9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/10 19:01:55 ID:WavDXRdt0
櫻子「と、言うわけだから」

向日葵「はぁ?あなた何いってるか分かってますの?」

櫻子「だって向日葵いつもしつこいんだもん」

向日葵「いつもはあなたからでしょうが!」

櫻子「なので、これからはあかりちゃんとゆりゆりします」

002

11: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 19:17:08 ID:WavDXRdt0
櫻子「あかりちゃーん!」ダキッ

あかり「さ、櫻子ちゃん!急にどうしたの?」アワアワ

櫻子「やだなぁ。いつも通りだよ」チラ

向日葵「」イライラ

12: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 19:22:56 ID:WavDXRdt0
櫻子「あれぇ?向日葵どうしたの?」ニヤニヤ

向日葵「別に何でもごさいませんわ」


ちなつ「あれ?3人ともこんな所でどうしたの?」

向日葵「吉川さーん!」ダキッ

櫻子、ちなつ、あかり「!!」

ちなつ「ひ、向日葵ちゃん?ど...どど、どうしたの?」

14: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 19:25:45 ID:WavDXRdt0
向日葵「会いたかったですわぁ!」ギュウ

ちなつ「ちょ、向日葵ちゃん!あた...当たってる///」

ムニッ

向日葵「迷惑ですか?」ウルウル

ちなつ「!!」


櫻子「」イライラ

15: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 19:27:44 ID:WavDXRdt0
櫻子「あかりちゃーん!」ダキッ

あかり「まっ、また!」

あかり「櫻子ちゃん、ち...近いよ///」

スカスカ

櫻子「あかりちゃん、迷惑?」

あかり「!!」

16: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 19:31:27 ID:WavDXRdt0
向日葵「吉川さん、お願いがありますの」

ちなつ「な、何かな...?」

向日葵「今日...泊まりに来て頂けませんか?」

櫻子「!!」

17: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 19:37:13 ID:WavDXRdt0
ちなつ「え?」

向日葵「嫌ですか?」ウルウル

ちなつ「ううん!嫌じゃない、嫌じゃない」アタフタ

向日葵「嬉しいですわ!」ギュウ

ムニュ

ちなつ「///」


櫻子「......」

18: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 19:44:20 ID:WavDXRdt0
櫻子「あかりちゃん!」

あかり「!」ビクッ

櫻子「あかりちゃん、今日私の家泊まりに来て!あっ、でも家にはねーちゃんや花子が...」

あかり「櫻子ちゃん?」

櫻子「...あかりちゃんの家」

あかり「ん?」

櫻子「あかりちゃんの家に行ってもいい?」

19: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 19:46:55 ID:WavDXRdt0
あかり「あ、あかりは別にいいけど...」チラッ

向日葵「...」プイッ

櫻子「やったぁ!」ダキッ

あかり「わぷっ」

櫻子「あかりちゃーん」ギュウ

スカスカ

向日葵「」イライラ

21: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 19:52:38 ID:WavDXRdt0
櫻子「ちなつちゃん」

ちなつ「ん?どうしたの?」

櫻子「向日葵には気をつけた方がいいよ」

ちなつ「何で?」

櫻子「向日葵って、ガチじゃん?今さっきだって凶悪なおっぱいでちなつちゃん誘惑してたじゃん」

向日葵「あ~ら、嫉妬とは見苦しいですわね」

櫻子「はぁ!?別に嫉妬なんてしてないし!」

向日葵「あら?気付かなかったとでも?あなたが必死に無い胸を当ててたのが」

櫻子「!」ムカッ

23: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 20:07:50 ID:WavDXRdt0
あかり「二人とも今日はどうしたの?」アセアセ

櫻子「別に!」プイッ

向日葵「あなたが原因でしょうが!」

櫻子「何でだよ!」

向日葵「もういいですわ!行きましょ、吉川さん」プイッ

櫻子「こっちこそ!行こう、あかりちゃん」

ちなあか「......」

24: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 20:10:09 ID:WavDXRdt0
あかり「待って櫻子ちゃん」ワタワタ

