゃあ降ろしますよ…よっと…」

憩「ご丁寧にどうも…わざわざほんとにありがとうな…」

京太郎「いえいえ…俺もこっちの方に用事あったので」

憩「お礼の1つでもせなあかんなぁ…ちょっとしゃがんでくれへん?」

京太郎「こうですか?」

憩「ええで…んっ…」チュッ!

京太郎「」

憩「あー固まってもうたか…ならうちの連絡先ポケットに入れとくでー」

京太郎「」

憩「いきなり彼女は無理やけど…お互いのこともう少しわかってから…それなら喜んで彼女さんになったるで?」


カン!

902: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 01:06:56 ID:P0JKx9PV0
怜「ごめんな、京太郎。わざわざ迎えに来て、その上おんぶまで……」

京太郎「いいてすよ別に。それより、帰ったらちゃんと皆にごめんなさいして下さいね。試合に勝つためとはいえ、あんな無茶して、心配かけたんだから」

怜「そうやな、ちゃんと謝らなな……」

怜「それにしても京太郎の背中、気持ちええなぁ」

京太郎「そうですか?」

怜「そうやで。竜華の膝もええけど、こっちもクセになりそうや」

京太郎「俺の背中でいいなら、いつでもどうぞ」

怜「ホンマに?」

京太郎「本当です」

怜「ホンマのホンマ?」

京太郎「ホンマのホンマですよ」

怜「……なんで?」

903: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 01:07:48 ID:P0JKx9PV0
京太郎「どうしました?」

怜「なんでそんなに京太郎は、ウチに優しくしてくれるん?」

京太郎「それは……」

怜「そない優しくしたら、勘違いしてまうやろ」

京太郎「……勘違い、じゃないですよ、多分」

京太郎「オレは、園城寺先輩のことが好きだから、だから……」

怜「待って、京太郎」

京太郎「はい?」

怜「その続き、インターハイが終わってから、聞かせてくれへん?」

京太郎「……はい、わかりました」

怜「それと……」

京太郎「なんです?」

怜「これからは、名前で呼んでくれると、その、うれしいなって……」

京太郎「……はい! 怜先輩!」

カン!

917: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 03:00:27 ID:oPGohwDJ0
某年某日某所

タッタッタッ

ドンッ

男の子「うわぁ!?」

女の子「きゃあ!」ドサ

男の子「てて、うわごめん! 大丈夫?」

女の子「ふぇ……」ジワッ

男の子「え?」

女の子「ふええええええ」ビエーン

男の子「わわわ!? ちょっそんな泣くほど痛かったのか!?」

918: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 03:00:58 ID:oPGohwDJ0
男の子「えーと、つまりお姉ちゃんと喧嘩して出て来ちゃったって事?」

女の子「うん……」グス

男の子「うーんっと……」

女の子「グス……ヒック……」

男の子「ほら、連れて行ってあげるから一緒に帰ろう」

女の子「……」

男の子「はぁ、よし! おんぶしてやる! 乗れ!」

女の子「ふえ?」

919: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 03:01:34 ID:oPGohwDJ0
男の子「ほら! 早く」

女の子「で、でもお父さんが知らない人に着いていっちゃダメって……」

男の子「俺! 須賀京太郎! よろしく!」

女の子「え?」

京太郎「これでもう知らない人じゃないだろ! さぁ乗れ!」

女の子「えっと、あの……わた」

京太郎「ほら早く!」

女の子「う、うん……」ヨジ

京太郎「よーし! しっかり掴まってろよ!」

タッタッタッ

女の子「わわわ」アセアセ

920: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 03:02:19 ID:oPGohwDJ0
テクテク

京太郎「ちょっとは気、晴れた?」

女の子「……」

京太郎「君はさ、どうしたいの?」

女の子「どう……って」

京太郎「お姉ちゃんと仲直りしたい?」

女の子「うん……」

京太郎「じゃあ、さ。君のほうから行かないと」

京太郎「大丈夫! 君は悪い子じゃないし、君のお姉ちゃんだってきっと仲直りしたいって思ってるよ?」

女の子「でも! ……でも、また喧嘩になっちゃったら、もし嫌いって言われたら」

女の子「怖い……」

京太郎「そうだね……誰だって嫌われるのはイヤだね」

京太郎「でも努力しないと」

京太郎「がんばらないと」

922: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 03:03:00 ID:oPGohwDJ0
女の子「でも、がんばってダメだったら……」

