1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/22(金) 03:15:24.20 ID:0dElER640
ヒイロ「IS学園におけるヒイロ・ユイ資産調査クリア、入学金未納クリア、寄宿舎クリア、入学手続きクリア。」

ヒイロ「ドクターJからの俺専用ISも受け取り済みだ、任務内容再確認、IS学園における訓練生の練度、脅威レベル確認、及び必要と判断された場合当該対象の完全破壊」

ヒイロ「任務了解。任務を遂行する」

001


2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/22(金) 03:17:34.52 ID:0dElER640
~入学初日~

山田「皆さん入学おめでとう!私は副担任の山田真耶です!今日から皆さんはこのIS学園の生徒です、IS学園は全寮制ですのでみんなで助け合って楽しい3年間にしましょうね!」

山田「じゃあ自己紹介をお願いします!出席番号順で」


一夏「織斑一夏です!宜しくお願いします。……以上です!」

千冬「担任の織斑千冬だ。3年でお前達を使い物にするのが仕事だ。」

教室はざわめきつつも順当に自己紹介は進んでいく。

女子「織斑君て千冬様の弟?」

女子「だから男なのにISを動かせるのかな?」

3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/22(金) 03:18:40.32 ID:0dElER640
ヒイロ『…織斑一夏、男でありながらISを動かせた唯一の存在であり特例、俺の様にドクターJが特殊な手段を用いて専用機を作った訳でもなく、普通にISを動かせる要観測対象。』

ヒイロ『…織斑千冬、現在はIS学園の教師で織斑一夏の姉。そして第一世代IS操縦者の日本代表。
ISの産みの親である束博士とも既知の仲。』

山田「じゃあ次はヒイロ君、ヒイロ・ユイ君、自己紹介お願い出来るかな?」

ヒイロ「ヒイロ・ユイです。宜しく。」


千冬「…はぁ。最近の男は自己紹介もまともに出来んのか。」

4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/22(金) 03:19:23.59 ID:0dElER640
山田「皆さん知っての通り普通ISは女性にしか扱えません。ただ先日からニュース等でも報じられた通り、ここにいる織斑一夏君は入試会場でいきなりISを機動させ入学ということになりました。」

山田「ただ報道は伏せられていますが、今自己紹介してくれたヒイロ君も同日に自国であるあのサンクキングダムで適正を発見され、今日から急遽入学ということになりました。皆さんたった二人の男子生徒ですけど仲良くしてくださいね!」


一夏「ヒイロ君か。いてくれて本当に助かったよ。同じ男同士仲良くしていこうぜ!」

ヒイロ「あぁ。」

5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/22(金) 03:20:41.88 ID:0dElER640
~休憩~

一夏「…代表候補生って何?」

セシリア「信じられませんわ!日本の男性というのはこれ程知識に乏しいものなのかしら!?」

ヒイロ「代表候補生、各国の威信を背負った代表操縦者のことだ。つまりは、その国の最も期待されている操縦者の卵ということだ。」

一夏「なるほど。じゃあヒイロ君もサンクキングダムの代表なのか?」

ヒイロ「あぁ。」

セシリア「あなたは少しは見所がありそうですわね。」


6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/22(金) 03:21:30.99 ID:0dElER640
ヒイロ『セシリア・オルコット。イギリスの代表候補生、こいつも要観測対象か。兵士としてメンタルコントロールには問題がありそうだな』

セシリア「私は入試も主席で試験官をも唯一倒したんですのよ?」
一夏「あれ?試験官なら俺も倒したぞ?ヒイロ君は?」

ヒイロ「俺も問題なく撃墜した」
セシリア「なんですって!?私だけと聞きましたが…」

一夏「女子ではって落ちじゃないのか?」


予鈴が鳴る

セシリア「兎に角、この話はまた改めてさせて頂きますわ!!」

一夏「なんなんだ一体…?」

ヒイロ「…。」

7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/22(金) 03:22:21.15 ID:0dElER640
~寮室~

一夏「いやぁ、でもヒイロ君が、いてくれて本当に助かったよ。もし男が俺一人なら一体部屋割りとかもどうなっていたことやら。」
ヒイロ「織斑一夏、お前はISに乗るために何か特殊な訓練を積んだりはしていたのか?」

一夏「一夏でいいよ。その代わりヒイロって呼ばせてくれ。訓練?いや、別になにもしてないと思うけどな。小さい頃剣道場に通ってたくらいかな」

ヒイロ『やはり束博士のなんらかの意図の可能性が高いようだな』
一夏「ヒイロは何かしてたのか?」

ヒイロ「軽い運動程度だ。」

8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/22(金) 03:23:22.08 ID:0dElER640
~翌日HR~

千冬「来週行われるクラス対抗戦の代表者を決める。この代表者は今後このクラスの委員長も兼任してもらう」

ヒイロ『クラス対抗戦。必要なデータが取れそうだ』

千冬「自薦、他薦は問わない。誰かいないか?」

女子「はい!織斑君を推薦します」

女子「はい!私はヒイロ君を推薦します」

千冬「…他にはいないのか?いないならこの二人から選ぶことになるぞ」

一夏「いや、ちょっと俺はそんなのっ…」

セシリア「納得がいきませんわっ!!男がクラス代表だなんていい恥さらしですわ!」

9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/22(金) 03:24:06.92 ID:0dElER640
織斑一夏とセシリア・オルコットの不毛な言い争いが続いている。
一夏「ヒイロ!お前もなんか言ってやれよ!」

ヒイロ「…。」

セシリア「決闘ですわ!!」

一夏「あぁいいぜ。」

セシリア「負けたら私の駒使いにでもして差し上げますわ!」

一夏「ハンデはどれくらいつける?」

セシリア「はぁ?あら早速お願いかしら。」

一夏「いや、俺がどれくらいハンデつけたらいいのかなぁと…。」
教室内に嘲笑が満ちる

女子「織斑君それ本気で言ってるの?(笑)」

女子「男が女より強いとかISが出来る前の話じゃない(笑)」

女子「もし男と女が戦争したら3日持たないって言われてるよ(笑)」

ヒイロ「…。」

10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/22(金) 03:24:54.64 ID:0dElER640
一夏『しまった、そうだった…。』

セシリア「むしろ私がハンデをつけないといけないのか迷うくらいですわ(笑)」

女子「織斑君。無理しないでハンデ貰いなよ(笑)」

一夏「ハンデはなくていい。」

千冬「話はまとまったな。では対戦は次の月曜日に第3アリーナで行う」

千冬「対戦はまず一夏とヒイロで行い、勝者がセシリアと対戦、その勝者がクラス代表者だ。文句ないな?」

一夏「ちょっ、千冬ねぇ。なんでまずヒイロとなんだよ!?」

11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/22(金) 03:25:54.07 ID:0dElER640
千冬「先生と呼べ!セシリアはイギリスの代表候補生だ。お前は候補生でないしヒイロは代表候補生と言ってもイギリス程IS先進国出身ではない。以上が理由だ」

一夏「なんだよそれ。ヒイロはなんかないのか?」

ヒイロ「あぁ。問題ない」

千冬「セシリアとヒイロは自分のISを持っているが、織斑は持っていない、だが今用意させているからそこは心配するな」

セシリア「それを聞いて安心しましたわ」

ヒイロ『織斑一夏の専用機。データをとり場合によっては破壊する』

一夏「まぁヒイロお手柔らかに頼むよ」

ヒイロ「あぁ。」

21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/22(金) 23:23:42.49 ID:0dElER640
~月曜日 第3アリーナ~

千冬「それでは、これよりクラス代表者を決める為の模擬戦を行う。ルールは相手のシールドエネルギーを0にした時点で勝利となる。」

千冬「まずは、織斑とヒイロからだ。」

一夏「ヒイロ、全力でいくぜ?」

ヒイロ「それがお前の専用機か?」

一夏「あぁ、白式って名前だ」

千冬「…。」

22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/22(金) 23:25:33.48 ID:0dElER640
~前日夜~

山田「織斑君のISぎりぎり間に合いそうですね」

千冬「そうだな…。」

山田「やっぱり弟さんの事が心配ですか?」

千冬「いや、そんなことはない。」

山田「織斑君もずっと訓練してるみたいですし、きっと大丈夫ですよ。」

千冬「…私は勝ち負けの心配は最初からしてはいない。」

山田「じゃあ一体?」

千冬「ヒイロだ」

23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/22(金) 23:26:57.89 ID:0dElER640
山田「確かに彼は代表候補生ですし強敵ですけど、入学試験の成績も確か評価オールC…。あれ?全てがC評価?」

千冬「そうだ。あいつはどの教科も実技も全て平均点数キッチリでクリアしている。」

山田「それなのに試験官との最終模擬戦では試験官に触れさせもせず一撃で倒している。まるで相手の実力を測ってから倒したみたいに…。」

千冬「そうだ。ヒイロ・ユイのデータには実際に謎が多い。しかし手続きは正式なものとして受理されている以上あまり追求も出来ない」

山田「まさかあの完全平和主義を掲げるサンクキングダム出身というのも偽りでスパイの可能性も?」

千冬「わからん。ただサンクキングダムに直接問い合わせた所、身柄は保証されたよ。…しかも国家代表直接に、な。」

山田「国家代表が!?」


24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/22(金) 23:28:37.25 ID:0dElER640
千冬「それほど期待されているとも取れるがな」

山田「……彼のISはサンクキングダム製の専用機でしたよね?」

千冬「あぁ。ISの存在に否定的なあの国の、な。」

山田「確かこの資料の中にデータが…。」

千冬「一応目は通してみたが、参考にはならん。訓練機をワンランク上げた性能だと書かれているだけだ。実際どこの国も詳細なデータは渡してはくれないからな。」

山田「確か機体名は…。」

25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/22(金) 23:31:55.43 ID:0dElER640
千冬「W-0だ」

山田「主兵装は、サーベルに機関砲にライフル…。本当に平均的な兵装ですね。特徴がないというか良く云えば汎用性が高いってことでしょうか?」

千冬「もしくは、その操縦者の技量がずば抜けているが為の汎用性型としているのかもな」

山田「いずれにしても明日の模擬戦で少しは明らかになりますね。」

千冬「明日の朝一番に織斑を呼んでISとの調整を終わらせてやってくれ。」

山田「分かりました。搬入を急がせます。でも本当に闘わせていいんですか?」

千冬「あくまで模擬戦だ。無茶な自体にはならないだろう。それに最悪の場合は私が割って入る。」

山田「なら安心ですね。」

千冬「だといいがな…。」

山田「…明日はヒイロ君の機体データを正確に取らせます」

千冬「頼む。」

35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/23(土) 14:51:04.51 ID:k5Lk98YO0
~前日 放課後~

箒「…やれるだけのことはやったな」

一夏「付き合わせて悪かったなぁ、箒。」

箒「ふん。ここまで付き合ったんだから絶対に勝つんだぞ!いいな!?」

一夏「いやぁ、まぁ出来るだけのことはするよ」

箒「でも、あんまり無茶はしないでくれ…」

一夏「ありがとうな箒。」

箒「////っ!」

36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/23(土) 14:51:40.78 ID:k5Lk98YO0
箒「最初はヒイロ・ユイとだったな」

一夏「おう。」

箒「イギリス代表のセシリア・オルコットよりは気楽にやれそうだな。本番は2戦目だな」

一夏「いや、正直セシリアよりヒイロの方がヤバい気がする。」

箒「ん?どういうことだ?明らかにIS先進国のセシリアの方が強敵だと思うのだが…。」

一夏「なんていうか、ハッキリ理由は説明は出来ないんだけどな。あいつからは、その、凄みみたいなものを感じるんだ。」

箒「…一夏。」

一夏「まぁでも心配ないさ。言っても模擬戦なんだし(笑)」

箒「…うん。」

37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/23(土) 14:52:22.59 ID:k5Lk98YO0
~前日 放課後同時刻 寮室~

ヒイロ「…IS各部正常、兵装確認完了、異常なし」

ヒイロ「…明日はまず織斑一夏、そしてセシリア・オルコットと交戦し可能な限りのデータを収集する」

ヒイロ「任務確認。遂行する」

~当日 第3アリーナ~

千冬「それでは一回戦、織斑一夏vsヒイロ・ユイ始めっ!!」

一夏「さぁヒイロやろうぜ!」

ヒイロ「IS展開する…。」

千冬・山田「!!!!?」

38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/23(土) 14:53:17.87 ID:k5Lk98YO0
一夏「あれ?ヒイロそれ訓練機じゃ?」

ヒイロ「あぁ、問題ない」

箒「ふざけるなっ!真面目にやれ!」

千冬「どういうつもりだ、ヒイロ?」

ヒイロ「これはあくまで模擬戦なんだろ?なら問題ないはずだ」

千冬「だが、お前は専用機持ちだ。自分の機体を使うのが当然だろう」

ヒイロ「…。いいだろう、だが、今から変更するのにも時間がかかる。次のセシリア・オルコット戦からは自分のを使う。それでいいだろう?」

千冬「ほぅ。それは勝利宣言ということか?」

ヒイロ「…。」

一夏「千冬ねぇ、俺はそれでいい。」

39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/23(土) 14:54:05.74 ID:k5Lk98YO0
一夏「ただヒイロ、負けた時の言い訳にすんなよ!?」

ヒイロ「あぁ。」

一夏「千冬ねぇ、俺もちょっとさすがに頭にきたし絶対に勝つからさ!」

千冬「…いいだろう。認める。」

千冬「それでは改めて、1回戦始め!」

一夏「ヒイロいくぜ!!!」

ヒイロ「あぁ。」

40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/23(土) 14:55:01.67 ID:k5Lk98YO0
山田「始まりましたね。まさか打鉄でくるとは、びっくりですね」

千冬「まったく大した自信家だ」

山田「第二世代IS打鉄、確かにバランスの取れた機体ですが、さすがに世代差のある専用機相手にはハンデがありすぎですよ。ハッキリ言って無茶です。兵装も近距離の刀剣のみですし」

千冬「どうやら無茶でもないらしい。見てみろ

41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/23(土) 14:55:47.80 ID:k5Lk98YO0
山田「…っ!?織斑君の攻撃が全く当たらない!?」

千冬「一定の距離を取りつつ全ての攻撃をいなして避けているな。それも芸術的なレベルで…。」

一夏「はぁっ、はぁっ!!?攻撃が全く当たらない…。」

ヒイロ「どうした織斑一夏?それで全力か?」

一夏「くそっ!!こうなったら一か八か最大加速から一気に攻める!!」

ヒイロ『距離を取ったか。最大戦速からの突撃。悪くない判断だ、だが…』

ヒイロ「攻撃パターンが稚拙すぎる!隙だらけだっ!」

42: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/23(土) 14:56:23.08 ID:k5Lk98YO0
一夏「うわぁっ!!!」

箒「一夏!!!」

千冬「カウンター一閃か…」

一夏「いってぇぇっ、何が起こったんだ?」

ヒイロ『データを取るにしても操縦者の技量が未熟すぎて機体を使いこなせていないのでは十分なデータはまだ取れないか…。』

ヒイロ「織斑一夏、お前の負けだ…。」

一夏「いや、まだ負けてない!!」

43: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/23(土) 14:57:16.86 ID:k5Lk98YO0
一夏『…何かないのか?これは!?雪片弐型の零落白夜?これだ!!』

ヒイロ「新兵装…。」

試合の終了音が鳴り響く。

一夏「えぇっ!?」

千冬「そこまで。勝者ヒイロ・ユイ!」

ヒイロ「…。」

箒「どうして!?」

一夏「千冬ねぇ、どういうことだよ!?」

千冬「バリア無効化攻撃を使ったからだ。残りシールドエネルギーが少ない状態で使用すればこうなるのは当然だ。自分の武器の特性を理解せずに使用するからだ馬鹿者。」

一夏「すみません…」


50: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/24(日) 00:13:56.54 ID:CqD7y0jU0
千冬「2回戦は昼食を挟み、午後から行う。13時に再度第3アリーナに集合とする。では解散!」

女子「ヒイロ君、凄くない?」

女子「ていうか訓練機ってあんなに動けるんだ…」

山田「織斑先生…。今のヒイロ君の動き…。」

千冬「…。」

千冬『正直底が見えない。一夏相手で全て計れるとは思ってはいなかったが、まさかここまでとはな…。』

51: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 00:14:56.19 ID:CqD7y0jU0
千冬「織斑、初めての模擬戦はどうだった?」

一夏「ん~、最初は頭にきてて怒り任せで。結局何も出来なかったってのが現実で。それで今はちょっとワクワクしてる!ヒイロ無茶苦茶凄いなって!それでいつか必ず俺もあいつと肩を並べたいって思った!」

箒「一夏…」

千冬「そうか。」

山田「織斑君…」

セシリア「ヒイロ・ユイ…。」


52: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 00:16:04.16 ID:CqD7y0jU0
~昼休憩 食堂~

女子「織斑君、残念だったね」

女子「でもカッコ良かったよ!」

一夏「いやぁでも本当に完敗だったよ」

箒「本当だな!この負け犬!せっかくあれだけ付き合ってやったというのに」

一夏「ちょっとさすがに酷くないか?これでも一応ショックは受けてるんだけど」

箒「まぁ兎も角これから放課後は毎日特訓だな」

一夏「あぁ!頼む!次は負けない!」

箒『っ///なんだか一夏がちょっと男らしくなった』

53: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 00:16:58.09 ID:CqD7y0jU0
箒「つ、次はセシリアとヒイロだな」

一夏「そうだな。」

箒「どっちが勝つと思う?」

一夏「セシリアの実力は分からないから何ともいえないけど、ただ…」

箒「ただ?」

一夏「アイツが負ける所は想像出来ないな。…というかしたくない(笑)」

54: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 00:17:59.30 ID:CqD7y0jU0
~昼休憩 寮室~

ドクターJ『どうやら巧くいっとるようじゃなヒイロ』

ヒイロ「あぁ。任務遂行に問題ない」

ドクターJ『その様子じゃと訓練機の方も巧く動かせたようじゃな』

ヒイロ「あぁ。ただ一度の使用でシステムに修復不可能なエラーが出た。あれはもう使えない」

ドクターJ『それはお前の操作に機体がついていけていないからじゃよ。それよりお前の身体の方は大丈夫か?』

ヒイロ「攻撃も一度も受けていない。まったく問題ない」

55: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 00:19:02.61 ID:CqD7y0jU0
ドクターJ『そうか、それならいいが。あの訓練機はお前が扱える様に急遽無理矢理システムをいじったもんじゃから普通ならシステムが和らげてくれるはずのG負荷はダイレクトに伝わってしまっておるはずじゃ。それを何ともないとはお前を鍛えたワシらが言うのも何じゃがさすがじゃな。だがどうしてわざわざ訓練機で戦ったんじゃ?W-0を隠す必要性も特にはないじゃろ?』

ヒイロ「訓練機で戦う必要性があったからだ」

ドクターJ『ほぅ』

ヒイロ「まず第一に織斑一夏を本気にさせるための挑発、そして周りの疑念を取り除くことが目的だった」

ドクターJ『なるほど。そういうことか』

ヒイロ「俺が専用機以外の機体も動かせることを信じこませることが必要だった。だから圧倒的に勝利することも必要だった。」


56: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 00:21:15.09 ID:CqD7y0jU0
ドクターJ『まぁおかげて訓練機のデータも取れたし文句はない。あの訓練機ならもういつでも改変出来るようにお前の腕輪に改変データを搭載しておいた。今後は瞬時にシステム改変を行い、あの訓練機なら動かせるはずじゃ』

ドクターJ『これでISに関して云えばコアのオリジナルの生成以外は可能になったといえる。ただお前のW-0のコアのようにオリジナルと同等以上のワシのオリジナルコアの生成は現状はもう不可能じゃ。くれぐれもコアの破壊だけは避けてくれ』

ヒイロ「了解。」

ドクターJ『ではプライベート通信はこれで終了とする。以後もこの回線で通信してくれ』

ヒイロ「…リリーナはどうしている?」

ドクターJ『国を建て直す為に尽力しておるよ。こんな老いぼれの命を拾ってもらったんじゃ、あの子の願いの為にワシはまだ生き恥を晒しておる。あの子の為にもお前も無理はするなよ。命の清算はもう懲り懲りじゃからな。』