あかり「......」チラッ

向日葵「......」

ちなつ「向日葵ちゃん...元気だして」

向日葵「...大丈夫ですわ。私達も行きましょうか」

27: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 20:15:28 ID:WavDXRdt0
櫻子(何だよ!向日葵のバカ)

櫻子(もういいもん。私にはあかりちゃんがいるもん)

櫻子(......バカ)



向日葵(櫻子のバカ。アホ)

向日葵(もう宿題もクッキーも知りませんから)

向日葵(......バカ)

29: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 20:19:28 ID:WavDXRdt0
~あかり宅~

あかり「ただいま~」ガチャ

あかね「おかえり、あかり」

あかり「お姉ちゃん帰ってたんだ」

あかね「えぇ。あかり?そこの子は?」

あかり「うん。今日家に泊まる事になった櫻子ちゃん」

櫻子「は、初めてまして!」ペコッ

30: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 20:25:41 ID:WavDXRdt0
櫻子「あかりちゃんの恋人の大室櫻子と言います!」ペコッ

あかり「ええええ!!」

あかね「」ピシッ

あかり「ちょ、櫻子ちゃん!いつなったの」ワタワタ

櫻子「今なったの」

あかね「あ...あら......随分元気な子じゃない」

櫻子「元気なのが取り柄です!」ビッ

32: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 20:31:33 ID:WavDXRdt0
櫻子「という訳で、宜しくお願いします!お義姉さん!」

あかね「...あなたにお姉さんと言われる筋合いは無いのだけれど」

櫻子「やだなぁ、緊張しなくてもいいですよ」

あかね(何なのこの子?全然会話が通じないわ)

あかり「櫻子ちゃん、早くあかりの部屋いこ」アワワ

34: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 20:35:42 ID:WavDXRdt0
~向日葵宅~

向日葵「さぁ、吉川さん上がって下さいな」

ちなつ「お邪魔します」ペコッ

楓「おねーちゃーん!」タタタ

向日葵「楓、ただいま」ナデナデ

楓「お姉ちゃん?こちらのお姉ちゃんは?」

向日葵「紹介しますわ。吉川ちなつさん、これからは楓もよくお世話になると思いますわ」

35: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 20:40:56 ID:WavDXRdt0
ちなつ(一体何がどうなってるの?)

楓「...」ジー

ちなつ「ん?...ハッ!よ、宜しくね」ナデナデ

楓「エヘヘ、ありがとう」

ちなつ(...可愛い子だな)

楓「...」ジー

ちなつ「どうしたの?」

楓「おねーちゃん、誰かに似てるの」

36: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 20:55:22 ID:WavDXRdt0
ちなつ「」ギクッ

楓「分かった!ミラクるんだ!」

向日葵「楓、お姉ちゃん困ってますわ」

楓「はぁ~い」シュン

ちなつ「ごめんね...楓ちゃん」

37: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 21:01:12 ID:WavDXRdt0
向日葵「吉川さん、わたくしの部屋に」

ちなつ「うん。またね、楓ちゃん」ナデナデ



あかり「櫻子ちゃん、急に変な事言うから、あかり吃驚したよぉ」

櫻子「いいじゃん、私あかりちゃんの事好きだし」

あかり「え?」

櫻子「...え?」

櫻子「そ、それより何かしようよ」アセアセ


あかね「......」キリキリ

38: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 21:04:22 ID:WavDXRdt0
あかね(いきなりやって来て、あかりの恋人ですって?)

あかね(......そう簡単にあかりは渡さない)


コンコン

あかね「あかり、ジュースとお菓子持って来たわよ」

あかり「わぁい、ありがとう、お姉ちゃん」

櫻子「わあっ、ありがとう、お義姉ちゃん」

あかね「」

40: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 21:06:38 ID:WavDXRdt0
あかね「さ...櫻子ちゃんで良かったかしら?」

櫻子「はい!わぁ、もう名前覚えて貰えた」パァァ

あかり「良かったね、櫻子ちゃん」

あかね「」

41: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 21:08:28 ID:WavDXRdt0
あかね(まずいわ...この子、ただ者じゃないかも...)