京太郎「また挑戦する!」

女の子「それでダメだったら!?」

京太郎「また、がんばればいいよ」

女の子「それでも……ダメ、だったら……?」

京太郎「そしたら、俺のとこに来なよ」

女の子「ふぇ?」

京太郎「それでもダメだったら、俺がまたこうやっておんぶしながら家まで送ってあげるよ」

京太郎「それなら、またがんばれるだろ?」

女の子「…………うん」

京太郎「うん!」

923: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 03:03:31 ID:oPGohwDJ0
京太郎「そういえば、まだ名前聞いてなかったね」

女の子(さっき言おうと思ったら遮ったのそっちなのに)

女の子「私、宮永咲。です……」

京太郎「サキ、か。どんな字書くの?」

咲「えっと、花が咲くの咲」

京太郎「花が咲く……咲」

京太郎「綺麗な名前だね!」ニカッ

咲「っ!?///」トクン

京太郎「よろしくな! 咲!」

924: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 03:04:04 ID:oPGohwDJ0
~数年後

京太郎「ったぁ~っくよう。補習なんてついてねぇ」

京太郎「小テストの点数くらいおまけしてくれればいいのに」ブツブツ

京太郎「今から部活行っても大した時間……あ、部長からメール着てる」

『今日の部活は終わったわよん♪ そのまま直帰で構わないから』

京太郎「oh……」

京太郎「まぁ連絡入れてもらえただけよしとするか」

京太郎「しゃーない帰るか」

咲「京ちゃん」

京太郎「ん? 咲?」

京太郎「どうしたんだ? こんな時間まで。あ、さてはまた図書館で本の虫だったんだろ」

咲「あはは、そんなとこ。一緒に帰ろうと思って待ってたんだけど、大丈夫かな」

京太郎「おう! もちろんいいぜ」

925: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 03:04:38 ID:oPGohwDJ0
テクテク

京太郎「……」

咲「……」

京太郎(さぁーてこの状況)

京太郎(示し合わせて一緒に帰るなんて高校始まって以来だな。なんかあったか)

咲「ねぇ、京ちゃん」

京太郎「うん?」

咲「おんぶ、してよ」

京太郎「は?」

咲「ダメ……?」

京太郎「いや、ダメって言うか。どうした突然」

咲「……」

京太郎「はぁー仕方ねーな。ほれ!」スッ

咲「ありがと、京ちゃん」ヨジ

926: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 03:05:25 ID:oPGohwDJ0
京太郎「掴まったか? 立つぞ」

咲「うん。大丈夫」

京太郎「よっと、お前昔とぜんぜん変わらないな」

咲「どう言う意味?」

京太郎「こういうシチュエーションなら嬉し恥ずかしなイベントがいたたたたたた」

咲「ど、う、言、う、意、味、か、な、!?」ギギギギ

京太郎「痛い痛い痛い!? 首の皮を抓らないで! 本気で痛いから!」

咲「まったく、京ちゃんはホントにエッチなんだから」プンプン

京太郎「ちょっとした冗談なのに……」グスン

咲「京ちゃんは大きくなったね」

京太郎「そうか?」

咲「うん、背中すごく大きくなった。けどこの温かさと匂いは昔のままだね」ギュッ

京太郎「汗臭いだけだ」

咲「そんなことないよ。私の好きな匂いだよ」

927: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 03:06:26 ID:oPGohwDJ0
京太郎「お前さ、マジでなんかあった?」

咲「私ね。麻雀部、…………入ったよ」

京太郎「そっか……」

咲「それだけ?」

京太郎「お前が自分で考えて決めたんだろ? ならそれでいいじゃん」

京太郎「つい最近までお前が麻雀出来る事すら知らんかった俺にどうこう言う資格無いって」

咲「……」

京太郎「お前のそれってのはさ、照さん関連の話なわけ?」

咲「それって……?」

京太郎「麻雀が嫌いとかどーとかって」

京太郎(って言うか、咲がそんな落ち込んだりするのってたいてい照さん絡みだし……)

咲「……」

京太郎「話聞いてくださいって状況作っといて黙り込むなよ」ハァ

咲「あ!? っ、ごめん……」

京太郎「あーいや、悪い。俺もいじわるな言い方だった。話したくないなら別に」

928: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 03:07:11 ID:oPGohwDJ0
咲「わからないの……」