ヒイロ「…了解。」

59: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/24(日) 02:14:16.81 ID:CqD7y0jU0
~昼休憩後 第3アリーナ~

山田「ついに始まりますね…」

千冬「これよりクラス代表決定戦を行う。セシリア・オルコット、ヒイロ・ユイ前へ」

セシリア「はい!」

ヒイロ「…。」

千冬「ヒイロ、今回は自分の機体で戦うんだな?」

ヒイロ「あぁ。」

セシリア「当然ですわっ!1回戦の相手は完全に素人!そんなのと私を一緒にされては困りますわ!」

一夏「っ…」

箒「なんだと!!」

千冬「二人とも準備を始めろ」

60: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 02:14:58.09 ID:CqD7y0jU0
セシリア「いきますわよ!」

ヒイロ『機体名、ブルー・ティアーズ。データによると遠距離射撃型のIS。距離を詰めれば簡単に撃墜出来る。だが…』

ヒイロ「IS展開する…」

千冬「お披露目だな」

61: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 02:15:44.66 ID:CqD7y0jU0
セシリア「て、天使…?」

山田「綺麗…。」

千冬『異常なまでに肥大化したバーニア、そして羽根型バーニアに収納された二砲門のライフルにビーム型サーベル、それに機関砲か、データ通りだがなんだこの違和感は』

女子「すご~い!見て!天使だよ、天使!」

女子「ほんとだ!大天使!」

62: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 02:17:08.64 ID:CqD7y0jU0
千冬「…それでは、始め!」

セシリア「いっきますわよぉ!」

ヒイロ「っ…。」

山田「速い!?一瞬であの位置まで距離を取った!」

セシリア「甘いですわっ!遠距離こそ私の独壇場ですわ!蜂の巣にして差し上げますわ!」

女子「凄い数のミサイルとレーザーだよ」

山田「完全にロックされています!これじゃあ!?」

一夏「ヒイロ!!!」

63: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 02:18:05.46 ID:CqD7y0jU0
セシリア「なっ!!?」

箒「全てサーベルで切り払った!?」

一夏「う、嘘だろ?」

山田「あの場からまったく動かずに攻撃を全て凌ぐなんて…」

ヒイロ「…。」

セシリア「それならこれならどうです!?」

千冬「全方位攻撃か…。」

ヒイロ「…。」

64: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 02:19:29.13 ID:CqD7y0jU0
セシリア「どうして!?」

山田「全て回避してる…」

ヒイロ「…。」

ヒイロ『主力兵装はあのレーザーライフル、副装が6基の第3世代兵器BTによる全方位攻撃。その内4基はレーザーで2基はミサイルか。織斑一夏の機体よりも兵装は多彩、ブースト出力は織斑一夏の機体に劣っているようだな。…悪くない機体だ』

ヒイロ『操縦者の技量は織斑一夏を圧倒している。だが、一々感情の起伏が激しすぎて冷静な判断が下せていない。あれじゃあ戦場ではただの的でしかない…。』

ヒイロ「…。終わらせるか」

千冬「なっ!?あの位置から一瞬で距離を詰めただと?なんて加速だ…。普通なら身体が耐えられないはずだっ。」

一夏『千冬ねぇがあんなに驚くなんて…』

65: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 02:23:14.61 ID:CqD7y0jU0
一夏<そこからは、ただ一方的にシールドエネルギーがなくなるまでサーベルで切りつけて終りだった。セシリアもなんとか振り切ろうと頑張ったが実力差は、もはや誰の目にも明らかだった>

千冬「それまで!勝者ヒイロ・ユイ!」

女子「すご~いっ!ヒイロ君、セシリアにまで勝っちゃったよ!」

女子「私ファンになっちゃいそう!」

セシリア「…悔しいですが完敗ですわ。本当にお強いのですね」

ヒイロ「…。お前も悪くはなかった、ただ実戦経験が足りないだけだ。お前はまだまだ強くなれる」

セシリア「///っ!?ひ、ヒイロさんっ!」

ヒイロ「マニュアル通りに動きすぎた。それでは動きが正確すぎる故に読みやすい。あのBT兵器を使用する際に他の兵装が使用出来ない弱点は早く対処方法を考えた方が身の為だ」

セシリア「はいっ!///っ!」

千冬「これによりクラス代表は、ヒイロ・ユイに決定とする」

66: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 02:24:39.24 ID:CqD7y0jU0
一夏「ヒイロ!おめでとう!」

ヒイロ「…。あぁ。」

山田「彼本当にクールですね」

千冬「…。」

千冬「ヒイロ、素晴らしい技術だ。おめでとう」

ヒイロ「…。」

千冬「…当然の結果、というような顔だな」

ヒイロ「…紙一重のいい模擬戦だった」

千冬「ハハハっ(笑)お前冗談が言えるんだな。…少し安心したよ」

千冬「ヒイロ、これからクラスを頼む」

ヒイロ「…。」

一夏「千冬ねぇがあんなに笑ってるの初めて見た…」

83: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/24(日) 20:39:29.08 ID:CqD7y0jU0
~代表決定戦後 夜 Bar~

山田「結局、ヒイロ君に決まりましたね」

千冬「あぁ。あそこまでの実力があるとは、ある程度予想はしていたが、正直驚かされた。」

山田「まだまだ全然本気じゃないって感じでしたしね」

千冬「結局、二度の模擬戦でただの一度もダメージすら受けてないんだからな。呆れるよ、まったく」

山田「織斑先生よりも強かったりして♪」

千冬「生徒より弱いなんてことはない。…と言いたいところだがアイツは不安にさせてくれるよ」

山田「ち、ちょっと先生!」

千冬「聞き流してくれ♪」

84: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 20:40:12.70 ID:CqD7y0jU0
山田「なんだかご機嫌ですね」

千冬「あの馬鹿者も少しは触発されたみたいだしな。何より有望な生徒が出てくるのは教育者として嬉しいことだ。」

山田「そうですね…。ただ…」

千冬「…あいつの戦闘データのことか?」

山田「…はい。あの反応速度、そしてGに対する耐久性が尋常ではない数値です。まだまだ本気ではなさそうですし、あれが最大出力ではないとすると彼は人間ではない…と。あの専用機も専用機です。設計思想がまるで乗り手を考えていない」

千冬「…。」

山田「…正直私はこのデータを見ていると怖くなります。彼が敵でないことを祈りたいです。」

千冬「あいつは大丈夫だ。」

85: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 20:41:08.36 ID:CqD7y0jU0
山田「…どうして分かるんですか?」

千冬「…あいつは私に冗談を言ったんだ。」

山田「理由になってると思ってます?」

千冬「なってないな(微笑)ただ、私の勘があいつは大丈夫だと言ってるんだ。」

山田「ま、まさか織斑先生、こ、恋とかじゃないですよね!?せ、生徒と教師なんて、あぁでもヒイロ君、美形ですし、禁断の恋というのも織斑先生ならアリかも…」

千冬「っ///馬鹿っ!そんなわけあるか!相手はまだ子供だぞ!?それにあんな無愛想なやつタイプでは断じてない!」

86: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 20:41:42.71 ID:CqD7y0jU0
山田「はいはい♪」

千冬「あぁもう、この話は終りだ」

山田「そうですね。では話題を変えて、来週中国から転入生がくるみたいですね。しかも代表候補生。」

千冬「2組に転入予定だ。またうるさいのが入る。厄介事が増えそうで頭が痛いよ…」

山田「転入生をご存知なんですか?」

千冬「まぁな…。」

87: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/24(日) 21:22:51.65 ID:CqD7y0jU0
~翌週月曜日 実戦授業~

千冬「ではこれよりISの基本的な飛行操縦を実戦してもらう。織斑、オルコット、それにヒイロ、試しに飛んでみろ」

セシリア「分かりましたわ」

一夏「よし!…んあれ?」

千冬「早くしろ、熟練したIS操縦者なら展開まで1秒とかからないぞ?」

一夏「…集中。っ来い!白式!」

ヒイロ「…。」



88: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 21:23:35.94 ID:CqD7y0jU0
千冬「よし、飛べ!」

一夏「よ~し!うわぁっ!」

千冬「遅い!スペック上ならオルコットの機体より出力は上だぞ?」

一夏「そう言われても…。自分の前方に角錐を展開するイメージだっけ?う~ん」

ヒイロ「あまりマニュアルに囚われるな。自分のやり易い様にやればいい」

一夏「大体まだ空を飛ぶ感覚自体があやふやなんだよ。」

ヒイロ「なら訓練を重ねて早く慣れろ。戦場ではそんなこと何の言い訳にもならない」

一夏「分かってるよ…。でもお前戦場って…」

89: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 21:25:03.37 ID:CqD7y0jU0
セシリア「ひ、ヒイロさん、あの宜しければ放課後私にも指導して頂けませんかっ!///」

一夏「あっ!それいいな!ヒイロ俺からも頼むよ!」

セシリア「ち、ちょっとあなたイキナリ図々しいですわよ!?」

一夏「なんだよ、いいじゃんか?」

千冬「ヒイロ、織斑、オルコット、急降下と完全停止をやってみせろ」

ヒイロ「…。先に行く。」

セシリア「あっ私もいきますわ」

一夏「二人とも巧いもんだなぁ。よし!俺も!」

一夏「うわぁぁぁっ!?」

ズドン

90: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 21:25:44.74 ID:CqD7y0jU0
箒「一夏!!?」

山田「織斑君!?」

一夏「いってぇ!死ぬかと思ったぁ」

千冬「馬鹿者。グランドに穴を空けてどうする?」

一夏「すみません…」

箒「情けないぞ一夏!私が教えてやったことをまだ覚えていないのか!?」

91: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 21:27:25.35 ID:CqD7y0jU0
セシリア「あの人大丈夫でしょうか?」

ヒイロ「心配か?なら行ってやれ」

セシリア「いえ、私はそんな!」

ヒイロ「ISのシールドは完璧だ。あの程度では怪我もないだろう」

セシリア「っ///はいっ!そうですわねっ!」

セシリア『なんだか今日はたくさんお喋り出来ている気がしますわ///』

92: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/24(日) 21:28:25.36 ID:CqD7y0jU0
ヒイロ「だがお前の他人を気遣う気持ちは大事にした方がいい。感情のままに行動するのは正しい人間の生き方だと俺は学んだ。」

セシリア「はい!///」

セシリア『やっぱり素敵な方ですわ///』

ヒイロ『戦場以外ではな…』

96: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/24(日) 21:50:46.39 ID:CqD7y0jU0
~放課後~

女子「ヒイロ君、クラス代表おめでとう!」

一夏「ヒイロ・ユイクラス代表就任パーティー?」

パチパチ(沢山の拍手)

ヒイロ「…。」

97: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 21:51:24.26 ID:CqD7y0jU0
一夏「こんなに騒がれるのか…。ヒイロも大変だな」

セシリア「当然ですわ!!ヒイロさんはこの私を倒してクラス代表になったんですもの讃えられて当然です!」

一夏「そ、そうか…(苦笑)」

女子「せっかくクラスに男子がいるんだから持ち上げないとねぇ~」

箒「嫉妬しているのか一夏?」

一夏「そう思うかぁ?…まぁでもヒイロは素直に凄いし同じ男として尊敬出来る。俺の当面の目標だしな。ここは素直に祝うべきだよな!」

箒「…。」

カシャッ

98: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 21:52:20.42 ID:CqD7y0jU0
新聞部女子「はいは~い、新聞部です!ヒイロ君写真いいかな?」

ヒイロ「…。好きにしろ。」

新聞部女子「セシリアちゃんも一緒にいいかな?」

セシリア「ヒイロさんと二人でですか?///」

新聞部女子「注目の専用機持ちだからねぇ」

新聞部女子「握手とかしてるといいかもね」

ヒイロ『握手か…。南極であいつとして以来だな』

99: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 21:53:12.92 ID:CqD7y0jU0
セシリア「あの、撮った写真は当然頂けますわよね?」

新聞部女子「そっりゃもっちろ~ん」

新聞部女子「はい、立って立って♪じゃあ握手して貰えるかな?」

新聞部女子「あぁほらもっと笑顔で身体寄せて!」

新聞部女子「ヒイロ君、無表情すぎだけど絵になってるしまぁいいや♪」

カシャッ

100: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 21:53:49.70 ID:CqD7y0jU0
セシリア「なぜ全員入ってますの!?」

女子「まぁまぁまぁ♪」

女子「セシリアだけ抜け駆けはないでしょ♪」

セシリア「うぅ~」

107: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/24(日) 23:14:06.70 ID:CqD7y0jU0
~寮室 夜~

一夏「今日は楽しかっただろヒイロ?」

ヒイロ「…。」

ヒイロ「お前が逆の立場なら嬉しいのか?」

一夏「そうだな、でもまぁみんながお祝いしてくれてるんだ嬉しいんじゃないのかな。」

ヒイロ「そうか…。」

ヒイロ「お前は篠ノ之箒とはずいぶん親しいようだな。」

一夏「まぁ幼なじみだからな」

ヒイロ『織斑一夏、織斑千冬、それに篠ノ之箒。篠ノ之束が唯一親しかったとされる人間が全てISに関係し、集まっている。この状況、やはり作為的なものを感じるな。』

108: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 23:14:57.27 ID:CqD7y0jU0
~翌日 朝SHR前~

女子「もうすぐクラス対抗戦だね」

女子「そうだ。2組のクラス代表者が変更になったって聞いてる?」

女子「あぁ、なんとかって転校生に代わったのよね」

一夏「転校生?今の時期に?」

女子「うん。中国から来た子だって。」

セシリア「ふん♪私の存在を危ぶんでの今さらの転入かしら?」

一夏「どんなやつだろう?強いのかな?」

女子「今のところ専用機を持ってるのって1組と4組だけだから余裕だよ~」

109: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/24(日) 23:16:25.11 ID:CqD7y0jU0
鈴「その情報古いよ!」

鈴「2組も専用機持ちがクラス代表になったの!そう簡単に優勝なんか出来ないから!」

一夏「鈴?お前鈴か?」

鈴「そうよ!中国代表候補生、凰鈴音!今日は宣戦布告に来たってわけ!」

一夏「鈴!なにカッコつけてるんだ?全然似合ってないぞ」

鈴「な、なんてこと言うのよアンタは!?」

ドスッ

110: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 23:16:56.02 ID:CqD7y0jU0
鈴「い、痛ったぁ…」

鈴「何すんの!?はっ!?」

千冬「もうSHRの時間だぞ?」

鈴「ち、千冬さん…」

千冬「織斑先生と呼べ。さっさと戻れ邪魔だ」

鈴「す、すみません。」

鈴「また後で来るからね!逃げないでよ一夏!」

一夏「あいつが代表候補生…」

ヒイロ「…。」

111: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 23:18:16.37 ID:CqD7y0jU0
~昼休憩 食堂~

一夏「びっくりしたぜ。お前が2組の転入生だとはな。連絡くれりゃぁ良かったのに」

鈴「そんなことしたら劇的な再開が台無しになっちゃうでしょ?」

一夏「なぁお前ってまだ千冬ねぇのこと苦手なのか?」

鈴「そ、そんなことないわよ。ちょっとその得意じゃないだけよ」

一夏「相変わらずラーメン好きになんだな。ちょうどまる一年ぶりになるのか。元気にしてたか?」

鈴「元気にしてたわよ。アンタこそたまには怪我病気しなさいよ」

一夏「どういう希望だよそれは」

112: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 23:18:58.11 ID:CqD7y0jU0
一夏「で、いつ代表候補生になったんだよ?」

鈴「あんたこそニュースで見た時びっくりしたじゃない。」

一夏「俺だってまさかこんなところに入るとは思わなかったからなぁ。」

鈴「入試の時IS動かしちゃったんだって?なんでそんなことになっちゃったのよ?」

一夏「なんでって言われてもなぁ」

一夏「高校入試の会場が私立の多目的ホールだったんだよ。んで中に入ったら良く解んなくて係員に聞いても解んなくてさぁ。あちこち動き回ってたら、なんかIS触っちゃって、そしたら動くしで。そこからは流れで今に至るって感じだ」

鈴「ふ~ん。変な話ね」

ヒイロ「…。」

ダンッッ

113: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 23:19:53.71 ID:CqD7y0jU0
箒「一夏そろそろ説明して欲しいのだが」

一夏「鈴か?ただの幼なじみだよ。」

鈴「むぅ~」

一夏「ん?どうかしたか?」

鈴「なんでもないわよっ!」

箒「幼なじみ?」

一夏「そうか、ちょうどお前とは入れ違いに転校してきたんだっけな?」

一夏「篠ノ之箒、前に話しただろ?箒はファースト幼なじみでお前がセカンド幼なじみってとこだ」

箒「ファースト…。」

鈴「ふ~ん、そうなんだ。初めまして。これからよろしくね」

箒「あぁ、こちらこそ」

114: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 23:20:42.38 ID:CqD7y0jU0
セシリア「なんだか向こうは騒がしいですわね?」

ヒイロ「…あぁそうだな。」

鈴「あんた1組の代表になったんでしょ?」

一夏「ん?俺は代表じゃないぞ?」

鈴「え!?だって2組じゃ1組の代表者は男子だって…」

一夏「あぁ、それならそこにいるヒイロだよ。俺はヒイロにボコボコにされたからな(笑)」

鈴「な、なんでもう一人男子がいるのよ!?」

一夏「そういや、ヒイロのことはニュースされなかったんだっけ?まぁ兎に角あいつがクラス代表者だ。無茶苦茶強いぞ」

ヒイロ「…。」

115: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/24(日) 23:21:40.78 ID:CqD7y0jU0
鈴『なんか暗いやつねぇ…。ちょっとカッコいいけど』

鈴「そうかな?なんか大した事なさそうだけど。あんたが弱すぎたんじゃないの?」

セシリア「聞き捨てなりませんわね!!ヒイロさんはこのイギリス代表候補生である私にも勝っていますのよ!侮辱はこのセシリア・オルコットが許しません!」

鈴「はいはい、分かったわよ。外野は黙っててね?」

鈴「ヒイロ君、だっけ?対抗戦楽しみにしてるわ。お互い頑張りましょ。」

ヒイロ「…あぁ。」

セシリア「ヒイロさん完膚なきまでに叩きのめして差し上げて下さいなっ!」

ヒイロ「…。」

116: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/25(月) 00:19:10.15 ID:8DQux1A20
~放課後 第3アリーナ~

一夏「ヒイロ、付き合わせてごめんな!でも来てくれて助かるよ。」

ヒイロ「あぁ気にするな。」

ヒイロ『織斑一夏の機体データを少しでも回収するのにはいい機会だ。』

セシリア「ちょっとあなた、私がヒイロさんを誘ったのですわよ!なんであなたがメインみたいになっていますの!?」

箒「そうだぞ一夏!お前は私と訓練するのではなかったのか?ヒイロにも迷惑だ!」

一夏「まぁいいじゃないか?ヒイロだっていいと言ってるんだし。なぁヒイロ?」

117: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/25(月) 00:19:52.85 ID:8DQux1A20
ヒイロ「…俺自身の対抗戦の為の訓練にもなる。それに一夏自身の強くなって誰かを守りたいという気持ちも大事にしてやりたい。だから構わない。」

セシリア「ヒイロさんっ///本当にお優しいんですわねっ」

箒「…それなら仕方ないなっ。クラス代表者には従わないといけないしな。ただ私も訓練機で参加させて貰う!」

ヒイロ「…あぁ、構わない。俺も訓練機でやるつもりだしな」

一夏「ヒイロは専用機使わないのか?」

ヒイロ「あぁ、それが訓練に付き合う条件だ…」

一夏「…分かった」

一夏『まずはヒイロの訓練機には勝てるようにならないとな』

セシリア『ヒイロさんの専用機姿見たかったですわ…。残念です。』

118: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/25(月) 00:21:59.85 ID:8DQux1A20
しばらく訓練を行なった。形式は3vs1の実践形式

一夏「…嘘だろ?3人がかりでもヒイロに勝てないのかよ!?」

セシリア「…さすがにこれはショックが大きいですわっ」

箒『何も出来なかった…』

ヒイロ『訓練機が限界のようだな…。もうこいつは使えない』

119: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/25(月) 00:22:50.28 ID:8DQux1A20
ヒイロ「今日はこれで終りだ。」