あかね「......」チラッ

櫻子「?」

あかね「......」ニコッ

櫻子「...」ニコッ

あかね「」

42: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 21:12:49 ID:WavDXRdt0
あかり「どうしたの、二人とも?」

櫻子「お義姉さんと心を通わしてる所なのです」

あかり「もぅ仲良しさんなんだぁ」

あかね(まずい...この流れは...)

櫻子「お義姉さん、そろそろあかりちゃんと二人っきりになりたいんですが」

44: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 21:20:10 ID:WavDXRdt0
あかね「......あかりと二人っきりになってどうするつもりかな?」ギロッ

櫻子「そりゃ、恋人同士が二人っきりと言ったらする事は一つですよ」

あかり(何?この雰囲気...)

あかね「あまり羽目を外さないようにね」

櫻子「やだなぁ、大丈夫ですよ。私に羽目なんて着いてませんもん」

あかね「???そ、そう。それは良かったわ」

櫻子「はい!」ニコニコ

あかね「あかり、困ったことがあったら何時でも呼ぶのよ?」

あかり「うん!お姉ちゃん顔色悪いけど大丈夫?」

あかね「...気のせいよ、それじゃあね」ガチャ

45: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 21:23:08 ID:WavDXRdt0
あかね(......負けた)

あかね(何なのあの子?全然会話が通じないわ)

あかね(...訳が分からないわ)





向日葵「吉川さんどうぞ」スッ

ちなつ「ありがとう、向日葵ちゃんのクッキー美味しいんだよね」

向日葵「まぁ、お上手ですわ」

48: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 21:28:54 ID:WavDXRdt0
ちなつ「...ねぇ、向日葵」

向日葵「はい?」

ちなつ「櫻子ちゃんと何があったの?」

向日葵「......多分ですが、わたくしが他の子と親しくしてたのが気に入らなかったんだと...」

ちなつ「焼きもち妬いてたのかなぁ」

向日葵「...そう...ですかね...」

49: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 21:34:01 ID:WavDXRdt0
ちなつ「そうだよ、櫻子ちゃん寂しがりだもん」

ちなつ「だから、元気だして。明日にはいつもの櫻子ちゃんにもどってるよ」

向日葵「...吉川さん、ありがとうございます」

ちなつ「うん!」

向日葵「優しいのですね」

ちなつ「そんなのじゃないよ。友達が困ってたり、落ち込んでんだもん、普通の事だよ」

向日葵「......」スッ

ちなつ「ん?」

ギュ

向日葵「...///」

50: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 21:35:44 ID:WavDXRdt0
向日葵「嬉しいですわ」

ちなつ「///」

向日葵「何だか元気が出てきましたわ」

ムニュ

ちなつ「!!」




ちなつ「ねぇ...向日葵ちゃん......」

52: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 21:40:31 ID:WavDXRdt0
~あかり宅~

あかり「ちょ...櫻子ちゃん...ダメだよ、そんな」

櫻子「あかりちゃん、良いでしょ?私達...恋人同士なんだから」

あかり「それは...櫻子ちゃんが勝手に決めた...」

あかり「だ、ダメ!」

櫻子「あかりちゃーん!」


あかね「!?」

57: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 22:08:49 ID:WavDXRdt0
あかね「何やってるの!」バン

さくあか「へ?」

あかね「あら?」

櫻子「やだなぁ、ゲームですよ」エヘヘ

あかり「だって櫻子ちゃん強引に進めるんだもん」

櫻子「そりゃ、結婚イベントだもん。前進あるのみ」

あかり「も~、ちゃんと順序良くしないと」


イチャイチャ


あかね「」

58: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 22:11:41 ID:WavDXRdt0
あかね「し...失礼したわ」



あかね(私が振り回されるなんて......)

あかね(櫻子ちゃん......いいわ、認めてあげるわ)

あかね(この私を本気にさせるなんて)

あかね(うふふ...どこまで耐えれるかしらね)

60: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 22:13:14 ID:WavDXRdt0
トントン

あかり「はーい」

あかね「二人ともご飯よ」ガチャ

あかり「うん!今行くね」

櫻子「やったー!」

あかね「......」

61: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 22:19:29 ID:WavDXRdt0
あかね(まずは、好き嫌いからね。姑みたいで嫌だけどこれもあかりのため)

あかね(あのくらいの子なら誰だって好き嫌いはあるはず...)