京太郎「わからない?」

咲「うん。なんでお姉ちゃん、私を置いて行っちゃったのか。なんで疎遠になっちゃったのか……」

京太郎「…………」

咲「だから、麻雀部で全国に行ければ……この道を辿って行けば、その先にお姉ちゃんに会えるなら」

咲「京ちゃん」

京太郎「ん?」

咲「私、がんばるから」

京太郎「うん」

咲「もっとがんばるから」ギュゥゥ

京太郎「うん」

咲「もう少しだけ、こうしてて良い……?」グス

京太郎「おう」

930: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 03:09:43 ID:oPGohwDJ0
咲「えへへ、ありがと。京ちゃん」

京太郎「咲、俺さ。お前のこと……」

咲「うん?」

京太郎「いや、俺がんばってるお前を見てるのが好きなんだ。だから」

京太郎「がんばれよ! 咲」

京太郎「ずっと応援してる。そんでもしまたしんどくなったら、そん時は」

京太郎「また、俺の背中くらい貸してやるから」

咲「うん! ありがとう、京ちゃん」

咲「大好き!」


カン

948: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 03:42:32 ID:F8iGnY6w0
和「もう!ゆーきなんて知りませんからね!」

優希「のどちゃん!」ズルッ

ドシャァッ

優希「痛いじぇ……」

京太郎「おい、大丈夫かよ」

優希「誰だ?」

京太郎「足腫れてるな、立てるか?」

優希「どこの馬の骨とも知らないやつにィッ!」グキッ

京太郎「無理してんじゃねえよ、俺におぶされ」

優希「うるさい!うるさい!」

京太郎「なんだよ、人が親切してやってんのに」

優希「だからお前の手助けなんかいらないじぇ!」

京太郎「いいからとっとと乗れ、脚悪くなっても知らねえぞ」

優希「……そこまで言うなら、背負わせてやるじぇ」

京太郎「素直じゃねえやつだな」

950: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 03:43:05 ID:F8iGnY6w0
前を向くアイツの顔は見えなかった

アイツの身長とかからすると、私と同じ学年だろうか

そうやって観察をしたあと、のどちゃんとの喧嘩が頭に浮かんできた

このままのどちゃんと喧嘩したまんまなんて嫌だ

そう思って俯くと、アイツの首元におでこが当たった


「あんまし上手いこと言えないけどさ、喧嘩ができるような友達がいるってのはいいことなんだぜ」

「……まあ、頑張れよ」


そう呟いたアイツの髪は夕日に照らされて金色に輝いていた、暗い気持だった私を照らしてくれるような、眩しい金色だった


「おんぶっていいよな」

「なんか懐かしくて、なんかあったかくて、相手の顔なんて見えねえのにそいつの思ってることが伝わってくるような気がするんだ」


アイツの口調は楽しそうで、そんなアイツの言葉は今でも覚えている

951: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 03:43:37 ID:F8iGnY6w0
「おい、優希ー、着くぞー」

「わかってるじぇ、ちょっと黙ってろ!」

「痛っ!お前後で覚えてろよー!」


今の私は夕日の中で京太郎の頭を見ていた

かんしょーを邪魔されたので腹いせに頭を叩くと、笑半分怒り半分の声が返ってくる

今日の体育でけがをした私は京太郎におんぶをされて、いつかの道を通っていた

降りる場所は、京太郎と私の家までの道を分かつ交差点、そこはもう目の前だったけど、京太郎の背中から離れるのは名残惜しかった

京太郎が麻雀部に見学に来たとき、私は一目でアイツだと気付いた。でも京太郎は私を見るとすぐにのどちゃんのおっぱいへ目線を移した

感想を言うと、久しぶりの京太郎の背中はあったかくて、懐かしかった

だからだろうか、おんぶをされて、励まされたことを私は覚えているのに、京太郎は気づかない。その寂しさともどかしさが私にはたまらなかった

952: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 03:44:11 ID:F8iGnY6w0
だけど―――



「なあ、優希」

953: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 03:44:43 ID:F8iGnY6w0
「おんぶっていいよな」






カン!