ヒイロ「一夏、お前はもう少し機体のエネルギー運用効率を考えて攻撃しろ。それにバリア無効化攻撃に頼りすぎだ。いくら攻撃が強くても当たらなければ意味はない。強力な攻撃を当てるまでの攻撃の組み合わせを自分で考えろ」

一夏「はぁはぁっ!…わかった。ありがとう。」

120: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/25(月) 00:23:44.99 ID:8DQux1A20
セシリア「わ、私はどうでした?」

ヒイロ「お前は基本的には悪くない。ただ射撃型の戦闘なら相手の動きだけでなく自分の動きにも目を向けて相対的にベストな動き、さらにはイレギュラーにも対応出来るような動きを考えるべきだ。お前はイレギュラーに弱すぎる、前にも言ったが正確だからこそ読まれやすいんだ。だが、お前の狙撃翌力には目を見張るものがある」

セシリア「あっありがとうございますっ///」

セシリア『ヒイロさんに誉められましたわぁ///この調子でもっと強くなって、ヒイロさんに認められて、いずれは人生のパートナーにっ///』

121: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/25(月) 00:25:07.07 ID:8DQux1A20
↑狙撃翌翌翌力× 狙撃能力○

122: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/25(月) 00:26:13.37 ID:8DQux1A20
箒「…。」

ヒイロ「お前は近接技術は一番高い。だが感情的になりすぎだ。まずはメンタルコントロールを出来るようになれ。それだけでお前は十分強い」

箒「ヒイロ…。」

ヒイロ「…一夏、先に部屋に戻る」

一夏「…あぁ。」

123: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/25(月) 00:27:29.36 ID:8DQux1A20
一夏「俺達3人は息も絶え絶えなのにヒイロは訓練機で息一つ切れずか。やっぱりすげぇな…。憧れる。」

箒「あぁ、一夏の気持ちがちょっと分かった気がする。ヒイロは心も強いんだ。憧れる気持ちが出来て当然だな…。悔しいけど」

セシリア「本当に素晴らしい方ですわぁ///」

一夏・箒「…。」


124: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/25(月) 00:28:13.06 ID:8DQux1A20
~更衣室~

鈴「一夏、お疲れ!飲み物はスポーツドリンクでいいよね?」

一夏「なんだ鈴?待っててくれたのか?」

鈴「まぁね。で訓練はどうだった?」

一夏「3人がかりでもヒイロに勝てなかったよ。しかもヒイロは訓練機、ダメージも全く与えられず。途中からは一方的に3人ともやられたよ…」

鈴「3人がかりでノーダメージってどういうことよ!?あんたらどんだけ弱いの!?」

125: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/25(月) 00:28:59.21 ID:8DQux1A20
一夏「…勘違いすんなよな。セシリアも箒も強いし、俺だってずっと訓練してるんだ、そこそこはやれてるはずなんだ。ただ本当にヒイロはレベルが違いすぎるんだよ」

鈴「…。」

一夏「でもいつか必ずあいつと肩を並べられるようになってやる!」

鈴「一夏…。」

鈴『みんな強い強い言うからちょっと対抗戦恐くなってきちゃったじゃないのよぉ~…』


169: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/26(火) 22:03:31.60 ID:GGNnqFk80
鈴「…ところでさぁ、一夏約束覚えてる?」

一夏「約束?」

鈴「そう!小学校の時の」

一夏「え~と…あれか?鈴の料理の腕があがったら毎日酢豚を奢ってくれるってやつか?」

鈴「はい?」

一夏「だから、俺に毎日メシを奢ってくれるって約束だろ?いやぁ、一人暮らしの身には有難い…」
バシッ

一夏「痛ったぁ、えぇ!?」

170: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/26(火) 22:04:17.45 ID:GGNnqFk80
鈴「最低っ!!」

一夏「あの、だな鈴…」

鈴「女の子との約束を覚えてないなんて男の風上にもおけないやつ!犬に噛まれて[ピーーー]ぇ!!!」

一夏「なんで怒ってんだよ!?ちゃんと覚えてただろぉが!」

鈴「意味が違うのよ!意味が!」

一夏「じゃあどういう意味だよ!?説明してくれよ!」

鈴「せ、説明って…、そんなこと出切る訳ないでしょうが…」

171: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/26(火) 22:05:00.57 ID:GGNnqFk80
鈴「じゃあこうしましょう!来週のクラス対抗戦で勝った方がなんでも1つ言うことを聞かせられる!!」

一夏「おぉいいぜ?勝ったら意味を説明してもらうからな!?」

鈴「うぅっ!そっちこそ覚悟してなさいよ!」

一夏(戦うの俺じゃなくてヒイロだけどな!!)

172: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/26(火) 22:06:01.31 ID:GGNnqFk80
~寮室~

一夏「…あのぉヒイロさん?ちょっと宜しいでしょうか?」

ヒイロ「…なんだ?」

一夏「…ちょっとお話したいことが御座いまして」

ヒイロ「…。」

成り行き説明

173: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/26(火) 22:06:42.85 ID:GGNnqFk80
一夏「…と、いうことなんだ!巻き込んでホントにすまん!」

ヒイロ「…。」

一夏「…怒ってる?」

ヒイロ「…怒ってはいない。ただ少し下らなさすぎて呆れただけだ」

一夏「…いや、ホントに悪かったって!反省してる」

一夏「…もしかしてわざと負けたりとかは…ないよな?」

ヒイロ「…俺は俺の目的の為に戦う。ただそれだけだ。」

一夏「良かったぁ~、怒って出ないとか言われたらどうしようかと思ったよ!これで万事安心だぜ!」

ヒイロ「……。」

177: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/26(火) 23:36:58.89 ID:GGNnqFk80
~クラス対抗戦 当日~

一夏「…いきなりヒイロvs鈴かよ。これは見物だぜ!」

セシリア「ヒイロさん!私の為にも頑張って下さいね!」

一夏「ヒイロ!俺はなんも心配してないぜ!!」

箒「一夏、お前なんでそんなテンション高いんだ??」

ヒイロ「…。」

178: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/26(火) 23:37:38.41 ID:GGNnqFk80
アナウンス『それでは両者、既定の位置まで移動してください』

鈴(しまったぁ!!相手一夏じゃなくてこいつだったぁ!)

ヒイロ「…ターゲット確認。」

アナウンス『それでは両者、試合を開始して下さい。』

ヒイロ「…戦闘行動に移行する」

鈴「もうっ!絶対に負けないんだからぁ!」

179: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/26(火) 23:38:28.00 ID:GGNnqFk80
戦闘が開始され、繰り広げられている

ヒイロ(機体名、甲龍。中国の第3世代型IS。主兵装はあのでかい刀か。副装は肩部、及び腕部に搭載されている衝撃砲か。砲弾及び砲身すら視認出来ないのは脅威だ…。見たところ砲身の稼働限界角度もほぼ無制限か。)

ヒイロ(燃費と安定性も高い水準でクリアされている。…こいつが量産されたら厄介だ。…破壊するか?)

ヒイロ(…シェンロンか。あいつを思い出すな。)

鈴「ちょっとぉ!!なんでどれも当たらないのよぉ!」

鈴「あんたぁ、避けてばっかりじゃなくて戦いなさいよ!男の癖に、この卑怯者!」

ヒイロ(操縦者の技術はまだ練度は低いが、センスは感じる…。)

ヒイロ「…だが、動きが直線的過ぎるっ!!」

ブンッ

180: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/26(火) 23:39:13.29 ID:GGNnqFk80
鈴「きゃぁっ!」

鈴「…ちょっとなんなのよアイツ、攻撃が速すぎるっ!ていうか強すぎでしょ!?何者なのよアンタっ!?」

ヒイロ「…破壊する。」

箒「…圧倒的だな。」

一夏「よっしゃぁ!ヒイロ、その調子だぜっ!!いっやっほおぅ!!」

箒「一夏お前ちょっとうるさい…。」

セシリア「…品性の欠片もないですわね」

セシリア「それにしてもヒイロさん、私の為に…。あぁ、私幸せですわぁ…」

箒「……うわぁ」

181: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/26(火) 23:39:46.87 ID:GGNnqFk80
千冬「…山田先生、止めに入る準備を」

山田「え?」


ズドーン

千冬・山田「!?」

一夏「なんだ!?」

セシリア「アリーナ外部からビームが!?」

箒「バリアを貫通してきた!」

鈴「一体なんなのよ!?」

千冬「試合中止!!ヒイロ、凰、ただちに避難しろ!」

ヒイロ「…。」

182: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/26(火) 23:40:38.14 ID:GGNnqFk80
鈴「ちょっとアンタ!?試合は中止よ!ピットに戻って!」

ヒイロ(所属不明のIS?それに俺をロックしている。狙いは俺か?イレギュラーだがあれのデータも採取しておくか。)

鈴「早くピットに戻って!」

ヒイロ「先にお前が戻れ。全員の避難が終わるまで俺が時間を稼ぐ。」

鈴「そんな!?私だけ逃げろっての!?」

ヒイロ「…お前が傷つくと悲しむやつがいる。」

鈴「えっ?」

ヒイロ「!?」

ビュン

183: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/26(火) 23:41:32.86 ID:GGNnqFk80
鈴「きゃぁっ!」

ヒイロ「…。」

鈴「…っ!?助けてくれたの?」

ヒイロ「早く逃げろ、どうやらお前もターゲットのようだ。俺が今からやつを叩く、その間に避難しろ」

鈴「うん…。」

ヒイロ(高出力のビーム砲か。出力もセシリア・オルコットのライフルより高いようだな。近接戦闘をしかける)

184: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/26(火) 23:42:38.44 ID:GGNnqFk80
山田「ヒイロ君、アリーナから避難してください!今から先生達がISで制圧にいきます!」

ヒイロ「全員の退避までの時間稼ぎが必要だ」

山田「それはそうですが、危険です!」

千冬「…ヒイロ、頼む。」

ヒイロ「任務了解。内容敵機の撃墜」

185: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/26(火) 23:43:09.28 ID:GGNnqFk80
一夏「鈴!大丈夫か!?」

鈴「うん。あいつが逃がしてくれたから…。でもあいつが!」

一夏「鈴!落ち着け!ヒイロなら大丈夫だ!」

鈴「え?」

一夏「あいつなら大丈夫だ。問題ない!」

186: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/26(火) 23:43:51.09 ID:GGNnqFk80
山田「そんな!?扉が全てロックされています!これじゃあ逃げることも救援にもいけません!」

セシリア「ではヒイロさんは、たった一人であのISを倒さなければなりませんの!?」

千冬(ヒイロっ…)

ヒイロ(近接戦は実装兵器なしの格闘のみか。確かにビーム兵器は強力だが)

ヒイロ(そしてこの攻撃アルゴリズム。こいつはMDか?ISのMD化などあってはならない!)

ヒイロ「完全に破壊する!!お前の存在は許されない!!!」

187: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/26(火) 23:44:44.10 ID:GGNnqFk80
一夏「…すげぇ。」

鈴「なによアイツ…。あんなに強いの?」

山田「相手にまったく攻撃の機会を与えない連続攻撃、まったく容赦がありません…」

ヒイロ「動きが遅すぎる!装備が重すぎるんだ!!!」

ヒイロ「これで終りだ!!」

山田「…敵IS完全に破壊されました」

千冬「…ヒイロ」

ヒイロ「任務、完了」

セシリア「…素敵ですわぁ///」

190: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/27(水) 00:21:55.50 ID:rzNjQ+py0
~未確認機撃破後 学園ラボ~

山田「やはり無人機のようです。機体自体はヒイロ君に完全に破壊されていて修復は出来ませんし、使われているコアも確認されている467のコアのどれでもありません。あっ!ヒイロ君の機体のサンクキングダム製のを合わせると468ですね。でもこの機体は一体?」

千冬「…。」

191: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 00:22:26.69 ID:rzNjQ+py0
~未確認機撃破後 ピット~

一夏「ヒイロ大丈夫か!?」

セシリア「お怪我はありませんか!?」

ヒイロ「…あぁ、問題はない」

セシリア「あぁ、でも一応念のため保健室に!」

ヒイロ「大丈夫だ。問題ない」

セシリア「はい…」

セシリア(せっかく私が手厚く看病してあげられると思いましたのに…)

192: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 00:23:10.34 ID:rzNjQ+py0
鈴「あ、あのさ?」

ヒイロ「…。」

鈴「あの時、助けてくれてありがとう。」

ヒイロ「…気にするな。俺は最善の行動をとったまでだ。」

鈴「あんた、ホントに強いんだね…。びっくりしちゃった…」

ヒイロ「…お前も十分に強い。判断力もある、お前なら戦場でも冷静に行動出切るだろう。」

鈴「あ、ありがとう…」

一夏「そういや、結局勝敗はどうなるんだ?ヒイロと鈴の試合」

193: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 00:24:13.24 ID:rzNjQ+py0
箒「一夏、空気を読め!」

一夏「えぇ!?」

鈴「…私の負けでいいよ。あのまま続けてても負けてただろうし」

一夏「じゃあ賭けは俺のっ」

ヒイロ「引き分けだ。勝負はついていない。」

一夏「いや、でも鈴も負け認めてるし…」

ヒイロ「戦場では、一瞬で有利不利は変わってしまう。途中で中断された戦いに勝敗など存在しない。不成立だ。」

一夏「わ、分かったよっ」

194: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 00:24:52.79 ID:rzNjQ+py0
鈴「ヒイロ…」

セシリア「なんてお優しい…」

箒「…でも、あんなに怒ったヒイロ初めて見たな。」

セシリア「とても雄々しく素敵でしたわ」

一夏「そうだよな、ヒイロも怒ることあるんだな」

箒・鈴「一夏!!」

一夏「な、なんだよ!?」

一夏(なんか最近俺怒られてばっかりだな。なんでだ?)

195: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 00:26:24.88 ID:rzNjQ+py0
セシリア「ここまで鈍感だと品位を疑いますわ」

ヒイロ「…。」

ヒイロ(あの機体、目的はやはり俺のW-0か?しかし凰鈴音の機体もターゲットにしていた。単機での破壊工作にしては戦闘力が低すぎる。やはりデータ狙いの突撃機と見るべきか?)

ヒイロ(戦闘中、アリーナ自体のシステムも乗っ取られていた。あんなものを作りこんな芸当を出来る人間、篠ノ之束しか考えられない。)

ヒイロ(…篠ノ之束。もしISのMD化を画策し、量産を考え世界に混乱を招くつもりなら。)

ヒイロ(篠ノ之束、お前を殺す)

箒(…ヒイロ?)

210: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/27(水) 01:47:21.70 ID:rzNjQ+py0
~翌週 寮室 夜~

コンコンッ

一夏「はい!」

箒「…。」

一夏「どうしたんだ箒?こんな時間に。」

箒「話がある」

一夏「なんだよ?改まって」

箒「来月の学年別個人トーナメントだが…」

一夏「ん?」

211: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 01:47:49.77 ID:rzNjQ+py0
箒「わ、私が優勝したら」

箒「つ、付き合って貰う!!!」

一夏「はい?」

女子「聞いた?」

女子「聞いた!」

女子「これは大ニュースだ!!」

ヒイロ「…。」

212: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 01:48:26.35 ID:rzNjQ+py0
~翌月 教室~

女子「ねぇ?あの噂聞いた?」

女子「なに?この間のISのこと?」

女子「あれはぁ、実験機が暴走したって話でしょ!」

女子「じゃなくてぇ、今月のトーナメントで勝つとぉ、織斑君と付き合えるんだってぇ」

女子「えぇ!?そうなのぉ?」

女子「ヒイロ君は!?私ヒイロ君派なんだけど」

女子「そ、それは聞いてないなぁ」

女子「えぇ~」

セシリア「皆さん何の話で盛り上がっていらっしゃいますの?」

箒「いや、私にもさっぱり」

213: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 01:49:09.48 ID:rzNjQ+py0
女子「何か…話が歪んで広まってる」

女子「あんたまた適当なこと言ったんじゃないの?」

女子「えぇ~、そんなことないと思うけどなぁ。」

一夏「おはよう!」

ヒイロ「…。」

一夏「なに盛り上がってんだ?」

女子一同「な、なんでもないよ」

一夏「ん?」

ヒイロ「…。」

千冬「席につけ。HRを始める」

214: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 01:49:36.91 ID:rzNjQ+py0
山田「今日はなんと、転入生を紹介します」

シャル「シャルル・デュノアです。フランスから来ました。皆さん宜しくお願いします。」

女子「お、男?」

シャル「はい。こちらに僕と同じ境遇の方達がいると聞いて、本国から転入を」

女子一同「きゃぁぁぁっ♪」

シャル「え!?」

女子「男子!3人目の!」

女子「しかもうちのクラス!」

女子「美形!守ってあげたい系!」

千冬「騒ぐな!静かにしろ!」

215: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 01:50:28.22 ID:rzNjQ+py0
千冬「…今日は2組と合同でIS実習を行う。各人はすぐに着替えて第2グランドに集合、それから織斑、ヒイロ、デュノアの面倒を見てやれ。同じ男子同士だ、解散!」

シャル「君達が織斑君とヒイロ君?初めまして、僕は…」

一夏「あぁ、いいからいいから、兎に角移動が先だ。ってヒイロもういないし。あいついつもながら無駄無さすぎだろ」

一夏「女子が着替え始めるから行くぞ」

シャル「あぁ、うん」

一夏「俺達はアリーナの更衣室で着替えるんだ。実習の度にこの移動だから早めに慣れてくれよな」

シャル「う、うん」

一夏「なんだ?そわそわしてトイレか?」

シャル「ち、違うよ」

216: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 01:51:00.36 ID:rzNjQ+py0
女子「噂の転入生発見!」

女子「しかも織斑君と一緒」

シャル「な、なに?」

女子「者共出合え、出合え」

女子「しかも手繋いでる」

女子「織斑君の黒髪もいいけど、金髪もいいわね」

女子「残念、ヒイロ君がいない」

218: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 01:51:39.47 ID:rzNjQ+py0
一夏「行くぞ!」

シャル「うん」

女子「あぁ、逃げた!」

女子「追いかけるのよ」

女子「待って、せめて写真を一枚」

シャル「なんでみんな騒いでるの?」

一夏「そりゃあ、ISを操縦出来る男って今のところ俺達3人だけしかいないからだろ」

シャル「あっ!あぁうん、そうだね」

一夏「ん?兎に角走れ!」

219: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 01:52:30.96 ID:rzNjQ+py0
~アリーナ 更衣室~

一夏「なんとか振り切ったみたいだな。ヒイロ既にここにもいないし、マジかよ…」

シャル「ごめんね、いきなり迷惑かけちゃって」

一夏「それよりも嬉しいよ。学園にまた一人男子が増えて、これから宜しくな。俺は織斑一夏、一夏って呼んでくれ」

シャル「うん。宜しく一夏!僕のこともシャルルでいいよ。」

一夏「うわぁ、時間ヤバイな。直ぐに着替えちまおうぜ!」

ヌギヌギッ

シャル「うわぁっ」

220: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 01:53:26.15 ID:rzNjQ+py0
一夏「…ん?早く着替えないと遅れるぞ?うちの担任はそれは時間に五月蝿い人で…」

シャル「うん、着替えるよ…。だからちょっとあっち向いてて」

一夏「…いやぁ、まぁ着替えをじろじろ見る気はないが…なんでもいいけど急げよ?」

シャル「な、何かな?」

一夏「着替えるの超早いな、なんかコツでもあるのか?」

シャル「いや、別に…。ははは」

一夏「これ着る時に裸ってのが着づらいんだよな、なんか引っかかって。ヒイロなんか制服の下に常に着てるんだぜ?信じられねぇよ」

シャル「ひ、引っかかって?」

一夏「あぁ。」

シャル「///」

221: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 01:54:12.55 ID:rzNjQ+py0
一夏「あっ!そのスーツ着やすそうだな」

シャル「デュノア社製のオリジナルだよ。」

一夏「デュノア?お前の名字もデュノアだよな?」

シャル「父が社長をしてるんだ。一応フランスで一番大きなIS関係の企業だと思う。」

一夏「へぇ、社長の息子なのか。道理でな」

シャル「ん?道理でって?」

一夏「いや、なんつうか気品っていうか良いとこの育ちがするじゃん、納得したわ」

シャル「…、うん」

一夏「…ん?」

222: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 01:55:11.79 ID:rzNjQ+py0
ヒイロ「何をしている?早くいくぞ」

一夏「ヒイロ!?いたのかよ?」

シャル「君がヒイロ君?」

一夏「兎に角はやく行こう、シャルル!」

シャル「あぁ、うんっ」

ヒイロ「…。」

ヒイロ(シャルル・デュノア…?)