あかね(悪く思わないでね...)


櫻子「うわぁ、お義姉さんの手料理楽しみだなぁ」ワクワク

あかり「櫻子ちゃんは食いしん坊さんだね」

櫻子「えへへ、そうかな?だって、あかりちゃんと一緒に食べれるんだもん、それだけで嬉しいよ」ニコッ

あかり「えへへ///櫻子ちゃんったら大袈裟なんだから」


あかね「」

62: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 22:23:40 ID:WavDXRdt0
あかね「さ、さぁいただきましょ」

さくあか「いただきます!」

モグモグ モグシ モグシ


櫻子「あっ...」

あかり「どうしたの?」

63: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 22:26:50 ID:WavDXRdt0
櫻子「ニンジン...」

あかね「......」ニヤ

あかね「あら?どうしたのかしら」

櫻子「あ...あの......」

あかね「もしかして、ニンジン駄目だった?」

あかね「駄目じゃない、好き嫌いしちゃ。あかりを見てごらんなさい?」

あかり「......」

64: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 22:30:31 ID:WavDXRdt0
あかね「...あかり?」

あかり「ごめんなさい。あかり...セロリさん...」グスッ

櫻子「あ、あかりちゃん!」

あかり「?」

櫻子「私、セロリ大丈夫だから食べてあげる!そ...そのかわりだけど...」

あかり「うん!ありがとう。ニンジンさんはあかりがもらうね」

櫻子「じゃあ、あかりちゃん、あーん」スッ

あかり「あーん。櫻子ちゃんも、あーん」


あかね「」

66: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 22:33:47 ID:WavDXRdt0
あかね(櫻子ちゃんを意識するあまり、あかりがセロリを苦手な事を...)

あかり「えへへ、美味しいね」

櫻子「すっごく美味しい!お義姉さん、まるでシェフみたい!」

キョウハスッゴクタノシイネ
オカワリシテイイカナ



あかね「......」

67: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 22:42:13 ID:WavDXRdt0
あかね「...」グスン


あかり「お姉ちゃん?」

あかり「ど、どうしたの?」ワタワタ

あかね「何でもないわ、ちょっと目にゴミが...」

櫻子「た、大変だ!早く水で」アセアセ

あかり「櫻子ちゃん落ち着いて」

櫻子「それと拭くもの...」キョロキョロ


あかね「......」

69: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 22:45:43 ID:WavDXRdt0
あかね(あかりがこんなにも幸せそうなのに、私ったら...)

あかね(あかりも大きくなったのね......)

櫻子「お義姉さん!水持って来たので...わっ!」コテ


びしゃぁあ


櫻子「わ...あ、あの」ガクガク

あかり「お姉ちゃん、だ、大丈夫?櫻子ちゃんもわざとじゃ...」

72: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 22:48:46 ID:WavDXRdt0
あかね「......」

櫻子「ご...ごめんなさい」シュン


あかね「...櫻子ちゃん」ニコッ

あかね「大丈夫よ。それより櫻子ちゃんは怪我しなかった?」

櫻子「は、はい!」パァァ

あかね「そう、良かった」ナデナデ

櫻子「えへへ」

あかり「......」ニコニコ

73: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 22:52:02 ID:WavDXRdt0
あかね「二人ともお風呂入ってきなさい。後片付けはしとくわ」

あかり「いいの?」

あかね「えぇ、行ってらっしゃい」

あかり「うん!櫻子ちゃん、一緒に入ろ」

櫻子「やったー!入る入る!」

あかね(これでいいのよね...)

74: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 22:53:59 ID:WavDXRdt0
~夜~

あかり「お姉ちゃん、あかり達もう寝るね」

あかね「お休み、あかり、櫻子ちゃん」

櫻子「お休みなさい、お義姉さん」ペコッ

75: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 22:55:59 ID:WavDXRdt0
あかり「...zzz」

櫻子「あかりちゃん?」

あかり「」

櫻子「もう爆睡してる...」

櫻子「......」


櫻子(...向日葵何してるかな?)

76: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 23:00:35 ID:WavDXRdt0
櫻子(何でケンカしたんだっけ?)