961: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 04:23:09 ID:3HP4Eoo30
あの夢のようだったインターハイは瞬く間に過ぎ去り、
早まった日の暮れが夏の終わりを告げている。
落ちかけた夕焼けに染められた部室は、いつもと変わらない光景のはずだったけれど
私には他の何所よりも眩しい。
そんな感傷に浸りながら思い出に馳せていた私は不意に現実に引き戻される。

「部長」

ベッドに腰かけていた私の顔を覗き込むように須賀君が声をかけてきていた。
彼の方へ向きなおす。

「あら、私はもう部長じゃないわ」

私は今日この麻雀部を引退したのだから。
そう言わんばかりの返事に竹井先輩、と口ごもりながらも律義に呼びなおしてくる彼が可愛い。

「そろそろ時間です」

時計を見れば下校時間までもうわずかにせまっていた。
帰らなければ。
とはいえ、須賀君の手伝いもあり後はまとめた荷物を持って立ち去るだけなのだけど。
でも今の私はそれができずにいた。

962: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 04:25:46 ID:3HP4Eoo30
「……もう少しだけここにいたいの」

ここには私の青春が詰まっているから。
だからここが私の居場所ではなくなってしまうということを受け入れたくない。
今ここを出て行けば全てを失くしてしまうようで怖い。
ただのわがままだ。

私は弱い。
せめて最後くらい、今日くらい、格好つかないものか。
俯いてしまった彼に、取り繕うようにたずねる。

「ねえ須賀君?」

「はい」

「君には用を押しつけてばかりになっちゃったけどね、須賀君は……楽しかったかな?」

「はい。俺、麻雀部に入って本当によかったです」

「そっか……」

嬉しいけれど、それはなぜかとても淋しい。
まっすぐな彼の言葉が引き金となったかのように抑えられない感情が込み上げてくる。
鼻の奥がツンとする。きっと今私の顔はひどく歪んでいることだろう。
参ったな。こんなはずじゃなかったのに。
誤魔化すように言葉を繋ぐ。

963: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 04:28:22 ID:3HP4Eoo30
「じゃあ、最後にもうひとつお願いしていいかしら?」

いつも通りにと思うほど耐えられない。
自分でもわかるくらいに声が震えてしまっている。

「なんですか?」

「ちょっとあっち向いててくれる?」

「え……?」

「い、い、か、ら」

上手くは言えていなかったと思うがもうかまわない。
私は静かに後ろを向いた彼の背中におぶさるように飛び乗った。
これでもう彼に私の顔は見えないのだ。
あとは驚いてバランスを崩しかけた須賀君を傍目に囁くだけだ。
いつもからかうように。なるべくいたずらっぽく。

「今夜は帰りたくないの。だから、君がここから連れ出して?」

最後の一言は声が掠れてひどいものだった。
須賀君は冗談らしいため息ひとつで返して、背中で泣きじゃくる私を運んでくれた。
結局私の涙が枯れたのは夜闇につつまれた田舎道の中だった。

965: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 04:30:33 ID:3HP4Eoo30
秋を感じさせる夜風は涼しく、泣きはらして熱をもった頬に涼しい。
でも、街灯に照らされた道路を歩く須賀君の背中はあたたかで私の気持ちを落ち着かせた。

「ねえ、須賀君」

返事はなかったけれど。

「……ありがと」

不甲斐ない私の言葉を背中で受け止めてくれた彼が、
私の初恋の人だったかもしれないと気付いたのはそれから随分先のことだった。



以上

967: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 04:59:08 ID:P0JKx9PV0
晴絵「ごめんね須賀くん、他校の生徒にこんなことさせちゃって。まさかあんなところに小鍛冶健夜が……」

京太郎「会って挨拶しただけで腰抜かすって、赤土さんって本当に小鍛冶プロが好きなんですね」

晴絵「違う! あいつのせいで私は、私は、う、ゥオェエェ!」

京太郎「ち、ちょっと吐かないで下さいよ!」

晴絵「だ、だいじょーぶ、だよ……?」

京太郎「しっかりして下さいよ」

晴絵「うぅ、面目ない。あ、そこの角曲がってすぐの部屋が……」

灼「……」

晴絵「あ、灼、ただいま」

京太郎「あ、阿知賀の方ですか。俺、清澄のすが……って、ちょっと!」

晴絵「ま、まって灼! あなたは大きな誤解を……」

ガチャ、バタン!!

晴絵「してるぅ……」

968: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 05:00:13 ID:P0JKx9PV0
ガチャリ

京太郎「あ、戻ってきた。よかった。実は赤土さんが腰を……」

バンッ!!

京太郎「抜かして、しま、しま……」

灼「……ハルちゃんをおろせ」

京太郎「そ、そのボーリングの球はいったい……」

灼「いいからおろせ!」

京太郎「は、はい! あ、赤土さん、立てます?」

晴絵「か、壁に手をつけばなんとか」

京太郎「よかった。それならもう……」

バンッ!!