230: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/27(水) 07:27:52.83 ID:rzNjQ+py0
~第2グランド~

千冬「本日から実習を開始する。」

一同「はい!」

千冬「まずは、戦闘を実演して貰おう。凰、オルコット、専用機持ちならすぐに始められるだろう。前に出ろ」

鈴・セシリア「はい」

鈴「めんどいなぁ、なんで私が?」

セシリア「なんかこういうのは見せ物みたいで気が進みませんわね…」

千冬「お前ら少しはやる気をだせ。あいつらに良いところを見せるチャンスだぞ」

鈴・セシリア「!」

セシリア「やはりここはイギリス代表候補生セシリア・オルコットの出番ですわね!」

鈴「実力の違いを見せるいい機会よねぇ、専用機持ちの!」

シャル「今、先生なんて言ったの?」

一夏「俺が知るかよ」

231: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 07:28:24.78 ID:rzNjQ+py0
ヒイロ「…。」

セシリア「それでお相手は?鈴さんとの勝負でも構いませんが」

鈴「ふっふ~ん♪こっちの台詞、返り討ちよ」

千冬「慌てるな馬鹿ども。対戦相手は」

山田「どいて下さ~い!」

ドーン

232: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 07:29:06.18 ID:rzNjQ+py0
山田「あ、あのぉ織斑君///」

一夏「…ん、痛てて、えぇ!?」

山田「そ、そのですね、困ります。こんな、あぁでもこのままいくと織斑先生が義理のお姉さんでそれはそれでとても魅力的な…」

一夏「うわぁっ!」

鈴「い、一夏ぁ!」

ビュン

ズドン

山田「織斑君?怪我はありませんか?」

一夏「…は、はい。ありがとうございます」

ヒイロ「…。」

233: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 07:29:53.48 ID:rzNjQ+py0
千冬「山田先生は元代表候補だ。今くらいの射撃は造作もない。」

山田「昔のことですよ。それに候補生止まりでしたし」

千冬「さて小娘どもさっさと始めるぞ」

セシリア「え?あの2対1で?」

鈴「…それはさすがに」

千冬「安心しろ。今のお前達ならすぐに負ける」

鈴・セシリア「っ!!」

ヒイロ「なら俺がやる。それに1対1でいい」

234: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 07:30:32.43 ID:rzNjQ+py0
山田「えぇっ!?」

一夏「確かにヒイロなら先生相手でも善戦出来そうだしな!スゲー興味ある!」

女子「確かに見てみたいかも~」

千冬「織斑、お前は黙っていろ!決めるのは私だ!!」

一夏「は、はいっ!」

一夏(そんなに怒らなくても…)

ヒイロ「…。」

千冬「ヒイロ、お前は駄目だ。」

ヒイロ「…なぜだ?」

千冬「口の聞き方に気をつけろ、私はお前の教員だ」

ヒイロ「…。了解。」


235: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 07:31:16.31 ID:rzNjQ+py0
千冬「…っ。皆も知っての通りヒイロは強い。だが山田先生も強い。よってこの二人が戦ってもまだヒヨッコのお前達には理解出来ないし。意味がない。それに生徒と教師だ勝敗は見えている、以上が理由だ!文句ないな!?」

女子「まぁいくらなんでも先生相手じゃ無理だよね~」

女子「そうだね」

山田「…あの織斑先生?ありがとうございます。」

千冬「…。」

ヒイロ「…。」

セシリア「あの、ヒイロさん?」
ヒイロ「…。」

セシリア「私のことを心配して下さったんですよね…?」

ヒイロ「…。あぁ、気にするな」

セシリア「っ///!ありがとうございます!でも心配ご無用ですわ!私セシリア・オルコットが見事勝利してみせます!」

ヒイロ「…そうか」

236: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 07:31:50.68 ID:rzNjQ+py0
セシリア「はい!では行って参ります!」

シャル「なんかセシリアって凄いね…。尊敬しちゃうな」

一夏「そうだな。あいつもホントに強いからな。」

シャル「…多分一夏は僕の言いたいこと理解してないと思う。」

千冬「それでは改めて、始め!」

ヒイロ(直接教員の戦闘レベルを確認したかったが仕方ないか)

セシリア「手加減しませんわ」

鈴「さっきのは本気じゃなかったしね」

山田「い、いきます!」

戦闘が開始された


247: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/27(水) 16:57:44.15 ID:rzNjQ+py0
千冬「デュノア、山田先生の使っているISの解説をしてみせろ」

シャル「は、はい」

シャル「山田先生のISは、デュノア社製ラファエル・リヴァイヴです。第2世代開発最後機の機体ですが、そのスペックは初期第3世代にも劣らないものです。現在配備されている量産ISの中では、最後発でありながら世界第3位のシェアを持ち、装備によって格闘、射撃、防御といった全タイプに切り替えが可能です。」

ズドーン

鈴・セシリア「きゃあ~」

セシリア「まさかこの私が…」

鈴「あんたねぇ~、何面白い様に回避先読まれてるのよ?」

セシリア「鈴さんこそ無駄にバカスカ撃つからいけないのですわ!」

千冬「これで諸君にも教員の実力が理解出来ただろう。」

山田「えへへ//」

千冬「以後は敬意を持って接する様に」

248: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 16:58:24.61 ID:rzNjQ+py0
ヒイロ(確かに悪くない腕だ…。だがそれだけだ。脅威には値しない)

千冬「…。」

千冬「次にグループになって実習を行う。」

千冬「リーダーは専用機持ちがやること。では別れろ!」

女子「織斑君、一緒に頑張ろう!」

女子「分かんないところ、教えて!」

女子「デュノア君の操縦技術見たいなぁ。」

女子「ねぇねぇ、私もいいよね?」

女子「私ヒイロ君がいぃ~」

女子「ヒイロ君、私を冷たく罵ってぇっ///」

グループ分けが進む

249: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 16:59:03.06 ID:rzNjQ+py0
鈴「はいは~い、勝手に触っちゃダメよ~。怪我しても知らないからね」

セシリア「まずは、順番に装着してみて下さいな」

セシリア(私もヒイロさんに教わりたかったですわ。こういう時エリートである我が身が恨めしいですわ)

箒「ぬぅ~」

一夏「それじゃ順番に、ISの装着、起動、歩行までやろう」

一夏「ヒイロ、お前んとこは順調か?」

ヒイロ「あぁ、進行に問題ない。マニュアル通り教えている」

一夏「さすがだな。お前って」

ヒイロ「無駄口はいい。任された仕事をしろ」

女子「ヒイロく~ん、私にももっと厳しく言ってぇ~」

一夏「わ、わかった」

ヒイロ「…。」

250: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 16:59:38.20 ID:rzNjQ+py0
千冬「意外とまともに教えてるじゃないか?てっきり適当にやるものだと思っていた」

ヒイロ「…ISは兵器だ。十分に注意して扱う必要がある。ましてや、素人に触らせるのなら扱い方を徹底的に覚えさせなければならない。無知な者が許容範囲を超えた力をもつことは最悪の結果を生む」

千冬「その通りだ。だからお前の様な強者が教えてやれば間違いは起こらない。」

ヒイロ「それは違う。強者などいない、人類全てが弱者なんだ。俺もお前も弱者なんだ…」

ヒイロ「…思い上がりは新たな争いの火種を生む」

千冬「…そうだな。すまん」

ヒイロ「あぁ」

251: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 17:00:06.76 ID:rzNjQ+py0
箒「なぁ一夏、今日の昼は何か予定があったりするのか?」

一夏「いや、特には」

箒「そうかぁ♪ではたまには一緒に食事を摂るとしよう」

一夏「あぁ、別にいいぜ」

箒「よし♪」

252: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 17:00:38.41 ID:rzNjQ+py0
~昼休憩 屋上~

箒「どういうことだ?」

一夏「ん?大勢で食った方が美味いだろう?」

一夏「それにシャルルは、転入してきたばっかりで右も左も分からないだろうし」

箒「そ、それはそうだが…」

シャル「え~と、ホントに僕が同席して良かったのかな?」

253: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 17:01:20.77 ID:rzNjQ+py0
一夏「いやいや、男子同士仲良くしようぜ?今日から部屋も一瞬なんだし。なぁヒイロ?」

ヒイロ「部屋へのベッドの搬入は済ませてある。問題はない」

一夏「一人であんな大きなベッド移動させたのか?言ってくれたら手伝ったのに!」

シャル「ごめんね、ヒイロ君。気を使わせちゃったみたいで…」

ヒイロ「気にするな、担任の指示だ。搬入人数は指定されなかった。十分一人で可能な重量だった」

一夏「でもあのベッドかなり大きくなかったか?」

シャル「そうなの?ヒイロ君、ホントにありがとう。力持ちなんだね」

ヒイロ「何度も言わせるな。気にする必要はない。それにお前には運べないだろう?」


254: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 17:01:56.25 ID:rzNjQ+py0
シャル「え…?」

一夏「いやいや一人じゃ俺も無理だって」

シャル「…で、でもホントにありがとう。ヒイロ君て優しいね///」

ヒイロ「…。」

一夏「おぉ!酢豚だ!」

鈴「そう!今朝作ったのよ!食べたいって言ってたでしょ?」

セシリア「ヒイロさん?私も今朝ヒイロさんの為にこういう物を用意しましたの。いつも栄養ドリンクしか摂られていない様でしたから…」

一夏「へぇ、超美味そうなサンドイッチじゃん?」

255: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 17:02:38.99 ID:rzNjQ+py0
セシリア「イギリスにも美味しいものがあることをご納得して頂かないと」

一夏「ヒイロ、せっかくだし食べてみろよ!」

ヒイロ「…あぁ」

パクっ

一夏「どうだヒイロ?美味いのか?」

ヒイロ「…………あぁ。問題はない」

一夏「ってことは美味いんだな?」

セシリア「///良かったぁ!お口に合わなかったらどうしようかと思いましたわ。安心しました。」

一夏「俺も貰っていいかな?」

セシリア「ダメですわ!これはヒイロさんのっ」

ヒイロ「あぁ。構わない。」

セシリア「ま、まぁヒイロさんがいいと言うのなら仕方ありませんわね…」

一夏「やったぜ!」

パクっ

一夏「…。」

256: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 17:03:31.72 ID:rzNjQ+py0
セシリア「さぁ、折角ですしもっとどうぞ」

一夏「いや、えとその後で貰うよ…」

一夏(ヒイロォォォォォっ!なんで無表情なんだよぉぉ!)

パク

ヒイロ「…。」

セシリア「あぁ、ヒイロさんが黙々と食べて下さって私幸せです」

ヒイロ「…一夏、今日の訓練はなしだ」

一夏「…了解した。俺はお前を心から尊敬している」

一夏「…次は箒のを。」

257: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 17:04:20.66 ID:rzNjQ+py0
箒「私のはこれだ…」

一夏「頂きます!!超うめぇぇぇっ!箒、お前天才だな!」

箒「そ、そんなにか!?」

一夏「ほらあ~ん?」

箒「えぇっ///あ~ん」

パクっ

箒「これはいいものだなぁ//」

一夏「そうだろ!?マジうめぇよな!」

シャル「あ、今のって日本でカップルがやる、はい、あーんってやつだよね?仲睦まじぃね」

鈴「一夏ぁ!」

258: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 17:04:56.27 ID:rzNjQ+py0
セシリア「えと、ヒイロさん?私も今のをって!?もう食べてしまわれましたの!?」

ヒイロ「任務、完了…」

シャル「…ヒイロ君、汗凄いよ?」

ヒイロ「…問題はない」

シャル(辛そうな顔初めて見た)

セシリア(幸せですわぁ///)

267: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/27(水) 18:28:02.78 ID:rzNjQ+py0
~寮室 夜~

一夏「…はぁ。男同士ってのはいいもんだなぁ」

シャル「この緑茶って紅茶とはずいぶん違うんだね。不思議な感じ、でも美味しいよ」

シャル「…一夏とヒイロ君はいつも放課後にISの特訓をしてるってきいたけど、そうなの?」

一夏「あぁ、俺は他のみんなからは遅れているからな。ヒイロにも見て貰ってるんだ」

シャル「…僕も加わっていいかな?専用機もあるから役に立てるとおもうんだ」

一夏「おぉ!是非頼む!いいよな?ヒイロ?」

ヒイロ「…あぁ。歓迎する」

シャル「…あ、ありがとう。」

268: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 18:28:40.10 ID:rzNjQ+py0
~翌日 SHR~

ざわざわ

山田「えぇと、今日も嬉しいお知らせがあります…。」

山田「また一人クラスにお友達が増えました。ドイツから来た転校生のラウラ・ボーデヴィッヒさんです」

女子「どういうこと?」

女子「2日連続で転校生だなんて」

女子「いくらなんでも変じゃない?」

山田「み、皆さんお静かに!まだ自己紹介が終わってませんから。」

千冬「挨拶をしろ。ラウラ」

269: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 18:29:10.49 ID:rzNjQ+py0
ラウラ「はい!教官!」

一夏(教官?ってことは千冬ねぇがドイツに居た頃の…)

ラウラ「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」

山田「あの、以上…ですか?」

ラウラ「以上だ」

女子「なんかヒイロ君に似てない?」

女子「やめてよ!ヒイロ君は私の王子様なのに」

セシリア「ちょっ!」

270: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 18:29:57.00 ID:rzNjQ+py0
ラウラ「貴様かっ!?」

ガシッ

ラウラ「!?」

ヒイロ「…なんの真似だ?」

ラウラ「大した反応速度だ…。さすがは教官の弟といったところか?」

ヒイロ「…。」

ラウラ「だが!私は認めない!貴様があの人の弟であるなどっ」

ヒイロ「…残念だが人違いだ」

一夏「…あのぉ、多分それ俺のことだと思うんだけど?」

ラウラ「なっ!?貴様の様な腑抜け顔が教官の弟だと!?ふざけるなっ!」

一夏(なんか最近落ち込む事多いなぁ…)

275: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/27(水) 20:44:49.67 ID:rzNjQ+py0
~放課後 第3アリーナ~

箒「こう、ズバッ、バキッっていう感じだ」

鈴「なんとなく分かるでしょぉ?感覚よぉ感覚!はぁ!?なんで分かんないのよ!?バカぁ!!」

セシリア「才能がありません!諦めて下さいな!!」

一夏「…率直に言わせて貰う。…全然分からん!てか最後アドバイスじゃなくね?」

276: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 20:45:36.55 ID:rzNjQ+py0
箒「なぜ分からん!?」

鈴「ちゃんと聞きなさいよ!ちゃんと!」

セシリア「時間の無駄です!」

一夏「…セシリアだけ俺の心を折りにきてることだけは分かった。」

277: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 20:46:31.41 ID:rzNjQ+py0
シャル「一夏、ちょっと相手してくれる?白式と戦ってみたいんだ」

一夏「まぁまだヒイロ来てないしなぁ。いいぜ!」

女子「見て見て!織斑君とデュノア君がやるみたいよ」

女子「デュノア君のIS姿カッコいい!」

シャル「じゃあいくよ、一夏!」

一夏「おう!こい!」

278: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 20:47:03.14 ID:rzNjQ+py0
一夏「こっのぉ!何!?」

ドンッ ドンッ ドンッ

一夏(ライフルでシールドエネルギーが削られる…)

そのまま押しきられて負け

シャル「…つまりね。一夏が勝てないのは単純に射撃武器の特性を理解してないからだよ」

一夏「ん~、一応分かってるつもりだったんだが…」

279: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 20:47:39.18 ID:rzNjQ+py0
シャル「この白式ってイコライザーがないんだよね?」

一夏「あぁ。バススロットが空いてないらしい」

シャル「多分だけどそれってワンオフアビリティの方に容量を使ってるからだよ」

一夏「…ワンオフ?」

シャル「ISが搭乗者と最高状態になった時に発現する能力。白式の場合は零落白夜がそれかな」

一夏「はは~ん。お前の説明って分かりやすいな」


280: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 20:49:34.95 ID:rzNjQ+py0
~同時刻 寮室~

デュオ『…と、いうことだ。まぁデュノア社も第3世代型へ移行できなくて相当焦ってるみたいだぜ。これでデュノア社の調査報告は以上だ!相変わらずいい勘してるな、ヒイロ』

ヒイロ「…状況と本人を直接見れば誰でも疑問に思うことだ。新たに男のIS操縦者が現れる必要性を感じない」

デュオ『まぁ篠ノ之束に関しては俺の方で引き続き調べてやるよ』

ヒイロ「…頼む。」

デュオ『お?なんだか汐らしいじゃないの?さては女の子の園で骨抜きにされたか?リリーナに合わせる顔がねぇな、こりゃぁ♪』

ヒイロ「…最初からお前の力をアテにしている」

デュオ『…嬉しいこと言ってくれんじゃねぇの。じゃあまぁこれにて通信終わり!頑張れよ!ヒイロ!』

ヒイロ「…。」

ヒイロ(シャルロット・デュノア…)

281: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 20:50:22.74 ID:rzNjQ+py0
~第3アリーナ~

シャル「じゃあ一回射撃の練習してみる?」

一夏「あれ?他人の武器は使えないんじゃ?」

シャル「普通はね。でも持ち主がアンロックすれば登録してある人は全員使えるんだよ」

一夏「へぇ」

鈴「ねぇ?あの二人ちょっと仲良すぎない?」

箒「ぬぅ~」

セシリア(ヒイロさんまだかしらぁ)

282: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 20:51:01.01 ID:rzNjQ+py0
女子「ねぇ?ちょっとあれ!」

女子「嘘、ドイツの第3世代じゃない?」

女子「まだ本国のトライアル段階だって聞いていたけど…」

セシリア「…ラウラ・ボーデヴィッヒ」

鈴「何?あいつなの?一夏と間違えてヒイロをひっぱたこうとしたドイツの代表候補生って」

セシリア「断じて許せませんわ…」


283: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 20:51:36.92 ID:rzNjQ+py0
ラウラ「…織斑一夏」

一夏「…なんだよ?」

ラウラ「貴様も専用機持ちだそうだな?ならば話が早い。私と戦え」

一夏「…嫌だ。理由がねぇよ」

ラウラ「貴様に無くても私にはある」

一夏「…今でなくてもいいだろ?もうすぐクラスリーグマッチなんだから、その時で」

ラウラ「ならばっ!」

ズドンッ

284: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 20:52:11.20 ID:rzNjQ+py0
ズバッ

ラウラ「なに!?」

一夏「ヒイロ!?」

セシリア「ヒイロさんですわぁ!///」

鈴「…セシリアうるさい」

シャル「ヒイロ君!?ってそれ打鉄!?」

ヒイロ「…いきなり砲撃とは挨拶だな」

ラウラ(レールカノンを訓練機の太刀で弾いただと?)