櫻子(...あかりちゃんに悪い事したな......)

あかり「...ムニャ......櫻子ちゃん...向日葵ちゃん」

櫻子「!?」ビクッ

櫻子「......」

櫻子(...あかりちゃん)ナデナデ

77: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 23:03:21 ID:WavDXRdt0
~次の日~

あかり「櫻子ちゃん!起きて!学校の時間だよ」ユサユサ

櫻子「う~ん...もうちょっと」ムニャムニャ

あかり「ダメだよぉ」ユサユサ

櫻子「...むぅ、あかりちゃんってば厳しいなぁ」フワァ

78: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 23:05:29 ID:WavDXRdt0
あかり「お姉ちゃん、行ってくるね!」

あかね「行ってらっしゃい」

櫻子「あの...昨日はお世話になりました!」ペコッ

あかね「えぇ、またいつでも来なさい」

櫻子「はい!行ってきます!」

79: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 23:07:11 ID:WavDXRdt0
~通学路~

あかり「櫻子ちゃん...」

櫻子「ん?」

あかり「向日葵ちゃんと仲直りできる?」

櫻子「......」

櫻子「分かんない...」

80: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 23:09:31 ID:WavDXRdt0
あかり「...そう」

あかり「大丈夫だよ!きっと仲直りできるよ!」

櫻子「...うん。ありがと」



「あかりちゃん」


あかり「?」クルッ

81: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 23:10:42 ID:WavDXRdt0
ちなつ「おはよう、あかりちゃん、櫻子ちゃん」

あかり「おはよう、ちなつちゃん」



向日葵「......」

櫻子「......」

82: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 23:12:12 ID:WavDXRdt0
向日葵「櫻子......後でお話がありますの」

櫻子「私も、話がある」

向日葵「そう。ではお昼休みにでも」


ちなあか「......」

85: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 23:15:31 ID:WavDXRdt0
~昼休み、生徒会室~

向日葵「遅いですわよ...」

櫻子「うるさいなぁ、私にだって心の準備って物が...」

向日葵「櫻子...わたくし......」


櫻子「向日葵...昨日はごめん!」ペコッ

向日葵「櫻子?」

86: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 23:18:08 ID:WavDXRdt0
櫻子「その...言い過ぎた!反省してる」

向日葵(櫻子が自分から謝るなんて...)

向日葵「いえ...わたくしこそ、申し訳ありませんわ」ペコリ


ひまさく「......」


櫻子「もういいって!それより私、向日葵に話があるんだ」

87: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 23:20:57 ID:WavDXRdt0
向日葵「あら!わたくしもあなたに言っておきたい事があるんですの」

櫻子「何だ、お前もか」

向日葵「えぇ」

櫻子「向日葵!」

向日葵「......」

櫻子「私、あかりちゃんが好き!あかりちゃんはどう思ってるか分からないけど、私はあかりちゃんが好きなんだ!」

90: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 23:24:51 ID:WavDXRdt0
櫻子「最初は当て付けみたいな感じだったけど、あかりちゃんと一緒にいて、あかりちゃんが大好きになった!」

櫻子「私、あかりちゃんに告白する!本気で好きだって言ってくる!」

向日葵「......良かったですわね」

向日葵「あなたの恋、応援しますわ」

櫻子「...ありがと」

91: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 23:27:20 ID:WavDXRdt0
櫻子「って!私の事ばっかりじゃないか!向日葵はどうなんだよ?」

向日葵「わたくしは...その......」モジモジ

櫻子「何だよ、ハッキリ言えよ」

向日葵「......えぇ、吉川さんが好きですわ」

92: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 23:29:53 ID:WavDXRdt0
~回想~

ちなつ「ねぇ...向日葵ちゃん......」


向日葵「どうしました?」

ちなつ「.........くれない?」

向日葵「え?良く聞こえませんでしたわ」

ちなつ「おっぱい触らしてくれない?」

向日葵「...え?」

94: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 23:31:41 ID:WavDXRdt0
向日葵「あの?吉川さん?」

ちなつ「あのね...さっきからずっと気になってたの」

ちなつ「向日葵ちゃんが引っ付くたび、私に当たってて...」

向日葵「あの、だからと言って」

96: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 23:34:11 ID:WavDXRdt0
ちなつ「実は前から触ってみたかったの」

向日葵(吉川さん...顔が......)