京太郎「ハイナンデショウ!」

灼「そのまま回れ右、そして三つ数える内に私達の視界から、消えろ……」

晴絵「あ、あのね灼、これはそういうんじゃなくてって須賀くんもういないし!」

969: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 05:01:10 ID:P0JKx9PV0
~その頃

京太郎「あの娘恐かったなあ。また寒気がしてきた」ガクブル

京太郎「あれ? 寒気が止まんない?」((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

咲「京ちゃん」ゴゴゴゴ…

京太郎「咲? ど、どうしたお前、なんか雰囲気が……」((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

咲「さっきおんぶしてた女の人、誰?」ゴゴゴゴゴゴ…

京太郎「いや、あの……」((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

咲「誰なの? ねえ、誰なのって聞いてるんだよ?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

京太郎「((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」

咲「誰なのよッ!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

京太郎「(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル」ショワァ…

カン

982: 某避難所転載 2013/08/10 08:59:47 ID:NUfjTs3H0
哩「んひぃぃいぃっ!」ビクッ

姫子「ああぁぁああぁぁっっ!」ビビクン

京太郎「どうしたんですか!!」

哩「あぁ…これ…気持ちよすぎて…」

姫子「ぶ…ちょ…26藩は…しゅご…すぎ…」

京太郎「…」

煌「…」チラッ

京太郎「配牌で純正九蓮宝燈だと…これを縛ったのか…」

煌「とりあえずこの2人をどうにかしないと…もう下校時間です…京太郎くんは姫子をお願い」ハァ

京太郎「煌先輩は一人で平気ですか?」

煌「安河内先輩でも呼んでに2人で運びますよ…」

京太郎「それじゃあそっちはお願いします…よっと!」

煌「おお…おんぶとは大胆な…すばらっ!」

983: 某避難所転載 2013/08/10 09:00:14 ID:NUfjTs3H0
姫子「京太郎…ごめ…ん…」

京太郎「いえいえ…これぐらいならなんでもないですから…」

姫子「はぁ…んんっ!」

京太郎(てかさっきから背中で姫子先輩が息を荒くしていて…それが首筋に当たってやばい…しかもいいにおいするし…)

姫子「あっ!ああっ!」ビビクン

京太郎(たまに小刻みに震えたりして…なんかエロい…あとYシャツの下のほうが濡れてるんだが姫子先輩の汗だろうか?)

姫子「んっ…」モゾモゾ

京太郎(やめて!体こすり付けないで!やわらかい感触がまずいの!)

姫子「えへへ…」ギューッ

京太郎(そんな強く抱きつかれたら…背中に小さいけど確かなおもちの感触が!)

姫子「きょーたろー…」

京太郎(…もうお持ち帰りして良いんじゃないだろうか?)

姫子(こげんアピールしても手ば出さんとは…もっと過激なことせんといかんね…)

カン!

987: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 10:05:40 ID:F8iGnY6w0
絹恵「痛たたたた……ホンマにすまんなぁ、京太郎くん」

京太郎「このくらいへっちゃらですから」

絹恵「せやったらもーっと体重かけるなー」ムギュゥ

京太郎「はうっ!?」

京太郎(絹恵さんのおっぱいと太ももが俺の上半身に寄せられているゥ!?)

京太郎「ブフォッ」ドバァ

京太郎(なんつー破壊力、流石は絹恵さんだぜ!)

京太郎(って、いやいや、そうじゃなくて、ここは姫松高校のマネージャーとして注意しなきゃだよな)フンス

京太郎「まったく、絹恵さんの丸いものを見たら蹴る癖、いいかげん治してくださいよ」

絹恵「いやーそれは体に染みついてもうたーというか……その……京太郎くんも中学おったから知っとるやろ」

京太郎「知ってますけど、今回だってなんで超合金カーネルの頭なんか蹴ってんですか、ってか超合金カーネル・サンダースって何だよ」

京太郎「とにかく、心配したんですからね?」

絹恵「うん……ごめんな」

京太郎「ったく、なんで洋榎さんといい絹恵さんといい愛宕家は……」ブツクサ

988: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 10:06:13 ID:F8iGnY6w0
絹恵(京太郎くんに怒られてもうた、あはは)

絹恵(おんぶも気持ちええし、ほんまお父さんみたいやな)

絹恵(年齢的に言えば弟やけど)

絹恵(……お父さんにおんぶしてもろたことないやん)

絹恵(そんなんしてもらう前に死んでもうたからなぁ)

絹恵(やっぱり今は京太郎くんの時代やな、一家に一台京太郎くん!なんつって)