285: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 20:52:55.56 ID:rzNjQ+py0
ラウラ「訓練機ごときで私の前に立ちはだかるとはな。」

ヒイロ「機体の性能差を勝敗と結び付ける程度のやつに俺は倒せない」

ラウラ「くっ!」

教員『そこの生徒!何をやっている!?』

ラウラ「…今日のところは引いてやろう」

ヒイロ「…。」

一夏「…ヒイロ。助かったよ、すまない」

ヒイロ「…気にするな」

ヒイロ(ドイツの代表候補生、ラウラ・ボーデヴィッヒ。機体名はシュヴァルツェア・レーゲン。主兵装の右肩部大型レールカノン確認。引き続き調査する必要がありそうだ)

290: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/27(水) 21:46:58.57 ID:rzNjQ+py0
~アリーナ 更衣室~

シャル「…一夏、大丈夫?」

ヒイロ「…。」

一夏「あぁ。さっきは助かったよ、サンキューなヒイロ、シャルル」

シャル「…じゃあ僕は先に部屋に戻ってるね」

一夏「え?ここでシャワー浴びていかないのか?お前いつもそうだよな?」

シャル「えぇっ?」

291: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 21:47:29.34 ID:rzNjQ+py0
一夏「なぁんで俺と着替えるの嫌がるんだよぉ??」

シャル「べ、別にそんなことないと思うけどっ!」

一夏「そんなことあるだろぉ!?たまには一緒に着替えようぜぇ!」

シャル「い、いやぁ…」

一夏「そう連れないこと言うなって!」

ヒイロ「一夏!」

292: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 21:48:04.53 ID:rzNjQ+py0
一夏「な、なに!?」

ヒイロ「…本人の意思を尊重してやれ」

一夏「あ、あぁ、分かったよ。何も怒らなくても…」

シャル「…ごめんね。」

ヒイロ「…早く行け。」

シャル「…ありがとう、ヒイロ君」

ヒイロ「…ヒイロでいい」

シャル「…うん。ヒイロ///」

一夏「…なんなんだよ、一体?俺が悪いのか?」

293: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 21:49:03.58 ID:rzNjQ+py0
~校庭~

ラウラ「答えて下さい、教官!!なぜこんなところで!?」

一夏「!?」

ヒイロ「…。」

千冬「…何度も言わせるな。私には私の役目がある。それだけだ」

ラウラ「こんな極東の地でなんの役目があると言うのですか!?お願いです教官!我がドイツで再びご指導を!ここではあなたの能力を半分も活かされません!」

千冬「…ほぅ。」

ラウラ「大体、この学園の生徒等教官が教えるに足る人間ではありません!危機感に疎くISをファッションか何かと勘違いしている!その様な者達に教官が時間を割かれるなどっ」

千冬「…そこまでにしておけよ、小娘。」

ラウラ「っ!?」

294: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 21:49:43.23 ID:rzNjQ+py0
千冬「…少し見ない間に偉くなったな?15歳でもう選ばれた人間気取りとは、畏れ入る」

ラウラ「わ、私は…」

千冬「…寮に戻れ。私は忙しい。」

ラウラ「っく!」

タタタッ

千冬「…そこの男子!」

一夏「げっ!?」

千冬「盗み聞きか?異常性癖は感心しないぞ。」

一夏「な、なんでそうなるんだよ!?千冬ねぇ!」

千冬「学校では織斑先生と呼べ。」

一夏「…は、はい」

295: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 21:50:25.28 ID:rzNjQ+py0
ヒイロ「…。」

千冬「なっ!?ヒイロもいたのか!?」

ヒイロ「あぁ、偶然な」

千冬「そ、そうか」

千冬「…はぁ。下らんことをしてる暇があったら自主訓練でもしろ」

ヒイロ「今がその帰りだ」

千冬「っ!」

千冬「…織斑、このままでは月末のトーナメントで初戦敗退だぞ」

一夏「分かってるって…!」

千冬「…ならいい。」

一夏「…なぁ、待ってくれ。」

千冬「ん?」

296: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 21:51:05.09 ID:rzNjQ+py0
一夏「…さっきのラウラってやつが言ってた俺のこと。千冬ねぇの弟とは認めないって、あれってやっぱり俺のせいで千冬ねぇが二度目の優勝を逃したことを…」

千冬「終わったことだ。お前が気に病む必要はない」

千冬「…ではな」

ヒイロ「…。」

千冬「ヒイロ…、一夏を頼む。」

ヒイロ「…。」

ヒイロ(第2回モンド・グロッソ決勝当日。織斑一夏は何者かに誘拐された、目的は不明、拘束され監禁された。その救援に向かった織斑千冬は優勝を逃した…。監禁場所の情報を伝えたのはドイツ軍。)

297: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/27(水) 22:56:18.42 ID:rzNjQ+py0
~寮室~

シャワァ~

一夏「…ただいま。シャルル、戻ってるか?」

一夏「…シャワー浴びてんのか。なんか変な話に付き合わせて悪いな」

ヒイロ「…。」

一夏「…あっそうだ。シャルル?ボディソープ切れてるだろ?換えの…」

ガラッ

シャル「あっ」

298: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/27(水) 22:57:09.97 ID:rzNjQ+py0
ドスッ

一夏「ひ、ヒイロ…な、なにを…」

ドサッ バタッ

ヒイロ「早く服を着ろ」

ズルズル

一夏「…ぐぁっ」

シャル「うわぁっ!///」

ヒイロ「…。」

299: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 22:57:48.72 ID:rzNjQ+py0
~数分後~

ヒイロ「…。」

一夏「…。」

スタスタ

シャル「…。」

一夏「…あぁ、そのお茶でも…飲むか」

シャル「…うん。貰おうかな」

一夏「…はい。ヒイロも」

シャル「…あ、ありがとう。」

ヒイロ「…。」

シャル「…一夏のえっち」

一夏「…な、なんでだよ!?」

ヒイロ「…。」

一夏「…ていうかヒイロに気を失わされてほとんど何も記憶にねぇよ」

300: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 22:58:29.38 ID:rzNjQ+py0
シャル「…確かに一瞬だったね」

一夏「…で、なんで男のフリなんてしてたんだ?」

シャル「…それは」

事情説明

シャル「…私はね注目を集める為の広告塔なの。男にフリをすればヒイロや一夏に接触しやすいし、データを集めやすいからね」

シャル「…そう、君達のデータを盗んで来いって言われたんだよ父親にね」

一夏「でもヒイロのことは、ニュースにもなってないって…」

シャル「もうさすがに各国共に知ってるよ。あのサンクキングダム出身の男操縦者がいるって…」

一夏「…そうなのか」

ヒイロ「…。」

301: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 22:59:25.06 ID:rzNjQ+py0
シャル「…あぁ、でもホントのこと話したら楽になったよ。聞いてくれてありがとう。それと今まで嘘をついていてごめんなさい。」

ヒイロ「…いいのかそれで?」

シャル「…え?」

一夏「いいはずないだろ!親がいなけりゃ子は産まれない。でもだからって何をしてもいい訳じゃないだろ!?」

シャル「…一夏。」

一夏「…俺も千冬ねぇも両親に捨てられた。お前はこれからどうするんだ!?」

シャル「…女だってことがバレたからきっと本国に呼び戻されるだろうね。後の事はわからない…。良くて牢屋いきかな」

ヒイロ「…ならここにいればいい」

302: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 23:00:07.06 ID:rzNjQ+py0
一夏「そうだよ!俺とヒイロが黙ってたらバレないんだし!」

ヒイロ「…もし仮にバレてもお前にはすぐには手出し出来ない。IS学園特記事項、本学園にいる生徒は、その在学中においてその国家、組織、団体に帰属しない」

一夏「好都合じゃないか!」

ヒイロ「…相手が強制的手段に出た場合は俺が敵を殲滅する」

一夏「ヒイロがいれば百人力だぜ!」

シャル「…良く覚えてたね。特記事項って55個もあるのに」

ヒイロ「…使える可能性のあるものは全て把握している」

一夏「…さすがだな」


303: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 23:01:04.78 ID:rzNjQ+py0
シャル「…ヒイロ。庇ってくれてありがとう。でもどうして?」

ヒイロ「…さぁな。俺は俺の感情に従っただけだ」

シャル「…そっか♪」

コンコンッ

セシリア「ヒイロさん?あのまだ夕食を摂られていないようですが良かったらご一緒に…」

一夏「やばいっ!今入って来られたらセシリアにバレる」

シャル「うわぁっ!どうしようっ」

ヒイロ「…夕食に行ってくる」

ガチャ

セシリア「ヒイロさん///ご一緒して下さるのですか?」

ヒイロ「あぁ、行くぞ」

セシリア「はいっ///」

スタスタ

シャル「…ヒイロは優しいね」

一夏「…俺なんか今落ち込んできたわ」

304: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 23:01:53.63 ID:rzNjQ+py0
~ヒイロ 夕食から帰宅~

ヒイロ「…お前達の分の夕食だ。」

シャル「あっありがとう!は、箸だ…」

一夏「サンキューなヒイロ!いっただきまぁす」

ヒイロ「…箸は使えないのか?」

シャル「…練習はしてるんだけどね」

ヒイロ「…フォークをとってくる」

シャル「いいよ、いいよ!」

ヒイロ「…お前はもっと周りに頼ってもいいはずだ」

308: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/27(水) 23:08:25.95 ID:rzNjQ+py0
シャル「…じゃあヒイロに頼ってもいいの?」

ヒイロ「…あぁ。善処する」

一夏「これ美味いなぁ、ヒイロ!」

ヒイロ「…。」

シャル「フフフッ♪」

シャル「…じゃあねヒイロ///」

ヒイロ「?」

シャル「…ヒイロが食べさせて///」

ヒイロ「…。いいだろう」

シャル「…ねぇ、ヒイロ?///」

ヒイロ「…なんだ?」

シャル「…もしかして私が女だって前から気づいてた?」

ヒイロ「…あぁ。外見的特徴ですぐに気付いた。」

シャル「もぅ///ヒイロのいじわるっ♪」

ヒイロ「…。」



337: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/28(木) 19:47:07.78 ID:j5sUSt6a0
~翌日 朝~

ガヤガヤ

鈴「嘘ついてないでしょうね?」

セシリア「それはヒイロさんとでもいけますの!?」

女子「本当だってば!この噂学園中で持ちきりなのよ?」

女子「今月の学年別トーナメントで優勝したら織斑君と付き合えることになっているらしいの」

女子「…ヒイロ君はわからないけど。交渉次第ではいけるんじゃない?」

セシリア「!!」

セシリア「でもこのことは殿方も承知していますの?」

女子「それがね、どうも男子は分かってないみたい。」

338: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/28(木) 19:48:00.33 ID:j5sUSt6a0
鈴「どういうこと?」

女子「女の子の中だけの取り決めってことらしいのよ」

一夏「おはよう!」

シャル「なんの話してるの?」

女子一同「わぁぁっ」

スタスタ

鈴「じゃあ私、自分のクラスに戻るからっ」

セシリア「そうですわねっ!私も席に着きませんと」

スタスタ

一夏「なんなんだ?」

シャル「さぁ?」

ヒイロ「…。」

箒(どうしてこうなった…?)

箒「まぁ兎に角私が優勝すれば問題はない!」

箒(今度は私は強さを見誤らずに勝つことが出切るだろうか…)

339: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/28(木) 19:48:38.10 ID:j5sUSt6a0
~アリーナ 放課後~

セシリア「あら?」

鈴「早いわね。」

セシリア「てっきり私が一番かと思っていましたのに」

鈴「私はこれから学年別トーナメント優勝に向けて特訓するんだけど…」

セシリア「私も同じですわぁ!」
鈴「なんだったらどっちが上か先にここで決着着けてもいいのよ?」

セシリア「宜しくてよ。実力の違いをお見せ致しますわ」

ドーンッ

鈴・セシリア「!?」

340: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/28(木) 19:49:17.86 ID:j5sUSt6a0
ラウラ「フッ!」

セシリア「ラウラ・ボーデヴィッヒ…」

鈴「またあんたか、どういうつもり!?」

ラウラ「甲龍にブルー・ティアーズか。データで見る方がまだ強そうではあったな」

鈴「なに?やるの?わざわざドイツからきてボコられたいなんて大したマゾっぷりね。それともジャガイモ農場じゃそういうのも流行ってるの?」

セシリア「あらあら鈴さん、こちらの方はどうやら共通言語をお持ちではないみたいですから、あまり苛めるのは可哀想ですわよ」

ラウラ「貴様達の様な者が私と同じ第3世代の専用機持ちだとはな。数くらいしか能のない国と古いだけが取り柄の国は余程人材不足と見える」

鈴「この人スクラップがお望みみたいよ!」

セシリア「その様ですわね」

ラウラ「二人がかりで来たらどうだ?下らん種馬を取り合うメスにこの私が負けるものか」

鈴「今なんて言った!?私の耳にはどうぞ好きなだけ殴って下さいって聞こえたけど!?」

セシリア「この場にいない者の侮辱までするなんて!その軽口二度と聞けない様にして差し上げますわっ!」

ラウラ「とっとと来い!」

341: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/28(木) 19:49:52.78 ID:j5sUSt6a0
~廊下~

シャル「一夏?今日も特訓するよね?」

一夏「あぁ、トーナメントまで日がないからな」

シャル「…ヒイロも来るかな?」

一夏「多分来るんじゃないか?」

女子「第3アリーナで代表候補生3人が模擬戦やってるって!」

一夏・シャル「え!?」

342: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/28(木) 19:51:05.32 ID:j5sUSt6a0
~アリーナ 客席~

一夏「あっヒイロ!」

ヒイロ「…。」

シャル「もう来てたんだね」

一夏「これはどういう事だよ!?」

ヒイロ「さぁな。俺も騒ぎを聞いてきただけだ」

一夏「…そうなのか。」

ドーンッ

シャル「やばいよ、二人とも一方的になってきたよ…」

一夏「鈴の龍咆を止めやがった!?」

シャル「…AICだ。」

一夏「…AIC?なんだそりゃ?」

シャル「アクティブ・イナーシャル・キャンセラー」

箒「慣性停止能力とも言う」

一夏「箒も来たのか。」

343: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/28(木) 19:52:06.93 ID:j5sUSt6a0
ヒイロ「AIC、6機のワイヤーブレード、両腕プラズマ手刀確認。データ収集完了」

シャル「酷い!!あれじゃあシールドエネルギーが持たないよ!」

箒「もし、ダメージが蓄積しISが強制解除にでもなったら二人の命に関わるぞ!」

一夏「やめろ!ラウラ!」

ビュオッ

一夏IS展開

一夏「うおぉぉっ!」

バリーン

シャル「ヒイロお願い!みんなを助けて!」

ヒイロ「…。」

344: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/28(木) 19:53:22.25 ID:j5sUSt6a0
~アリーナ内~

一夏「その手を離せぇ!」

ブンッ

一夏「なっ!?身体が動かない」

ラウラ「感情的で直線的、絵に書いた様な愚かものだな」

ラウラ「やはり敵ではないな。この私とシュヴァルツェア・レーゲンの前では」

一夏「くっ!」

ラウラ「消えろ!」

ガキーンッ

ヒイロ「安心しろ。お前も十分感情的で直線的だ」

ラウラ「また貴様か!?しかもまた訓練機だと?ふざけているのか!?」

345: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/28(木) 19:54:04.83 ID:j5sUSt6a0
シャル「二人とも大丈夫?」

鈴・セシリア「うぅっ」

セシリア「無様な姿をヒイロさんに…」

シャル「…大丈夫、あの人が助けてくれるから!」

一夏「気をつけろヒイロ!そいつを食らうと身体が動かなくなるぞ!」

ラウラ「はっ!専用機の力見せつけてやる!」

ヒイロ「AICか。既に効果範囲は算定済みだ。弱点も把握している」

ギュンッ

ラウラ「ちぃっ!」

千冬「そこまで!」

346: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/28(木) 19:55:11.22 ID:j5sUSt6a0
ラウラ「き、教官!?」

千冬「やれやれ、これだからガキの相手は疲れる」

一夏「…千冬ねぇ」

ヒイロ「…。」

千冬「…模擬戦をやるのは構わん。だがアリーナのバリアを破壊する事態にまでなられては敵わん。教師として黙認しかねる」

千冬「この戦いの決着は学年別トーナメントで着けて貰おうか。」

ラウラ「教官がそうおっしゃるなら」

千冬「…ヒイロ、すまない。手間をかけた様だ」

ヒイロ「…。」

ラウラ「!?」

千冬「では学年別トーナメントまで私闘の一切を禁止する。解散!」

ラウラ(教官のあの信頼感…ヒイロとか言ったな。何者だ?)

347: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/28(木) 19:56:13.37 ID:j5sUSt6a0
~保健室~

鈴「…別に助けてくれなくて良かったのに」

セシリア「…ヒイロさん、ごめんなさい。私無様な姿を」

シャル「…まぁ無事で何よりだよ。ねぇヒイロ?」

ヒイロ「…あぁ。」

セシリア「ヒイロさん私またあなたに助けられてしまいましたわ。本当にごめんなさい」

ヒイロ「…セシリア、あまり無茶はするな。ISは兵器なんだ、自覚しろ」

セシリア「はい、ごめんなさい///」

シャル「一夏も凄い勢いで飛び込んでいって助けてくれたんだよ?」

鈴「それは、その嬉しいけど///」

一夏「…そもそもなんでラウラとバトルすることになったんだ?」

348: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/28(木) 19:56:57.10 ID:j5sUSt6a0
鈴「そ、それはぁ…」

セシリア「女のプライドを侮辱されたから…、ですわ」

一夏「え?」

シャル「あぁっ!もしかしてヒイロと一夏の事をっ」

ガシッ

シャル「むぅっ…」

鈴「あんたって本当に一言多いわねぇ!」

セシリア「そ、そうですわ!」

一夏「…おい二人ともさっきから怪我人の癖に動きすぎだって!」
ガシッ

鈴「いったぁっ!」

セシリア「つぅぅっ!」

一夏「ほら、やっぱり痛いんじゃん?♪馬鹿だなぁ、ハハハ」

鈴「馬鹿ってなによ馬鹿ってぇ!?馬鹿ぁ!」

セシリア「あなたにだけは言われたくありませんわ!」

一夏「なんなんだよお前ら…」

ヒイロ「…。」

ガタン!

349: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/28(木) 19:57:28.43 ID:j5sUSt6a0
女子一同病室乱入

シャル「…どうしたの?みんなして!?」

女子「これ!」

シャル「…プリント?」

一夏「今月開催する、学年別トーナメントではより実践的な模擬戦を行う為、二人組での参加を必須とする。尚、ペアが決まらなかった者は抽選で決まった相手とのペアとする」

女子「兎に角、私と組もう織斑君!」

女子「私と組んでデュノアく~ん」

女子「ヒイロ君、私を蹂躙してぇ!」

一夏「えと…」

シャル「…ははは」

一夏「…みんな悪い!俺はヒイロと組むから諦めてくれ!」

350: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/28(木) 19:58:19.41 ID:j5sUSt6a0
鈴「一夏、私と組みなさいよ!幼なじみでしょうが!」

セシリア「ヒイロさんは私と!」

山田「駄目ですよ。お二人のISダメージレベルがCを越えています。トーナメント参加は許可出来ません!」

鈴「そんなぁ!私十分戦えます!」

セシリア「私も納得出来ませんわ!」

山田「駄目と言ったら駄目です!当分修復に専念しないと後々重大な欠陥が生じますよ?」

鈴「ぬぅ…」

鈴(優勝したらその子が一夏と付き合うのよね?)