ちなつ「少しだけ...少しだけだから」

向日葵「......分かりました」

向日葵(吉川さんを捲き込んでしまいましたもの、これくらいは)

98: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 23:35:34 ID:WavDXRdt0
ちなつ「じゃあ...触るね?」

向日葵「......はい」


タプン ムニュ


ちなつ「!!」ビリビリ

向日葵「///」

100: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 23:37:02 ID:WavDXRdt0
ちなつ「......」

ムニュ プニプニ


向日葵「...あん///」


ちなつ「!?」ゾワゾワ


ちなつ「向日葵ちゃん!」グイッ

101: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 23:39:36 ID:WavDXRdt0
向日葵「ちっ、近いですわ!///」

ちなつ「...可愛い」ボソッ

向日葵「...へっ?」

ちなつ「向日葵ちゃんすっごく可愛い!」

向日葵「あ...ありがとうございます。け...けど、ち...近いですわ///」

102: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 23:41:32 ID:WavDXRdt0
ちなつ「向日葵ちゃん、もっと触っていい?」

ムニュ プニプニ タプタプ


向日葵「あっ///」

向日葵「こ...これ以上は...」



チュッ



向日葵「!?」

103: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 23:43:26 ID:WavDXRdt0
ちなつ「ご...ごめん」

ちなつ「き...キスはするつもりは......」

向日葵「い...いえ......」ドキドキ

向日葵(わ...わたくしのファーストキス......)

106: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 23:48:57 ID:WavDXRdt0
向日葵(な、何故か...嫌じゃない...それ所か......)

向日葵(凄く...凄くドキドキしますわ)

ちなつ「ごめんね、向日葵ちゃん。私、調子に...」

向日葵「本当に気にしないで下さい」

向日葵「その...嫌じゃなかったので」

ちなつ「向日葵?」




楓(ふわあぁぁ、ミラクるんのお姉ちゃん凄い......)

楓(向日葵おねえちゃんが...)

楓(......)

108: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 23:51:37 ID:WavDXRdt0
向日葵(な、何故か...嫌じゃない...それ所か......)

向日葵(凄く...凄くドキドキしますわ)

ちなつ「ごめんね、向日葵ちゃん。私、調子に...」

向日葵「本当に気にしないで下さい」

向日葵「その...嫌じゃなかったので」

ちなつ「向日葵ちゃん?」




楓(ふわあぁぁ、ミラクるんのお姉ちゃん凄い......)

楓(向日葵おねえちゃんが...)

楓(......)

109: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 23:55:11 ID:WavDXRdt0
櫻子「向日葵?」

向日葵「......」

櫻子「おい!」

向日葵「!」ビクッ

櫻子「なにさっきから、ぼーっとしてんだよ」

向日葵「いえ...」

向日葵(吉川さんのキスや手つきが忘れられないなんて、口が裂けても言えませんわ)

110: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/10 23:59:14 ID:WavDXRdt0
向日葵「とにかく、わたくしも吉川さんに告白しますの!」

櫻子「そっか...」

櫻子「......」

櫻子「向日葵...」

向日葵「はい?」

櫻子「二人とも上手くいくといいな」

向日葵「櫻子......あ、当たり前ですわ!」

向日葵「わたくしは櫻子だけが振られないか心配ですわ」

櫻子「何だと!?このバカっぱい!」

向日葵「胸は関係ないでしょうが!」


ギャー ギャー

112: >>9 ◆PXh7AWqOEQ 2013/12/11 00:02:57 ID:WavDXRdt0
~放課後~

あかり「どうしたの?櫻子ちゃん、こんな場所に呼び出して」

~~~~

ちなつ「向日葵ちゃん、こんな所に呼び出してどうしたの?」

~~~~

櫻子「あかりちゃん!好きです!付き合ってください!」


向日葵「吉川さん!好きです!付き合ってください!」



おわり


櫻子「向日葵は○ズだからハブろう!」
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1386665634/)