絹恵「京太郎くーん」

京太郎「何ですかー?」

絹恵「私のお父さんにならへん?」

京太郎「嫌です」

絹恵「即答した!?」

989: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 10:07:18 ID:F8iGnY6w0
絹恵「もっと迷うと思ったんやけど」

京太郎「絹恵さんの父親なんて距離、嫌ですから」

京太郎「俺は、もっと……」カァァ

京太郎「もっと絹恵さんの傍にいたいですから」ボソボソ

絹恵「そ、そっか……」

京太郎「……」カァァ

絹恵「……」カァァ

絹恵「すっ、進むスピード遅いで!はよ歩きぃ!」バシバシ

京太郎「のんびりゆっくりまったり行きましょうよー」

絹恵(今のって、告白ってことでええんやろか?)

京太郎(何やってんださっきの俺!絹恵さんが何も聞いてなくて返事に困ってたみたいだから良かったものの)

京太郎(二人でインターハイに行けたときに告白するって決めたんじゃないか!ホント何してんだ!)

京太郎(まあ告白したとしても
                 「弟とか、そんなんみたいやと思ってたさかい、ごめんな」
                                                   とか言われてフられるんだろうな)

京太郎(それで俺たちの関係が遠くなるっていうのは嫌だから告白したくない俺もいるわけで……)

991: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 10:08:16 ID:F8iGnY6w0
絹恵(私は、京太郎くんのことをどう思っとんやろ)

絹恵(頼りになるお兄ちゃん?偶に甘えてくる弟?)

絹恵(あと、一緒におると胸がドキドキして、これは何なんやろ、動悸?息切れ、気つけ……救心?)

絹恵(それは置いといて)

絹恵(自分の気持ちがようわかれへんわ)

絹恵(京太郎くんは私のことが好きなんやろか、私は京太郎くんのことが好きなんやろか)

絹恵(……やっぱりようわかれへん)

絹恵「……はぁ」

京太郎「ため息吐くと、幸せが逃げますよ」

絹恵「私は、京太郎くんとおれるだけで幸せやから」

絹恵「むしろ古い幸せを捨てて新しい幸せを吸ってるんや」

京太郎「さっぱりわっかんねー」

992: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 10:08:48 ID:F8iGnY6w0
絹恵「……京太郎くんは、私とおれて幸せ?」

京太郎「俺は……毎日が幸せですよ」

絹恵「大袈裟やなぁ」

京太郎「こんなこと言うの、絹恵さんだけですよ」

絹恵「……お互い、どうして面と向かって言えないんやろか」

京太郎「おんぶしてるからじゃないっすか」

絹恵「そらそうやけど……なんかもうアホらしなってきよったわ、家でカルピス飲みたい」

京太郎「あ、俺も飲みたいです!」

絹恵「ほなこのまま家までよろしくなー」

京太郎「了解です!」

993: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 10:09:21 ID:F8iGnY6w0
京太郎(そうか……そうだったんだ!)

京太郎(走れば走るほど、絹恵さんのおっぱいは弾み、弾んだおっぱいは俺の背中に当たる!)

京太郎(つまり速く走ればその分絹恵さんのおっぱいを楽しめる!)

京太郎(クッソ、なんでこんな簡単なことに気づかなかったんだバーロー!)ダダダダ

絹恵(今なら、抱き着いてもばれへんやろか……)ドキドキ

絹恵(ほんの少し大胆になるくらいやったら……ええやろ)ギュッ

京太郎(は、弾まなくなった……だと……?)

京太郎(弾まなくなった割には背中には柔らかい感触がある、これは……まさか……)

おっぱい「残像だ」

京太郎(なんだよ残像って)

994: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10 10:10:07 ID:F8iGnY6w0
絹恵「今日は迷惑かけてもうたね」

京太郎「いえ、呼んでくれればどこでも行きますし、なんでもしますよ」

絹恵「ふふっ、頼もしいヒーローさんやな」

京太郎「そうでしょうそうでしょう、もっと褒めてください」

絹恵「じゃあ、そんなヒーローさんにお礼するから、目閉じてくれる?」

京太郎「はい……」

絹恵「……京太郎くんの気持ち、全部届いとったで」

絹恵「今度は、もっとちゃんとした言葉で聞かせてな」

絹恵「私もその頃には自分の気持ち、京太郎くんに伝えるから」

絹恵「今はまだ待ってな」

絹恵「……あと」

絹恵「いっつもおおきに」


チュッ

カン


京太郎「おんぶっていいよな」
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1375789615/)