セシリア(ヒイロさんが誰かになんて…それだけは阻止しなければいけませんわ)

鈴(となると実質ヒイロと組んだやつの優勝が濃厚)

セシリア(ならヒイロさんのパートナーを男性にしてしまえば)

鈴「一夏、あんたヒイロと組みなさいよ!」

セシリア「織斑君!くれぐれもヒイロさんの足を引っ張らないようにしてくださいね!」

千冬「…残念だがその組合わせは認められん」

351: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/28(木) 19:59:08.01 ID:j5sUSt6a0
一夏「え?なんで?」

千冬「ヒイロは今回のトーナメントに参加しないからだ」

セシリア「ど、どうして!?」

ヒイロ「…どういうことだ?」

千冬「…なんだ?本国から連絡を受けていないのか?言うまでもなく今回のトーナメントは各国から首脳陣や関係者、スカウトが視察にくる。3年にとっては絶好のアピールの場となるわけだ」

千冬「そして今回ヒイロの母国サンクキングダムからは国家元首自らが視察に来るそうだ!」

ヒイロ「!?リリーナが?」

千冬「そして今回国家元首たっての希望でヒイロはその護衛の任に着くこととなった」

352: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/28(木) 20:00:03.54 ID:j5sUSt6a0
セシリア「国家元首自らが…?あのリリーナ様が…」

鈴「でも自国唯一の操縦者出さないで何を視察するってのよ!?」

千冬「一応進言してみたが、直接必要ないと言われたよ。大した自信だな、ヒイロ?」

ヒイロ「…。」

山田「多分リリーナ様はISその物と在り方を視察に来られるんだと思います。サンクキングダムは完全平和主義、そしてリリーナ様は世界平和のシンボルの様な方ですから」

千冬「…これでヒイロが参加しないことについては納得してくれたか?」

ヒイロ「了解。」

一夏「…じゃあ俺、誰と組めば…」

千冬「…最初からヒイロをアテにしすぎだ馬鹿者。」

353: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/28(木) 20:00:45.18 ID:j5sUSt6a0
鈴・セシリア「そんなのデュノア君にきまってるでしょ!ですわ!」

シャル「…あはは」

一夏「…宜しくお願いします!」

女子一同「そういうことなら仕方ないね」

スタスタ

千冬「やっと静かになったか…」

千冬「…トーナメントに出られなくて残念だったな、ヒイロ」

ヒイロ「これも任務だ」

354: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/28(木) 20:01:53.20 ID:j5sUSt6a0
セシリア「あのぉ、ヒイロさんはリリーナ様と親しいのですか?先程もリリーナ様を呼び捨ててらしたような」

千冬「ヒイロは本国ではリリーナ様の直属のSPをしていたんだ。」

セシリア「そうなんですか!?要するに騎士様と言う訳ですわね!カッコいいですわ///」

一夏「…そうなのか、道理で無茶苦茶強いはずだ」

鈴「確かに納得したわ」

シャル「…ヒイロは実は凄い人だったんだね///」

ヒイロ「…ただの護衛だ。」

千冬「信頼されているから直属なんだ。謙遜しなくてもいいだろうヒイロ」

ヒイロ「…。」

ヒイロ(リリーナが来るのか…)

シャル(リリーナ様かぁ、ライバル多いなぁ…)

357: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/28(木) 20:31:03.47 ID:j5sUSt6a0
~トーナメント当日 校門~

ノイン「リリーナ様到着しました。ここがIS学園です」

リリーナ「ノインさんわがままを聞いて頂きありがとうございます。ですが自分の目で現状を確認したかったのです」

ノイン「心得ています。直に迎えの者も来るはずです、今回はあくまでお忍びでの視察ですので、あまり目立つ真似はお控え下さい。」

ノイン「カトル、トロワ護衛の任宜しく頼む。」

カトル「分かっています。僕が不審者の確認、トロワが周辺の警戒に当たります」

トロワ「…どうやらヒイロが来たようだ」

ヒイロ「…。」


358: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/28(木) 20:32:01.15 ID:j5sUSt6a0
リリーナ「お久しぶりです。ヒイロ」

ヒイロ「あぁ。」

カトル「ヒイロ、お久しぶりです。いきなりですがヒイロにはリリーナさんの側にて直接護衛して貰います。周りは僕とトロワに任せて下さい。」

ヒイロ「了解。」

トロワ「ヒイロ、久しぶりだな。随分活躍しているみたいじゃないか。」

ヒイロ「トロワ、お前がいてくれて助かる」

トロワ「今回はノインから連絡を受けて臨時で来たに過ぎない。あまり期待はしないでくれ」

ヒイロ「あぁ。元々期待はしていない。信用をしている」

トロワ「変わらないな、お前も」

ヒイロ「お互いにな」

カトル「迎えも来た様です。行きましょう。」

359: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/28(木) 20:32:39.27 ID:j5sUSt6a0
千冬「リリーナ様、お目にかかれ光栄です。案内を勤めさせて頂きます、織斑千冬と申します。」

リリーナ「ご迷惑をお掛けします。ヒイロの担任の先生と聞いておりますが、ヒイロは上手くやれていますでしょうか?」

千冬「えぇ、それは問題なく。私もとても信頼しております。」

リリーナ「そうですか。後でゆっくりヒイロの学園でのお話を聞かせて下さい。」

千冬「ご希望とあらばいくらでも。とりあえずは特別観覧席までご案内させて頂きます」

リリーナ「宜しくお願いします」

366: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/29(金) 00:32:18.99 ID:GoFIrKT50
~トーナメント 男子控室~

一夏「…へぇ、でも凄いなこりゃぁ」

シャル「…3年にはスカウト、2年には1年間の成果の確認にそれぞれ人が来ているからねぇ」

一夏「ふ~ん、ご苦労なことだ」

一夏(箒は誰と組むんだ?ペアが決まらなければ抽選とか言ってたが)

シャル「…一夏はボーデヴィッヒさんとの対戦だけが気になるみたいだね」

一夏「…あぁ、まぁな」

シャル「…感情的にならないでね。ボーデヴィッヒさんは恐らく、ヒイロを除けば一年の中では現時点最強だと思う。」

一夏「…あぁ。分かってる」

シャル「あっ!トーナメント表が出たよ」

一夏・シャル「えっ!?」

367: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/29(金) 00:34:02.60 ID:GoFIrKT50
~トーナメント 女子控室~

トーナメント表発表

箒(なんという組み合わせだ…。最悪だ)

ラウラ「ふふ」

368: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/29(金) 00:34:31.80 ID:GoFIrKT50
~アリーナ特別観覧席~

千冬「着きました。こちらです」

リリーナ「わざわざこんな場所まで提供して下さり申し訳ありません。」

千冬「…いえ、リリーナ様の世界から見たお立場を考えれば当然の処置とお考え下さい。」

リリーナ「…。」

千冬「リリーナ様は世界平和のシンボルとも言われています。その方がIS学園の視察に来ていると分かれば各国の関係者が接触を試み混乱を招く恐れがありますので、個室を設けさせて頂いたまでです。」

ノイン「ご配慮の程感謝する」

トロワ「ヒイロ、俺はカトルと周辺の警戒にあたる。お前は引き続きリリーナの護衛を行なってくれ」

ヒイロ「了解。」

リリーナ「ご迷惑なのは、重々承知しております。ですが今回は私のわがままを通させて頂きます」

千冬「…やはりリリーナ様はISに対して否定的なお考えをお持ちなのですか?」

リリーナ「…そうではありません。元々ISはMSに代わる新しい宇宙空間での作業を目的として開発されたパワードスーツですし、それには私も必要なものだと納得はしております。 そして、それをスポーツに転用し各国間の架け橋としているのも良いことだと思います。ただ」

千冬「…ISの仕様が問題だと?」

369: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/29(金) 00:35:56.04 ID:GoFIrKT50
リリーナ「その通りです。基本的には女性にしか扱えないという所に問題があると思うのです」

ノイン「…近年では女尊男卑な考え方をする者も少なくなく、『男と女が戦争をしても3日ももたない』などという危険な思想まで一般に流布されている次第だ」

リリーナ「…差別はまた新たな争いの火種とも成り得ません。私はISを否定したいのではなく、今のこの危険な状態からの打開策を模索しているのです」

千冬「そうですね。立派なお考えだと思います。」

リリーナ「…操縦者として権威あるあなたの様な方には大変失礼な意見だとは心得ています。本当にごめんなさい」

千冬「…いえ、私の権威などお気になさらないで下さい。私はあくまで競技者で今は指導する立場にいます。リリーナ様のお考えにはむしろ賛同出切るくらいですので」

リリーナ「…ありがとう。我が国としてもISをスポーツとして取り入れたい気持ちはあるのですが何分まだ再建途中の国ですので、正直そこまで資金を回せないのが現状なのです。それが各国の方々からすると否定的ととられてしまっているのでしょう」

370: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/29(金) 00:37:12.12 ID:GoFIrKT50
千冬「御察しします。ですが貴国の操縦者のヒイロ君はとても優秀です。このままいけば良い国家間の架け橋になれると思います。」

リリーナ「私も彼には全幅の信頼をしております。彼をこの学園に入学していることは私も後で知ったのですが、彼の顔を見て結果的に良かったと思っております」

千冬「彼は直属の護衛と聞いておりましたが?」

リリーナ「直属といっても常に一緒にという訳ではありません。ここにいるノインさんもそうですが、他の方もいますので」

ノイン「報告が事後承諾となったことは申し訳ございません。リリーナ様が他国訪問中だったこともあり、宰相のウィンド様のご指示を頂き、手続きを行いましたので。ヒイロの場合は男でありながらISを動かせるという異例でしたので騒ぎになる前にと。丁度隠れ蓑となる事例も起きていましたので便乗させて頂きました。」

千冬「なるほど。理解出来ました。」

371: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/29(金) 00:37:38.16 ID:GoFIrKT50
千冬「…ちょうどトーナメントの組み合わせが発表になった様です」

ヒイロ「…。」

ヒイロ(一回戦からあいつらか)


一回戦

一夏、シャルvsラウラ、箒

373: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/29(金) 00:42:04.13 ID:GoFIrKT50
リリーナ「……ですがいくらスポーツと言っても各国ともに段々と兵器開発競争となって来ていることに対して否定的なのは事実です」

千冬「…。」

ヒイロ「…。」

378: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/29(金) 01:28:49.65 ID:GoFIrKT50
~アリーナ~

ラウラ「一戦目で当たるとはな。待つ手間が省けたというものだ。」

一夏「…そりゃあ何よりだ。こっちも同じ気持ちだぜ」

ラウラ・一夏「叩きのめす!!」

戦闘開始

一夏「うおぉっ!」

ラウラ「ふんっ!」

ギュンッ

ラウラ「なに!?」

一夏「AIC対策は、ヒイロに叩き込まれてバッチリなんだよ!」

一夏「はぁっ!」

ブンッ ドーンッ

ラウラ「…おのれぇっ」

379: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/29(金) 01:29:35.09 ID:GoFIrKT50
ラウラ「ならばこいつで!」

一夏「おっとっ!」

ガキーンッ

ラウラ「全て弾いただと!?」

一夏「そいつの対策もヒイロから叩き込まれたぜ!」

一夏「残る武装は、レールカノンとプラズマ手刀だよな?試してみろよ!?ヒイロに嫌ってほどシゴかれたからなぁ、全部返り討ちだ!!」

一夏(まぁおかげで身体中アザだらけで今も悲鳴あげてるけどな)

ラウラ「ふざけるな!」

ズドン

ガキーンッ

一夏「いやっほぅ♪余裕で見切れるぜ!」

380: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/29(金) 01:30:25.79 ID:GoFIrKT50
箒「ラウラ!」

シャル「行かせないよ。ヒイロにラウラと一夏は1対1でやらせる為に露払いを任されてるんだ!」

箒「ちぃっ」

シャル「…それにっ」

ダンッ ダンッ ダンッ ダンッ

箒「うわぁっ!」

箒シールドエネルギー0

シャル「…これで終わりだよ」

箒「…専用機さえあればっ!!」

382: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/29(金) 01:30:53.39 ID:GoFIrKT50
一夏「そらそらどうしたラウラ!?動きが止まってるぜぇ?」

ラウラ「くそぉっ!!」

383: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/29(金) 01:31:22.51 ID:GoFIrKT50
~特別観覧席~

リリーナ「…酷いものですね」

ノイン「…これがスポーツだと言うのか」

千冬「…いえ、これは個人の性格の問題です」

千冬(あの馬鹿者。後で絶対に許さん)

ヒイロ「…。」

384: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/29(金) 01:31:53.51 ID:GoFIrKT50
~アリーナ~

一夏「ほらほらぁ集中してないとAIC使えないんだろ?集中しないとぉ」

ブンッ ズドン

ラウラ「っくぅ!」

ラウラ(私は負けない!負けるわけにはいかないのに、…力が欲しい)

声(願うか?汝、より強い力を欲するか?)

ラウラ(よこせ。力を、比類なき最強を…)

ラウラ「うわぁぁぁぁぁっっ!!」

シュヴァルツェア・レーゲンが変身していく

385: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/29(金) 01:32:38.36 ID:GoFIrKT50
~特別観覧席~

千冬「っ!?山田先生!レベルDの警戒体勢を!」

山田『了解です。』

リリーナ「彼女に何が起こっているのですか!?」

千冬「…異常事態の様です、すぐに対処します!」

リリーナ「っ!ヒイロ、お願いです。彼女を助けてあげて下さい!」

ヒイロ「…俺はお前の護衛だ」

カトル「っ!どうやら異常事態みたいですね。リリーナさんには僕とトロワとノインさんが着きます。いってください!」

トロワ「俺を信用しているのだろう?なら問題ないはずだ」

ヒイロ「…了解した。ただちに障害を取り除く」

リリーナ「ヒイロ!」

ヒイロ「…。」

リリーナ「…殺してはなりません。助けるのです」

ヒイロ「…了解。救援に向かう」

リリーナ「お願いします」

スタスタ

390: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/29(金) 02:38:32.03 ID:GoFIrKT50
~アリーナ~

一夏「な、なんだよあれは?聞いてないぜ…」

アナウンス「非常事態発令。トーナメントの全試合は中止。状態をレベルDと認定、鎮圧部隊を送り込む、来賓、生徒は避難すること」

一夏「…千冬ねぇの雪片?」

ラウラVT「…。」

ブンッ

一夏「ぐわぁっ!」

ズドーン

ラウラVT「…。」

ブンッ

一夏「うわぁっ!!」

シャル「一夏!」

ガキーンッ

ヒイロ「シャルロット、そいつを連れて早く避難しろ」

シャル「ヒイロ!」

シャル(これがヒイロの専用機、天使だ///)

ヒイロ「…早くしろ」

391: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/29(金) 02:39:21.39 ID:GoFIrKT50
シャル「あっ!うん、行こう、一夏」

一夏「そいつ、千冬ねぇの真似しやがって!許せねぇっ!」

ヒイロ「邪魔だ!早くいけ!!」

一夏「くっ!」

シャル「…行こう、一夏!篠ノ之さんも」

箒「あぁ!」

シャル「…ありがとうヒイロ!」

ヒイロ「…。」

ガキーンッ ビュン

ヒイロ(独立思考で動いている。ラウラ・ボーデヴィッヒの意識は飲み込まれたと見ていいだろう。本来なら跡形もなく消滅させるところだが、今回はラウラ・ボーデヴィッヒの救出が任務だ。」

ヒイロ「一撃で行動不能にさせる!」

ギュン ブンッ

ラウラVT「…。」

ブンッ

ラウラVT「!!!!!!!?」

ズドーン

ヒイロ「終りだ」

392: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/29(金) 02:39:49.33 ID:GoFIrKT50
シュヴァルツェア・レーゲンの変身解除、ラウラ解放

ラウラ「…ぁぁ」

パサッ ぎゅっ

ヒイロ「…ラウラ・ボーデヴィッヒ回収完了」

393: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/29(金) 02:40:24.43 ID:GoFIrKT50
~保健室~

ラウラ「…私は」

ラウラ「…何が起きたのですか?」

千冬「…一応重要案件である上に機密事項なのだがな、VTシステムは知っているな?」

ラウラ「…ヴァルキリー・トレースシステム?」

千冬「…そう。IS条約で開発は愚か、研究、使用、その全てが禁止されている。それがお前のISに積まれていた。精神状態、蓄積ダメージ、そして何より操縦者の意思、願望か。それらが揃うと発動するようになっていたらしい」

ラウラ「…私が望んだからですね?」

千冬「…ラウラ・ボーデヴィッヒ!」

ラウラ「はいっ!」

千冬「…お前は誰だ?」

ラウラ「わ、私は…」

千冬「…誰でもないなら丁度いい。お前はこれからラウラ・ボーデヴィッヒだ。」

ラウラ「え?」

スタスタ

394: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/29(金) 02:40:59.78 ID:GoFIrKT50
千冬「…それからお前は私になれないぞ?」

ラウラ「ふふふふっあっははは」

千冬「…ヒイロに礼を言っておけ。お前を救ったのはあいつだ」

ラウラ「ヒイロ・ユイが?」

千冬「それとこれはあいつからの伝言だ。『気にするな。お前も俺が守ってやる。だからもう背負いすぎるな』だと。あいつにしか言えない台詞だな」

395: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/29(金) 02:41:34.04 ID:GoFIrKT50
~食堂~

シャル「結局、トーナメントは中止だって。でもデータは採りたいから1回戦は全部やるそうだよ?」

一夏「へぇ~。このラーメンうまいなっ」

女子「交際、無効うわ~ん」

箒「…。」

一夏「あっ!そういえば箒、こないだの約束な、付き合ってもいいぞ。」

箒「なに!?」

一夏「…だから付き合ってもいいって」

箒「ほ、本当だな!?」

一夏「お、おうっ」

箒「なぜだ?理由を聞こうではないか。」

396: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/29(金) 02:42:05.39 ID:GoFIrKT50
一夏「…幼なじみの頼みだからな。付き合うさ」

箒「そうかぁ///」

一夏「買い物くらい♪」

ドスッ

一夏「うっっ」

箒「そんなことだろうと思ったわ!」

ブンッ

一夏「ぐはぁっ!」

シャル「…一夏ってわざとやってるんじゃないかって思う時あるよね」


418: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/29(金) 22:00:45.33 ID:GoFIrKT50
~IS学園 応接室~

千冬「…折角の視察がこの様な結果となってしまい本当に申し訳ありません!」

ノイン「やはり管理体制に問題があるようですね」

千冬「…如何様な処分でも受ける所存です」

ヒイロ「…お前の責任ではない。特に今回のは」

リリーナ「…そうですね。責任を問うつもりはこちらにはありません。ただやはりISのこれからについては慎重に考えていかなければなりませんね。」

千冬「…はい。」

リリーナ「…MSが世界から姿を消して確かに以前より不自由な時代となりました。それでも世界の人々は平和への想いと努力からMS技術を封印、今日に至っては完全になくなったと言っていいでしょう。ただやはり、一度味わった便利さへの未練からはなかなか脱却は出来ないのです。そして今それが形になったのがIS技術…。以前に『兵士を無くし兵器を無くせばそれが平和という考えは間違っている』とある方から言われたことがあります。確かにその通りだと思いました。真の平和とは誰かに与えられるものではなく自らが掴みとるものであり、一人一人の想いからなるものなのです。」

419: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/29(金) 22:03:20.37 ID:GoFIrKT50
リリーナ「そして今私達は『無くす』のではなくどう向き合い付き合っていくべきなのかを考える岐路に立っているのかもしれません。今日ここに来て改めて、そう実感させられました。ISをスポーツとして扱うにはもっと改善しなければならない点は多いと私は思います。人間はそこまで愚かではありません。失敗から学びとっていくことが出切るのですから。今までの様に、そしてこれからも」

リリーナ「…千冬さんあなたは教育者という立場におられます。勝手なお願いですが、これからを担う担い手をどうかより良く導いてあげて下さい」

千冬「…はい。ですが私の力などっ…。…いえ、微力ではありますが尽力致します。」

リリーナ「…お互いに、お互いの戦いをこれから始めましょう」

千冬「…はい!」

リリーナ「…ところで。ヒイロのご学友の方達とも会ってみたいのですが…。」

千冬「…ふふっ。分かりました、今日はこの国に滞在されると聞いておりますし、明日にでも機会を設けます」

リリーナ「お願いします」

ヒイロ「…。」

スタスタ

420: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/29(金) 22:04:22.90 ID:GoFIrKT50
~屋上~

カトル「…いい所だね、トロワ」

トロワ「セキュリティには甚だ疑問を感じるが学校としての施設は充実している様だな」

カトル「そういう意味ではないんですが…。ヒイロがここを守りたい気持ちが分かるような気がします」

カトル「あっ!ヒイロ!」

ヒイロ「すまない、今日は助かった」

カトル「リリーナさんは?」

ヒイロ「まだ話をしている。この状態ならノインに任せても大丈夫だと判断した」

トロワ「…油断は命取りになる。らしくない発言だな」

カトル「いえ、もう戦争は終わったんです。…僕はこうでないといけないと思いますよ。」

トロワ「…そうだったな。働き詰めの五飛に聞かせてやりたいところだ」

カトル「彼は真面目ですからね」

422: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/29(金) 22:05:13.56 ID:GoFIrKT50
ヒイロ「…五飛は今なにをしている?」

カトル「確かドイツに視察中のサリィさんに同行しているはずです」

カトル「デュオはヒルデさんと引き続き巡回任務と束博士の捜索をしてます。なんだか張り切ってましたよ」

ヒイロ「…そうか」

カトル「それにしてもヒイロ、学園の女の子達に凄く人気があるんですね。さっき少しトロワと学園内をまわっていて話をした子達から色々聞きましたよ。なんでもファンクラブなんてのもあるらしいですね♪」

ヒイロ「…知らん」

トロワ「青春だな。いいことじゃないか」

ヒイロ「…。」

カトル「トロワも女の子達に手品を披露して凄く人気だったんですよ」

トロワ「何事も習得しておくものだな。教えてやろうか?」

ヒイロ「…。機会があれば頼む」

423: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/29(金) 22:06:21.94 ID:GoFIrKT50
カトル「…彼女達と話をしていて思いました。彼女達はISをやはり兵器としては認識していない様ですね。あんなことが起こった直後なのに普通で…。少し違和感を覚えました」

トロワ「兵器と認識することを本能的に拒んでいるのかもしれんな」

ヒイロ「…ISは兵器だ。それに間違いはない。だが、フォークや箸ですら使い方では凶器にもなる。ここにいる人間は学生なんだ。最終的に正しく認識出来ていればそれでいい」

トロワ「…前言撤回だ。お前は変わったよ、いい意味でな」

カトル「…僕達も変わってもいい時代にはなったのかもしれませんね」

トロワ「…あぁ。そうだな」

ヒイロ「…。」

424: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/29(金) 22:06:51.15 ID:GoFIrKT50
カトル「僕達は今日はこの学園近くのホテルに1日滞在し、明日リリーナさんの用が終わり次第同行して、サンクキングダムに戻ります」

ヒイロ「…そうか」

カトル「大変な任務だと思いますがヒイロも頑張って下さい」

トロワ「もう自爆だけはするなよ」

ヒイロ「あぁ、死ぬ程痛いからな」

433: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/30(土) 02:11:06.73 ID:EoMa5jt00
~翌朝 ホテルフロント~

千冬「お早うございます。リリーナ様、お迎えにあがりました」

リリーナ「お早うございます。」

ノイン「出迎えまでさせてしまい、申し訳ない」

千冬「いえ、今から学園に向かいますと丁度朝のSHRに間に合います。そこで少し時間を作りましょう。予定としては、その後順次学園施設をご案内します」

リリーナ「宜しくお願いします」

カトル「ヒイロの学生姿を見れるのはちょっと楽しみだね」

トロワ「笑わない様にしないとな、油断は禁物だ」

千冬「…それでは行きましょう」

434: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 02:11:38.98 ID:EoMa5jt00
~教室 SHR~

山田「え~と、今日は皆さんに転校生を紹介します」

シャル「シャルロット・デュノアです。皆さん改めて、宜しくお願いします♪」

山田「デュノア君は、デュノアさんと、いうことでしたぁ…」

箒「はぁ?」

女子「つまりデュノア君って女?」

女子「おかしいと思った、美少年じゃなくて美少女だったわけね」

女子「織斑君、ヒイロ君、同室だから知らないってことは!?」

チュドーン

435: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 02:12:20.17 ID:EoMa5jt00
壁を破壊して鈴乱入

鈴「い、一夏ぁ!?」

ギュゥーン

一夏「ちょっと待て、死ぬ死ぬ、俺絶対死ぬぅ!!」

ブワンッ

AIC発動

一夏「…あれ?死んでない?え?ラウラ!?助かったよサンキュー♪」

ラウラ「貴様への借りはこれで返した!」

スタスタ

ヒイロ「…?」

Chu♪

ヒイロ「…!?」

セシリア・シャル「!!??」

ラウラ「お、お前は私の嫁にする!決定事項だ!異論は認めん!今のは、そのっ、助けて貰った礼だ!」

ヒイロ「?」

女子一同「えぇぇぇ~っ!?」

リリーナ「…随分と楽しそうですね、ヒイロ?」


436: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 02:13:03.57 ID:EoMa5jt00
ヒイロ「リリーナ!?」

千冬「…お前達、頼むから今日くらいはまともにSHRしてくれ」

ノイン「いつもこんなに荒れるのか!?」

千冬「…はい、本当に私の力不足です」

ノイン「ご苦労御察しする…」

リリーナ「…ヒイロ?これはどういうことですか?」

ヒイロ「…知らん」

カトル「…ほんとに人気者なんですねヒイロ」

トロワ「…変わるわけだ」

女子「きゃあっ//王子様みたいな人きたぁ!」

女子「あの人昨日の手品の人だぁ!」

セシリア「ちょっとラウラさん!?いい加減ヒイロさんから離れて下さいな!」

437: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 02:13:42.23 ID:EoMa5jt00
ラウラ「…教官、これはどういうことですか?」

千冬「…お前がまずどういうことなんだ…。」

ラウラ「はい!決定事項です!」

ヒイロ「…リリーナ何か用があってきたんじゃないのか?」

山田「え~と皆さん静かにして下さい!皆さんにお会いしたいという方が来られてます」

千冬「…それでは、リリーナ様どうぞ。」

リリーナ「…はっ!そうでした。取り乱して申し訳ありません。」

リリーナ「…初めまして皆さん、サンクキングダムから参りました。リリーナ・ピースクラフトと申します。我が国から皆さんのご学友としてヒイロ・ユイをご一緒させて頂き、仲良くして頂いている様で本当にありがとうございます。今日は皆さんに色々とお話を伺いたくお時間を頂きました。」

女子「嘘!?本物!?」

女子「すご~い綺麗!」

色々と会話が続いている

438: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 02:14:38.86 ID:EoMa5jt00
リリーナ「…あなたについてもお聞きして宜しいかしら?」

ラウラ「はい!私はドイツの代表候補生、ラウラ・ボーデヴィッヒです!」

リリーナ「…ヒイロとは仲が良いみたいですが?」

ラウラ「はい!ヒイロは私の嫁です!」

リリーナ「分かりました。憶えておきます」

セシリア「あ、あのっ!リリーナ様宜しいですか!?」

リリーナ「はい、あなたは?」

セシリア「私はイギリスの代表候補生セシリア・オルコットと申します!わ、私、ずっとリリーナ様に憧れておりました!御会いできて本当に光栄です!ヒイロさんとも仲良くさせて頂いておりますっ///」

リリーナ「…そうですか。あなたも忘れません」

シャル「…あのリリーナ様、私はフランス代表候補生のシャルロット・デュノアと言います。リリーナ様はヒイロ君とその、随分親しい様ですが…あのっ!SPとして以外の感情もあったりするんですか!?」

ラウラ・セシリア・千冬「!?」

千冬「おい!デュノア、不敬だぞ!」

シャル「す、すみませんっ!」

439: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 02:15:12.33 ID:EoMa5jt00
リリーナ「構いません。そうですね、ヒイロは私にとってただのSPではなく本当に大切な人です。ですので皆さん仲良くしてあげて下さいね♪」

セシリア・シャル「!!?」

ラウラ「はい!」

千冬「…お前はもう黙っててくれ頼むから」

それからしばらく問答が続き終了した

440: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 02:16:28.32 ID:EoMa5jt00
~IS学園 校門~

リリーナ「今回は突然の来訪にも関わらず対応して頂き、本当にありがとうございます。」

千冬「…いえ、至らない点ばかりか非常事態にまでなってしまい本当に申し訳ありませんでした。」

リリーナ「いいえ、お陰で事態を正確に知ることが出来た様に思います。有意義な時間に出来たと思います。」

千冬「…そう言って頂けると救われます。」

ノイン「…リリーナ様、そろそろお時間です」

リリーナ「分かりました。それでは千冬さん、学園のこと、そしてヒイロのことも宜しくお願いします」

千冬「…私の手に負えれば良いのですが、尽力致します。」

441: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 02:17:35.10 ID:EoMa5jt00
カトル「じゃあヒイロ、僕達は行きます。ヒイロもお元気で」

ヒイロ「あぁ、お前もなカトル」

トロワ「ヒイロ、ドイツのIS研究所が破壊されたらしい。VTシステムを研究していた所だ。五飛から連絡が入った。どうやら動きがありそうだ、ラウラ・ボーデヴィッヒは気にかけてやれ。あいつは少し昔の俺達に似ている。あんな想いをするのはもう俺達が最後でいいはずだ」

ヒイロ「了解した。あいつは俺が守る」

トロワ「…それから、篠ノ之箒だ。そろそろ篠ノ之束が動きそうな気がする、肉親の彼女にも注意が必要だろう」

ヒイロ「あぁ。」

トロワ「…だが、折角の学生生活だ。お前も多少は楽しんだ方がいい」

ヒイロ「…。」

リリーナ「ヒイロ、それでは私は行きます。あなたも無理はしないで下さい」

ヒイロ「…前にも言ったはずだ。無理はしない、無茶はするがな」

リリーナ「…信用しています」

ヒイロ「…あぁ」

467: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/30(土) 17:22:30.53 ID:EoMa5jt00
~???~

着信音がなる

束「こ、この着信音は!?」

束「もしもしひねもす~。はぁい、みんなのアイドル篠ノ之束だよ~♪」

箒「くっ!」イラッ

束「待って、待って待って切らないで箒ちゃ~ん!」

箒「…姉さん。」

束「やぁやぁやぁ我が妹よ!うんうん用件は分かっているよ!欲しいんだよね?君だけの専用機が!」

箒「!?」

束「もちろん、用意してあるよ~♪例外除けば最高性能にして規格外、そして白と並び立ち、0に背を向けるもの!その機体の名前はぁ、紅椿!」

ヒイロ「…。」

スタスタ

468: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 17:23:37.15 ID:EoMa5jt00
~寮室 夜~

ガチャ

一夏「あ、おかえりヒイロ!もう護衛は終わったのか?」

ヒイロ「…あぁ」

一夏「今日は色々あったし疲れただろ?シャワー浴びてこいよ。ゆっくりしようぜ」

ヒイロ「…シャルロットは別室に移った様だな」

一夏「おう、やっぱり女の子ってバレたからなぁ」

ヒイロ「…あいつは覚悟を決めたんだろう。そういう奴は強い」

一夏「…そうだな。そういばベッドを運び出したんだけどあれやっぱり超重いじゃん!運び出すのに5人がかりでやっとだったぜ。」

ヒイロ「…そうか」

469: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 17:24:03.72 ID:EoMa5jt00
一夏「……今日はラウラを助けてくれてありがとう。」

ヒイロ「俺は任務を果たしただけだ」

一夏「……ヒイロは強いよ。今日ほど強さが欲しいと思ったことはないよ。」

ヒイロ「俺は別に強くはない」

一夏「…今日はそれ、嫌味に聞こえるわ♪」

ヒイロ「…。」

470: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 17:24:40.10 ID:EoMa5jt00
~寮室 深夜~

ガチャ

一夏「zzz…」

スタスタ

ラウラ「…。」そ~っ

ラウラの背後から

ヒイロ「…何か用か?」

ラウラ「うわぁっ!?」

一夏「zzz…」

471: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 17:25:20.90 ID:EoMa5jt00
ラウラ「起きていたのか!?」

ヒイロ「…気配で目が覚めた。」

ラウラ「さすがだな…」

ヒイロ「…何の用だ?」

ラウラ「あ、あのっその、夫婦とは互いに包み隠さぬものと聞いた。だからそのお前は私の嫁だから寝る時も一緒に…と」

ヒイロ「…どうして俺がお前の嫁になる?」

ラウラ「…その日本では、気に入った相手を『俺の嫁』とか『自分の嫁』とか言うそうだが?」

ヒイロ「…そうなのか?初めて聞いた話だ」

ラウラ「…??」

472: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 17:25:49.88 ID:EoMa5jt00
ヒイロ「…一人でいるのが怖いのか?」

ラウラ「そ、そんなことは…ない」

ヒイロ「…そうか。なら好きにしろ、俺のベッドは貸してやる」

ラウラ「じゃあお前はどこで寝るのだ?」

ヒイロ「…寝る場所などどうとでもなる。安心しろずっと傍にはいてやる」

ラウラ「っ///」

ヒイロ「…早く寝ろ。朝になったら起こしてやる」

ラウラ「うんっ///」

ラウラ(…ヒイロの匂いがする。…凄く、安心する)

一夏「zzz…、ヒイロ、これ美味いなぁむにゃむにゃ」

ヒイロ「…。」

475: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/30(土) 17:46:04.57 ID:EoMa5jt00
~寮室 朝~

コンコンッ

ガチャ

箒「起きろ一夏、日曜日だからと言ってタルンで」

ヒイロ「…。」

箒「うわぁっ!…ヒイロか、えとお早う」

ヒイロ「…あぁ。少しここで待っていろ」

箒「あ、あぁ。分かった、朝からすまない一夏に用があって」

スタスタ

476: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 17:46:33.27 ID:EoMa5jt00
ヒイロ「…起きろラウラ、朝だ。」

ラウラ「ん~。もう朝かぁ…むにゃむにゃ」

ヒイロ「…。」

スタスタ

ヒイロ「…起きろ、織斑一夏。篠ノ之箒が迎えにきている」

一夏「むにゃむにゃ、もう食べられないよヒイロ…zzz 」

ヒイロ「…。」

ブンッ ドゴッ

一夏「ぐはぁっ!」

ヒイロ「…起きろ」

477: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 17:47:11.97 ID:EoMa5jt00
一夏「…寝起きにこの一撃は死ぬってぇ…」

ヒイロ「…起きろ」

一夏「…は、はい。おはよう、ございます」

ヒイロ「…廊下に篠ノ之箒を待たせてある、早く行ってやれ」

一夏「…箒?あぁ、買い物だっけか?分かった、ってラウラがなんでヒイロのベッドにいるんだぁ!?」

ヒイロ「うるさい、大きな声を出すな。まだ寝ているのが見えないのか?」

一夏「え、いや、でも」

ヒイロ「…早く行け。」

一夏「はい」

スタスタ

一夏(あれ?なんか俺と扱い違くないか?)

ラウラ「すぅすぅ…zzz 」

ヒイロ「…。」

484: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/30(土) 19:12:20.67 ID:EoMa5jt00
~日曜日 昼下がり 電車内~

シャル「ごめんね、ヒイロ。日曜日なのに買い物に付き合って貰って」

ヒイロ「…気にするな」

シャル「もうすぐ臨海学校でしょ?私女子用の水着持ってなくてさ」

ヒイロ「…学園指定用の水着では駄目なのか?申請をすれば支給されたはずだが」

シャル「…いや、そういうのじゃなくてさ。やっぱり可愛いのが欲しくて」

ヒイロ「…そうか。よくは分からんが荷物持ちくらいなら出切るだろう」

シャル「…ヒイロは水着買わないの?」

ヒイロ「…特に必要性は感じない」

シャル「…じゃあさぁ私が選んであげようか?指定の物だと逆に外じゃ目立つよ?」

ヒイロ「…そうなのか?なら頼む。」

シャル「…うん♪」

シャル(やったぁ♪これで少しはデートっぽくなったよ)

485: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 19:12:53.80 ID:EoMa5jt00
~駅 到着~

一夏「あれ?ヒイロにシャルじゃん!おーい!」

箒「おい、一夏空気を読め!」

シャル「…最悪だ」

ヒイロ「…。」

一夏「ヒイロも買い物か?」

ヒイロ「あぁ。」

一夏「もしかして水着か?」

ヒイロ「あぁ。」

一夏「やっぱりな!ヒイロ持ってなさそうだもんな♪何なら俺が選んでやろうか?」

シャル「!?」

箒「!?」

486: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 19:13:21.56 ID:EoMa5jt00
シャル(篠ノ之さん、ここはっ)

箒(お互いの為だ、任せろっ)

箒「一夏、私達はこっちだ」

一夏「え?でも折角だし4人で一緒に…」

箒「えぇい、うるさい!今日は私との約束だろうが」

にぎっ

シャル「ヒイロ、向こうの邪魔しちゃ悪いし私達はあっちへ行こう」

にぎっ スタスタ

ヒイロ「あぁ。」

セシリア・鈴「…。」

487: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 19:14:13.95 ID:EoMa5jt00
鈴「…ねぇ?」

セシリア「…なんですの?」

鈴「…あれ手握ってない?」

セシリア「握ってますわね…」

鈴「…そっかぁ。見間違いでも白昼夢でもなく、やっぱりそっか」

シャキーン

IS一部展開

鈴「よし殺そう!」

ラウラ「ほぅ、楽しそうだな」

鈴・セシリア「!?」

セシリア「ラウラさん!」

鈴「!」

488: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 19:14:53.36 ID:EoMa5jt00
ラウラ「…そう警戒するな。今のところお前達と事を構える気はない」

セシリア「信じられるものですか!!」

ラウラ「そうか…。あと、そのこの間はすまなかった、反省している」

鈴「…随分殊勝じゃない、何が狙いよ?」

ラウラ「…そのヒイロに言われたんだ。謝っておけと。…叱られた。…恐かった。」

鈴「…な、なるほど。まぁ私はもういいわ、一夏とも色々あったみたいだしね」

セシリア「…私はそのことよりもその後のことを謝罪して欲しいですわ!」

ラウラ「…?」

セシリア「あ、あなたヒイロさんに無理矢理き、キスをしたじゃありませんか!?」

ラウラ「…あれは謝らない。ヒイロは私の嫁だからな、謝罪はした。それでは」

スタスタ

489: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 19:15:25.64 ID:EoMa5jt00
鈴「ち、ちょっと待ちなさいよ!」

セシリア「どうするつもりですの!?」

ラウラ「…決まっているだろ?ヒイロ達に混ざる。それだけだ」

鈴「…み、未知数の敵と戦うにはまず情報収集が先決でしょ!?」

セシリア「そうですわ!ここは追跡ののち二人の関係がどの様な状態にあるのかを見極めるべきですわ!」

ラウラ「…なるほど。一理あるな」

鈴「…じゃあお互いに頑張りましょう!それじゃあ私はあっちだから」

スタスタッ

490: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 19:16:18.06 ID:EoMa5jt00
~ショッピングモール~

シャル(勢いとはいえ、いきなり手握っちゃたよぉ!変な子と思われなかったかなぁ)

シャル「…ねぇヒイロ?」

ヒイロ「何だ?」

シャル「…私が女の子だってみんな知ってるし、私の名前のシャルロットって長くて呼びにくいからさ、『シャル』って呼んでくれないかな?」

ヒイロ「…。別に構わない」

シャル(やったぁ♪)

シャル「!?」

シャル「ヒイロちょっとこっち来てぇ!」

にぎっ スタスタッ

491: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/30(土) 19:17:20.01 ID:EoMa5jt00
~店内 試着室~

ヒイロ「…どうした?」

シャル「…え!?えとその選んだ水着を見て欲しくて…」

ヒイロ「…だとしてもこの中に二人で入る必要性はないな。外で待つ」

シャル「…ち、ちょっと待ってお願いヒイロ!」

ヒイロ「…。分かった」

チラッ

シャル(セシリアにラウラ、見つかったら絶対邪魔される!)

ヒイロ「…。二人の尾行なら気にするな、敵意は感じない」

シャル「気付いてたのヒイロ!?」

ヒイロ「あぁ」

492: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 19:17:50.95 ID:EoMa5jt00
シャル「…と、兎に角、すぐに着替えるから後ろ向いてて」

ヒイロ「…。了解。」

シャル(なんでヒイロってこんな時まで冷静なの?まぁそこもカッコいいんだけど///)

シャル「…もう、いいよ」

ヒイロ「…。」

シャル「…変、かな?」

ヒイロ「…分からん」

シャル「…だよね。ありがとう、ヒイロ」

ヒイロ「あぁ」

493: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 19:18:33.57 ID:EoMa5jt00
~店内~

ラウラ「見失ったな。さすがは私の嫁だ」

セシリア「まさか私達の尾行に気付いた?」

店員「今年のお勧めは、胸を寄せて上げる水着なんですよぉ?」

ラウラ(これが全て水着か?この世にはこんなに様々な水着があったのか)

ラウラ「ん?」

女性客「しっかり気合いれて選ばなくっちゃねぇ♪」

女性客「似合わない水着着ていったら彼氏に一発で嫌われちゃうもん」

女性客「他が100点でも水着がカッコ悪かったら致命的だもんね~」

バキューン

ラウラ「!!!!!!?」

495: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/30(土) 19:42:42.65 ID:EoMa5jt00
~ドイツ 黒兎部隊 基地~

prrrr

クラリッサ「はい」

ラウラ『クラリッサか?私だ。緊急事態発生!』

クラリッサ「ラウラ・ボーデヴィッヒ隊長!何か問題が起きたのですか?」

ラウラ『うむ、れ、例のヒイロ・ユイの事なんだが…。』

クラリッサ「あぁ、サンクキングダムのSPで極めて高い戦闘能力を誇る、隊長が好意を寄せているという彼ですか?」

ラウラ『そ、そうだ。お前が教えてくれたところの私の嫁だ。実は今度臨海学校というものに行くことになったのだが…どの様な水着を選べば良いか選択基準が分からん、そちらの指示を仰ぎたいのだが』

クラリッサ「了解しました。この黒兎部隊は常に隊長と共にあります。ちなみに現在隊長が所有しておられる装備は?」

ラウラ『学園指定の水着が一着のみだ』

496: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 19:43:10.42 ID:EoMa5jt00
クラリッサ「ぐぅっ!?なにを馬鹿なことを!!?」

ラウラ『うっ!?』

クラリッサ「確かIS学園は旧型スクール水着でしたね?それも悪くはないでしょう!だが、しかし、それでは!!?」

ラウラ『それでは!?』

クラリッサ「色物の域を出ない!!!!」

女性隊員一同「おぉぉぉっ!」

女性隊員「流石は黒兎部隊の副隊長!」

女性隊員「伊達に日本の漫画やアニメを愛好してはおられない!」

ラウラ『ならばっ、どうする!?』

クラリッサ「私に秘策があります」

五飛「くだらん…」

512: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/30(土) 23:24:52.29 ID:EoMa5jt00
~臨海学校 ビーチ~

山田「今11時で~す!夕方までは自由行動、16時には旅館に戻ること!いいですねぇ?」

女子一同「は~い!」

女子「ねぇ~織斑君、私達とビーチバレーしようよ?」

一夏「いいぜ、どこでやる?」

セシリア「ヒイロさん?あの私にサンオイルを塗って頂けません?///」

シャル「あ!それなら私がやってあげるよ!」

ヒイロ「…。」

一夏「あっ!ヒイロ、俺達とビーチバレーやらないか?てか水着買ったんだな?へぇ白に羽根のロゴ入りとかぴったりだな。デザインもシンプルで似合ってんじゃん♪」

ヒイロ「俺にはよくわからん。シャルが選んだ物だ」

セシリア「え!?その話くわしっ」

シャル「はいは~い♪まだ動かないでね!」

セシリア「ちょっとデュノアさん止めてっ」

一夏「みんな楽しんでるな」

514: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 23:25:46.00 ID:EoMa5jt00
一夏「…。」

ヒイロ「…。」

ヒイロ「なんだ?」

一夏「…やっぱりヒイロってすげぇいい体してるなって、感心しちゃったよ、俺ももっと鍛えないとな」

一夏「…そうだな。目標はヒイロに腕相撲で勝つってのはどうだ?♪」

ヒイロ「…好きにしろ」

ヒイロ「…一夏」

一夏「なんだ?」

ヒイロ「お前は強くなりたいと言っているがなぜ強くなりたいんだ?」

一夏「…強くなってみんなを守りたいんだ。もう守られてるだけの自分は嫌なんだ」

ヒイロ「…では具体的には何を何から守りたくて、その為にはどういった手段が必要で、どういった強さが必要なんだ?」

一夏「そ、それは…え~と」

ヒイロ「…それが分からないうちはお前は何も守れない。強くなどなれない」

スタスタ

一夏「…。」

516: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 23:26:26.49 ID:EoMa5jt00
シャル「ヒイロ!ここにいたんだ!」

ヒイロ「…。」

シャル「…ほら、折角水着に着替えたんだからヒイロに見て貰わないと」

ラウラ「あ、いやでも…」

シャル「…ほぅ、じゃあ私だけでヒイロと海で遊んじゃうけどいいのかなぁ?」

ラウラ「そ、それはダメだ!」

ラウラ「…っ!え~いっ!」

全身を隠してたタオルを取る

パラッ

ラウラ「…わ、笑いたければ笑えばいい///」

シャル「おかしな所なんてないよね、ヒイロ?」

517: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 23:27:27.02 ID:EoMa5jt00
ヒイロ「!」

リリーナ(女性を褒める時はかわいいと素直に言えばいいのです)

ヒイロ(前にリリーナに教えられたな。こういう時に使えばいいのかもしれん)

ヒイロ「…かわいいと思う」

シャル「!!!!!!!!!?」

ラウラ「わ、私がか、かわいいのか?///そういうこと言われたのは初めてだ///」

ヒイロ(どうやら効果的な発言だった様だ。当たりか)

シャル「…ヒイロの馬鹿!!!!!」

ヒイロ「!?」

ヒイロ(ハズレなのか?まだまだ実用するには経験が足りないらしいな。今のままではまだ使用は控えた方が良さそうだ)

518: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 23:28:06.35 ID:EoMa5jt00
女子「ヒイロ君、織斑君、さっきの約束、ビーチバレーしようよ♪」

一夏「…おぅ。」

ヒイロ「あぁ」

ビーチバレーが行われた

女子「ふふふ、7月のサマーデビルと言われたこの私の実力を見よ!」

バシッ

シャル「任せて!」

バシッ

ヒイロ「はぁっ!」

ズドンッ

519: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 23:28:47.82 ID:EoMa5jt00
女子「ち、ちょっとヒイロ君、手加減してよ~、ボール砂にめり込んでるし」

女子「てか今の跳躍力半端じゃなかったよね」

女子「ヒイロ君、アタック禁止ね」

女子「じゃあそれ!」

バシッ

シャル「ラウラいったよ!危ないっ!」

ラウラ「私がかわいい///へ?」

ヒイロ「ふんっ!」

バンッ

シャル「ナイス!ヒイロ!」

バシッ

ラウラ「あっ!ありがとう」

ヒイロ「…言ったはずだ、お前は俺が守ってやる」

ラウラ「はぁぁっ///」

パタン

シャル「ちょっとラウラ大丈夫!?」

女子「あれ?ボール当たってないのに結局倒れちゃった、なんで?」

女子「さぁ…」

520: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 23:29:32.15 ID:EoMa5jt00
ヒイロ「…ラウラ、どうした?」

ラウラ「っ///ひゃぁぁぁっ」

スタスタスタッ

ヒイロ「…?」

シャル「…ヒイロ、ちょっと今はそっとしといてあげて」

山田「ビーチバレーですか?楽しそうですね」

シャル「先生も一緒にやりますか?」

山田「えぇ♪」

山田「いかがですか?織斑先生?」

千冬「…ヒイロが相手か、面白い」

一夏「!?///」

521: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 23:30:10.36 ID:EoMa5jt00
女子「織斑先生モデルみた~い」

女子「凄く綺麗!」

シャル「…一夏ってさぁ、もしかして織斑先生みたいなのがタイプなの?」

一夏「!?っな何言ってんだよ!?」

シャル(うわぁ。)

シャル「鈴さんも篠ノ之さんも大変だな…これは強敵だよ」

一夏「…なにブツブツ言ってんだ?」

シャル「…なんでもないよ」

山田「織斑先生サーブお願いします!」

千冬「…はぁっ!」

バンッ

シャル「ヒイロ!お願い!」

ヒイロ「…。」

バシッ

523: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 23:30:31.72 ID:EoMa5jt00
女子「なんか織斑先生とヒイロ君だけレベルが違うね」

女子「ヒイロ君、あれだけボール拾ってるのに息ひとつ乱れてないよ」

女子「なんだか織斑先生楽しそう!」

そこからしばらくビーチバレーが行われた

524: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/30(土) 23:31:10.12 ID:EoMa5jt00
~ビーチ 夕刻~

千冬「…こんなところにいたのか?何をしている?」

箒「あっ千冬、織斑先生…」

千冬「…気も漫ろという感じだな。何か心配事でもあるのか?」

箒「それは…」

千冬「…束のことか?先日連絡をとってみた。ラウラのVTシステムの一件は無関係だそうだ 」

箒「はい」

千冬「…明日は7月7日だ。姿を見せるかもしれんな、あいつ」

箒「…紅椿」

ヒイロ「……。」

525: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/01(日) 00:05:40.94 ID:dYrO7iLp0
~旅館 夕食~

一夏「…うん、美味い!流石は本わさ!」

シャル「ホンワサ?」

パクッ

シャル「!!!!!?」

一夏「えぇっ!?おい大丈夫か?」

シャル「ヒイロぉ!一夏にだまされたぁ~」

ヒイロ「…。」

パクパクパクッ

526: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/01(日) 00:06:23.39 ID:dYrO7iLp0
ヒイロ「…一夏、食事は迅速に行え」

一夏「いやいや、折角だしゆっくり食べようぜ」

一夏「…セシリア大丈夫か?正座が無理ならテーブル席に移動したらどうだ?」

セシリア「だ、大丈夫ですわっ!」

セシリア(ヒイロさんの隣の席を確保するのにかかった労力に比べればこのくらい。というかヒイロさんは何故テーブルではなくこちらに?)

セシリア「ヒイロさんは正座慣れていらっしゃいますの?」

ヒイロ「…今日初めてだ」

セシリア「ではなぜこちらに?」

ヒイロ「…特に理由はない。」

527: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/01(日) 00:07:10.25 ID:dYrO7iLp0
シャル「…ヒイロは正座辛くない?」

ヒイロ「あぁ」

一夏「…ヒイロ、隣なんだしセシリア辛そうだし食べさせてやれよ。お前もう食べ終わってるしさ」

セシリア「!?」

ヒイロ「…分かった」

セシリア「ほ、本当ですの!?」

ススッ

ヒイロ「…口を開けろ」

セシリア「…それでは、あ~ん」

パクっ

セシリア「…あぁ、これはいいですわぁ///」

女子「あっ!セシリアずる~い、ヒイロ君に食べさせて貰ってる~」

女子「卑怯者~」

ガタッ

ラウラ「っ!!」

528: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/01(日) 00:07:37.25 ID:dYrO7iLp0
わいわい ガヤガヤ

ドンッ

千冬「お前らうるさい!食事も静かに摂れんのか!?」

千冬「…織斑、あまり騒動を起こすな!沈めるのが面倒だ!」

一夏「わ、分かりました」

ドンッ

一夏「…なんで俺が?」

一夏「…という訳でセシリア、自分で…」

セシリア「むぅ~」

一夏(…今の俺が悪いのか?)

一夏「…あ!そうだセシリアお詫びってわけじゃないけど後で俺とヒイロの部屋に来てくれよ!」

セシリア「ヒイロさんの部屋に!?いいんですの?」

ヒイロ「…あぁ」

セシリア(これでこの後もヒイロさんと一緒にいられますわぁ///)

548: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/02(月) 22:29:37.01 ID:Ige5toEt0
~旅館 男子部屋 廊下~

セシリア「どうなさいましたの皆さん揃って?」


鈴「シーッ!静かに」

セシリア「ん~?」

部屋の中からの声

一夏「…千冬ねぇ、久しぶりだから緊張してる?」

千冬「…そんなわけあるか馬鹿者。」

千冬「…あっ、ぁん。…少しは加減をしろ。」

一夏「はいはい♪じゃあここは?」

千冬「…ぁっ!んっ…そこはっ…や、やめっ」

一夏「すぐに良くなるって♪だいぶ溜まってたみたいだしね…」

千冬「…んっ」

セシリア「こ、ここ、これはどういうことですの!?///」

シャル「ち、ちょっとあんまり押したら…うわっ」

ドスンッ

549: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/02(月) 22:30:16.70 ID:Ige5toEt0
~部屋内~

千冬「…まったく!なにをしてる馬鹿者が。」

シャル「…マッサージだったんですか?」

ラウラ「しかし良かった。てっきり」

一夏「何やってると思ったんだよ?」

ラウラ「…それは勿論男女のっ」

バサッ

鈴「べ、別に!」

箒「特に何と言うわけでは!」

一夏「ん??」

550: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/02(月) 22:31:05.14 ID:Ige5toEt0
千冬「…こうみえてこいつはマッサージが上手い、順番にお前達もやって貰え」

一夏「よし!じゃあ最初はセシリアだ!」

セシリア「…私は結構です。私は、その出来ればヒイロさんにお願いしたいのですが///」

シャル・ラウラ「!?」

千冬「そうか。ヒイロお前マッサージとかは出来るのか?」

ヒイロ「…出来なくはないが、俺にやる義務はない」

千冬「教師としての命令だ。やれ!それにリリーナ様からもお前の事は一任されている」

ヒイロ「…了解。」

551: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/02(月) 22:31:39.49 ID:Ige5toEt0
セシリア「…っ!///織斑先生、本当にありがとうございます!!!」

シャル「…そ、そんなセシリアだけずるいよ!」

ラウラ「私も断固要求する!」

千冬「うるさいやつらだ。…ヒイロ順番にやってやれ」

ヒイロ「…了解。」

一夏「…じゃあ箒と鈴は俺がやるよ。なんかまた巻き込んで悪いなヒイロ」

ヒイロ「これも任務だ。」

千冬「……おいヒイロ、その、なんだ、私も最後に頼む。」

ヒイロ「…了解。」

マッサージが順次行われた

552: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/02(月) 22:32:11.56 ID:Ige5toEt0
セシリア「…至福の時間でしたわぁ///」

ラウラ「…っ///」

シャル「…ヒイロってマッサージも上手いんだね?」

千冬(危なかった…)

ヒイロ「…身体の整備は兵士の基本だ」

箒「いいものだなぁマッサージとは///」

鈴「最高っ///」

一夏「喜んで貰えて良かったよ」

553: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/02(月) 22:32:44.47 ID:Ige5toEt0
千冬「ヒイロ、一夏、何か飲み物を買ってこい」

一夏「え?あ、あぁ。行こうぜヒイロ」

ヒイロ「あぁ。」

スタスタ

千冬「おい!いつものばか騒ぎはどうした?」

箒「いえ、その…」

シャル「…織斑先生とこうして話すのは初めてですし」

千冬「…まぁいい。そろそろ肝心な話をするか」

千冬「で、お前らあいつらのどこがいいんだ?」

一同「え?」

554: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/02(月) 22:33:34.43 ID:Ige5toEt0
千冬「…まぁ、一夏は確かに役に立つ。家事も料理もなかなかだし、マッサージも上手い。ヒイロは何をやらしても出来るしな。付き合える女は得だな。どうだ?欲しいか?」

一同「くれるんですか!?」

千冬「やるか、ばーか」

一同「えぇ~」

千冬「女ならな、奪うくらいの気持ちでいかなくてどうする?しかもヒイロの場合はあのリリーナ様までライバルだぞ!手強すぎるだろうが!!」

鈴「…あの先生?」

千冬「っ!いや、何でもない気にするな…」

一同「…。」

千冬「ま、まぁ兎に角、自分を磨くしかないということだ!」

一夏「…。」

556: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/02(月) 22:52:43.82 ID:Ige5toEt0
~翌日 朝 渡り廊下~

一夏「はぁ~あっ!よく寝た」

箒「…」 ジー…

一夏「…箒?…なぁ、これってもしかして…」

箒「知らん。私に聞くな…」

スタスタ

一夏「おい!?ほっといていいのか!?」

セシリア「…こんな朝早くから何してらっしゃいますの?」

一夏「…いやぁ、ちょっとなぁ…」

一夏「…えぇい!」 スポッ

一夏「どわぁっ」 ドスン

ひゅーん

セシリア「へ?」

ドッガァーンッ

557: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/02(月) 22:53:19.09 ID:Ige5toEt0
一夏「うわぁ!」

セシリア「きゃあ!」

人参型の何かが降ってきて開閉される


束「はははは♪ふふふ♪あはははっ♪」

束「引っ掛かったね♪いっくん!ブイブイ♪」

一夏「…お、お久しぶりです、束さん…」

束「うんうん♪おひさだねぇ~♪本当に久しいねぇ~♪ところでいっくん?箒ちゃんはどこかな?」

一夏「…え、えっと~」

束「まぁ私が開発したこの箒ちゃん探知機ですぐに見つかるよ♪じゃあねいっくん♪また後でね~」
スタスタスタッ

セシリア「…い、今の方は一体?」

一夏「篠ノ之束さん。箒の姉さんだ」

セシリア「えぇ!?

558: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/02(月) 23:48:18.48 ID:Ige5toEt0
~旅館から少し離れた河原~

千冬「…よし、専用機持ちは全員揃ったな?」

鈴「…ちょっと待って下さい。箒は専用機持ってないでしょ?」

箒「…っそ、それは」

千冬「…私から説明する。実はだな…」

束「や~~~~~~っほぉ~~!ちぃ~~ちゃぁ~んっ!」

ぴょんっ

ガシッ

束「やーやー会いたかったよ、ちーちゃん♪さぁハグハグしよう!愛を確かめ会おう!」

千冬「…うるさいぞ束」

束「相変わらず容赦のないアイアンクローだねぇっ!」

ヒュンッ

束「じゃじゃ~~ん♪やぁ!」

箒「…どうも」

559: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/02(月) 23:48:48.63 ID:Ige5toEt0
束「久しぶりだね~こうして会うのは何年振りかな?大きくなったね箒ちゃん♪特におっぱいが…」
ブンッ

束「ぐはぁっ!」

箒「…殴りますよ」

束「殴ってから言った!箒ちゃんひど~い。ねぇいっくん酷いよねぇ?」

一夏「…は、はぁ」

千冬「…おい束、自己紹介くらいしろ」

束「えぇ~めんどくさいなぁ」

束「私が天才の束さんだよ、ハロー♪終わりぃ♪」

鈴「…束って?」

シャル「…ISの開発者にして天才科学者の!?」

ラウラ「…篠ノ之束」

ヒイロ「…。」

ヒイロ(目標確認、必要ある場合速やかに拘束する)

560: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/02(月) 23:49:27.33 ID:Ige5toEt0
束「さぁ!大空をご覧あれ!」

ひゅーん ズドン

束「じゃじゃ~ん♪」

束「これぞ箒ちゃん専用機こと紅椿!全スペックが現行ISを上回る束さんお手製だよ~。なんたって紅椿は束さんが作った第4世代型ISなんだよ~」

ラウラ「…第4世代!?」

セシリア「各国でやっと第3世代型の試験機が出来た段階ですわよ…」

シャル「なのにもう…」

束「そこがほれっ天才束さんだから♪」

束「…まぁ開発構想自体が違う例外もいるみたいだけどね♪」

ヒイロ「…。」

束「さぁ箒ちゃん、今からフィッティングとパーソナライズを始めようか♪」

千冬「…さぁ篠ノ之」

箒「はい」

スタスタ

篠ノ之束によりセッティングが行われた

561: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/02(月) 23:50:31.04 ID:Ige5toEt0
鈴「…凄い、信じられないスピードだわ」

束「はい。フィッティング終了♪超早いね流石は私♪そんじゃぁ試運転も兼ねて飛んでみてよ、箒ちゃんのイメージ通りに動くはずだよ♪」

箒「…それでは試してみます」

ヒイロ「…。」

束「…良かったね。お仕事のチャンスだよ♪大サービス♪」

ヒイロ「…。」

紅椿の試験運転開始、用意された障害物等を次々と撃破していく

鈴「なにこれ早い!!」

シャル「…これが第4世代の加速」

ヒイロ(現行のISを大きく上回るスピードだ。相手をするには訓練機では厳しいかもしれない)

束「どうどう?箒ちゃんが思った以上に動くでしょ!?」

箒「えぇ、まぁ」

ヒイロ(主兵装は2対の刀剣か、だがまだまだ隠された能力がありそうな機体だ。)

ヒイロ(全世界が未だ第3世代の実用化前にこいつの登場は存在するだけで各国の火種になりかねない、完全に破壊する)

562: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/02(月) 23:51:05.01 ID:Ige5toEt0
ラウラ「…やるな」

一夏「…すげぇ」

束「うんうん♪いいねいいね♪」

ヒイロ「…。」

千冬「…ヒイロ?」

山田「大変です!織斑先生、これを!」

千冬「…特命レベルA現時刻より対策を始められたし。テスト稼働は中止だ!お前達にやって貰いたいことがある」

ヒイロ「…。」

束「残念だったね…」

ヒイロ「…。」


次→ヒイロ「IS学園。…任務を開始する」 その2


ヒイロ「IS学園。…任務を開始する」
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1385057724/)